もし第1次ベビーブーム世代の高校・大学進学率が高かったら

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第1次ベビーブーム世代は中学を卒業すると集団就職するケースが多くみられましたが、もし第1次ベビーブーム世代の頃から高校や大学への進学が一般化していたら?

  1. 第1次ベビーブーム世代の進学に合わせ、高校や大学の新設が各地で進んでいた。
    • 夏の高校野球も、ピーク時には参加校が5,000校(地区予選参加校数)を超えていた可能性がある。
      • 1960年代前半には現在と同じ49代表校制となっていた。
    • 史実では平成になってから開校した高校・大学の多くは、第1次ベビーブーム世代の進学期に当たる1960年代前半(高校)~1960年代後半(大学)に開校していた(進学枠に史実以上の余裕があったため、少子高齢化が本格化する1990年代以降の開校の可能性は薄かったと思われる)。
  2. それ以降の世代も、中卒で就職する者は史実よりはるかに少なかった。
    • そうなるということは、史実より高校進学枠に余裕があるうえ、当時でも15-17歳の若者達はあまり戦力にならないと判断した企業が史実より多かったと思われるため。
    • 日本相撲協会は新弟子検査の資格年齢引き上げを行っていたか、力士のための通信制高校を開校していたかも。
  3. 史実では1990年代前半に起きた私大バブルは1960年代後半(第1次ベビーブーム世代の大学進学期)に起きていたかもしれない。
    • カタカナの学名・学部・学科は現実より少ない。
    • バブル崩壊あたりから大学の閉校が始まっていた。
  4. 大学全入時代が史実より10年程早く到来していた。
  5. 十分な学力を持って社会に出る者が増えたため、その後の日本社会に何らかの好影響が出ていた可能性もある。
  6. 定時制高校に通う者は史実より少なかった。
    • 所得云々の問題を考えると、むしろ就職しつつ夜学に通う人が増えていたのではなかろうか。
  7. 中途退学者に対する支援が社会問題視されていた。
    • 退学人口も相対的に多かったと思われるため、サポート対象者数も多かったことになり、手間も費用も現代より多かった。
  8. 当然学生運動はより大規模になる。
  9. 旅行ブームが「ディスカバージャパン」以前に到来した。
    • 「青春18きっぷ」は1970年の大阪万博を契機に誕生した。
  10. 奨学金問題がもっと早くから顕在化していた。
  11. 第1次ベビーブーム世代以降、結婚時期は現実よりも遅くなっていた。
    • 第2次ベビーブーム世代は1970年代後半生まれを指していた。
      • 1990年代後半に第2次私大バブル期が起こるものの、大学の定員が増えていたので、有名大学を除き競争率は緩和され、史実の第2次ベビーブーム世代と比べて大学進学率も上がっていた。
        • 経済状況が史実通りだったら団塊ジュニアの就職はさらに悲惨なことになっていた。大卒だけでなく高卒も就職難に巻き込まれていた(史実では大卒は就職氷河期だったが高卒はバブル末期で比較的楽だった)。
  12. 女性の社会進出は1970年代前半くらいから起こっていたかも。
    • 男女雇用機会均等法の施行も現実よりも10年早かった。
  13. 第3次ベビーブームが起きていることは確実。
    • むしろ少子化が早くから進んだだろう。
  14. 高校の義務教育化が実現していた。
    • 同時に大学が以前の高校並みの扱いになっていた。
  15. 「ひよっこ」の内容が史実と違っていた。
    • みね子は高卒で集団就職する設定は変わらないが、中卒者は高卒で集団就職する設定に変更されていた。
  16. 井沢八郎の「あゝ上野駅」という歌は存在しなかったか、あったとしても歌詞は史実と違っていた。
  17. 「受験生ブルース」のような、当時の受験生が聞いた歌が、懐メロや当時の代表的な歌とされる。
  18. この時点で、中学3年生は即高校受験生であるというイメージが定着し、高校3年生も相当数が「大学受験生」というイメージになる。その事で、当時の10代向けの大衆文化の方向性が大きく変わるし、それは恐らくその後も持続するだろうから、1970年代・80年代等において、史実と異なり、以下のような状況になる。
    • アイドルの歌は、受験生応援ソング的な内容になる。
    • 少年非行問題は、(史実のような形=暴走族・対教師暴力等では)あまり起きない。また「ツッパリ」文化は、史実と異なり、相当マイナーになる。
    • 中学校や高校の制服の形状が、史実よりはるかに早く、1990年代以降風(ブレザーの一般化や、女子のスカートの丈・柄など)になり、以後今日までその延長上になる。



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