ベタな探偵キャラの法則
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探偵の法則[編集 | ソースを編集]
- 優れた頭脳で、難事件を次々と解決。
- 推理力はさっぱりだがなぜか運だけは強く、適当に言ったことが本当だったり。
- 「犯人はお前だ! ・・・・・・なーんてね」「どうしてわかった」「・・・・・・あれ?」
- 何故か推理が外れることはない。
- たとえ外しても、主人公の場合は自力でリカバーできる。ライバルなどの場合は主人公が正しい推理を披露してくれる。
- 何故か相方や恋人、家族は最初から犯人の候補に入れていない。
- 犯人に対して自分の推理を長々と話して聞かせる。そしてそれを大人しく聞いている犯人。
- アクション要素の強い作品では推理は短めに終わる傾向にある。
- その場合推理を話した後に犯人が逃亡or抵抗しようとするのでそれを阻止する。
- アクション要素の強い作品では推理は短めに終わる傾向にある。
- 解決に至るまでになんやかんやで犠牲者続出。最初の犠牲者だけで事件解決とはならない事が大半。
- 探偵を本職としておらず、学生やルポライターなど、別に本職を持っていることも多い。
- 二時間ドラマの主役兼探偵役はこれに当てはまることが多い。
- 弁護士・新聞記者・葬儀屋・清掃業者なんてものまでいる。
- 作家やルポライターも定番。
- 数学者や脳科学者、大学教授なども定番。
- 逆に本業は探偵なのに、副業がベテランになってる人も。レストランの皿洗いとか。
- 二時間ドラマの主役兼探偵役はこれに当てはまることが多い。
- 行く先々で重大な事件(主に殺人)に巻き込まれる。
- 浮気調査や素行調査など、現実の探偵が行うような小さな仕事はほとんど行わない。
- 浮気調査なんかをしていても、確実に重大な事件に発展する。
- 地味にペット探しとかやってたら、悪の組織の悪事の現場に出くわすとか。
- 家出人を捜し当てたら、実は記憶喪失の正義の味方だったとか。
- 知り合いの刑事から疫病神扱いされることも。
- ただし探偵としての実績や知名度が高いのでなんだかんだで一目置かれており、結局は協力することになる。
- お得意さんのセレブなオバさんがいる。
- すぐにペットを逃がす。年に何度も。
- そのペットの行き先はだいたい把握してるので、割とおいしい稼ぎになる。
- すぐにペットを逃がす。年に何度も。
- 仕事は完了してるのに、興味本位で首を突っ込んで活躍しちゃう。
- 「ここからはただの好奇心なんですけどね。ちょっと気になることが・・・・・・」
- 秘密の人間関係とかズバズバ暴いちゃう。
- 浮気調査や素行調査など、現実の探偵が行うような小さな仕事はほとんど行わない。
- 私生活はズボラだったり、推理以外はからっきし、ということも。
- 仕事がないときはとてつもなく貧乏。
- 電気屋やガス屋が取立てに来る。カップメンが命綱。
- あまりにも情けない醜態をさらしまくるので「ほんとにあの難事件を解決したの?」と疑われる。
- 『推理対決におけるライバル』と、『因縁のある犯罪者』という二通りの宿敵がいる
- 前者は、初対面ではその時遭遇した事件の推理対決において険悪な雰囲気となるが、その後は同じ事件を共同で解決するなど友好的な関係になる。
- 後者は、追い詰めても逃げられたり逮捕しても脱獄されたりして後に再登場し、何度も因縁の対決を行うことになる。
- お互いに対決を楽しみにする好敵手となるか、探偵としての誇りにかけて捕まえるべき敵になるかは、その宿敵の性格次第。
- また後者は残酷非道な殺人鬼(もしくはその集団)タイプがほとんどだが、人は絶対に殺さず、人気を博している芸能人タイプ(怪盗キッドなど)もいる。
- 罪を憎んで人を憎まず
- 犯人が自らの罪を悔いて自殺しようとしても、体を張って思いとどまるよう説得。
- 主人公もしくは味方側に近しいと人情派。ただしライバル側や金持ちな探偵だとドライで冷たい。
- ハードボイルド作品に措いてはドライで冷たい主人公も存在する。
