ざんねんな派生作品事典

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コミカライズ[編集 | ソースを編集]

アイドルマスターブレイク![編集 | ソースを編集]

  1. 全体的な画力の低さとコマの読みづらさ、主人公が真を男にしたようにしか見えない点、原作を無視したラ〇ひなみたいな下宿設定などもさることながら、露骨な限定版商法もやり玉に挙がった。
    • そのせいで読んでもいないのに批判するバカが増えた。
  2. ちなみに少年漫画という媒体もあってか、本作の961プロは全アイマス関連作品で一番卑劣と言われてるくらい卑劣。よく逮捕されないなというレベル。

SDガンダム列伝 ガンダム騎士団[編集 | ソースを編集]

  1. 騎士ガンダムシリーズの漫画版を手掛けたほしの竜一が、ガンダム誕生20周年を記念してボンボンに連載した第9作なのだが…。
  2. あまりにもひどい過去作の使い捨てぶりに多くのファンが嘆いた。
    • 始まりの英雄たち・アルガス騎士団が1話で泥に呑まれて全滅。
    • 円卓の騎士団はレッドウォーリア以外次々に絶命。
    • もともと味方だったはずの死神デスサイズがとんでもない悪者に改悪(公式で別人扱い)。
  3. さらにラスボスはシャアの偽物(騎士ガンダムにおけるシャアは原作とは違い高潔な正義の人である)というファンを舐め腐った設定。
    • 正体はデビルガンダムだった。
  4. 本作はいわば漫画オリジナル作品なのでカードダスが無く、最終的に単行本化に19年もかかったが、それだけこの作品が公式から疎ま…もとい軽い扱いだったことが伺える。

餓狼伝説(ボンボン版)[編集 | ソースを編集]

  1. コミックボンボンで連載がされていたコミカライズ版。
  2. しかし元となったのはアーケード版ではなくそれを劣化移植したSFC版になっている。
  3. 幻の技サニーパンチを初め、容赦なく相手を殺害せんとするビリー、砕けた石を目くらましに使用、ひるんだ隙に敵を倒すテリーなどツッコミどころは数えきれない。
  4. 続編の2に至っては追い詰められたローレンスが戦車を持ち出してきて、それをスーパーバーンナックルの一撃で粉砕するテリーという展開にもはや突っ込む気すら起こらない。
    • その際の「男なら拳一つで勝負せんかい!」は20数年後にスマブラという武器を持ったやつらの集いに参戦するテリーに相応しい迷セリフとなった。
      • なおそんなこと言っていながら後にサイドカー付きのバイクで敵を轢いている。
        • 更にビルから植木鉢を落として相手にぶつけようとしたこともある。
  5. また、初めて餓狼対サムスピの対決が実現したのもこのボンボン版だが、編集者が独断で行ったことでSNKの担当者に怒られてしまったとのこと。当然コミックには収録されなかった。
  6. このように書くと黒歴史扱いされているようにも見えるが、パクリの天才であるSNK側がこんな面白い設定をほっとくわけもなく、ファイナルドラゴンキックなど一部逆輸入されたものもある。

餓狼伝説 戦慄の魔王街[編集 | ソースを編集]

  1. 上記のボンボン版の設定に準じた、DXボンボンで連載されていた漫画。
  2. 作者は『ゲッターロボ』で知られる石川賢。勿論、上記細井版以上に原作から逸脱していた。
  3. 特に原作のラスボスであるギースが、ドラえもんに泣きつくのび太のような情けないキャラにされた点は大不評。
    • ドラえもんに当たるオリジナルキャラは、過去の時代の悪霊という設定。まあボンガロ版『3』もそんな感じだったけど…。

GUN×SWORD(漫画版)[編集 | ソースを編集]

