商船三井

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商船三井[編集 | ソースを編集]

  1. 日本郵船、川崎汽船と並ぶ日本の三大海運会社の一つ。
  2. 英語名はMitsui O.S.K. Lines。日本名からは消えた大阪の地名がしっかり残っている。
    • 住友系の「大阪商船」と三井系の「三井船舶」が合併。間を取った「商船三井」は元来通称で、「大阪商船三井船舶」が正式だった。
    • ナビックスを合併した際に「商船三井」が正式名称に。
    • 銀行・損保に先立つ三井・住友の混血児。でも今は三井色が強い。ちなみに船の多くは岡山の船大工が納入している。
  3. ワニ(アリゲーター)のマークが目印。

商船三井フェリー[編集 | ソースを編集]

  1. さんふらわあ東日本地区代表
  2. 現在は大洗と苫小牧を往復している。
    • かつては東京港へも行っていた。
    • 東京から撤退した代わり、東京・大洗と苫小牧・札幌のバスを組み合わせた切符を売るようになった。
    • 富良野発着もある。
      • ライバル会社のある小樽と旭川発着もあるらしい。
        • 以前は、ライバル会社もそのようなきっぷを発売していたが、最近は発売していないらしい。
          • バス得きっぷのことだろうか、あれは三井のバス切符と違い夏季限定販売で2010年代中盤も存続している。
      • 関東側からは水戸・宇都宮から札幌、北海道側からは他に旭川・小樽から東京と手広く設定されている。
        • 旭川・富良野・小樽-東京プランは2019年9月をもって終了に。
  3. 首都圏発着のフェリーでは珍しく、2往復運行している。
    • うち1往復はカジュアルフェリー
      • それに使用されている船舶は、元東日本フェリーの博多~直江津~室蘭航路で運航されていたものである。
  4. 首都圏に道内ナンバーの大型車両を送り込んでいる主。
  5. 貨物船を兼ねていて、車両甲板にはトレーラーも多い。
    • 停泊中はこれらを運び出すため、船内を牽引車が行き来している。
  6. ブル-ハイウェイラインを継承。同航路の東日本フェリー撤退。
    • 青帯はブルハイ前身の日本沿海フェリーからの伝統として、17年新さんふらわあふらのにも塗られた。
      • 大洗航路で苫小牧発着ブルハイと室蘭発着東日本の安売り合戦から苫小牧大洗での共同運航を経て東日本が降りた。
  7. 上野~札幌間の寝台列車が消えた今、「移動そのものを楽しむ」派には文字通り“頼みの綱”となってしまった。がんばれ。絶対に航路の灯を消すな。
  8. 夕方便の新造船投入後の2018年からは昼食・夕食がバイキング制から軽食販売とハーフバイキング型の定食販売に切り替えでどうなるか・・・

フェリーさんふらわあ[編集 | ソースを編集]

さんふらわあ
  1. 関西汽船とダイヤモンドフェリーの親会社として発足した。両社のHPにアクセスすると、「フェリーさんふらわあ」のHPへ誘導される。
    • なので見出しを統合しました。
    • 余談だが、さんふらわあは商船三井フェリーの登録商標で、こちらは関連会社(関西汽船・ダイヤモンドフェリーとも)になる。
  2. 同じさんふらわあでも商船三井フェリーに描かれているものとは微妙に違うらしい。
  3. 乗っていると下船時の曲がしばらく頭に染みついてしまった… ♪さんふらわ~ さんふらわ~ 太陽に守られて~
    • その歌、以前はCMでよく流れていた。
  4. 船内の「ツーリストベッ」の表記が、気になる。
  5. トミカでフェリーが登場する場合、必ずここになる。
  6. 2018年初代「さんふらわあきりしま」が25年の歴史に幕、かと思いきや後継船のトラブルによる入渠で2度も代船運航を行うゾンビっぷり。
  7. 2022年末ごろに新造船の就航が予定されている。
    • 船名は、大阪商船時代からある「紅丸」の名前を受け継いだ4代目にあたる「さんふらわあ くれない」になる予定。
      • 姉妹船も先代で姉妹船だった「むらさき丸」に由来する「さんふらわあ むらさき」が予定されている。
  8. Wi-fiパスワードが見つからないし、問い合わせる窓口もない。乗船時間が非常に長い上に、陸地に少し近い場所意外では電波が繋がらない、夜は外の景色も見えないため、動画や本の事前ダウンロードは必須である。
  9. コロナ禍のせいか、食堂も閉まっててカップ麺のセルフしかない。
  10. とはいえ、乗り心地はいいし、部屋もまあまあ。

関西汽船[編集 | ソースを編集]

