ベタな特撮ヒーロー番組の法則
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総則[編集 | ソースを編集]
- 99%は未就学児向けだが、ごくまれに大人向けのものもある。
- ただ、児童向けであっても登場する怪獣などが途轍もなくコワいものもたまにあり、そういった場合は同年代のトラウマ談義で盛り上がったりする。
- スポンサーは玩具会社や食品会社ばかり。
- 「○○を食べて、君も悪いヤツに立ち向かおう!」みたいなCMが多い。
- たとえ本編がどんなにシリアスでも、CMは往々にしてこのノリになる(例:ウルトラマンネクサス)。
- 最近はアーケードゲームとのタイアップが増えてきた。
- 「○○を食べて、君も悪いヤツに立ち向かおう!」みたいなCMが多い。
- 1クールくらい経つと、突然番組自体が方向転換したりする。
- そこまで大げさでなくても、新開発された武器とかが唐突に登場する。
- OPの「掲載誌」の欄には児童誌のタイトルが並ぶ。
- コミカライズされることもあるが、よほどメジャーな作品か、描いた漫画家が大ヒットを飛ばさない限り単行本化されることはまずない。
- 児童誌に掲載される際には知育クイズとかも一緒に掲載される。
- 漫画版とテレビで内容が異なることもある。
- テレビでは没になった武器や敵が漫画に出てくることさえある。
- 役者の都合で「急に海外に行った」「何の脈絡もなく怪獣にやられる」などの哀しい別れが入る時もある(特に昭和作品)。
- 主演俳優は大体事務所の都合で、後にヒットしても特撮ヒーロー番組は「代表作」にカウントしない。
- ただし当人にとっては思い入れ深い作品という場合も少なくない。
- 昔の作品の場合、主人公は理想に燃える熱血漢であり、顔は濃い。
- ヒロインは必要以上にナヨナヨしているか、もしくは異様なほど男勝り(ただし喋り方は完全な女言葉)のどちらか。
- 最近の作品では中性的なイケメンが主人公になりやすい。勿論アクションはハデにやらかす。
- 予算がひっ迫すると、とんでもないデザインの敵が出てくる。
- 終盤の怪人は再生怪人や過去の怪人の着ぐるみを改造したようにしか見えないヤツばっかりになる。
- 街中で商品を販売しているヤツや、通販で異常なほどのセールスを出している会社は、大概悪者の策略である。
- 異様なほど給料が高い求人広告とかも。
- 偽ヒーローが登場し、評判を落とす。
- 新聞やニュース、最近の作品ではSNSでボロクソに叩かれるヒーロー。そして群衆の前で偽ヒーローがやられても、特にヒーローに謝ったりはしない。
- DQNな若者やうるさそうなオッサンオバサンが「マジありえねーし」「正体を明かせないヒーローなど信用すべきではない」とかインタビューに答える。
- 新聞やニュース、最近の作品ではSNSでボロクソに叩かれるヒーロー。そして群衆の前で偽ヒーローがやられても、特にヒーローに謝ったりはしない。
- 最近は東映と円谷しかやらない。
- 最近はOLMも入ってきた(ガールズ×戦士シリーズ)。
- 深夜は牙狼しかやってない。
- 世相を反映した回とかがたまにある。
- 数十年後に見ると時代を感じさせられる。
- 60年代は米ソを批判的に見た内容の回が見受けられる。
- 当たり前のように原子炉がヒーローメカに搭載されている。
- 70年代は公害ネタと超能力ネタが多い。
- 80年代は電子ナントカがやたら出てくる。
- 90年代は環境汚染を題材とした話が多くなる。
- 大震災やテロが起きてからはだんだん内容がマイルドになる(そして数年後位に突然トッピなダークネタに走る)。
- 21世紀になってからはネットを題材とした話が増えた。
- 80年代まで多くいた「暴走する若者」は減った。教育によくないからか?
- そんなこと言ってたら新条アカネって言う史上最低のゲス(誉め言葉)が出てきたよ…。
- 80年代まで多くいた「暴走する若者」は減った。教育によくないからか?