  1. 当初から『スクライド』同様本編と全然違う話にしようという企画はあったのだが、ただの不条理ギャグマンガになってしまった。
    • これならタイトルを『GUN×SWORD爆笑ギャグ外伝』とか『がん☆そーどっ!』とかにすべきでは…?
  2. 『スクライド』も漫画版はかなりアレなギャグ漫画(…は云い過ぎか)であったが、『ガンソード』は単に理不尽暴力野郎のヴァンが悪者をボコボコにするだけの話で、全く原作の話を消化していない。
    • 原作のキャラで出てくるのはヴァンとウェンディ(あとカメオ)だけ。表紙に映ってるのもこの2人だがマジでそれだけ
    • 『ガンソード』はそもそもロボットアニメであることが1話公開まで完全に内緒にされていたので、ヨロイも登場しない(スクライドのアルター能力のような扱いになっている)。
      • 最終回では吹っ切れたのかラスボスがアニメ版の主人公機そっくりの姿に変身して登場する始末。
  3. こんな内容なので、アニメ版のファンからは「ガンソードさんの方のコミカライズ」「ガンソードのギャグ同人誌を買ったら、後ろに対談集が載ってた! ラッキー!」と書かれる始末。

艦隊これくしょん-艦これ- side:金剛[編集 | ソースを編集]

  1. 結構人気があったのだが、連載の真っただ中にいきなり版権問題で打ち切りになり、単行本も1巻しか出ないうちに絶版になった。
  2. 作者も完全に頭に来たらしく、「会社が問題ではなく、誰とは言わないが個人が問題である」とぶっちゃけている。
  3. この問題で長門が主役の別漫画「ブラックオーダー」も始まる前に終わった。

ガンダムEXA[編集 | ソースを編集]

  1. 「絶対に荒れる題材」である「ガンダム版仮面ライダーディケイドをやってしまった作品。
    • 売り上げは悪くなかったのか続編も連載されたが…。
  2. 同じようなことをやった『機動戦士ガンダムALIVE』が原作キャラを一切使用しなかったのに対し、本作は思いっきり本筋に絡んでしまった(一応本人ではないのだが)ため、「今までガンダムのコミカライズを手掛けてきたときた洸一氏の絵柄でそれをやっちゃあお終いよ」という結果に。
    • せめて絵が全然ガンダムっぽくない漫画家(例:某バツ骨の人)がやっておけば、「ああ、これはオフィシャルではないのだな」と分かるのに、よりにもよってボンボンで逆シャア~∀までやってた人にやらせては趣味が悪すぎる。
    • タイトルを検索エンジンにかけると恐るべき予測候補が出てくる。とてもここでは書けない。

GEAR戦士電童(漫画版)[編集 | ソースを編集]

  1. 「ボンボンのコミカライズは信用するな」はロボットアニメファンの鉄則であるが、本作は中でも一段とアレ。
  2. 本作における敵組織・ガルファの扱いはアニメの比では無いほどに悪い。
    • アルテアに裏切られて真っ二つにされる螺旋城の主、ラゴウの餌にされて雑に処理される三機将…。
    • 前半のボスであるアルテアがベガの兄という設定は一切なく、雑に別次元に追放され二度と出てこない。
    • アルテアの義弟・スバルは単なる悪役で雑に処理されて終わる。
  3. またヒロインのエリスに対する過度な性的描写も不評。(一部のロリコンには受けているようだが)
  4. 話数は十分あるはずだが、番組打ち切りもあったせいか単行本化もされなかった。
  5. 漫画版Vガンとかはたまにネタをゲームで拾われたりするが、こちらは一切ない。そもそも電童自体スパロボ殺しとか言われてるからねぇ…。

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(漫画版)[編集 | ソースを編集]

  1. あんまりにもあんまりな二期のラストの展開に対し不満を感じたコミカライズ担当者が独自のネーム案を提出したら上層部に没にされたことを明かしている。

ギルティギアXTRA[編集 | ソースを編集]

  1. 『ギルティギアX』の外伝漫画。全1巻。
  2. ヒロインは原作の主要キャラ・御津闇慈の義妹という設定だが、これ以降のギルティギアシリーズ全作品で1度たりとも触れられたことがない。
    • オリジナルのラスボスにアクセルが刺されて退場したり、原作主人公であるソルが一切オリジナル主人公と絡まなかったりと、既存のキャラの扱いもよくない。
      • ディズィーとかブリジットは扉絵にしか出てこない。

