ベタな立食パーティーの法則
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- 表向きには「ゲスト同士の会話を楽しんでもらうため」などと称して開催される立食パーティーですが、参加する側からはいろいろな思いがあるようです。
主催者側・会場側視点[編集 | ソースを編集]
- 着座式だと広い会場と多人数の接客要員が必要だが、立食だとその点がラクなんだな。その分会費安くできるし。
- なんといっても、部屋の広さに対する適正人数の範囲が広いのがありがたい。大人数のパーティーほど、正確な人数は出たとこ勝負になりがちなので。
式次第[編集 | ソースを編集]
- 料理を前にして、お偉い方のあいさつが延々と続く。なかなか飲み食いできない。
- 真面目な人のあいさつは概してつまらない。
- 政治家や財界人主催のパーティーだと、このお偉い方の挨拶でどのくらいの権威があるかを見計らう事が出来る。
- 勿論来客はそんな事つゆ知らず、首相や大臣が挨拶に来ようものなら真っ先にスマホで写真撮影。
- 芸能人や評論家が挨拶をする場合、大抵彼らと何かしらの深い付き合いがある。なので常に主宰をヨイショしている。
- 大学のサークルの立食パーティーだと、グダグダのまま飲みに突入。ふつうの飲み会と変わらなくなる。
- 中にはそれを見越して、乾杯のご発声の直前のタイミングを狙って会場入りする者もいる。
- 主催者側としては、あちこちの関係先の顔を立てるためにやむなくそうなってしまう。
- 乾杯のご挨拶がこれまた長い。グラスを持つ手が疲れてしまう。
- 料理は量が少ないのに、グラスだけなぜか多く注がれるし、グラス自体やたら重いのが難点。
- しばらくご歓談、の後に登壇してしゃべらされる者もいるが悲惨。その時点では会場はざわつき、だれも壇上の者のことなど眼中にない。
- 閉会のご挨拶になるとなぜかホッとする。
- 大物議員が主催の場合、二世議員となる息子や娘の紹介にも大分時間を割く。
料理・歓談[編集 | ソースを編集]
- だいたい、洋食系のオードブル各種が定番。
- しかし一番人気は実は寿司桶。
- 醤油を刷毛でネタに塗る。
- 蕎麦屋台も人気。薬味がいろいろ用意されている。
- ホテルだとカレーも結構人気。ルウが先になくなってしまうと白米が余って悲惨な事に…。
- テーブル上は、飲み差しのビールグラスがいっぱい、という状態になりがち。
- その状態では大半の人はすでに水割りやワインなど別の飲み物に移行している。
- コンパニオンがいると、料理を取ってきてくれる。1人のコンパニオンが4~5枚の小皿を持って料理を大皿から取っていく様は神業かと思う。
- コンパニオンは、バー・スナックのホステスであることもある。その場合の彼女らには、パーティー終了後になるべく多くの客を店にお持ち帰りすること、というミッションがママから言い渡されている。
- 政治家の出席者がいることもあるが、自分の登壇が済むと早々に帰ってしまう。
- 国会議員や都道府県知事クラスのパーティーとなれば、主宰であろうと来賓であろうとマスコミが常について回る。勿論その理由は言うまでもない。
- 特に自民党の議員だとここでの発言が派閥抗争の引き金にもなりかねない。
- 国会議員や都道府県知事クラスのパーティーとなれば、主宰であろうと来賓であろうとマスコミが常について回る。勿論その理由は言うまでもない。
- 実は用意する料理の量は、予定人数の8割り掛けぐらいに抑えるのが普通。それでも寿司以外は余ることが多い。
- 時々、宴半ばで料理が足りなくなってしまい、慌てて追加注文するケースがある。
- 宴半ばを過ぎるとコーヒーやデザートも出てくるが、コーヒーカップはエスプレッソ用みたいに小さい。
- デザートは、フルーツポンチは人気だがケーキは余りがち。
- ケーキは概して小さい。だからたくさん食べる人もいる。
- なぜかしら立食パーティーでは、十分に食べたという感じがしないことが多い。帰宅してからお茶漬け作って食べたりしたくなる。
- 色々な料理がある→来客が多くて争奪戦になる→結局ほとんど食べられないと言う流れになりやすい。その割には豪華な食べ物を残している人が多くて何か釈然としない。
- 昼の立食パーティー、というのもある。これに出るとたいてい、その日の午後は眠くて仕事にならない。
出席者の心得[編集 | ソースを編集]
- 手荷物はクロークに預けるべし。会場には手ぶらで入ること。立食パーティーができるような会場ならたいていはクロークぐらいあるはず。
- ホテルでないレストラン等、クロークのない会場の場合は、部屋の片隅に荷物置き用のテーブルが用意される。
- その場合、気が利く主催者だと、荷物につける名札を用意してくれる。
- それでも受付で式次第や出席者一覧等の紙切れを渡され、手ぶらでなくなってしまう。
- あれ、拍手とかするとき結構邪魔なんだよなあ。
- ホテルでないレストラン等、クロークのない会場の場合は、部屋の片隅に荷物置き用のテーブルが用意される。
- 料理の取り皿は使いまわしちゃいかんらしい。食べ終わった皿はテーブルに箸とともにそのまま置いておくこと。
- 次の料理は新しい取り皿と新しい箸で。
- 主催者に近い立場の出席者は、司会者のために料理や飲み物を取って来てあげるべし。彼(もしくは彼女)は、ちゃんと会費払ってるのにまともに飲み食いできないのだから。
- プロの司会者をお願いしてる場合はその必要なし。
- 主催者に近い立場の出席者はもう一つ、来賓の話し相手もしてあげよう。