ベタな同人誌即売会の法則
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- コミックマーケット(コミケ)に代表される巨大なオールジャンルイベントから、こぢんまりとしたオンリーイベントまで規模は様々。
- 来場者はすべて「参加者」としての態度が求められ、「お客様」気分は嫌われる。
- しかし、一般的な「従業員と客」の場面においてもそのような、自分が「お客様」だからといって思い上がっているような輩は得てして嫌われているものである。
- 例えばコミケ会場から比較的近くにある、来場者を明確に「客」と呼んでいる所(ただし英語で)も、根底は同じ。マナーや態度の悪い人はどこでも好まれない。
- 売り手にとっては、買い手は重要な「お客様」であろう。甘く見ていては本やグッズは売れないはず。
- しかしながら、こういったやり取りは「ファン同士の個人間取引」という見方をする事もできる。
- 商業的な考えを持つサークルは一部で反発を受ける。
- 特に、投機的にジャンルに参入して売り抜けるサークルが嫌われる。
- 同人ゴロ、ジャンルゴロなど言われる。
- 大手サークルは、純粋に描きたいものであったとしても、流行りのものは迂闊に描いてはいけない。
- 「客」という商的概念を作らずあくまで個人間のやり取りという建前になっているのは実は当局がうるさいから?
- 税務署に目を付けられたサークルも過去にはあったらしい。
- 権利者の黙認で成り立っているという事も要考慮。
- 商業的な考えを持つサークルは一部で反発を受ける。
- いくら売り手(サークル参加側)が買い手(一般参加側)の事を「お客」だと思っていたとしても、買い手は決して「自分は客だ」という様な態度をとってはいけない。それがこの業界のマナー。
- 新刊が売り切れだったから文句を言うなど論外である。
- それは「客」が成り立つ場面でも論外。売り切れて無いものはどうあがいても無い。
- 新刊が売り切れだったから文句を言うなど論外である。
- しかしながら、こういったやり取りは「ファン同士の個人間取引」という見方をする事もできる。
- あくまで同人誌の「頒布」。「販売」ではない。
- その割には「即売会」という言い方は定着している。
- この手のイベントに不慣れなのか「販売」という単語を使ってしまい、その筋から噛み付かれるサークルもたまにある。
- オフセット本を無料で配布してもそれ自体は何ら問題は無い。
- 無論、無料で配布することにより人が殺到し、隣接サークルに迷惑をかけるといった別の懸念はある。
- 利益を出すと著作権や税金がらみで問題になるため、代金は印刷代・交通費といった経費として非営利という名目を成立させているらしい。
- この名目が成立しなくなるため、オンラインでの有料頒布はあまり好まれていないんだとか。
- だからか、イベント終了後、オンラインデータをまとめたサイトにアップロードされ、無料でダウンロードできることがある。こうすれば価格は印刷代、配送代などコストの合計だと主張することができる。
- しかし、一般的な「従業員と客」の場面においてもそのような、自分が「お客様」だからといって思い上がっているような輩は得てして嫌われているものである。
- コミケに影響を受けているのか、「○○ケット」という名称が少なからず見られる。
- 「コミック○○」という名称もよく見かける。
- その名もズバリ「○○コミケ」という名称まで・・・実に紛らわしいw
- 同じ会場でも、主催者によって使い方が異なる。
- ある即売会では入口になっている扉が、別の即売会では締め切られている。逆もまたしかり。
- 開場前の整列の方式も異なる。
- カタログが入場証。
- 売り切れるとフリー入場。
- アニメ・同人ショップで前売りもされているが入口でも販売している。
- ただしコミケはカタログ無しでも入場できる。
- 即売会によって「パンフレット」とも呼ばれたりする。
- 同人誌即売会自体の他にも同じ会場でイベント多数。
- 開催地は東京および神奈川(ほぼ横浜・川崎)が大多数、次いで大阪、たまに名古屋・福岡。