涼宮ハルヒの憂鬱(初代漫画版)[編集 | ソースを編集]

  1. 線がガクガクでキャラデザが原作小説と著しく乖離し、更に重要な設定をバンバン削っているせいで原作の魅力には程遠い内容。
    • 原作の重要な敵である「神人」がただの巨大なマネキンにしか見えないなど、後のアニメ版のクオリティが高すぎたせいで余計に酷く見える。
  2. 結局、版権元の御家騒動で1年も持たないうちに打ち切りになり、単行本は1巻でストップ。
    • その後、ツガノガク氏によるリメイク版が掲載され、旧漫画版は完全に版元から抹消された。
  3. なお、作者がハルヒの同人誌を作って販売したせいで角川に怒られて打ち切られたというのは有名なガセ。
  4. 割とメジャーな封印作品だが、それなりに多く流通しているため全然プレミアがついていないというおまけつき。

戦国BASARA 乱・世・乱・舞[編集 | ソースを編集]

  1. 『戦国BASARA』のコミカライズの中でも最初期に描かれたもののため、アニメから入ったファンからの評価はすこぶる低い。
    • 何故か銀髪の筆頭、冒頭で史実を完全に無視して即滅亡する徳川家(まあ一部の『初代BASARA』シナリオでは本当にそうなるけども!)、1コマでやられる島津、信玄・謙信のあっけない幕引き…。
    • 毛利なんか全く出てこない。この作者ああいう狂ったイケメン得意そうなのに。
    • 片倉小十郎もまだNPCだったんで『2』と骨格レベルでキャラが違う。
  2. 特にかすがファンは、霜月かいり先生のドエロい作画が見られるから(ハッキリ言ってBASARAコミカライズで一番エロいかすがであろう)といって手に取ると絶望すること請け合いである。どうしても読みたい方は最終巻は読まないことをお勧めする。
    • ネタバレになるが、かすがは本作で1勝もしてない。退魔忍かお前は。

戦国BASARA3 -ROAD OF DRAGON-[編集 | ソースを編集]

  1. 乱世乱舞以上に批判が多いBASARAコミカライズ。おそらく評判は数多あるBASARA漫画の中で一番低いと思われる。
  2. 「途中で急に家康がカッコ悪くなって、三成がいい人になるのはどういうことなの?」の一言に尽きる。
    • 『政宗が東軍に与していた』というのは史実も原作ゲーもそうなのだが、本作では三成が伊達の領地で散々暴れ回ったくせに、それを棚上げして政宗が家康の易姓革命(ゴリラ討伐)に文句を言い出すという意味不明な展開になってしまった。
    • あまり評判も良くなかったのか、最終3巻は100ページ以上書き下ろしがある(つまりは打ち切り)。
  3. ちなみに刑部は全く出ません。

東方三月精[編集 | ソースを編集]

  1. 第一部が残念。作者の体長不良のせいでわずか6話で打ち切りに。
    • 第2話以降からトーンの量が減っており、画面が白く見えることから一部では「白月精」と呼ばれていたりする。
  2. なお、第2部以降は別作者が担当しており、第1部の作者の描いたこの作品は絶版状態になっており、入手が非常に困難。何度か復刊ドットコムにて要望が出されているが音沙汰は無い。
  3. また、キャラ名の誤記や誤植なども多く当時は批判されていた。

BLUE DRAGON ラルΩグラド[編集 | ソースを編集]

