ステンレス

ナビゲーションに移動 検索に移動
  1. ステンレススチール。直訳して「錆のない鉄」。
    • にクロムを1割ほど混ぜたもの。表面にできる酸化クロムが内部を守るため、非常に長持ち。
      • オーステナイト系にはニッケルも。スプーンやナイフの柄の裏にある「18-10」の刻印は、クロム18%・ニッケル10%の意味。
    • ただしステンレスと言ってもグレードがピンキリで、よく「磁石がくっつくのは安物」とかいう判断基準があるが、高級なステンレスでも箇所によってはつくのであてにならない。
      • 基本的に磁石がつかないのはオーステナイト系ステンレス。フェライト系、マルテンサイト系は磁性があるので磁石がつく。
  2. システムキッチン、缶コーヒーの缶から、工業用鋼材として大掛かりなものまで、幅広く親しまれている。
  3. 工場作業員や整備士などが「ステン」と呼ぶことがあるが、単にステンでは「錆、汚れ」という意味でしかない。
    • まあ、「ステンレス」でも「錆びない」という意味でしかない罠。
    • 自動車の「フルステンマフラー」は意味を知ってると言えないw
    • 「ステン専用」という能書きで販売されている切削工具まである。
      • JISでは種類によって、SUS304やSUS403とかで表記されるので、技術屋さんは「サス」と呼ぶことが多い。
  4. 近年、鉄道素材としてよく使われる。
  5. さあ、ステンレスの時代だ
  6. 汎用旋盤初心者の鬼門。アルミニウムや黄銅に比べるとものすごく固い。
    • そういえば銅管とステンレス管では切断のしやすさが雲泥の差だった。
  7. 「ステンレス・スティール」というバラの品種がある。