- 劇場版にはお笑い芸人やグラビアアイドルなどがゲスト出演する。
- ヒーローは全く実用的でないオモチャみたいな外見の武器を、悪役は必要以上にトゲトゲゴツゴツした武器を使う。
- 間違ってもヒーローは軍用ナイフとかで闘ってはいけないという鉄則がある。
- ヒーローのメインウェポンはアタッチメントを変えることで様々な属性に変わったり、剣から銃に変形したりする。勿論大人の事情である。
- 間違ってもヒーローは軍用ナイフとかで闘ってはいけないという鉄則がある。
- 正義陣営の司令官は大概責任感に満ちたナイスミドルだが、仙人みたいな老人や女性(大概美人)、酷い時には動物やコンピューターなんてこともある。
- メタルヒーローが登場する80年代辺りまでは、ヒーローはタイツの上からプロテクターとヘルメットをかぶっただけのような外見。かっこいいけど。
- 当時のヒーローはあからさまに「あっ、ここから外見てるな」という切れ目が目のあたりに付いている。
- CGが発達した平成以降の作品では、最終回の敵は途轍もなくでかい。
- ヒロインのスカートは短い。
- そしてとんでもないアクションをする。
- たまに「優しい怪獣」とか「やたら正々堂々とした武人キャラ」が出てくる。
- 悪者はそいつらを利用してヒーローたちを痛めつけようとする。
- 制作が在京キー局以外でも主な舞台は首都圏。
- 超人的な力の元はたいてい古代文明、超科学、異星人のどれか。
- 妖術・魔術もたまにある。
- 忍者や侍が主人公のモチーフの場合、敵は往々にして妖怪だ。
- 悪役が上空から爆撃を仕掛けたり、怪獣が等身大のキャラに火を吐いた場合、絶対に主人公や重要人物には命中しない。
- 戦車や止めている車には当たるが、主人公が運転する車orバイクにはまず当たらない。
- そこそこメジャーな作品になると、何十年か経って突如リメイクされる。
- 大概ダークかつシリアスな雰囲気になる。
- どんなやられ方をしても怪物は爆発する。キックでも剣で斬っても爆発。
- 90年代以前は真っ二つとかも多かった。
- 悪の宇宙人から追われて逃げ延びてくるお姫様は絶対に美女でなくてはならない。デブのオバハンであることはまずない。
- 子供の演技力がすごく低い。
等身大ヒーロー番組の法則[編集 | ソースを編集]
- 必ずと言っていいほど悪の組織が出てくる。
- タイツを着た戦闘員が奇声を上げて襲いかかり、ヒーローたちにボコボコにされる。
- 酷い時には一般人にもやられる。
- タイツを着た戦闘員が奇声を上げて襲いかかり、ヒーローたちにボコボコにされる。
- 怪物は主人公たちがいる街の近隣か、なぜか旅先にしか出てこない。
- 昭和作品であれば「ああ…予算があったんだね…」とうすうす感じられるような観光地ロケが入る。
- 昭和作品の場合、児童会みたいなボランティア団体がヒーローを支援する。そして大概、怪人にとっ捕まって人質にされる。
- 往々にして主人公は余暇を多く使える職業(自営業、新聞記者、レーサーなど)か、完全なプーのどちらかである。
- ナントカ防衛隊などと言った公的組織や、巨大企業に所属しているヒーローも一応いる。
- 昭和作品の主人公は大学生が多い。
- 主人公はカッコいい乗り物を乗り回している。
- 仮にそれで近所をうろついていても、警察に切符を切られることは無い。
- それどころか、変身前の状態でスーパーメカを乗り回しているのに、周囲は主人公がヒーローの正体であることに気付かない。
- 改造ベースは市販の二輪車。
- 仮にそれで近所をうろついていても、警察に切符を切られることは無い。
- 変身する間、敵は棒立ちで待ってくれる。
- 変身中に攻撃しようとする奴は、変身の時の衝撃波で吹っ飛ばされる。
- 毎回敵の怪人の真ん前で変身しているのに、悪の組織のお偉いさん型は「変身前のヒーローの顔写真を公表する」「変身前の人間の状態で銃で狙撃する」などと言った案を考え付かない。