- オンリーイベントのジャンル範囲は、たいていは作品オンリー。大人気作品だとキャラクターオンリーにまで細分化される事もある。
- 各属性オンリーもある。
- 「共催」という形でこれら複数のイベントが同居する事も。その場合、たいがい主催が同一。
- 創作系オンリーイベント「コミティア」も忘れちゃいけない。
- 会場の隅では、今後行われる他イベントのチラシが山積み。
- その、他イベントのカタログが前売りされている場合もある。
- 「新刊売り切れました」の張り紙。
- 「新刊落ちました」の張り紙。
- 大抵は長机半分で1SP。1サークルで長机を一つ使う為には2SP取らなくてはならない。
- サークルスペースは狭いけど、数冊まとめて買う時にうっかり隣のサークルの本を取らないように。
- 地方のイベントになればなる程、腐女子率が高くなっていく。
- 殆ど男子禁制の様な状態になっている事も…。
- 人気サークル(通称「大手」)は壁沿いに配置される。
- 最後尾札に憧れる弱小サークルの方々。
- 超大手ともなると「最後尾ではありません札」まで登場する。
- お気に入りのサークルで購入したトートバッグをそのまま同人誌入れに使用。
- 夏場のイベントなら、サークルでうちわを購入→そのまま使用もよくある。
- それがサークルの宣伝に…なる?(大阪万博の時の松下館帽子みたいな)
- 基本的に諭吉さんは嫌われ者。
- お釣りの用意が大変だから。
- とはいえお釣りの用意を全くしてこないサークル者は論外。
- 売る側も基本的に素人であるので、理想的にはお釣りを出さない位の気遣いはできた方がスムーズなやり取りができてお互いプラスであろう。
- 客が従業員を気遣いなどしたら嘲笑されてしまうだろうが、ここではお互い対等な「参加者」であるという地の利を生かして、ぜひともそういった類の思い遣りをしてみて欲しいものである。
- ただし、午後になってピークも過ぎ、終わりに近づいてくると特に大手サークルでは逆に諭吉さんがありがたられたりする。
- 前述のとおり、英世だらけなのでその量・厚みが半端なく持ち帰ったり計算するのが大変になるため。
- お釣りの用意が大変だから。
- 会計の遅いサークルは「牛歩」と呼ばれ忌み嫌われる。
- サークルスペースでコピー誌を鋭意製作中のサークルがいる。
- 近くのコンビニでコピー、なんて事も。
- 原稿を忘れてしまい、運営に連絡が入る→運営がそれをアナウンスして笑い者になる。
- 近くのコンビニでコピー、なんて事も。
- オンリーなら、会場には対象作品にちなんだBGMが流れている。
- 会場が狭いと入場制限。
- 「カタログ所持者のみ入場可」「カタログ売切」のコンボで入場不能に。
- ある時間をもってフリー入場とされる時もある。それまで会場前に長〜い列が…
- 「カタログ所持者のみ入場可」「カタログ売切」のコンボで入場不能に。
- ホントはやらないとダメなのだが、年齢確認を厳格にやるサークルはほとんどない。
- 対策として運営側が先に18歳以上の参加者にタグを配って判別するケースもある。
- 18歳なんてとっくに過ぎているのにそっちのゾーンへの立ち入り許可を申請する気が起きない。狭い会場が更に狭くなる。
- 対策として運営側が先に18歳以上の参加者にタグを配って判別するケースもある。
- 企業ブースがあることも。ここで売られているものは個人参加者と異なり「公式グッズ」である。
- 支払いは現金のみ。まれにクレジットカード・電子マネー決済端末を用意しているところがあるらしいが…。
- 前もって運営側が商品を審査し、過激なものの修正を求めることも。この作業のせいで販売に手が回らないことも。
- 公式サイトに参加サークルの名簿とSNSなどが掲載してあることも。
- ほとんどの参加者がTwitterアカウントを保有している。次に多いのはPixiv。ホームページを保有している人はほとんどいない。
- 大きなイベントになると、企業が出展する場合がある。もちろんここで売られているのはすべて公式グッズ。販売と利益に関する著作権や税金がらみの問題もない。