ベタな列車愛称の法則

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  • JR・民鉄、現在・過去、列車種別を問わず、列車愛称に関する法則なら何でもどうぞ。

国鉄・JR[編集 | ソースを編集]

  1. ○○かぜ。
    • 風はスピード感があるためか、好んで採用されたが、拘りすぎて強引なものも。
      • 「さちかぜ」なんて単語ないはず。
      • 「はやて」もこの辺?
  2. 鳥シリーズ。
    • 鳥が持つ飛翔のイメージが好まれたか、「○○かぜ」同様多く採用されたが、ネタ切れで苦し紛れに架空の鳥の名を付けたものも。
      • 「サンダーバード」は間違ってる名付け方。
      • 鳥類の種の名前ではないが、「つばさ」も意図は同じ。
      • 「ちどり」は松江城の雅称とのダブルミーニング。
      • 特定の種を指すものではないが、「おおとり」もあった。
    • 余程当局に気に入られているのか、一旦引退したものでも、その後再登板を果たしたものも多い。
      • 「つばめ」は復活したが「はと」は復活できなかった。
      • 「とき」は復活したが「ひばり」は復活できなかった。
        • 「ひばり」の場合、イメージさせるものが偉大すぎるので、使いづらいのかも。
        • そっちかい。
      • 「つばさ」は復活したが「やまばと」は復活できなかった。
      • 「はやぶさ」も復活。
      • 「白鳥」は復活したが「はつかり」は(ry
      • 「おおとり」は、新幹線の開業で東海道を追われたが、北海道で復活。
  3. 艦船名とカブる。
    • ひらがなの地名が多いからね。
    • 漢字でも「大和」「長門」「日向」など重複は多数。旧国名なんか色んな所で使われるので……
  4. 人工衛星の名前とカブる。
    • 日本の惑星・小惑星探査機名とも重複する。
      • 東京→熊本→イトカワ→オーストラリアのとある砂漠→新青森→東京
  5. 以前は銀行名とカブった。
    • さくらみずほ、富士あさひ
    • みどりは列車は残ったが銀行はなくなった。
    • (特に都銀の場合だが)どっちも「日本の象徴」をアピールするという共通点がある。「みずほ」は最近になって復活した。
      • 「みずほ」は「さくら」や「はやぶさ」のサブという印象が強く、九州寝台特急では真っ先に消えたが、新幹線では「さくら」の上で「のぞみ」と同格。
  6. 「スーパー」が氾濫してどこがスーパーなのか分からない
    • 国鉄型が駆逐されたのに残ってるところもある。
    • 非スーパーの同名愛称が消えている場合もしばしば。
      • 「かむい(スーパーカムイ)」に至っては消えているどころか…。
      • スーパーはくとなんかもうそれで定着してるし…。でも「スーパー」とついていたらスーパーマーケットみたいで安っぽいような気もする。
      • さらに「スーパー」が付いたり、ハイパーやマスターになったりはしないようだ。
        • ところがどっこい、かつて「ハイパー有明」「ハイパーかもめ」が存在した。
      • 区間変更など体制の見直しで、逆にスーパーを外される場合もしばしば。
    • よく「S~」と略して書かれる。
  7. 山と川の名前
    • 大体は平仮名書き。昨今ならなお更。
    • 地元の人には愛着のある山や川なんだろうが、他所の人間にとっては意味不明なものも。
      • ひらがなだとなおさら。
      • 上越新幹線あさひ、本当の意味をわかっている人はどれだけいたのだろう。
        • 新潟からでは朝日は会津の方の山から昇るのがわかると…。
      • 「富士」は戦前は「さくら」より上ランクの列車だったが、戦後は余り優遇されていない。
        • 東京・宇野間や東京・西鹿児島間(日豊線経由)など、余り華のある列車になってない気がする。
        • そして「さくら」は新幹線に返り咲いたが、「富士」は置いてきぼり……「みずほ」や「はやぶさ」より冷遇されるとは。
          • リニア新幹線で「富士」が復活することを密かに期待しているマニアは多いはず。
  8. ☆星シリーズは絶滅寸前。
    • 「銀河」「彗星」「明星」「金星」・・・もっと乗りたかった。
      • これらの愛称は東海道新幹線開通前は全て東京~大阪・神戸を結ぶ夜行急行のものだった。
    • 寝台列車の減少に連動している。
      • 昼行列車で使えないのか?
        • 昼に星が見える人は相当な視力だろw
        • 「北斗」が昼間に走ってる。「にちりん」も星といえば星。
    • 明星と金星はどう違うのだろう?意味合いとしては同じ星だが。まさか即席ラー(ry…
    • 流鉄は「銀河」「明星」が廃止。現在、星シリーズは「流星(りゅうせい)」のみ。
  9. 何回も再登板した、って愛称も多い。
    • 「へいわ(平和)」は3回も登板して1回も1年もったことがない。
      • 広島で使えば・・・。
      • 2回目は長崎行き、3回目は広島行きだったんだが……
      • 日本ではスローガンじみた列車愛称は根付かないのだろう。
  10. 令制国名(旧国名)
    • 「長門」「ながと」のように漢字・平仮名表記の両方を経験し、おまけに別称である「長州」まで一時は存在した、なんて事例もある。
      • 長門ゆk…いや何でもございません。
  11. 昨今は列車愛称の前に車両愛称がつくことがある。
    • 「Max」「ビュー」「フレッシュ」……
    • 通勤系の場合、上りに「おはよう」、下りに「ホームタウン」。
      • 北陸のように「おはよう」と「おやすみ」がセット運行している地域だと車掌が夜なのに「おは(ry)」って言うことが多々ある。
    • JR初期だと新型車両の愛称と元からあった愛称をただ単にくっつけただけというパターンがそこそこあった。
      • 「スーパー雷鳥サンダーバード」「オーシャンアローくろしお」「ソニックにちりん」など。上に挙げられた「スーパー」「Max」「ビュー」などと違い端的でなくややこしかったせいか、新型車両が定着するとあっさり消えた。
    • 車両愛称がもとの列車愛称を押しのけて列車愛称になってしまうパターンがある。
      • 「雷鳥」→「スーパー雷鳥(サンダーバード)」→「サンダーバード」
      • 日豊本線特急「にちりん」のうち大分行きを「ソニックにちりん」→大分行き特急を「ソニック」で統一。
  12. ○○しお。一部は潜水艦名とカブる。
    • 変形は「しおじ」。
      • 「しおさい」もあるぞ。
  13. 九州だと人名。
    • まだ存命(しかも現役)の人物名をつけるというのが凄い。「かいおう」
  14. 新幹線では平仮名表記が原則。例外は「Max-」。
  15. かつては列車愛称の重複も偶に見られた。
    • 「くろしお」は三重複したことがある。
    • 1980年代「あさぎり」が九州と関東に同時に存在したことがある。関東の方は指定券などが小田急ロマンスカーの扱いだったので問題がなかったのか?
  16. 英語以外の外国語由来の愛称は殆どない。
    • オホーツク(ロシア語)とハウステンボス(オランダ語)のみ。
  17. 鈍行にも愛称がつけられることがある。
    • 最近のはイベント列車がほとんど。
    • マルスが導入されて以後、かつ寝台鈍行が走っていた時期までは、寝台券発券の都合で愛称がつけられた。
      • 「山陰」「ながさき」「からまつ」「南紀」→「はやたま」などが最後近くまで残っていた。
  18. 快速の場合、とりあえず「ライナー」をつけとけば何とかなるという列車が多数。
    • 153系の新快速も「ブルーライナー」。
    • 東日本では「ラビット」や「アクティー」など「ライナー」ではない名前も見受けられる。