  1. 鳥山明先生が原画を務めたXbox360のゲーム『ブルードラゴン』とタイアップした漫画。
  2. しかし作者は『DEATH NOTE』完結直後の小畑健。この時点で、原作の絵を再現する気は微塵も感じられなかった。
  3. いざ『週刊少年ジャンプ』で始まってみると絵はものすごくきれいだしキャラにも個性があり悪くは無かったのだが、良くも無かったため、当時00年代中盤の濃すぎる連載層の中ではすぐさま落ちこぼれになり4巻で打ち切りを喰らう。
    • 内容も少年誌にしては性的描写が多すぎるうえ、主人公がかなり腹黒いため読み人を選ぶ作風。
  4. 結果的に、「主人公が影から青い龍を召喚する」以外何も再現しておらず、「漫画としてはともかくブルードラゴンの派生作品としては存在価値が感じられない」という有様に。
    • 「BLUE DRAGON」側でも半ば黒歴史扱いされている。
  5. この後小畑氏は『バクマン。』で再ヒットを遂げるのだが…。
    • 『ラルグラ』の原作者・鷹野常雄は本作以外一作も手掛けておらず、その割には「あとがきでやけにデスノートを読み込んでいることがわかる」「小畑ともまるで顔なじみのように打合せしている」と疑念が残る。
    • おまけに『ラルグラ』主人公の筋だけは理路整然とした暴論や、えげつない下ネタを口走るラスボスなど、セリフ回しが妙に『デスノート』『バクマン』に似ていることから波紋を呼んだ。
      • ここだけの話だが、『バクマン』の連載を的中させた「自称・某漫画家の息子」は「鷹野常雄もガモウひろしである」とネット上でリークしている。
  6. 合法的エロ本としてお世話になった隠れファンはいても、読者層の大半は性別問わず反感を買う内容であり、当然ごり押しむなしく打ち切りとなった。
    • 一話からラルのミオ先生への蛮行&ミオ先生全肯定・でもって「大人になった」展開後に二話目でハーレム(しかも明らかに…)って展開じゃ大半はドン引きするわ。
    • 「BASTARD」のダークシュナイダーとヨーコがキャラとしても話の展開としても上手くバランス取れていたんだと再評価された。
  7. 画力高い漫画家にお色気ものやらせる編集部の方針と原作者の女性蔑視要素が変な形で混ざって生まれてしまった怪作。
    • 「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」で高く評価された小畑健久々の打ち切り作品。それ以上に連載開始のころに銃刀法違反で逮捕というスキャンダルをやらかした。

ポケットモンスターReBURST[編集 | ソースを編集]

  1. ポケモンが原作の中でぶっちぎりの低評価というか黒歴史。
  2. なぜポケモンと同化してバトルをさせようと思った。しかもデザインも微妙。
  3. 調べれば調べるほどがっかりする所しか出てこない。
  4. 作画の人はそれなりに有名な人だったのだが、作画を担当してしまった事が災難とまで扱われるほどストーリーが破綻していた。
  5. 某wikiではあまりにも評判の悪さに荒れるのが確定的なので、某KフレやOフェンズ同様隔離処置されている。

ロックマンゼロ(漫画版)[編集 | ソースを編集]

  1. 「作者が致命的にゲームが下手でクリアできなかった」というジョークが流れているくらい原作と違う設定。
    • 主人公を遊〇王のような二重人格にしたのはファンからも呆れられた。
  2. 人気低迷の為か後半は露骨にギャグマンガになるという逆キン肉マン現象を起こしたが、後の祭りであった。
  3. あまりに原作ファンから不評だったため売り上げも相当悪かったらしく、ロックマンシリーズ20周年記念の公式企画でも作者の舵真秀斗氏だけが呼ばれなかったので、公式からも見捨てられているらしい。

ゲンジ通信あげだま(ボンボン版)[編集 | ソースを編集]

  1. アニメ企画を元にコミックボンボンで先行連載されていた漫画。主人公の少年あげだまがあげだマンに変身して悪者と戦う変身ヒーローコメディ。
  2. 遅れて開始したアニメは企画の大規模な変更が加えられ、当初の企画を元にした漫画とはビジュアル・設定とも別物となってしまう。
    • あげだまがアフリカ帰りの野生児→宇宙から来た異星人
    • 変身時のコスチュームが天狗のような和服→普通のヒーロー服
    • 周囲の人物にあげだマンの正体が知られている→正体は秘密
  3. コミカライズの立場だった漫画はアニメに設定を合わせることとなり、敵組織の壊滅・交代とキャラデザインの刷新がわずか1話で描かれた。
    • 敵組織が壊滅し爆風発生、爆風が晴れあげだまたちが現れるとキャラデザインがアニメ準拠のそれに変わっている。
    • 刷新後もあげだまの出生やあげだマンの正体などは初期設定を引きずっていたため、読者を大いに混乱させた。

