もしエベレストが火星・オリンポス山並みの標高だったら

ナビゲーションに移動 検索に移動
  1. エベレストの標高は約25,000mほど。
    • 山頂は成層圏の中央、オゾン層付近にまで達する。
    • 空を見上げると青ではなく漆黒。
      • 宇宙空間同様、昼間でも星が見える。
    • 現在の亜音速旅客機(平均飛行高度11,000m程度)はもちろん、コンコルド(平均飛行高度18,000m)ですら飛び越えることができない。
    • それでも大気圧は火星の地表よりもかろうじて高い。
    • X-15で越えられる山となる。
    • 隣りのアルバ・パテラなら標高6kmなので登頂可能。
    • ギリシャにも同名の山があるがそれは標高3km。
  2. エベレストだけが極端に高くなっているとは考えられないので、ヒマラヤ山脈そのものが15,000m以上の標高に。
    • 一年中快晴で、雪は積もっていない。ただ荒涼とした岩山が続くのみ。
    • 太陽からの紫外線が強すぎて植物すら育たない。
    • 21世紀までに技術的関門を突破できた場合、天文台が数多く建設される。
      • 但しハワイとは異なり、原則「無人」。
        • 電源も全て太陽電池で賄い、夜はバッテリー駆動に。
      • ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられていたかどうかは微妙。
  3. 登山家の装備が船外活動用の宇宙服並みに。
    • アメリカロシアの登山服の売り込み合戦が激化。
      • その登山服はガンダムシリーズのノーマルスーツにような構造になっている。
    • 無酸素登頂は不可能。
      • 酸素ボンベ切れで遭難する登山家が続出。
      • それ以前に、登山中に簡易テントで過ごすことすら無理なのでは(絶対に与圧が必要)。
    • この山の登頂を目的としてモビルスーツやアーマード・トルーパーが開発されていたかも。
    • 軍用機で頂上に向かうのが常識になっていたりして
  4. ひょっとしたらネパールブータンは標高が高すぎて存在していないかもしれない。
    • この人は今でも故郷の加茂市、またはアンデス近辺を活動拠点にしている。
  5. 中国インドが国境を巡って争うこともない。
  6. ジェット気流が大きく蛇行し、東アジアの気候が実際とは異なっている。
  7. 中国経由による大乗仏教の伝来も2~3世紀ほど遅れる。
    • 中央アジア経由でヒマラヤを越えるわけじゃないからたぶん大丈夫。
  8. 河口慧海がチベットへ行くこともなかったかも。
  9. アネハヅルの渡りは不可能に。
  10. ヒマラヤ産岩塩の採掘は困難を極める。
  11. それらの環境に適応する人間や動物がいるかもしれない。
  12. もし将来火星のテラフォーミングに成功したならば、ここに書かれているようなことがリアルになるかもしれない。