私鉄[編集 | ソースを編集]

  1. 名鉄や近鉄のように特急の本数が多いところだと愛称がつかないこともある。
    • 料金不要種別である場合、なおのこと。
      • 「特急」が料金不要種別として既に存在している場合、それより格上である事を示す為に列車愛称がそのまま種別名と化す。
      • 名鉄の場合「ミュースカイ」は当初「快速特急」だったが、その後「ミュースカイ」が「快速特急」から分離して種別名になった。
    • というかそもそも列車愛称自体JR・旧国鉄のイメージが大きい。
    • 名鉄は一時期全ての特急に愛称をつけていたが、ネタとしか思えないような愛称もあった。
    • 「○○(会社名)特急」ってのが既に愛称のような役割を果たしていることもある。
    • 近鉄の「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」は列車愛称ではなく車両の名前といえる。
  2. 愛称がついていても呼ばれなかったりする。私鉄の場合は列車愛称ではなく車輌愛称で呼ばれることが多い。
    • 西武の特急「ちちぶ」「むさし」は利用者には「レッドアロー」としか呼ばれない。「小江戸」だけはそう呼ぶ人も居るが。
      • これに関しては、車輌愛称自体も本当は「ニューレッドアロー」なんだが、誰もそんな呼び方をしていない。
    • 東武の特急も、ほとんど「スペーシア」が代名詞となってしまい、「けごん」「きぬ」「しもつけ」など呼び分ける人は滅多にいない。
    • 南海の「ラピート」と「サザン」はそのまま呼ばれているような気がするが、「こうや」と「りんかん」は呼ばれてなさそうな。沿線の人教えて。
      • 「こうや」は「こうや号」と呼ばれている。
        • かつては正真正銘の「こうや号」だった。
  3. いろんな愛称のものが、代表的な一種類で総称されることも。かつて小田急ロマンスカーは「あしがら」や「さがみ」でもなんとなく「はこね」と呼ばれることが少なくなかった。
    • ちなみに小田急ロマンスカーの昔の愛称の多さは異常。一列車ごとに別の名前をつけていたため。
    • だが間違ってもEXEの「サポート」や「ホームウェイ」を、「はこね」とは呼びたくない。
  4. 地方私鉄だと、特急には愛称がつかないことが多いが、急行が最上位列車の場合はなぜかつけていることがある。ただし利用者はあんまり呼ばなかったりする。
  5. 地方のローカル私鉄で、編成ごとに愛称をつけているところもある。流鉄がそうだし、由利高原鉄道なんかも。
    • もちろん、誰もそんな愛称では呼んでない。
  6. 北大阪急行電鉄は自社の車両に「POLESTAR」と書かれており、「ポールスター号」などとも呼ばれている。

