ベタなミステリー小説の法則
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- 警察は基本的に役立たず。
- だけど威張っている警部や刑事。
- 主人公たちが警官である場合はこの限りではない。
- しかし、主人公に威張り散らしているものはやはり役立たずである。
- 民間人であるはずの主人公達(例えどんな名探偵でも)に捜査情報を簡単に教えたりしてしまう(本来は禁止)
- 民間人である私立探偵と依頼者の間の報酬交渉やその取り立ての場面が描かれることはほとんどない。
- かつては「私立探偵」が主人公であることが多かったが、最近の海外ものでは警察の「嘱託(コンサルタント)」という立場にあることが増えた。
- 上記の捜査情報入手の点で、民間人である私立探偵が捜査するのがだんだんウソっぽくなってきたためだろう。
- 正式の警察官より自由に動けるという設定だろうが、現実世界でそんな立場の人が居るのかどうかは知らない。
- 民間人なのに何でそんなに事件に遭遇するの、とは思ってはいけない。
- 学園ものだと、同級生が次々お亡くなりに。最後に残るのは主人公とヒロインだけか?
- 温泉や高級旅館が出てくる。
- 原作では匿名。でも地元の人には解ることが多い。
- 周囲には分単位で必ず起きる自然現象などがある。
- 「読者への挑戦状」が挿入されることもある。
- 露骨なのはエラリー・クイーンの国名シリーズだが、その他でもデータが出そろったところで一種の区切りが置かれるものがちょくちょくある。
- 犯人が知恵を絞ってトリックを施すのは時代遅れらしい。最近のミステリーでは、犯人の意図しない事故が起こって結果的に不可能犯罪となるというパターンが流行り。
- 犯人が意図的に施した物理トリックでは、推理とか以前に、鑑識などで一発で見破られるのが現実の状況になってきたという事情が大きいかと。
- 一時期、ホラーやSFまでミステリーとか推理小説と呼ばれたこともあった。今はけっこうトリッキーでも「サスペンス小説」などと称されることが少なくない。
- 次、こいつが死ぬなと、展開で分かってしまう。
- 犯人は必ず内部犯である。
- 「外部からの侵入者」のセンは数ページで偽装工作だとバレてしまう。
- やたらとクローズド・サークルになりやすい。
- 吊り橋=落とされる。
- 電話線は必ず切られる。
- 携帯は圏外になる。