  1. 昔は新婚旅行でも使われたらしい。今上天皇の皇太子時代の影響(宮崎方面)で。
    • 関西~大分・宮崎は昔は鉄道でも「彗星」が数往復あったりしたし。全車グリーン席の「ことぶき」なんてのが走ったことも。
  2. 由緒は正しい。ここらへんに鉄道が開業するより前の明治17年には就航している。
  3. 「こばると丸」「あいぼり丸」は日本最後の客船。
  4. 大阪~松山~別府航路が目立ってるが、松山~小倉航路もある。
    • 大阪線は遂に松山寄港廃止……
  5. ついにフェリーさんふらわあへの経営統合決定。歴史ある関西汽船の名称は完全に消滅した。
  6. ここが運航していた「くれない丸」は瀬戸内海の女王と呼ばれていた。
    • 戦前に漢字の「紅丸」、旧仮名の「くれなゐ丸」があり、戦後のは3代目。

ダイヤモンドフェリー[編集 | ソースを編集]

  1. 志布志航路を運航。
    • マルエフェリーとともに、鉄道では今日となっては日南線の終端でしかない志布志の知名度向上に一躍かっている。
    • 神戸~大分航路もある。
  2. むかしは自動車と一緒じゃないと乗船できないことになっていた。子どもの頃、それを見て「それじゃ高校生以下の子供は乗れないのか?それはヒドイ、ぼくも乗りたい!」と思ってた。

名門大洋フェリー[編集 | ソースを編集]

大阪南港にて
  1. 社名の名門は一般的な意味での「名門」ではない。母体企業「名門カーフェリー」が名古屋~門司航路を開設してた名残みたいなもの。
    • 元は名門カーフェリー(ケイハン系,京阪電鉄とは関係ない)と大洋フェリー(商船三井系)の合併によるもの。
    • 旧名門カーフェリーが名古屋航路を廃止したのは山陽新幹線博多開業の影響で利用者が減少したことも原因らしい。
    • 旧大洋フェリーも山陽新幹線博多開業後に旅客の減少が見られたため、それに対抗する目的で日本高速フェリーで余剰となっていたさんふらわあ2隻を譲り受けたといわれている(後にさんふらわあ自体は関西汽船に移ったが)。
  2. 大阪南港と北九州・新門司港を結んでるんだが、地味。
    • 「シティライン・名門大洋フェリー」がキャッチフレーズだが、さてさて…。
    • 地味というが大阪~福岡の高速バス「ムーンライト号」を撤退させるなどフェリーの力はかなり大きい(LCCと旧ツアーバス上がりの新高速バスの影響もあろうけど)。
      • なおJRバスと手を組んでおり、名古屋~門司の乗り継ぎ乗車券なんかも販売されている。これは名門大洋のみで阪九フェリーにはない。
      • ネット予約した場合の割引率も破格(1便は6,880→3,980円)。船と高速バスでは快適性に大きな差があるから船を好む人は多そうである。
  3. 小倉駅・門司駅と新門司港を結ぶ無料送迎バスは自社バス(カネ取る営業運転じゃないので白ナンバー)。
  4. 上り(大阪行)下り(新門司行)とも、17:00出発便は1便、20:00出発便は2便。JR等のような下り1号、3号・上り2号、4号のような便名割り振りはしてない…ってこれはどこも同じか?
  5. 新門司港での乗り場は阪九と離れてる。
  6. 船名がなげやり。フェリーきょうと2・フェリーおおさか・フェリーきたきゅうしゅう・フェリーふくおか2…。
    • わかりやすくでいいじゃないか、と思ったが京都には行かないよね。。。
      • 旧名門カーフェリーの親会社で現在も名門大洋フェリーの大株主でもある「ケイハン」(京阪電鉄とは無関係)が京都の会社だからかなと思う。
    • 阪九フェリーの「いずみ」「ひびき」「やまと」「つくし」が比較対象なのがなあ・・・(こっちは全てかつての列車愛称だったような気がする)
  7. こちらにも商船三井の資本が入っているが、別の企業との折半による出資なので2つ上のフェリーさんふらわあには参加していない。
  8. 阪九フェリーと対立しているが、ちょっと安いのと大阪側が鉄道に直結(ニュートラム・フェリーターミナル駅)なので関西でよそに行くときは便利。小倉駅~新門司港は条件は同じ(しかしターミナルがしょぼい)
    • 阪九フェリーの方は六甲(神戸)からも出てるから簡単な図式ではないと思う・・・こちらはOCATから泉大津への直行バスも打ち出した。
  9. 公式サイトに浴衣のあるなしがかかれていない。
  10. EV車利用者のため暫定的(平成29年度現在)に航行中200V普通充電が無料でできる(要予約)。航続距離がガソリン車に比べて短いEV車にとっては貴重。

商船三井客船[編集 | ソースを編集]

  1. クルーズ船時代に入る前は南米移民船や研修クルーズで生き長らえた国内現存最古の客船会社。
  2. 3代目にっぽん丸は小ぶりながらも食事に定評のある「美味なる船」。