- ただし、人情派の探偵でもほんとにどうしようもない身勝手・外道レベルの犯罪者については情状酌量の余地はない。
- 脇役の場合、小さい事件を引っ掻き回して大げさにするのが主な役割。
- 元警官の場合、上司と衝突して飛び出した。
- もしくは、警官時代に担当した事件で親しい人間が死傷したことがトラウマになり退職した。
- 大物政治家の暗部を暴こうとして圧力がかかり、事実上のクビになったケースも。
- そのような場合は警官時代の同僚が何かと手助けしてくれる。
- 見た目はやたら格好つけるタイプと、見た目には一切拘らない浮浪者タイプがいる。
- こだわる人はハードボイルドを気取っている。
- が、どこか今ひとつの二枚目半。
- 見た目だけでなく、飲み物や乗り物にも拘る。真夏でも黒いスーツに熱いブラックコーヒーとか。
- 車やバイクも真っ黒。
- ビートルやゴルフ、シトロエンなどコンパクトの外車。ポンコツで故障も多い。
- それだけではなく、草創期の推理小説の主人公(ホームズやマーロウなど)の言動や思想に並々ならぬ憧れを抱いており、それを真似しようとしたりもする。
- 車やバイクも真っ黒。
- こだわる人はハードボイルドを気取っている。
- 本人だけでは説得力がないので、偽名や他の人を操っている場合もある。
- 名前が作者と同じ。
- 成人の場合、喫煙者が多い。
- ただし、嫌煙化の流れが進んだ2010年代以降はそのキャラ設定はなくなるかもしれない。
- 知り合いに刑事がいる。ただし大抵は推理する上であまり役に立たないか、邪魔するだけ。
- 探偵キャラ顔負けの切れ者である刑事キャラもたまにいる。
- ただしそういう刑事キャラは性格が悪い訳ではなく、むしろかなりのお人好しだったりする。
- その人物が主人公の探偵キャラに事件の調査か捜査の援助を依頼することでストーリーが始まったり進行することも。
- その刑事キャラに探偵キャラが調査を依頼することにより事件解明のヒントや進展があることも。
- その探偵キャラを知らない警察関係者にその刑事キャラがその人物の素性を紹介することで、その探偵キャラが事件の調査がやりやすくなる。
- 事件の状況によっては探偵キャラに容疑がかけられることも。その場合は自力で無実の証明と真犯人特定をする。
- それに対する周囲の人々の反応:「○○さんは人を殺すような人ではありません!」
- 自分の周囲に他に探偵(もしくは刑事)がいる場合は、さりげなくアドバイスを与えることでその人の推理を手伝い、顔を立ててやったりする。
- 中には現場を一切訪れず、親しい刑事などから話を聞くだけで推理を行う人もいる。
- このパターンのほとんどは老人である。
- ひたすら足で歩きまわって調べるタイプと、ほとんど外に出ないで安楽椅子探偵に大きく分かれる。
助手の法則[編集 | ソースを編集]
- ヒロインまたは友人か、物分りのいい顔なじみの刑事であることがほとんど。
- 秘書は基本的に美人女性。
- バイトの場合、顔で選ぶ。
- バイト代の支払いを滞納し、文句を言われる。
- 探偵に憧れて押しかけ女房的にまとわりつく(または事務所に居つく)娘がいたり。
- 普段は疎んじていても、女性でないと入りづらい場所(女子校とか女湯とか)の調査では大いに役立つ。
- ごく稀だが、人外であることも。
- 相方の方が頭脳明晰なケースも。
- 彼らの何気ない一言や行動が、トリックを暴く鍵となることがある。
- 天才的な設定の探偵キャラに対して、知的レベルは標準的、または読者・視聴者よりも下。
- シリーズ物の初期では探偵をやろうとして、推理ミスなどをすることもある。
- 小説では語り部を兼ねる場合が多い。
- 探偵から面倒な調査や力仕事を任される。
- そのため体力系のキャラも多い。
- 探偵から絶対的な信頼を得ている場合が多い。
- 探偵と同じく作者と同じ名前のこともある。
- 概ね常識人で、変人の探偵に振り回される。
- 逆に事件に積極的に首を突っ込んで、探偵を事件に引きずり込む。
- 何気ない一言が事件解決にヒントになり、探偵が事件を解決する。
- 女性の場合は物語のヒロインになる場合もあるが、決して「ヒロイン=助手」ではない。