ベタなテレビ絵本の法則

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  1. 対象は子供向けなので、ありとあらゆる所にルビがふってある。
    • 「かめんライダーウィザードとうじょう! みんなをくるしめるファントムをやっつけろ!」みたいな文章が延々続くのでどこで切って読めばいいのか難しい。
    • カタカナにもルビが振ってある。
    • さいたまじんにもよめるようはいりょされている。
  2. テレビ番組の画像をそのまま使っているわけではない。
    • そのため、「仮面ライダークウガをグロンギ怪人の大軍団が襲う!」なんてシーンが出てきて、子供たちをわくわくさせる。
      • アニメの場合、実際のアニメのシーンにない描写が追加されている場合もある。
    • 敵をやっつけるシーンはどう見ても合成。
      • オノマトペがチャチ。
        • その「ドカーン」や「グワーン」にまでルビがふってある。
      • 何話も前の怪人や怪獣が使い回される。
        • 作中で通用しなかった攻撃も、無視。
          • スペシウム光線でゼットンをぶち殺す絵本を何冊読んできたことか。
  3. 基本、原作設定は無視。
  4. シールが付いてる。
    • 「ここにシールをはってね」みたいな空白部分に貼っていくやつもある。
    • しかも量が結構多い。
    • 古本屋で投げ売りされている中古の絵本だと大概とんでもない所にシールが貼ってある。
  5. 薄い。
    • 全体で30ページもないので、内容は恐ろしくギッチギチ。
      • 雑魚敵はソードマスターヤマト並のスピードで秒殺される。
      • 大幹部とかでも、すぐに「ええいおぼえておれ」とか言いつつ撤退。
      • 120分の映画を無理に30ページに収めようとして、ラストシーンしか入っていなかったりする。コナンとか。
      • 気が付いたら幹部があと1人しかいなくてラスボスが数ページしか出番が無かったりとか。
  6. 1ページ1ページが無駄に分厚い。
    • よい子のみんなが手を切らないような処理がされている。
      • 表紙が中の紙と同じ素材。
  7. 裏表紙や最後のページにクイズやパズルといったお遊びが掲載されている。
    • シルエットクイズの誤答の加工が露骨。
  8. ヒーローものの場合設定資料集が載ってたりする。
    • 「かいじゅうだいずかん」とかタイトルがついてる奴もあるが、明らかに記述が足りてなかったり間違っていることも多い。
    • 力比べとかはお決まり。
    • なんでもはかいする」「どんなものでもきってしまう」とかハードルを上げ過ぎな修飾が多い。
    • 意外にもモノホンの公式解説本に載ってない裏設定とかが描いてあることもある。
  9. 文体がなれなれしい。
    • 「あっ、ウルトラマンがたちあがった。かがくとくそうたいのきゅうえんをうけたんだね。カラータイマーがあおになったウルトラマンは、マリンスぺシウムこうせんでたちまちゼットンをやっつけたぞ。」とか。
    • 「まっぷたつにきりさいてしまったぞ」とか表現が怖い。
      • その割に、「ころす」とか「しぬ」といった表現はなぜか用いられない。
        • 2010年代前半ぐらいまではたまに散見したが。
    • 「がんばれ、ふうとのへいわをまもれ、かめんライダーアクセル!」なんて文面を本人に見せたらどうなることやら。
    • 女児向けの場合、馴れ馴れしさが数段上。
  10. ヒーローものの場合、タイトルが一々命令形。
    • 女の子向けの場合「セーラームーンだいしゅうごう」とか、戦意を高揚させたりしない割とマイルドなタイトルになってる。
  11. 昔の特撮作品の場合、写真ではなく漫画を載せているケースも。
    • それも全然似てない。
      • 逆にロボットアニメだと本編よりもカッコよくなっているケースが見られる。
  12. 丸ごとオリジナルストーリーになっている場合もある。
  13. 裏表紙に名前を書くところがある。
  14. 知育クイズがついていたりする番外編も。
    • 「ショッカーが ことばの もじを いれかえてしまったぞ。 シールを はって もとに もどしてね!」なんでそんなしょうもないことを全世界征服を企むような悪の組織がわざわざ…。
  15. 名目は「テレビ絵本」だが、前述したとおり映画について本が出されることもある。

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