ざんねんな特撮キャラクター事典

ナビゲーションに移動 検索に移動

※編集される方は「Chakuwiki:お願い/ざんねんなモノ事典」をご覧ください。

独立項目[編集 | ソースを編集]

東映版権[編集 | ソースを編集]

仮面ライダーシリーズ[編集 | ソースを編集]

昭和[編集 | ソースを編集]

ショッカー(仮面ライダー)
  1. 世界的なオートレーサーであり、IQ600の科学者である本郷猛を「世界征服の切り札」として拉致するものの、脳改造寸前で逃げられてしまい、その後、裏切り者となった本郷を抹殺する為に、柔道六段、空手五段の腕前を持つフリーカメラマンの一文字隼人を拉致するものの、これも脳改造寸前で本郷に救出されてしまい、二人も敵を作ってしまった。
    • 以後も二人を抹殺すればいいものを、「このまま殺してしまうのは惜しい」と、拉致するたびに再改造を試みるものの、いずれも脳改造寸前で逃げられている。
  2. それにしても、「同じ間違いを何度も繰り返しているような敵組織」が「世界征服を企む」というのは、あまりにも無謀である。
    • その過ちに気付いたのは、組織がゲルショッカーに変わった頃、番組も終盤に差し掛かった「ショッカーライダー編」(第91~94話)の頃だったが、そのショッカーライダー6人衆も、ダブルライダーによる「ライダー車輪」によって全滅したわけだから、大した事はなかった。
  3. 後継組織のゲルショッカーも含めて、全98話中、一度も幼稚園バスを襲撃した事はなかったのに、後年のテレビのバラエティ番組やラジオの深夜放送では、「世界征服を企むショッカーが幼稚園バスを襲撃している」とか、「そんな事ばかりやって世界征服できるか⁈」などと、面白おかしくいじられていた。
    • この行為に関しては、「仮面ライダーが大好きな植物学者」である稲垣栄洋氏が後年著した『仮面ライダー昆虫記』では、「サムライアリの奴隷狩りと同じ行為」という事で、「正しい行為である」と評している。
    • 一応、普通の路線バスは襲った事がある。ただその襲った怪人は、下記のピラザウルス実験体である。
    • シリーズで初めて幼稚園バスを襲撃したのは、『仮面ライダーX』に登場するゴッド怪人のキクロプスである。
    • 『仮面ライダー』は、1970年代から活躍する「等身大ヒーローの代名詞的存在」だし、敵対するショッカーも、「悪の組織の代名詞」だから、そう取られても仕方ないと思う。
綾小路律子(仮面ライダー)
  1. 前の回でやられたコブラ男を再生させた教授。何気に初めて登場したショッカーの幹部である。
    • …なのだがその衣装はハイレグ女戦闘員の上からマントを羽織っただけで、威厳がまるでない。
  2. おまけに短気で、コブラ男が失態を犯すたびに鞭でひっぱたくヒス女。どこが幹部なんだか。
  3. そのためコブラ男の修復が完成した途端に首領から用済み扱いされ、即座にコブラ男に焼き殺された。そりゃ、あんなパワハラを繰り返してたら自分を守る権力の盾が無くなった途端にそうなるっつーの。
ヤモゲラス(仮面ライダー)
  1. 口から泡を吐いて相手をカチコチにしてしまう、というどこがヤモリなんだという特殊能力を有するが…。
  2. なんとそこら辺にいたボクサーに素手でボコボコにされてしまうほど肉弾戦が弱い。かろうじて泡で勝利を収めたほど。
  3. 新開発された光線砲「デンジャーライト」でライダーを襲うも一発も当てられず、最後は科学者にデンジャーライトで撃ち殺されてしまう。ショッカーの怪人で生身の人間に倒されたのはこいつが最初で最後である。
    • この有様なので、『スーパー特撮大戦2001』ではシナリオで殺されてしまい、ユニットとして登場しない唯一の怪人となってしまった。
  4. また、この回のサブタイトルは「殺人ヤモゲラス」だが、後に演者が本当に殺人事件を起こして逮捕されてしまった。
ピラザウルス試作体(仮面ライダー)
  1. 言うまでもなく、自分が吐いた毒ガスで死んだ怪人であり、後年のバラエティ番組でも散々ネタにされていた。
    • おそらく、シリーズ史上、「一番まぬけな死に方をした怪人」として、ファンやマニアの間で記憶に残るだろう。
      • いくら何でも、仮面ライダーと戦う前に自分の毒ガスで死んだという怪人は、後にも先にも彼くらいなものだろう。
ヒトデンジャー(仮面ライダー)
  1. 全身がライダーキックを跳ね返すほど強固な怪人。
  2. しかしヒトデの化石を基に改造されたので、ヒトデの癖に水を浴びると体の硬質化が解かれる。意味ないじゃん!
    • 部下の戦闘員が基地を消火する際に誤って水を浴びせた時「き、気を付けろこのバカ者!!」と発言したせいで、ライダーに弱点がばれてしまう。
  3. ライダーに滝におびき寄せられ、割と善戦したが、最後は崖のヘリに引っかかったライダーを突き落とそうとして手を踏んだら滑って転んで水浸しになり、フニャフニャの体のまま滝つぼに落ちたせいで転落死した。自業自得。
ドクガンダー成虫形態(仮面ライダー)
  1. 幼虫形態(毛虫怪人)時には、上記のヒトデンジャー同様、ライダーキックを受けても倒されず、繭を作って逃れるほど、強い怪人だったが…。
    • この件に関しては、「仮面ライダーが大好きな植物学者」である稲垣栄洋氏が著した『仮面ライダー昆虫記』でも、「ドクガンダー最強説」を唱えるほどだった。
  2. しかし、羽化して成虫(毒蛾怪人)になり、劇中では何度も飛行シーンを披露したものの、カルビー発行の『仮面ライダースナック』のおまけにあたる仮面ライダーカードの弱点欄には、「そらをとぶはやさが仮面ライダーよりおそい」と書かれてしまい、『空想科学読本4』では、「仮面ライダーはそらが飛べない。それより遅いとは、まったく飛べないということではないか(後略)」と過小評価を受けてしまった。
  3. 正式には、飛んで逃げようとしたところをライダージャンプで追い付かれ、空中戦に持ち込まれた末に、ライダーキックに敗れたというところが結末だろう。
    • つまり、「そらをとぶはやさが仮面ライダーよりおそい」というより、「ライダージャンプよりおとる」と書いた方が正しいのではと思う。
      • この件に関しては、宝島社から発行された『さらば!怪獣VOW』内での「仮面ライダーカードにおけるライダー怪人のヘンな弱点」の中で、「何のために成虫になったんだ⁈」という投稿者の指摘があったが、そっちの方が正しいと思う。
シードラゴン三兄弟(仮面ライダー)
  1. ショッカーの怪人の中で一番弱いと言われて久しい三馬鹿兄弟。名前はかっこいいのに。
  2. まず第一に鳴き声が「イーチ!」「ニー!」「サーン!」の時点でふざけているとしか思えない。
    • 長男:足がモロかったのでライダーにケリを受けた途端、マンションから転落して死亡。
    • 次男:足を強化して挑んだが、ショッカー基地に置いてあった改造手術用のドリルで穴だらけにされる。そんなもんでやられるなよ…。
    • 三男:これと言って活躍するでもなくライダーパンチで死亡。
  3. 更にすがやみつるの漫画版では4世と5世も出てきたが…3ページで死んだ。ゲルショッカーの噛ませ犬にされたアブゴメスとかよりはマシか…。
キバ男爵、ツバサ大僧正(仮面ライダーV3)
  1. いずれもデストロンの幹部として登場したものの、どちらも僅か6回しか登場せず、特撮ファンやマニアから「シリーズ1・2位を争う弱小種族」という汚名を着せられてしまった。
  2. 先述にもあるように、どちらの幹部も6回しか登場しなかった為、強さは「最強怪人に毛が生えた」ようなレベルだろう。
  3. ほんの僅かしか登場しなかった幹部を登場させるくらいなら、幼児向け雑誌のコミカライズに登場したものの、テレビには登場しなかったデストロンの没怪人(主にドクトルG配下)を登場させればよかったと思っている。
ヨロイ元帥(仮面ライダーV3)
  1. 今までの3幹部に比べて格段に卑怯かつ下劣であり、コイツが結城丈二を虐めていたのが原因でデストロンが滅びたと言えなくもない。
  2. ザリガーナという怪人に変身して戦うも、その必殺技「甲羅崩し」は背中の甲羅を外し、踏み砕いて、ハサミでつかんで投げるだけという驚天動地のカッコ悪さ。
    • V3にもそこそこ通用したのだが、そのリアクションは明らかに痛いから身をすくめているというか、あまりのアホな戦法に呆れているようにしか見えない。
  3. 最後は首領の部屋の前まで逃げて(当然V3は後を追っている)「首領、私を見捨てないでくれぇ」と縋り付くという情けなさ。
    • 案の定、V3をノコノコ連れてきたのが逆鱗に触れ、即座に抹殺された。
マッハアキレス(仮面ライダーX)
  1. ジェット機並みの俊足を活かして一度はXライダーに勝利するなど、それなりに強かった。
  2. しかし、名前が「アキレス」だった為に、「弱点は足元のジェットローラー」である事を見抜かれてしまい、最期はX二段キック敗れた。
    • なんでそんなところまで再現してしまったのだろう?
ガマゴエモン(仮面ライダーX)
  1. 全身がガマの油でコーティングされている為に、パンチやキックなどの打撃技が効かない。
  2. これで調子に乗ったのか、火炎攻撃でXを倒そうとしたものの、「ライドル風車返し」ではね返され、怯んだところをXキックを受けて爆死した。