ノベライズ[編集 | ソースを編集]

アウターゾーン(ノベライズ)[編集 | ソースを編集]

  1. アニメ脚本家の山田隆司によるノベライズ。
  2. 週刊少年ジャンプ連載時の中盤から末期に露呈したミザリィの色気に頼った作品だった。
  3. ミザリィのクローンの話はお世話になった人もいるものの、引いた人もいると思う。
    • 当時のジャンプノベルズがエロやシリアス()を強化()した二次創作みたいなもんだったんで、コレ以外もそうだったりするんだが。

ガイア・ギア[編集 | ソースを編集]

  1. 宇宙世紀ガンダムシリーズの更に未来(『Vガンダム』の50年後)を描いたという設定の、富野御大の小説であるが…。
    • なお連載時期は逆シャア製作中〜F91に掛けてなので、大雑把に逆シャアの100年先ぐらいの感じで決めたと思われる。
  2. あまりに世界観が退廃的すぎるうえ、シャアのクローンが失禁するという情けない描写もあり、あまり人気が高いとは言えない。
  3. 富野御大自身が作品の行き詰まりを感じ、現在では小説版・ドラマCDは絶版となり、後のガンダムシリーズの系譜からもほぼ抹消される。
    • 『Gセイバー』ですら某アニメで出てきたのに、である。
      • ちなみに『Gセイバー』はガイア・ギアの20年後が舞台だが、ガイア・ギアの設定は全て無かったことにされている

からくり同心景[編集 | ソースを編集]

  1. 某特撮を原作としたSF伝奇だが、第2巻を編集者が作者に無断で原作を改竄するという前代未聞の事態を巻き起こしていたため、激怒した作者が打ち切ってしまった。
    • 更に1巻も同様の無許可改訂が行われていることを知った作者が初版を回収した。

機動武闘伝Gガンダム(小説版)[編集 | ソースを編集]

  1. 小説版1stガンダム並みに原作とかけ離れているが、小説版1stと違ってゲームで設定などが反映されることは絶無。
    • 作者も「小説版1st」を参考に意図的に高年齢層に向けたとあとがきに記している。
  2. ドモンが闇落ちして「ふはははー! 死ねェー!」と叫んだり、レインがドモンと地球で知り合ったり、チボデーギャルズがいなかったり、原作を知っている人が見ると「何じゃこりゃ?」と驚くレベルで改変されている。
    • 上記のセリフからわかる通り、ドモンはスーパーモードすら使えない。ゴッドガンダムも登場しない。
    • 尺の都合でシュピーゲルは存在そのものをカットされました。

小説仮面ライダーカブト[編集 | ソースを編集]

  1. 講談社キャラクター文庫で出版された同名の特撮番組のノベライズであるが、小説版仮面ライダーの中でも最も批判が多い作品である。
  2. 作者は原作のシナリオも務めた米山正二であるが、台詞がやたらと多く、戦闘シーンも殺陣のト書きをそのまま書いたような乱雑な代物。
    • どのくらい酷いか、以下は原文そのままを掲載する。
    • 「ガツッ! カブトが殴る。倒れないガタック。 ゴツッ! ガタックが殴り返す。だがカブトも倒れない。 ガツッ! ゴツッ! ガツッ!」
    • …これは、特撮オタクの中学生が書いた二次創作ではない。れっきとした公式の小説である。
      • これなら「カブトとガタックは同時にクロックアップした。人の目には止まらぬ速さで二人は殴り合う。一秒にも満たぬ無限に等しい時間が過ぎ去り、二人は投げ出され変身が解除された」みたいに手を抜いたほうがまだマシである。
  3. オマケに本編の大半は原作TV番組をそのまま小説化したものと、以前DVD特典に収録された米山のオリジナル小説『世界の果てで君と出会う』(原作最終回とは微妙に異なるので、小説版から地続きになっていると言える)で占められている。
    • 他の小説版ライダーはあまりに設定が違いすぎて最早別の作品になっている『龍騎』『ディケイド』、原作の忠実な後日談である『クウガ』、原作の300年後(!!)を描いた『剣』、大昔が舞台の『響鬼』など「原作を原作通りやらない」のが特徴的だったので、『カブト』が低評価となる原因となっている。

