リビア

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リビアの噂[編集 | ソースを編集]

  1. 2006年3月29日に皆既日食がある。ツアーはリビア政府の管理下で行われるが、日食税として200ユーロ支払わないといけない。
  2. 人口が北部に集中。
    • 南部は砂漠だからねえ
      • 南部で都市と呼べるのはサブハー(人口10万弱)くらいしかない。
  3. 1951年に独立
    • アフリカ諸国では早い方。
  4. 首都はトリポリで人口は約100万人。
    • 以前世界地図でトリポリとベンガジの2ヶ所に首都のマークがついていたのを見たことがある。最初誤植か何かだと思ったが一時期トリポリとベンガジの2ヶ所首都があったことがある。
    • カダフィ政権崩壊後は基本的に2大都市は違う勢力の支配下というのがお決まりと化している。
  5. 年少人口が国の総人口の約半分を占めている。
  6. 人口増加地帯。
    • どうやらカダフィ政権崩壊後ですら増え続けている模様。
  7. 国土の大半がBW気候
  8. 一人当たりの経済力ではセイシェルと並ぶ高さ。
  9. 経済的にかなり発展していて財政も豊か。意外と下手な先進各国よりも治安が良かったりする。
    • 内戦突入後にISなどが湧きもはや昔話に…。
  10. イタリアと仲が良い。
    • 同じく元伊領の南ソマリアとエリトリアの現状と比べてしまうと、成功した方と言える。
    • ただし植民地時代には過酷な支配で総人口の4分の1が死んだという統計もある。
  11. リビア海軍の潜水艦は、時間になると船体をメッカの方角に向けてお祈りするのを欠かさないため、すぐに所属がばれるそうだ。
  12. 装備はいいが、イタリアの植民地だったせいかとても戦争に弱い。戦車部隊でチャドに侵攻したはいいが、ランクルに返り討ちを食らってボロ負けするという失態を演ずる。
    • この時チャドの捕虜になった将軍が今や反政府武装勢力のリーダー。
  13. 刃物が何もかも使い物にならなくなる地域がある。
    • ギリシア人は「切れねえ」といい、ローマ人は「切れないか」といった。
  14. 石油が取れて人口が少ないおかげでアフリカでは先進国並みの水準。
    • サウジアラビアと大差がない豊かな国。
    • 隣接国から羨ましがられる存在。
  15. 冷戦時代はソ連という後ろ盾がいたために、アメリカは石油のために侵略できなかった。
  16. アラビア語で書かれたパスポートを持っていないと入国できない。
    • 日本の外務省に頼めば、パスポートにアラビア語訳のシールを貼ってくれるらしい。
    • そもそも街中の掲示板や広告などもほぼアラビア語しかなかった。(カダフィ時代)
  17. ローマ帝国時代から結構豊かな農業地帯だった。
    • レプティス・マグナやサブラータといった遺跡が繁栄していた往時をしのばせる。
      • なおサブラータ遺跡のモザイクは吹きさらしの場所に置かれ保存状態が良くない。
    • 現在でもネーブルオレンジやオリーブなどの栽培が盛ん。
    • 砂漠でトリュフも採れる。
    • 寿司に使えるくらい新鮮なマグロなど海の幸も豊富。
  18. アフリカのもっと南の国から多くの労働者を受け入れている。
    • そのせいでリビア人の若者は単純労働などをやりたがらず失業率(未就業率?)が高い。
  19. 2011年以降は「イスラム太陽暦」とでも言うべき不思議な暦を使っている。
    • グレゴリオ暦の各月の呼び方を変え元年を預言者ムハンマドの没年にしたもの。

独裁政権とその崩壊[編集 | ソースを編集]