- 文化圏が全く異なる種族の場合、「変身している姿」が本当の姿だと勘違いしていることもある。
- プロレスラーや格闘家が悪役や助太刀役で登場することもある。
- ヒーローたちが戦っている街のすぐ近くに採石場がある。ちょっとジャンプしただけですぐ着く。
- 70年代ごろは、時代劇をベースにした変身ヒーローものが結構多かった。
- だがやっていることは大体現代劇と同じだった。
- 戦国時代や江戸時代にあるまじきテクノロジーも平然と出てくる。
- 日本以外の作品ではお国柄を感じさせるモチーフが組み込まれることも。
- 変身時のポーズや使う道具は千差万別。
- ヒーローは暴れ回る怪人に高い所から「待てーーーい!!」と叫ぶ。
- 器物をモチーフにした怪人は、武器・兵器系より日用品の方がとんでもない能力を有していることが多い。
- カメラの場合写真に撮った相手を封印する。
- コピー機なら分身や再生怪人を作り出す。
- 怪物が蔓延させた病気や呪いの類は、怪物が死んだら即解除される。
- 00年代の作品の場合、ガラケー型の特殊アイテム
(要するに制作会社の飯のタネとなる玩具)がヒーローの武器になる。
巨大ヒーロー番組の法則[編集 | ソースを編集]
- 関連項目:ベタなウルトラシリーズの法則
- 等身大ヒーローであっても、敵がデカブツのため巨大ロボットに乗る…ということはある。
- その場合、なぜか敵と戦う時だけ何もない山奥や、やたら閑散とした街で闘う。
- 明らかに、怪獣をぶん投げても周囲に建物がない謎の巨大道路や広場がある。
- 田園地帯に怪獣が出てくることはめったにない。(ただの山や人里ならある)
- そして戦闘シーンはやたらと短い。ロボット同士の合体の方がよほど長い。
- 合体ロボットはどんどんデカく、ド派手になっていき、最終的に小林幸子と化す(戦隊だけか?)。
- ロボットは玩具を販売する前提のため、尖った部分が少ない箱の塊みたいな外見になる。
- 合体ロボットはどんどんデカく、ド派手になっていき、最終的に小林幸子と化す(戦隊だけか?)。
- その場合、なぜか敵と戦う時だけ何もない山奥や、やたら閑散とした街で闘う。
- 巨大怪獣は街を破壊した後、ヒーローや防衛隊の攻撃を受けるなり退けるなりすると、なぜかすぐに逃走する。
- ヒーローと怪獣が戦う「ちょうどいい空き地」が不自然に街の中に空いている。
- ナントカ防衛隊のような国際組織がある。
- かっこいい光学兵器などを多数装備している。
- しかし、そいつらの武器で怪獣を倒せることはめったになく、むしろ余計に暴れさせる。
- 怪獣に接近した航空機が撃墜され、街中に落ちて大爆発する。もうすっこんでろお前ら。
- 主人公は特に面接とかを受けることもなくスンナリ防衛隊に入れる。
- それどころか防衛隊の基地に当たり前のように民間人や職員関係者が出入りしている。
- 怪獣映画のように防衛組織に命令を出す背広組の活躍は殆ど描かれない。敵が国会議事堂でも攻めない限り。
- 隊員は超小型の通信機器(バッジや腕時計など)を有している。
- 昭和の組織の場合スーツはピタピタ、ヘルメットはゴテゴテ。
- ニューヨークやパリといった西洋の大都市に本部があるという設定になっている。
- かっこいい光学兵器などを多数装備している。
- 怪獣は高確率で東京に出現するが、翌週には既に街はナニモカモ復興している。
- 怪獣の死体をどう処理したのかも、不死身の怪獣とかが出てこない限り曖昧にされる。
- 敵の怪獣を倒したときは大爆発を起こし、破片が四散する。(所謂「人形爆破」)
- 昭和の頃には人形に塩を詰めてリアルな感じを出していたらしい。
- たまに日本以外の国や地球外が舞台になることもある。
- 外国の場合はたいてい架空の国。
- 等身大の小型怪物が現れても「怪人」と呼ばれることはめったにない。
- 「地底人」「宇宙人」などと出身地が明らかにされていない場合には「小型の怪獣」扱いになる。
- 宇宙開発がやたらと進んでいる。