小説仮面ライダーディケイド レンズの中の箱庭[編集 | ソースを編集]

  1. 設定ミスが多すぎる。
    • 元々『仮面ライダーディケイド』はリ・イマジネーションという(大人の事情で)『クウガ』~『キバ』までのパラレル世界をめぐる話であり、小説版では出演キャストの都合も無く(のちの『ジオウ』のように)原作に比較的近い世界を巡ることになっている。
    • しかし本作で描かれた『クウガの世界』ではクウガが赤の姿のまま剣を振り回す、ゴウラムがカブトムシにされる、『電王の世界』でリュウタロスがキンタロスを呼び捨てにするなど、原作を見なくてもおかしいとわかるシーンだらけ。
  2. 小説としての完成度は高いが『ディケイド』の設定もいじられまくっている。特に海東と鳴滝はもはや別のキャラクター。

ジョジョの奇妙な冒険II ゴールデンハート/ゴールデンリング(ノベライズ)[編集 | ソースを編集]

  1. 第5部の初のノベライズなのだがフーゴが民間人を容赦なく虐殺してしまう描写やブチャラティのアリアリラッシュの発音の違い等で原作ファンからの顰蹙を買ってしまう。
  2. 更に後に出た第5部のノベライズである恥知らずのパープルヘイズが概ね高評価だった事で本作の立場が完全に無くなってしまった。
  3. ヒットしていたら大塚ギチの評価も高まっていたに違いない。

BASTARD!! -暗黒の破壊神-(ノベライズ)[編集 | ソースを編集]

  1. 1993年に発表された岸間信明版(本編より約50年前くらいが舞台)、2001年から2004年に発表されたベニー松山の「黒い虹」(本編より約100年前くらいが舞台)、2012年に発表された古橋秀之によるガラ主役の外伝が存在。
    • 90年代前半の岸間信明のノベライズはギャグ要素抜いてダーク、シリアス、エロを強化した感じだった。
      • コレジャナイ呼ばわりされてたが、27巻とか読むとマシに見えたのに涙。
        • ロクに萩原と打ち合わせもせずに書かれたためか、本編との矛盾も多かった。
  2. ベニー松山版は萩原が原案に参加しているためか、かつての本編っぽさを出していて評価もまあまあだったが…。

フォー・ザ・バレル(ノベライズ)[編集 | ソースを編集]

  1. 2000年から2002年にかけてKADOKAWAの「ニュータイプ」に連載されていた「機動戦士ガンダム」の翻案小説。
  2. 色々あったのか、単行本化されず終いである。
  3. ストーリーを大塚ギチ、ビジュアル関連をコヤマシゲトや大久保淳二が手掛けていた。

実写版[編集 | ソースを編集]

DRAGONBALL EVOLUTION[編集 | ソースを編集]

