ベタな疑似科学の法則
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- 数値を示さない。
- 示されていたとしても単位の使い方が明らかにおかしい。
- 仮に被験者数が明記されていても、その人数が少なすぎる(最低でも1,000人単位で統計を取らないとデータの信頼性が得られない)
- 「特殊な○○」という表現を使ってお茶を濁す。
- その点を突っ込むと、「私の研究成果を盗もうとしている!」とキレる。
- 再現性を提供しない時点で、もうね…
- 本文でやたらと「○○であろう」「○○と思われる」「○○のようである」など、ぼやけて曖昧な表現を多用する(一般的な論文ではこのような曖昧かつ半端な表現は避けるべきもの)。
- そういう仮定を積み重ねて結論では「・・・なのはどう見ても明らかだ」と客観性のかけらもない理由で断定してしまう
- その点を突っ込むと、「私の研究成果を盗もうとしている!」とキレる。
- 冷静になれば高校か中学レベルの理科の知識で見破ることが出来てしまう。
- 滝からマイナスイオン云々:水分子が滝から落ちた程度のことで電離するわけがない。
- 高濃度酸素水:気体が水に溶け込む量は圧力に比例するし、そもそも消化器官から酸素が吸収されるわけがない。
- しかしまた、この「冷静になる」事って意外と難しいものである。
- 「あんなの冷静になれば疑似科学だってすぐ分かる。例えばこれはこうだからこうなるわけがない…」などという人の意見を鵜呑みにしてる場合も多い。
- 疑似科学への恐怖心のあまり「これは疑似科学だ!」という意見なら何でもかんでも無条件に信じてしまっている。結局疑似科学の信奉者と何ら変わりは無い。
- 「あんなの冷静になれば疑似科学だってすぐ分かる。例えばこれはこうだからこうなるわけがない…」などという人の意見を鵜呑みにしてる場合も多い。
- マスコミが騙されて大宣伝する。
- そして、一度世間に広まってしまうと誤解を解くのは非常に困難。
- マ”ズ”ゴミ = キー局および全国紙 に支持されれば大成功。
- そして検証番組や記事が話題になることは皆無に等しい。
- 学識あるイメージが強い有名人に信じてもらえても効果は絶大。
- 追及していくと最後にはポエムになる。
- オカルトにもなる。
- 科学であることを証明するのに必要な再現性の提示(誰がやっても同じ結果が得られる手順)がない。
- それを指摘すると逆に非難される。「ここに存在するのだから、存在することを認めないのは非科学的だ」という理屈で。
- 「この現象を否定するならその証拠を出せ」とも。
- 「○○が存在しないという証拠がない」という理屈で否定する。
- 「心から信じていないから結果が得られない」
- 観察者の気分で結果が変わるのなら、つまり気のせいだと自ら告白している。
- そもそも科学なんて、信じてかかるものじゃない。
- 観察者の気分で結果が変わるのなら、つまり気のせいだと自ら告白している。
- それを指摘すると逆に非難される。「ここに存在するのだから、存在することを認めないのは非科学的だ」という理屈で。
- 最初に思いついた奴が一番騙されている。
- 食べて痩せる。
- よって、この人達も大事なお客様。
- つか、それと何も知らない子供しか騙せないような気がする。
- よって、この人達も大事なお客様。
- 悪徳商法のネタになる。
- 本文が敬体(~です、~ますの丁寧語)で書かれている本ほどマズゴミ(キー局・全国紙)やPTAから支持されやすい。
- 常体(~だ、~である)では読まれる可能性が低いものだけにたちが悪い。
- つ ゲーム脳の恐怖
- まかり間違って学校の教材で使われることがある。
- 反面教師としてではない。念のため。
- ある程度「疑似科学である」という認識が広まると、「まだ本気で信じている人」「躍起になって否定したがる人」「ネタとして楽しむ人」が大抗争を繰り広げる。
- ある意味、「進化論」もこの類。
- 進化論はちゃんと「論」と言ったから、「進化律」でも「進化法則」でもない
- 無機物に感情があると思い込む。
- 自説を取り合ってくれる出版社がなくて自費出版→貧相な装丁で逆に本屋の棚で目立つ。
- 科学を専門的に学んでこなかった人間が首を突っ込んだ結果こうなってしまう事があるが、たまに専門的にやってきた人がどこを間違えたのが大真面目に取り組んでいたりする事もある。
- 医療系のものでは真に受けて実行すると生命の危機を招くようなものも珍しくない。
- 近年発生した事件や災害に便乗して新しい効能が追加される。
- 根拠としている学説がその道の専門家にはとっくに見捨てられたような古いもの。
- 学会でこの手の説を発表しようとすると見る人がほとんどいない時間帯に追いやられる。
- それでも「権威ある~学会でも発表したことがある」という業績に使われる。
- 広まるのはあっという間だが根絶には極めて時間がかかる。
- 疑似科学を疑似科学としてただ鼻で笑っていたら良いというわけでもない。
- 「ゲーム脳」自体は疑似科学としてまともに相手にする人はいない。しかし、「○○脳」という風に、「○○の事ばかり考えている人」という使い方を残してしまった。
- 疑似科学を疑似科学としてただ鼻で笑っていたら良いというわけでもない。
- 特定の国や地域だけで以上に広まっているものもある。
- 日本における血液型性格分類がいい例。
- 自然や伝統的なライフスタイルに正統性を求め、過剰に化学物質や電波などを嫌悪する。
- 化学物質がなくて伝統的なライフスタイルを送っていた時代は、むしろちょっとした病気ですぐ死んでいたし平均寿命も短かったことを知らない。