十面鬼ゴルゴス(仮面ライダーアマゾン)
  1. パワハラ、モラハラの極み。獣人をすぐ処刑してしまう癖に、赤ジューシャ(戦闘員)はエコひいきし、アマゾンに捕まったら助け出せと獣人に命じるダブスタぶりを見せる。
    • 10個も脳があるもんだから思考も統一できていないんだろう。
  2. 「わ~ははは、我らにはまだ獣人がいるぞ!」とアマゾンに宣告した翌週で、獣人が残り1体しかいないことが発覚する。だったら処刑とかするなよ!
    • こんなんだからモグラ獣人は逃げ出してアマゾンに味方しちゃうし、最後の一兵になった獣人ヘビトンボは裏切ってガランダーに着いてしまう。
  3. 最後はアマゾンに「ワシの最期を見よ!」と言って自爆するが、そのあとにキノコ雲が上がる…。なぜその爆発をアマゾンに抱き着いて行おうとしないのだ。
ゼロ大帝(仮面ライダーアマゾン)
  1. まず外見がSMクラブの仮面を着て安っぽい鎧に身を包んだだけのオッサンであり、今までのゾル大佐とかドクトルGに比べて威厳が無い。
    • 演者がやや太めなのもあって顔パンパンに見えてしまうのも難点か。
  2. おまけに超が付くほどのブラック上司で、「研究不足」「面白くない」「滅んだゲドンと同じ」と理不尽な理由で作戦を立てた部下を虐殺してしまうほど短気。
    • 最も翌年のタイタンはもっとブラックだった(ブラックサタンだけに)のであまり印象に残らないが。
  3. 極めつけに情けないのが最終回。このゼロ大帝、怪人体が無い。まあそれだけなら魔神提督もそうなのだが…。
    • アマゾンライダーから逃げ惑ううちに、自分の仕掛けた罠に引っかかって死んでしまった
    • ところがこれは影武者で、本物が出てきた…ものの外見はさっきの奴と全く同じ。攻撃手段も槍を降らせるくらいしか影武者と違わず、最後はギギとガガの2つの腕輪を手に入れたアマゾンに全くかなわずにやられてしまった。
      • まあ最後だけはゼロ大帝(真)が弱かったというか、アマゾンが強かったのだろうが。
  4. この扱いはあんまりだったのか、「仮面ライダーSPIRITS」ではギギの腕輪を奪ってアマゾン化するという謎の活躍を見せた。
    • ちなみに石ノ森章太郎によるコミカライズ版では、ヨロイの下は透明(だから「ゼロ」)という設定で、ヨロイを脱ぎ捨ててアマゾンを闇討ちにしようとした結果、臭いで即バレて返り討ちにされるという、これまたマヌケな末路であった。
デッドライオン(仮面ライダーストロンガー)
  1. 敵組織「ブラックサタン」の最高幹部として登場した。ライオン型の幹部怪人は、彼が史上初なんだな、これが。
  2. ところが彼が来日した時には組織はガタガタであり、ストロンガーとの戦いも終始劣勢。そして遂には敵前逃亡をかまし、首領はストロンガーにやられ死亡! 次の週からは「デルザー軍団」という別の組織が後釜に収まってしまい、デッドライオンは…二度と出てこなかった
    • ディー博士などという超マイナーなキャラすら拾っていた平成春映画ですら、デッドライオンのデの字もないまま終わってしまった。
    • ちなみに「仮面ライダーSPIRITS」ではボロボロのサビサビの姿で再登場し、完全なギャグ要因に成り下がっている。作者によれば「最終回まで生きてますね」と断言されちゃってる。
カニ奇械人(仮面ライダーストロンガー)
  1. 本放送に登場しなかったのに最終回で出てきた再生怪人。
    • 本編に出てきた「奇械人ハサミガニ」という怪人とは似ても似つかず、どこからどう見ても『アマゾン』に出てきたカニ獣人にしか見えない。
  2. というか、腕をハチ獣人の針とカマキリ奇械人の鎌にしただけのカニ獣人である。TVの前の子供たちはどう思ったんだこれ。
    • しかもカットによって腕がクワガタ奇械人のスパイクになっているというデタラメさ。
  3. その後、TVSPでも図々しく登場してきたが、やっぱり腕が全然違う。何なんだこいつは…。
    • 画面に映っていない所でストロンガーと戦っていた、とかなんだろうか…。
磁石団長、ヨロイ騎士(仮面ライダーストロンガー)
  1. 現役の幹部怪人であり組織にとっては最後の切り札であり、V3とライダーマンを撃破するほどの強さであった。
    • しかし帰ってきた1号2号ライダーにボコボコにやられ、最後はなんと再生怪人と共に爆死。七人ライダーの誰が倒したのか、公式も知らない始末。
  2. なお可哀そうだから彼らの上官であるマシーン大元帥の記載はハブいてやったが、彼は彼で最後は通常技でやられるという情けない末路を辿っている。
    • こうなってしまったのは、当時の視聴率が、直後に放送されていた『秘密戦隊ゴレンジャー』より少し劣っていたので、スタッフの「人気のあるうちに終わらせよう」という決断によるものである。
      • もし、この作品が『ゴレンジャー』と同等か、それを上回る視聴率を稼いでいたら、番組自体もあと1クール伸びていただろうし、そうなっていたら、前述のデッドライオン、カニ奇っ戒人は勿論、磁石団長やヨロイ騎士もきちんと戦闘、決着の場が与えられ、特に後者のデルザー軍団の二人は、「7人ライダーの誰か」にきちんと倒されたというシーンがわかるという最期を迎えていただろう。
オオカミジンⅡ世(スカイライダー)
  1. 第28話にて、「怪人Ⅱ世部隊」の一員として復活したものの、3万キロ地下の溶岩噴火作戦を促進しようとしたリーダー格の怪人であるグランバサーミーにいちゃもんを付け、反意を示した為、斬首されてしまった。
  2. Ⅰ世は首と胴体を切り離されても平気だったのに、Ⅱ世は明らかに劣化している。
がんがんじぃ(スカイライダー)
  1. 第34話より登場した、自称「日本一のスーパーヒーロー」である。
  2. その正体は、「ライダーに憧れる謎の青年」である矢田勘次が被り物を付けて変身していた。
    • 後述にもあるように、変身時の掛け声やポーズもなく、「超人的な力」を持っていなかったので、殆んど(現在でいうところの)「コスプレ」に近かった。
  3. 原付バイク(現在は絶版のスズキ・ユーディーミニ)に乗り、「軍艦マーチ」ならぬ、「がんがんマーチ」を歌いながら颯爽とするものの、前述の通り被り物をしているだけなので、超人的な力を持っておらず、怪人との戦いでは必ず劣勢に立たされる為、スカイライダーもあまりアテにしていなかった。
  4. 以降も、数多くのオールライダーの劇場版が制作されるものの、がんがんじぃだけは出演のオファーがない(『仮面ライダー』の名前を冠していないからか?)。
    • これに対して、がんがんじぃと同じく「仮面ライダーの一員」に加えられない電波人間タックルは、演者を変えながら劇場用映画や、悪役にリメイクされて配信限定のシネマに登場し、かなり優遇されているのに対し、この扱いは酷いと思う。
  5. しかし、がんがんじぃを演じた桂都丸(現・塩鯛)は、「『スカイライダー』に出演したおかげで、がんがんじぃ時代からのファンが私の事を覚えていてくれた」という事で、黒歴史にはしておらず、むしろとても満足しているらしい。
    • この件に関しては、『スカイライダー』出演時に、都丸の落語界での師匠である桂朝丸(現・ざこば)のスランプを主演の村上弘明氏に相談したところ、それから数年後、朝丸は村上氏の出演している『必殺仕事人』にレギュラー出演する事ができたわけだから。
  6. 元々は、『がんばれ!ロボコン』や、『ロボット110番』の流れを汲む「ロボットコメディーシリーズ」の一作として企画されていたらしいが、それらの後番組が同じ石ノ森章太郎原作とはいえ、『レッドビッキーズシリーズ』や『燃えろアタック』といった「特撮を使わないスポ根ドラマ』に路線変更してしまったので、仕方なく「仮面ライダーの新作」にコンバートされてしまったらしい。
  7. せめてもの救いは、「仮面ライダーが大好きな植物学者」である稲垣栄洋氏が著した『仮面ライダー昆虫記』では、仮面ライダーの一員とみなされない電波人間タックル(テントウムシがモチーフ)とともに「タガメがモチーフ」という事で、取り上げられている事だろう。
    • その本は、1号ライダーからRXまでの昭和シリーズのキャラクターは勿論、平成シリーズのキャラであるギルス、ナイト、敵組織の戦闘員であるショッカー、アリコマンド、ドグマファイター、ジンファイター、さらには「虫モチーフの石ノ森ヒーロー」つながりで、『イナズマン』まで取り上げられている。
    • またその本によると、岡山地方の方言でタガメの事を「がんがんじぃ」ならぬ「がんがんもー」と呼ぶらしいから取り上げられている。
ロンリーウルフ(仮面ライダースーパー1)
  1. 三等怪人という肩書からしてひどく、完全に失敗作扱いされていた。今までの狼型怪人と比べてポケモンのカラカラみたいなマヌケな外見であるが、中身もそれに負けず劣らず三流。
  2. ネーミングも、沢田研二のシングル曲のタイトルのようで、あまり強さを感じなかった(曲の方も、あまりヒットしたとはいえなかったし…)。
  3. こいつの任務は妖刀ドグマンを皇帝に献上するというだけなのだが、そんな簡単な任務すら遂行できずに欲をかいて輸送中に抜刀してしまい、その狂気に魅入られる。