海外[編集 | ソースを編集]

  1. ○○エクスプレス。
    • 世界各地で見られるが、特にインドに多い。
    • 日本語訳は「○○急行」と「○○特急」の二通りある。
      • 同じ列車なのに訳語が違っている場合も…。
      • 有料種別の「急行」が日本ではほとんど姿を消した(国鉄→JRや東武など)ので、以前は「~急行」と訳されていたものも「~特急」に訳が変えられたりしている。
        • 「氷河急行」が「氷河特急」に変わったのが代表例だが、あの鈍足列車が海外でも「特急」かねえ……
        • 日本でも「特に急がない」列車が沢山出来たんで、違和感もなくなりつつある。
      • 「エクスプレス」は「速い」という意味もさることながら、本来の語義的には「特別な」という意味なので……
    • 似た例では「○○トレイン」というのもある。
  2. 北米などでは「○○リミテッド」も見かける。
    • 日本でも、戦後の進駐軍専用列車には「ヤンキー・リミテッド」などと命名されていた。
    • ちなみにJRの特急の英訳は「リミテッド・エクスプレス」。このアメリカ流が由来でしょうな。
      • リミテッドの語義は「限定された」ということだが、停車駅が限定されているという意味なのか、乗れる人が限定されているという意味なのかは定かでない。
    • リミテッド>エクスプレスとは限らないらしい(インターアーバンはそうらしいが)。
  3. ヨーロッパの場合は偉人の名前が付けられることも。
    • ヨーロッパではなぜか矢にちなんだ名前も時々見かける。
      • 日本では西武の「レッドアロー」と、かつてのJR北海道の「ホワイトアロー」くらいかな。「矢のように速い」イメージだからいいんじゃないでしょうか。
      • 西ドイツの「ラインプファイル」は直訳すると「ラインの矢」となるが、これはライン川の流れにちなんで名付けられている。一方フランスには「アルバレート(機械弓・クロスボウのこと)」と言う名前のTEEが走っていた。
    • 「空飛ぶ○○人」のようなのもある。
      • 阿川弘之の『南蛮阿房列車』ではイギリスの名列車「フライング・スコッツマン」を「飛び行くスコットランド人」と訳していた。
  4. 「サウスウエスト・チーフ」(アメリカ)のように方角が入っているものも多い。
  5. 台湾などでは政治的なスローガンが使われている。
  6. ズバリ行き先の都市や地方の名前。
    • 成田やガトウィックみたいな、空港直行列車には空港名が入る。最も空港名≒都市や地方名だけど。
  7. ○○メイル。
    • 旧イギリス領の国でよく見る郵便輸送と関係ありそうな名称。
    • 「ミルク」なんてのもあるぞ。牛乳配達列車が由来。
  8. そもそも列車に愛称をつけない国も多い。
    • 旅客列車の少ない国はそうなっていることが多いが、意外なことに鉄道大国の中国もこのパターン。
      • あまりに運行パターンが複雑怪奇すぎて、すべてに愛称をつけるとむしろ混乱するかもしれない。
    • 車両のほうにそれっぽい名前があることも。
  9. 韓国では愛称がそのまま種別名ともなっている。
    • 特急は「セマウル」、急行は「ムグンファ」で、この名前で各線に走っている。
      • 日本で言えば私鉄特急的な感覚かな。
    • 台湾もそのパターン。さらに愛称ごとに運賃も違ったりする。(日本のように種別料金がない)
  10. 国や州を代表する列車には、たいていその国名や州名が入っている。