  1. ドラゴンボールのハリウッド実写映画版とされているが…。
    • 原作漫画を生み出した日本はおろか、実写版製作国のアメリカですら酷評された作品である。
  2. 原作から著しく離れたキャラクターの設定がファンから猛烈に批判された。
    • 孫悟空は内気な高校生。ブルマは原作と異なりクールな性格。
      • そしてマイは何故かピッコロ大魔王の手下になっている。(原作ではピラフ大王の手下)
  3. 他の漫画作品でも実写版の設定が原作と異なってしまうのはある程度仕方が無いことなのだが、それを考慮してもこの映画は特にその傾向が顕著であり、原作漫画を描いた鳥山明先生が予告編で「原作とは別世界の物語として楽しんでほしい」と露骨に注意喚起したほどである。
    • つまり「あれはドラゴンボールじゃない」と公式で言っているようなものである。
    • この映画を反面教師として、後に「神と神」を製作したと言われているほど。
  4. 原作漫画のファンであるGacktはこの映画の制作陣に対し激怒し、ブログ上に「鳥山先生を舐めるな」と書いていた。
    • また、世界中のドラゴンボールファンも同じ感想だったため、脚本家が正式に謝罪する結果となってしまった。
  5. 仮に原作とは全く別の物語として鑑賞したとしても単体の映画としてもお世辞にも出来が良いとは言えないものだった…。
    • 実は日本で作られた作品をハリウッドでリメイクして失敗したものは沢山あるのだが、それでも単体の映画としては良かったと評価されているものも少なくない。
      • 例えば1998年の「GODZILLA」はゴジラのリメイク版としての評価は非常に低いが、ゴジラとは別物のモンスターパニック映画として観るなら面白いと言われている。

ソニック・ザ・ムービー[編集 | ソースを編集]

  1. 言わずと知れた大人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のハリウッド実写映画化だが…
  2. 予告編で公開されたソニックのデザインに批判が殺到し、その結果2019年公開予定だったが、結局2020年に延期となった。
  3. また日本語吹き替え版を今までソニックを担当していた金丸淳一ではなく俳優の中川大志が務めることについても大バッシングを受ける羽目になってしまった。
  4. 全世界3億1970万ドルというかなりの興収を叩き出したが、日本では伸び悩んだ。
    • これは先述したトラブルの結果、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言と公開時期が被ったため、仕方ないっちゃ仕方のないことだが…

その他[編集 | ソースを編集]

ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL'S WORLD CHALLENGE(フォトストーリー)[編集 | ソースを編集]

  1. 「ガンダムビルドダイバーズ」の外伝の一つで、KADOKAWA発行の「ガンダムホビーライフ」及びガンダムビルドダイバーズ公式サイトで連載されたフォトストーリー。
  2. 「ガンダムビルドダイバーズ」本編から外されたNAOKIとチーフから外された馬場俊明がガッツリ関わった外伝作品。
  3. 一応、主役のジムことティム・バレットとボールことアズマ・カール・トンプソンがGBWCの歴代日本チャンピオンモチーフのダイバー達と共演、歴代日本チャンピオン制作のガンプラ登場が売りではあった…。
    • しかし、ただでさえ色々と言われ凋落していたNAOKIがメインである上に、キュベレイダムド、百式壊のデザインが他者の盗作じゃないかと疑惑を向けられた。
      • おまけに表面上は歴代チャンピオンの一人の作例であるガンダムノイズキャンセラがバンダイとあまり仲が良くない永野護デザインの盗作疑惑をかけられてしまった。
        • よりにもよって、話の本筋が海賊版ガンプラの金型生産しているマフィア連中が悪役であり、ノイズキャンセラ登場回は海賊版ガンプラをそうと知らずに使った彼女をノイズキャンセラのビルダーが拒絶した過去が語られていた。
          • いくら貧困な日本国内よりもカネのある海外向けに販路拡大するために海賊版根絶を是とするバンダイの意向とはいえ、自分らのガンプラが他者のデザインの盗作なのかと失笑を買ったのは言うまでもない。
  4. 主人公の片方・ジムことティム・バレットが最初に組み立てたガンプラ・MGジム・ドミナンス(NAOKIデザイン)が親の書斎にあった物を盗んで組み立てたもの
  5. 販売されたガンプラがMG(マスターグレード)な上に全部プレミアムバンダイからの販売だった。
  6. 「ダイバーズ」最終回に本作主役のガンダムストームブリンガーとポリポッドボールがチョイ役で登場したが、それはNAOKIと懇意の大張正己のアドリブからである。

関連項目[編集 | ソースを編集]