  4. しかしこの妖刀を手にしてもスーパー1には互角がいいとこで、親衛隊の力を借りて逃げおおせる。元が弱けりゃこんなもん。
  5. 特訓したスーパー1と再戦してドグマンを折られてしまったため、上司から「逆さ磔の上に八つ裂きの刑に処す」と宣告され、やけくそになってスーパー1に向かって行ったが…皆様のご想像通りの最期となった。
  6. こいつの死は自業自得であるが、こんなアホに斬り殺されてしまった人たちが気の毒でならない。
バチンガル(仮面ライダースーパー1)
  1. スーパー1の5種類の腕のうち、冷熱・エレキ・パワーの3つを奪う快挙を達成した。
  2. そこまでは良かったのだが、デフォであるスーパーハンドと、レーダーハンドだけは残すという舐めプに出たため、レーダーハンドのレーダーを直接ぶち込まれて死んだ
    • レーダーハンドだけは「使い方がわからない」のか、或いは「特徴を把握していなかった」のか、それで敢えて残したという作戦が完全に裏目に出てしまったという事か?
    • しかもレーダーハンドを飛ばして自爆させる攻撃は、7話前にライオンサンダーがやられてる。
      • ライオンサンダーは怯んだだけなのにこいつは一撃死したため、後年も「世界一マヌケな怪人」として揶揄されるハメに…。
バダン(10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!)
  1. 1時間しかない特番なので、全怪人弱い。
    • しかも、バダン所属ではなく、旧シリーズの敵組織に所属していた怪人が5体もいる(デストロンのカミソリヒトデ、ゲドンの獣人オオムカデ、ネオショッカーのガメレオジン、ドグマのカマキリガン、カメレキング)。
    • 幹部であるタイガーロイドは中盤でアクションシーンがあるが、巨頭の片割れであるヤマアラシロイドは全く威厳が無くモブ扱いだった。
      • もちろんその部下に至っては再生怪人と同じ扱い。ライダーマンのロープアームで死んだやつまでいた。
        • 雑誌展開の後日談だとすれば「全員ZXにやられた復活怪人だからしょうがない」とも取れるが、だとすると余計に悲しい。
    • しかも再生怪人にモチーフ被りが2組もいる(カメレオジンとカメレキング、カマキリガンとカマキロイド)。蜘蛛とかコウモリの怪人は出てこなかった(クモロイドは未登場)くせに。
      • せめてものフォローをすれば、フォトストーリーとしての連載だったゼクロスの怪人の着ぐるみはアクションに関してはあまり想定していないので、かなり動かしづらい故に映像面での扱いの悪さにつながったといわれている。
  2. タイガーロイドとヤマアラシロイドは平成で着ぐるみが新造されたが、メチャクチャかっこよくなったヤマアラシロイドに対し、タイガーロイドはもふもふで可愛らしい外見になってしまった(笑)。
  3. ジゴクロイドは、ライダーに倒される事なく、暗闇大使の開発した時空破断システムで爆死した唯一のバダン怪人である。
カミソリヒトデ、獣人オオムカデ、ガメレオジン、カマキリガン、カメレキング(10号誕生! 仮面ライダー全員集合‼︎)
  1. 前述の「バダン」の項目にもあるように、これらの怪人は旧シリーズの敵組織に所属していた怪人で、バダン所属の怪人ではない。
    • しかも、カメレキングは登場時に「サーベルキング」と名乗っている(視聴者の聞き間違いか、或いは声をアテた声優の滑舌の問題か?)。
    • それら5体のうち、スーパー1の超高火炎で倒されたカマキリガン以外は、バダンの開発した時空破断システムの作動によって爆死しているので、「何しに来た?」感が強かった。
  2. 旧作に登場した怪人を出すくらいなら、雑誌には登場したものの、TVには登場しなかったクモロイド、カメレオロイドを登場させ、暗闇大使も当初の予定通り、サザングロスに変身して10人ライダーと戦っていたら、番組自体ももっと盛り上がっていたかもしれない(「サザングロス」は実際に、着ぐるみを現場に持って来ていたそうです)。
サザングロス(10号誕生!仮面ライダー全員集合‼︎)
  1. バダンの最高幹部である暗闇大使の正体である。
  2. 幼児向けの雑誌などには登場したものの、TVスペシャルにも登場する事が期待されていたが、結局変身しないまま10人ライダーの合体技である「ライダーシンドローム」を受けた後、ZXキックで倒されてしまった。
    • サザングロスの着ぐるみは、実際に現場に持って来ていたにも関わらず、出番がなかったのも残念な要素だったと思う。
暗黒結社ゴルゴム(仮面ライダーBLACK)
  1. 昭和ライダーで初めて日本を完全征服した恐るべき組織だが、そこに至るまでの道のりがあまりに酷い。
    • ゴルゴムには戦闘員が存在しないため(一応、出てこなかったわけではない)、他の組織なら1回で出来るような作戦を何度も何度も手間を踏まねばならないのである。そのため、シナリオ自体はシリアスなのに、やってることが戦隊の悪役みたいになっている。
  2. 前提条件として、こいつら寿命が3万年もある。だから、作戦が非常に回りくどい。
    • 幹部が趣味で作ったオブジェの材料として人を攫う、なんてまだ可愛い方である。
    • 人間を攫って無理矢理透視能力を鍛えさせ、産業スパイに仕立て上げようとする。(ゴルゴムを崇拝する人間にやらせろ、そんな任務)
    • 単為生殖が可能な怪人を繁殖させるため、保母として赤ちゃんを産んだばかりのお母さんたちを攫って働かせようとする。
    • 怪人の餌としてマグロを強奪するが、その際に寿司屋のおじさんに怪人が追い回される。
    • ビデオにしか映らないアイドルに変身してオタクを釣る。
    • せっかく人に乗り移る能力を持つ怪人を作り出したのに、その辺にいる女の子に憑依させて暴れ回らせる。総理大臣とか自衛隊の幹部とかに憑依させるという考えはなかったのか?
  3. おかげで、主人公は怪しい事が起きたらとりあえずゴルゴムの仕業だと思って捜査すれば、100%怪人を探し出せる。特撮番組は基本皆そんな感じだが、ゴルゴムの場合はどんなに意味不明な事でも最終的にゴルゴムの仕業だと判明するから面白い。
  4. おまけに幹部のビルゲニアとダロムは怪人をモノ以下としか思ってない。文字通りブラック。
東堂勝(仮面ライダーBLACK)
  1. 主人公南光太郎の先輩である。
  2. 旧1号編やX、スカイライダー前半部に倣って、主人公の憩いの場である喫茶店「キャピトラ」を登場させ、そこのマスターだが、店の経営の方は紀田克美(南光太郎の親友である秋月信彦の恋人)と、秋月杏子(秋月信彦の妹)に任せ、旅に出てしまい、僅か2回の登場に終わってしまったのが残念である。
    • もしも東堂勝が、旧作における立花藤兵衛や谷源次郎のような「おやっさん」的なキャラクターで番組にレギュラー出演していたら、彼を演じた星セントは、この作品が「俳優としての代表作」になり、本業の漫才師だけでなく、芸の幅ももっと広がっていただろう(実際、マニア向けの特撮専門雑誌の投書欄には、このような投稿が載っていた)。
クライシス帝国(仮面ライダーBLACK RX)
  1. 人口60億の民を抱える、ライダー史上最大の敵組織と言っても過言ではない敵だが、ものすごく作戦が下手。
  2. まず最初の作戦が自転車ドロという脱力物。
  3. それを追ってきた南光太郎=仮面ライダーBLACKを捕まえるも、よりにもよって宇宙空間に放り出して窒息させようとしたせいで、太陽の直射日光を浴びてもっと強力な仮面ライダーBLACK RXに進化させてしまう。
    • ……まさかボコッた上変身機能を破壊してから宇宙空間に放り出した奴が、超絶パワーアップして帰ってくるとはお釈迦様でも思うめぇよ。
  4. その後も作戦がことごとく失敗し続ける。
    • 特にひどいのは「コウタロウ ブタニナレ」回と戦闘員がコケて薬品を落としたせいで皇女が死んだ回であろう。
    • 最も「RXが強すぎる」・「マリバロン(幹部)がうっかり作戦漏洩」・「ダスマダー(最高幹部)がいらん横槍を入れたせいでRX打倒に失敗」と結構間抜けと不運の間を行き来した感が否めない。
    • 人工太陽を打ち上げて人類を灼熱地獄にしようとして東京の気温が38℃まで上がったが、それから約30年後に本当に東京の気温が38℃を超えてしまい時代が追いついてしまった。
  5. そしてトドメに、首領がヤケクソになって自分の命を怪魔界と直結させて自爆したせいで、特に罪もない一般国民まで巻き添えになって大爆発し、文字通り消滅。ここまで後味の悪いラストは特撮史上類を見ない。
    • でもその自爆を10mくらいの地点で受けた主人公は死ななかった。
  6. 春映画では毎年のようにジャーク将軍が生き返っては殺される。
仮面ライダーJ(仮面ライダーJ)
  1. 「巨大化する」というイメージが先走り過ぎており、オールライダーモノではだいたいにぎやかし要因にされる。セリフも…だいたい掛け声しかないよなあ…。
    • あまりに毎回毎回キングコングみたいな扱いをされているため、演者自身が「そろそろ普通に戦わせてやってくれないか…」と言い出したらしい。
    • 挙句の果てには劇場版ジオウでもJのライドウォッチを使用したラスボスが巨大化する展開になってしまった。

平成1期[編集 | ソースを編集]

仮面ライダーギルス(仮面ライダーアギト)
  1. このキャラクター自体に問題は無いが、外のガワと中の人が大いにざんねん。
  2. まず着ぐるみが、水に濡れすぎてクタクタになってしまい『仮面ライダーディケイド』以降のオールライダー物では登場しない扱いになった。
    • 『ディケイド』ではアギトの変身前の暴走形態としてエクシードギルス(強化形態。こちらの着ぐるみは残っていた)が登場したのみ。
    • 嘗てはアナザーアギトも似た様な立場にあったが後にゴライダーにてアナザーアギトのスーツが新造された事で余計にギルスの肩身が狭くなっている。
  3. 演者も交際相手への暴行事件を起こし、紅白まで出たユニットを脱退して芸能界引退。
    • スーパー1の人・デュークの人と並ぶライダー俳優三大不祥事と名高い。
    • アギト関連ではG4の人に続く不祥事となってしまった。
  4. ついでに専用バイク(1台しかない)も別のライダーの物に改造されてしまった。もはや何も残ってない…。
仮面ライダーシザース(仮面ライダー龍騎)
  1. ライダーの名を冠した中では史上初の絶対悪ライダー。
    • 刑事でありながら殺人を犯して死体を壁に塗り込んで隠蔽、自分の契約モンスターに一般人を食わせて強化させるドクズであった。
      • 言うなれば王蛇の布石とも取れる。
  2. しかし彼の存在意義は「ライダーバトルがいかに恐ろしいルールか」を表す以外になく、登場して2話目で敗北、そのまま契約モンスターに頭から食われて死ぬ。
    • デッキが3枚しかない(攻撃、盾、最終奥義)、特殊カードが一枚もない、最終奥義ファイナルベントが全ライダー中最弱でラスボスの通常武器と同じ威力と最弱のハズレデッキであり、当時の子供たちからは「ライダーに選ばれてもシザースだけは勘弁」とか言われていた。
      • そのファイナルベントも炸裂前に弾かれてしまったので、映像内で斃したモンスターは一体も居ない。
        • ネット配信ギャグ『君だけのライダーを探せ』では遂に公式から「ファイナルベントがどんな技か不明」と断言されてしまった(ラスボスのオーディンもそうだけどね)。
  3. TVスペシャルではたった2話しか出番がなかったにもかかわらず、スーツの部品をセロテープで留めて撮影していた。
    • 早期退場が決まっていたため、ミラーモンスターのものと同じ素材でスーツができていたらしい。
    • そのTVスペシャルでも、新たに登場したミラーモンスターに足から捕食されるという無残な最期を遂げている。
      • 申し訳ありません。「ミラーモンスターに足から捕食されたライダー」はシザースではなく、同じ「悪の仮面ライダー」であるガイの方でした(ちなみにシザースは、「(ライダーになる前の人間だった頃、)過去に手錠を掛けられた事がある」という因縁で、王蛇に倒されました)。
  4. 『仮面ライダーディケイド』で別の世界のシザースが登場した際にも「卑怯もラッキョウも大好物だぜぇ!」と嘲笑するギャグキャラ扱いで、作中の新聞でも「弱さが魅力の大穴ライダー」「卑怯千番」とか書かれていた。
    • 『RIDER TIME 龍騎』では「焼肉パーティの最中に変身者がナイフで刺されて死ぬ」というこれまたあっけない結末を迎えた。
仮面ライダーレンゲル(仮面ライダーブレイド)
  1. 登場当初は悪のライダーという立ち位置で、「最強」の触れ込みだった。
  2. しかし変身者が普通の男子高校生だったため、「ことあるごとに最強を口にする痛い子」みたいに扱われてしまう。
  3. デフォルトでジャックフォーム並みの扱いという余計な設定のせいで、主役4人の中で唯一フォームチェンジが無い。
    • 更に蜘蛛のライダーなので飛行できず、仮面ライダーカリスのカードを使わないと飛べない。
      • \フュージョンジャック/\フュージョンジャック/\フロート/
  4. 『ディケイド』で別世界のレンゲルが登場した時も、イヤな同僚というあまり良くない描かれ方をされた。
    • 再登場した時には真っ先に死亡し、しかも「レンゲルーーー!!」と呼ばれている。本名ェ…。
    • 最もただの悪役にされたカリスよりはマシな扱いかもしれない。
根岸(仮面ライダーカブト)
  1. ラスボスみたいなポジションで現れたにもかかわらず、変身したのは幼虫形態だけで脱皮すらしないまま、火災に巻き込まれて焼死という情けなさすぎる役回り。
    • 「こんな奴の為に自ら犠牲になった擬態天道が可哀そう」という意見もチラホラ。
襟立健吾(仮面ライダーキバ)
  1. 典型的な「井上脚本被害者の会」会員。
  2. 登場当初は引きこもりの主人公・紅渡にできた数少ない友人ポジションだったが…。
  3. 敵の怪人の攻撃を受けて夢が断たれてからは暴走の限りを尽くし、完全に嫌われ者として孤立する。
    • かの有名な753こと名護啓介の跡を継いで仮面ライダーイクサになってからは、その力に溺れ、753以上に増長してしまう。
    • その結果、虫型の怪人から「虫けら」呼ばわりされてボコボコに叩きのめされてしまった。
  4. もっとも、この一件以来すっかり性格も丸くなり、渡とも和解し、最終回ではリハビリの結果ギターを弾けるまでに回復した。
  5. また劇場版では設定が異なるため、冒頭で出てきて渡に挨拶した途端に怪人にされてしまうというひどい扱いであった(渡が怪人のボスを倒したため元に戻った)。
バットファンガイア(仮面ライダーキバ)
  1. ファンガイア(敵組織)の過去の王様であり、ラスボスである。
  2. しかし妻は浮気し(その結果できたのが主人公・紅渡)、キレて当たり散らしたせいで変身アイテムも浮気し(その結果変身しすぎて浮気相手の紅音矢は反動で死ぬが)、挙句に生まれたばかりの息子に攻撃を跳ね返されて死ぬ。更に死体に部下の怨念が乗り移って怪物になり、息子と主人公の異母兄弟にフルボッコにされて爆発四散。ここまでひどい扱いを受けたラスボスはライダー史上初。
    • ただ弱いわけではなく、むしろここまで孤立しなければ音矢たちの勝てる相手ではなかったのも事実。
月影ノブヒコ(劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー)
  1. 途中までは主人公・門矢士を追い落とし、自分が大ショッカーを乗っ取るなど悪の限りを尽くしていた。
  2. ところが追い詰めた士を、なんと下水道に落としただけで大満足し追っ手も出さない。そのせいで、奮起した士により大ショッカーは敗北する。
    • ここまでならよくある話だが、これ以前に士は元仲間であるユウスケと夏海を同じ穴に落っことしていたのである。しかも二人はピンピンしていた(もちろん追っ手は差し向けた)。クウガであるユウスケはともかく、生身の夏海すら無傷で済む穴に、なんでバケモノのような強さの士を落として追撃も出さないのか?
  3. 士を甚振るべく妹の小夜を大神官ビシュムに変えてユウスケを操らせて襲わせるが、甚振るのを優先させ過ぎたおかげで120tの腕力を持つユウスケ(クウガ)をもってして士にトドメを刺させない。そうこうしている内に、小夜が正気を取り戻してしまう。もう、すべてが裏目に出ている。
  4. 要するにこの人、「戦略」は考えられても、「戦術」の才能が何一つ無い。普通は逆だろうに、珍しい悪役であった。

平成2期~令和[編集 | ソースを編集]

ウヴァ(仮面ライダーオーズ)
  1. 通称「ウヴァさん」。理由は以下を読めばわかる。
  2. グリードと呼ばれる敵怪人の四天王的立ち位置だが、短気かつ軽率で、目先の欲に目が眩みっぱなしという情けないキャラ。
    • 部下の昆虫ヤミーはみな他の四天王のヤミーと異なって喋れるが、「ウヴァさんの知性が足りないからだ」と言われる始末。
      • アンクからは「鳥頭」と侮蔑されている。
    • 途中で反省したのか、コツコツとセルメダル(グリードの力の源)を集める作戦に出たが、その作戦が「1日1枚算出されるメダルを、中小企業の役員全員に寄生させてねん出する」という涙ぐましすぎるもの。
      • メズールは1匹ヤミーを作るだけで数百枚手に入ると思うと、こんな特性にしやがった錬金術師ガラを恨みたくもなっただろう。
  3. 更に味方のカザリを裏切って、オーメダル(グリードの魂の源)を抜くという卑劣な真似に出る。
  4. そんなんだから他3名から見限られてボコボコにされ、ついにメダル1枚だけになってしまう。
  5. この状態から復活して完全体となり、更に大量にセルメダルを得ることで(他の四天王が死んじゃったので)サブライダーのバース×2を追い詰めるほどにパワーアップ。
    • しかし、オーズも大量にセルメダルを得たためあっけなく物量で圧倒されてしまった。三日天下どころか30分にも満たない天下。
  6. トドメとばかりに、黒幕である真木に四天王のメダルを全て与えられ、最初は喜ぶ。
    • だが真木が善意でそんなことをするわけもなく、更にメダルを投入され、虫頭のウヴァさんも流石にヤバいことに気が付き、慌て始める。
    • 「やめろ! これ以上はいい!!」「お、おれは嫌だあああ!」と叫び、真木から逃げ回ったあげく、字幕に(ウヴァの怯える声)とまで書かれる。
      • 流石にこの小物ムーブには、真木自身もドン引きし「見苦しい…」と呆れた。
  7. そしてついに肉体を留めなくなってしまい、メダルの器暴走体としてラスボス…ではなくラストダンジョンにされてしまった。まさかの大出世である(どこがだよ!)。
コズミックステイツ(仮面ライダーフォーゼ)
  1. フォーゼの最強フォームであり初登場時は強かったのだがそれ以降は苦戦したりする描写が多くなってしまった。
  2. 全てのスイッチの力を使えるのだが能力を生かしきれていない。
海東大樹/仮面ライダーディエンド(スーパーヒーロー大戦)
  1. 『ディケイド』の2号ライダーであり、本作ではディケイドが突如「大ショッカー」の首領に戻り戦隊狩りを始めたため、当初は怪人に追われる一般人を守ったりしていたが…。
  2. 終盤でディケイドは「戦隊をショッカーから守るために暴れていた」ことが判明、全ライダー&戦隊がノコノコ出てきた怪人たちをやっつけに向かうが…。
  3. そのことでディケイドから「友情を踏みにじられた」と勝手にブチ切れ、なんと怪人たちの旗艦を強奪し、巨大ロボット「ビッグマシン」を率いてディケイドを潰しに向かう。
    • その結果、怪人たちはビッグマシンに押し潰されて死んでしまったが、別に海東の意図したものではない。哀れだ…。
  4. ついにはフォーゼとゴーバスターズの乗ったロボに向かい「戦隊とライダーの頂点に立つのは僕だ!」という幼稚園児みたいな発言をかます始末。
  5. というわけで、最初は主役っぽかったのに最終的に悪の大ボスになってボコられてしまうという醜態を晒した。勿論無事に脱出し、『ジオウ』に再登場するけどね。
初瀬亮二/仮面ライダー黒影(仮面ライダー鎧武)
  1. 「脚本・虚淵玄」と聞いて、『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』のような鬱展開が待ち受けているのではという不安が現実となった。
  2. 数話前まで主人公たちと対立するライバルチームの役回りだったが、欲望に負けヘルヘイムの実を食べて怪物化するという衝撃的な展開となった。
  3. そして、ライダー同士の戦いではなく怪物態で倒されるという、今作初の戦死者としてはあんまりな結末となった。
  4. 演じている役者さんはなんと虚淵氏から「まどマギで言うマミさんポジションで、死ぬことで物語のターニングポイントとなる」と事前に伝えられていたらしい。
    • 事実、この回を境にシリアスな展開が続くようになる。
  5. しかもその後、黒影は量産化されて十把一絡げの雑魚にされた。むしろこんな弱いベースで善戦していた初瀬ちゃんが頑張ったというべきか。
    • チーム鎧武と対立してチームバロンと組んだ際に戒斗から提供されたロックシードの中で一番ランクが上のイチゴ(ランクA)ではなくマツボックリ(ランクC)を選んでいた目利きの悪ささえなければもう少し善戦できていただろう。
    • 主人公たちには生身であしらわれたり、映画『サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯』や小説版では普通の軍人に対物ライフルで撃たれただけで変身が解除されている。
  6. 『黄金の果実争奪杯』ではペコが「黒影・真」という上位互換に変身しているが、変身して物の数分で力が暴走してしまい、尊敬するバロンに助けを求めながら死亡するという悲惨な扱いだった(ちなみにこの映画版は主人公が並行世界に迷い込む話であり、初瀬とペコは終盤で生き返っている)。
  7. 相方だった城乃内秀保が変身するアーマードライダーの名前をグリドンと名付けたのも彼で、自分と関係ないとはいえネーミングセンスが悪い。(黒影は自分で名付けていたためなおさらである)
ジーニアスフォーム(仮面ライダービルド)
  1. ビルドの最強フォームだがあまり活躍していない。
  2. 全てのボトルの力を使えるのだがコズミックステイツ以上に能力を生かしきれていない。
仮面ライダーグランドジオウ(仮面ライダージオウ)
  1. ジオウの最強フォームであり初登場時には圧倒的な強さを見せつけたのだがそれ以降は苦戦したり負ける描写が多くなってしまった。
    • 更に中間フォームのジオウトリニティがグランドジオウを遥かに上回る活躍をした事で余計に最強フォームとしての立場が無くなってしまった。
    • TVシリーズでの本編ではオーマジオウが、劇場版では更なる最最強フォームとも言える「オーマフォーム」が大暴れしたため、より立場が無くなった。
加古川飛流(仮面ライダージオウ)
  1. 主人公・常盤ソウゴに恨みを持つ中ボス的役割として登場した。
    • ジオウの力を持つ「アナザージオウ」として登場し、ジオウやゲイツが倒したはずのアナザーライダーを復活させて襲いかかった。
  2. だが、ソウゴに恨みを持つ理由が「自分とソウゴが同乗していたバスが事故に遭い、お互いに両親を失いながらもソウゴは大叔父に引き取られたが本人は孤独になってしまった」「白い服の女がソウゴの名前を呼んで銃を発砲する」場面から、「ソウゴのせいで自分は家族を失った」という完全な逆恨みであった事から株を下げた。
  3. 一度ジオウに倒された際に、ソウゴから励ましの声をかけられ改心フラグ…かと思いきやなんと終盤に再登場し、改心どころか更なる復讐として「アナザージオウⅡ」として歴史を書き換えるという行為に出る。
  4. 最終的にはジオウたちに倒され、更にアナザージオウウォッチは海東に奪われ、スウォルツからは「お前には王たる資格などない」と小者臭が拭えない終わり方となった(一応生存はしているが)。
仮面ライダーゼロツー(仮面ライダーゼロワン)
  1. 終盤にようやく登場したゼロワンの最強フォームだが、数話で変身者の或人がアークゼロ化する闇堕ちのおかげで登場しなくなってしまった。
  2. TV版の最後の出番は、仲間であるバルカンをボコって倒すというほぼ仲間割れに近い活躍であった。

スーパー戦隊[編集 | ソースを編集]

小泉ミカ/初代イエローフォー(超電子バイオマン)
  1. 記念すべき最初の女性イエロー。
  2. 昭和のスーパー戦隊では結構多かった(大人の事情による)交代劇であるが、イエローフォーの場合は少し勝手が違う。
  3. というのも、演者が9話目でいきなり事務所を脱退し、撮影現場から失踪したからである。
    • 演者が失踪した理由も諸説あり、「恋人と駆け落ち説」「監督との不仲説」「事務所社長とのイザコザ説」があり、未だに詳細な理由は分かっていない。
    • レッドワンの演者である阪本良介氏は撮影日の前日、イエローフォー役の演者から「私、明日撮影サボるから」と言われ、冗談だと思っていたら本当に撮影に来なかったと後に話していた。
  4. そこで第10話で急遽敵が変身後のイエローフォーだけをボッコボコのメッタクソにリンチして、スーツが脱げないまま死亡という超展開になってしまった。
    • これ以前の第7~9話も変身後のアフレコがまだだったため、7~10話は当時新人声優だった田中真弓(!!)が吹き替えをおこなった。
      • 製作側もバタついていたため、現在でも映像テロップには田中真弓はノンクレジットとなっている。
    • 正確に言うとボコボコにされたというよりは、バイオ粒子への反物質でできたビームを仲間から庇って被弾し力尽きて死亡という展開。
  5. バイオマンは「500年前にバイオ粒子を浴びた者の子孫」という選抜理由があったため、(そんだけ昔ならいくらでも子孫がいるだろうということもあって)2代目イエローフォーを襲名する矢吹ジュンはヨーロッパにいたのでバイオロボが見落としていたという理由で後釜に収まった。
ジェットイカロス(鳥人戦隊ジェットマン)
  1. ジェットマンの主力メカであるが、後半は毎回ズタボロにされ、何度も片腕を折られている。
    • ラスボスとの戦いでも折れた。ジェットスワローが弱いのか?
    • 機体も歴代戦隊ロボで一番軽い94t(身長52.8m。ここまで軽いと最早発泡スチロール。)なのでそりゃ苦戦もしそうだが…そもそもロボットの名前でイカロスと縁起が悪い名前を付けるのもどうなのか。
      • ガオイカロス「私は強かったぞ!」
煙右衛門(星獣戦隊ギンガマン)
  1. ギンガの光が姿を潜ませる物の一つ「深く眠りし物」を手に入れるべく送り込まれたブドー魔人衆の魔人。
  2. ドジな所が目立ち、ビルの上で大見得を切るも誤って転落したり、得意の火種飛ばしを誤爆したり弾き返されたりと結構コミカル。
    • そのせいか、放送当時のてれびくんの記事では「役に立たないバルバン魔人」ランキングに入ってしまった。
ガオゴッド(百獣戦隊ガオレンジャー)
  1. パワーアニマルの神たる立場に違わぬ全PAに対する統率力と優れたサポート能力を合わせ持つが、戦闘力では鋼星獣に毛が生えたレベル。
    • 千年前の戦いで百鬼丸に敗北し、最終決戦ではセンキに敗れている(相手が悪すぎたというのもあるだろうが、敵を倒した描写も劇場版のみ)。
    • おまけに最初はオルグの計略に引っかかって走たちからPAを奪うわ(計略自体は見抜いてはいたがガオレンジャーの皆様に試練を与えるべく一芝居打っていたと信じたい)、人間態の風太郎(演じているのは子役時代のこの方)の存在もあってウザさが半端ない。
  2. 超合金版とミニプラ版や一部書籍で専用武器の弓の名称がそれぞれ異なる(前者はパワーボウ、後者はパワーアロー)。
ジャグド(動物戦隊ジュウオウジャー)
  1. 敵組織「デスガリアン」の幹部として登場し、ジュウオウジャーの初戦の相手として圧倒したが、ジュウオウイーグルが参戦するとあっさり倒され、1度復活するもジュウオウキングに蹴散らされ、なんと敵組織の幹部としては早すぎる初回での退場となってしまった。
  2. その後、VSやVシネで復活し再登場するもいずれも蹴散らされて終わった。
アニダラ・マキシモフ(怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)
  1. 戦隊史上初の「ヒーローメカに間違って踏み潰されて死んだ怪人」。
    • 劇場版に登場したギル親子もビッグマシンの変形に巻き込まれて死んでるが、こいつは初登場シーンで既に死んでいるという空前絶後の扱いを受けている。
  2. その後復活し、最初から巨大化した状態でパトレンジャーと交戦するも、等身大に戻れないせいでアジトに入れなかった(笑)。
  3. 再び人間界に戻りパトレンジャーをおびき寄せようとするが一向に来ない巌流島状態にイラついていた所でルパンレンジャーが登場、怪盗と警察の小競り合いに巻き込まれる形で絶命という不合理な末路を遂げる。
ヤバソード(騎士竜戦隊リュウソウジャー)
  1. 本作の敵組織はチェスをモデルにしており、コイツはキング級である。キング級である(大切な事なので2回書きました)。
  2. しかし生まれたばかりの赤ん坊同然で知能はゼロに等しく、真の黒幕であるエラスの完全な駒であった。
  3. 最後はエラスが吹っ飛ばした巨大ロボ「キングキシリュウオー」がよろけて踏み潰すというアニダラ・マキシモフ並みのあっけない最期を迎えてしまった。

メタルヒーローシリーズ[編集 | ソースを編集]

アオガメダブラー(宇宙刑事ギャバン)
  1. マクーがタイムマシンを使って過去にある竜宮城の財宝を狙った回にてタイムマシンの製造を担当したダブルモンスター。
    • しかも乙姫様が大好き&特殊な靴が足にフィットする美女がいないと全力を発揮できないという変わった体質の持ち主で、そこを突かれて乙姫に扮したミミーの策にハマってしまう。
    • ちなみに断末魔も「乙姫様~!!」だった。
激闘士ゲバローズ(超人機メタルダー)
  1. ネロス帝国戦闘ロボット軍団の一員だがドシンプルなデザインも相まって扱いが不遇。
  2. 第1話で覚醒したばかりのメタルダーに大木に叩きつけられるわ、後の話では他の軍団員にハンマーで頭を飛ばされるわ以後も散々な目に合う。
    • 特に最初の大木に叩きつけられるくだりは前半のEDでも毎週使われていた。
ジサツノイド(機動刑事ジバン)
  1. 変わったモチーフの多いバイオノイドの中でも特に変人じみた存在で、とにかく自殺したがる。
    • 結局ジバンを道連れにする作戦方針に落ち着くもやはり失敗。
カブキノイド(機動刑事ジバン)
  1. 「歌舞伎」というモチーフをもとにしてあるだけあって、派手で目立つバイオノイド。しかし、バイオノイド軍団の奇天烈さの中に埋もれてしまった感もあり。
  2. ついでに不遇な点。あまりにも弱い。必殺技である花吹雪爆弾なども、ことごとくあっさりとジバンにはじき返される。
  3. そもそも、作られた目的が「人間を怪物化させる怪物細胞」の培養という、歌舞伎とは関係ない能力。
  4. どうしてドクター・ギバがこのようなバイオノイドを作り上げたのかわからない、という声も目立つ。ただ、本人の「歌舞伎者」っぷりは、かなりホンモノ。
デスマルト(重甲ビーファイター)
  1. 三大幹部がそれぞれ武器を提供したため、とんでもなく強く、1人の怪人を3人で相手する(露悪的表現)ビーファイターが束になっても敵わなかった。
  2. しかし典型的な「指示待ち怪人」だったので、三大幹部が自分の推薦した武器で倒すと言い始め、言い争ってるうちにビーファイターに反撃されて倒された。アホかーー!!
    • 「ビーファイターは3人いるんだから1武器1殺すればいいだろ!」と突っ込んだ視聴者は多かろう。

その他[編集 | ソースを編集]

スカーレットドッグ、レッドスネーク(人造人間キカイダー)
  1. 第1話にて、「これから登場するダークロボット」として、プロフェッサー・ギルによって紹介され、シルエットで登場した。
    • それらのうち、ゴールデンバットは「タバコに同じ銘柄がある」ということで、「キンイロコウモリ」と和訳され、サソリホワイトは、「サソリブラウン」と色を変えられて登場したものの、スカーレットドッグとレッドスネークは、最後まで登場する機会がなかった。
      • レッドスネークはともかくとして、スカーレットドッグは、「モチーフが犬」だったから、愛玩動物として人気の高い犬をモチーフにするのはかわいそうだったということで没になったのだろう。
        • 「犬モチーフの敵キャラ」が登場するのは、この作品から14年後の『時空戦士スピルバン』に登場する戦闘機戒人ドーベラーまで待たねばならなかった。
ハカイダー(キカイダー01)
  1. 前作の悪の首領・ギルが脳ミソを移植したせいで致命的に頭が悪くなり、何度も主人公たちにボコボコにやられる小悪党に成り下がる。
    • 「ザコの親玉(ハカイダー部隊を率いる)」→「漫才コンビの片割れ(シャドウナイトとのペア)」→「用無しの咬ませ犬(ザダムやワルダーのパシリ)」という具合にキャラもだんだん下がっていった。
    • しまいには犬狩りとかミカン強盗までやらされ、前作から続投していた声優が激怒したという逸話まである。
  2. 当初作っていた組織は一発で全部の基地を爆破できるスイッチ(いつ使うねん!!)を押されて一瞬にしてすべての基地が消し飛ばされるという大ポカを犯している。
    • しかもこのボタン、【押す】って書いてある。じゃあ敵が侵入したら押されるに決まってんじゃねえか。何を考えているんだ。
ワルダー(キカイダー01)
  1. 外見はカッコいいサムライロボットだが犬が苦手という可愛すぎる弱点がある。
    • 途中から同僚のビジンダーといい仲になった人間(滝和也ではない)に露骨に嫉妬するなど、必要以上に人間臭くなってしまった。まあそれも魅力の一つじゃあるが。
  2. 漫画版ではハゲ頭のダサいデザインで、しかも姿が出てきたのが1ページだけ。余りにカッコ悪いため、アニメ版では存在を抹消された。
ミノゲルゲ(超人バロム・1)
  1. あらゆる人間のやる気を失わせる怠けガスを作り出せる。これ自体はかなり強力な能力であり、運転手を怠けさせて死亡事故を起こしたほど。
  2. しかしこのガス、味方であるアントマンやドルゲ魔人にも効いてしまう。
    • 最終的にバロム1の爆弾パンチを受けたがそれのダメージはふらつく程度であった。しかし直後、「バロム1! オレは戦うのが面倒になった! 死ぬぞ~~!!」と投身自殺してしまった。…おバカ!!!
      • 自分が吐いたガスで死んだ怪人と言えば『仮面ライダー』の試作型ピラザウルスが有名だが、コイツは毒ガスの効果で自殺している分余計に腹筋に悪い。
  3. 「蛾をモチーフにした怪人」は、多くの東映特撮に登場するが、ミノガ(それも幼虫)をモチーフにした怪人は、非常に珍しいと思う(他社制作の特撮では、『鉄人タイガーセブン』に登場したミノムシ原人くらいなものか)。
    • 「蛾をモチーフにした怪人」で、真っ先に思い浮かぶのは、「ドクガ(毒蛾)」だが、実はそれ以外でも、数多く登場している。同じ『バロム1』なら、後にマユゲルゲ(架空の虫である「毒カイコ」がモチーフ)や、後年の『大戦隊ゴーグルファイブ』に登場したカイコモズー、『仮面ライダーBlack』に登場したクワゴ怪人(この怪人も「ミノゲルゲ」同様、幼虫モチーフの怪人だった)、イラガ怪人もいた。

その他[編集 | ソースを編集]

アンギラス(ゴジラシリーズ)
  1. 初めてゴジラと戦った怪獣であるが、初登場の『ゴジラの逆襲』ではただの噛みつき合戦で敗北し、大阪城の堀に突き落とされて火炎熱線で焼き殺されるという悲惨な扱いだった。
  2. その後、二代目が登場するが…。
    • キングギドラとの2連戦(地球最大の決戦、怪獣大戦争)では全く登場せず、お祭り映画の『怪獣総進撃』でやっとこさ登場。
      • 一応この頃はキングギドラに背中を向けて突撃してそこそこダメージを与えるなど健闘はしていた。
    • 『ゴジラ対ガイガン』ではよりにもよって腹にノコギリがあるガイガンに向かって頭突きするという一番やってはいかん愚策に出て血まみれになる。
      • ゴジラから漫画の吹き出しで「おい!アンギラス! すぐ ていさつに ゆけ!」「いそげよ!」と命令されるなど、もはやゴジラの子分に成り下がる。
        • まあ「なんだい?」「OK」とか言ってるのでゴマすり役とかにはならんかっただけマシか(聞いているか、アメリカ版ラドン!)。
    • 後日談の『ゴジラ対メガロ』でも登場したが、地割れに巻き込まれただけで出番終了。何しに出てきたんだお前は!
    • 『ゴジラ対メカゴジラ』では偽ゴジラに顎を外されてしまう…。
  3. 平成ではラドンもモスラもキングギドラも活躍したのに「VSシリーズ」で全くお呼びがかからず、旧シリーズ最後の映画『ゴジラ FINAL WARS』でようやく登場。
    • こちらではゴジラと戦い、ラドンやキングシーサーと共に負けはしたがそれなりに健闘した。
  4. アメリカ版のモンスターバースシリーズでは版権料の都合で未だ登場が叶ってない。
バラン(空の大怪獣バラン他)
  1. 「ゴジラより凶暴! ラドンより巨大!」という触れ込みだが、現在では体長50m、体重1万5千tという設定であり、ラドンと大して変わらない。
    • それどころかラドンは翼が120mもあるので、ムササビ型のバランより明らかにでかそう。
  2. ムササビ怪獣の異名を持つが、爬虫類なので全然ムササビと関係ない(笑)
  3. 陸海空を制するという設定なのに、ムササビ飛行なので自由に飛べず滑空するだけ、水中では動きが鈍いと器用貧乏。
    • おまけに火も光線も吐かないうえ、光に反応する習性を利用されて爆弾を食ってしまい自滅した。
  4. 初登場した映画は放送禁止用語があるせいでTVで放映出来ないらしい。(DVD化はされている)
  5. その後、『怪獣総進撃』で初めてカラー映画デビューを果たしたのだが、出番は1分にも満たず、終盤のキングギドラ討伐戦でも背景にいただけでまったく攻撃に参加できなかった。
    • むしろ、ここでモブとして登場できただけ、ゴジラシリーズの怪獣図鑑などに呼んでもらえる分マシであろう。
  6. 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』では当初アンギラスやバラゴンと一緒に出てくるはずだったが、「そんなメンツで客が来るわけがない」と却下された。
    • アニゴジ前日譚の小説『ゴジラ 怪獣黙示録』でアンギラス、バラゴンと共にゴジラに瞬殺されるのはこの没設定の流用である。
ジラ(GODZILLA)
  1. ハリウッドリメイク第1作に登場したでっけえイグアナ。
  2. 外見はかっこよくなくもないが、戦闘機のミサイルごときでくたばってしまったために日米のゴジラファンから失望された。
    • 日本版の宣伝文句「人類に打つ手はない」とはなんだったのか。
      • 単独で繁殖はできるので生まれたジュニアたちが成長すれば打つ手はないのかもしれないが、たった一体残ったジュニアは本作の続編的存在「ゴジラ・ザ・シリーズ」では味方になった。
  3. 『ゴジラ×モスラ×キングギドラ 大怪獣総攻撃』では日本防衛軍の指揮官が「アメリカにゴジラらしき怪獣がいたが、日本国はこれをゴジラと認識していない」というダメ押しがなされた。
    • 更にFWや小説『怪獣黙示録』でもその紙防御ぶりをネタにされている。マグロ食ってるような奴はだめだな。
  4. アメリカのゴジラファンの一部からは「GINO(ジーノ)」と呼ばれている。
    • 「Godzilla In Name Only」の略であり、いわば「ゴジラとは名前だけでしか呼ばれてない」という意味。
アイアンキング(アイアンキング)
  1. 当時としては珍しかったW主人公システムで、三枚目な方が変身する巨大ヒーロー。見た目はウルトラマンみたいでかっこいい。
    • っていうか、脚本家(1人!)がウルトラを多く執筆していた人なんで似てて当然ちゃ当然。
  2. しかし1分しか活動できないという超絶欠陥ロボであり、二枚目な方の主人公にいっつも助けてもらっていた。
    • 自力で敵の怪獣をやっつけたことが3回しかないというのがヤバすぎる。
      • いや、ちょっと待て!フリーの売文家である岩佐陽一氏が後年著した『なつかしのTV青春アルバムVol.3 清貧編』や、同じく彼が著した『最終回にほえろ!』でこの作品が取り上げられていたが、それらの本によれば、アイアンキングは「自力で倒した敵モンスターが2体しかいない」と書いてあった(第16話のトラギラスと、最終回のクリケットンのみである)。
        • 敵勢力は全26話と短いながら3つも登場したが、第一の勢力である不知火族相手では、全くロボットを倒せず、第二の勢力である独立幻野党相手にやっと一体、最後に登場した昆虫型宇虫人集団のタイタニアン相手では、ようやく二枚目な方の主人公である弦太郎のサポートを借りながら宇虫怪獣にとどめを刺していたが、ここでも「自力で倒した敵モンスター」は前述にもあるように、最終回のクリケットン一体のみである。
          • アイアンキングの勝率は全26話中、登場怪獣23体で「自力で倒した敵モンスター」が僅か2体だから、単純に計算すれば、勝率8分7厘と1割にも満たないのだから、おそらく「史上最弱の巨大ヒーロー」で間違いないだろう。
    • エネルギーは水という環境にやさしいヒーローだが、燃費が悪すぎるため人間態の時いっつも水をがぶ飲みしなければならない。
  3. 挙げ句、最終回では敵キャラに洗脳されて、東京を破壊する始末。
    • その最終回が原因で『ウルトラマンが最終回で東京を破壊するストーリーがある』という都市伝説が出来てしまった。
      • 当時、この番組を再放送していた埼玉の独立U局は、後年の再放送時に最終回の前編だけを放送した時に、上記のクレームが殺到した為に、長年の間、特撮ヒーロー番組の再放送には消極的になってしまった。

関連項目[編集 | ソースを編集]