リビア2012年発行記念切手・2月17日革命・カダフィ政権打倒
  1. 国旗が緑一色。
    • 緑はイスラムでは神聖な色との事。イスラム国家の国旗には緑色を使っているものが多い。
      • 元々はエジプトの国旗と同じだったがエジプトがアメリカ寄りの外交をしたためカダフィ大佐が怒り、「翌日までに新しい国旗を考えろ」と部下に命令したためこうなった。
      • ミドリビア。
        • 緑一色なので国旗に見えない。
    • だからといって麻雀で役満連発するわけでもない。
    • カダフィー政権崩壊により国旗は変更。赤+黒+緑+白い月という、よくある回教国の国旗になった。
      • 独立当初の王国時代の国旗を復活させたもの。だが、王政復古したわけではない。
        • 国旗の配色は汎アフリカ色です。黒は黒人の肌のいろでリビアはコーカソイドが大多数ですが、国旗はそうなっています。
  2. カダフィ大佐
    • 実際には大佐ではないらしい。
      • 実際は大尉だとか。
        • 尊敬していたナセル元エジプト大統領が大佐の時に政権を奪取したことにちなんだという。
      • 国民からは「独裁者」ではなく、「おらが大将」のレベルらしい。敬虔なイスラム教徒としても知られている。独裁でも国民の事を考えていれば国は豊かになる典型的な例。
      • しかも日本に対して石油の権利を認めるなど、結構したたか。
    • セガレはサッカー選手。イタリアで活躍中。
      • 2007年ころに引退。それにしても、この国は北アフリカの中で最もサッカーの印象の薄い国だ。
    • 大佐は日本製の回転ベッドを愛用している。
      • 昔は阪神大震災の時に「天罰」と罵るなど強気だった。しかし最近は丸くなったのか、日本との関係もまずまず。
    • 2009年に小池百合子元防衛大臣からWiiをプレゼントされた事を週刊新潮で報じられる。
    • カダフィ大佐の政府専用機は全日空のモヒカン塗装の色違い。
  3. 国歌の歌い出しが「あんパーンはあんパン、あんパーンはあんパン」と聞こえる。
    • 「アッラーフ・アクバル」といっているらしい。
      • リビアのアラビア語は独特の訛りがあり、他のアラビア語圏の人からするとちょっと可笑しいらしい。だから「あんパンはあんパン」とか「ブルマ!(・∀・)イイ!!」とか聞こえるのかも。
    • アンパンマンのオープニングにもいいかも!?
    • 途中で「ブルマいい!ブルマいい!」と聞こえる。
    • そのことをリビア人の前で話せば命の保障は無い。
      • そもそも元の言葉の意味を考えれば、とても罰当たりな空耳である。
  4. 正式名称は、「アル=ジャマーヒーリーヤ・アル=アラビーヤ・アッ=リービーヤ・アッ=シャアビーヤ・アル=イシュティラーキーヤ・アル=ウズマー」。長い・・・
    • 日本語の正式名称も、「大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国」と、北朝鮮・イギリスを上回る長さ。
      • いつの間にか「社会主義人民リビア・アラブ国」じゃなくなってた。
        • 2013年「リビア国」になった。
    • ちなみに、アラビア語で書いてみると「الجماهيرية العربية الليبية الشعبية الإشتراكية العظمى」。
  5. 最近はアメリカと仲直りしつつある。
    • 核開発を放棄した。
      • 査察したIAEAが「まさかここまで情報を出すとは思わなかった。」と腰抜かすほど公開した。おかげで北朝鮮の核技術流出が証明され、将軍様大ピンチに。
    • 押すところは押し、引くところは引く。外交も経済政策も案外手堅い。アメリカもカダフィを単なる「暴君」とは見ていない様子。
      • 利に聡いんだな。日本の外務省もちょっとは見習え。
    • カダフィ大佐はホワイトハウスの晩餐会に招待されたときに備えて、テーブルマナーを勉強中。
    • カダフィ大佐はアメリカと仲直りしてラッキー。フセインは48時間以内にイラクから出て行けばどうなっていたやら。
      • イラクの宗派対立もなく、石油の利権と親米政権樹立で、ブッシュ支持率は上がっていたかもw
  6. 自由の日
    • カダフィー大佐の気まぐれで時々自由の日とか言って自ら運転するブルトーザーで刑務所の分厚い壁を壊し囚人6000人以上を監禁から解放していると聞いたことがある。おかげでカダフィー大佐の支持率は高いがその一方でアメリカからは「アフリカの狂犬」などと悪口を言われる始末であるが国民的英雄なのである。
  7. ブッシュには意外にお人よしな面があったと分かる国。
  8. 2010年、大規模な反政府デモが起きた。
    • しかし、すぐに弾圧された。
    • 反体制派は当初は破竹の勢いで首都トリポリを包囲するまでに追い詰めたけど、肝心の指導者不在でバラバラに攻撃して各個撃破される。その後アフリカの傭兵や義勇兵、親衛隊を使って体勢を整えたカダフィ大佐側が反撃。現在も一進一退の攻防が続いている。
      • 反政府側の勝利でリビア共和国となりましたとさ。一件落着
        • しかしその後は各勢力の争いが絶えず何が何だか分からない状況に。
  9. ラクダで移動しテントに泊まるという遊牧民の生活様式が大好きだった。
    • 一見質素に見えるが海外でもこれを貫いたため結果として余計に金がかかった。
  10. アフリカ統一国家を夢見てサハラ以南諸国との関係強化に努めていた。
    • トリポリの空港の入国審査場には「皆さんは出稼ぎ労働者ではなく仲間です」という標語も掲示されていた。
    • しかし内戦時にはアフリカ人傭兵が一般市民を殺戮したため憎悪の標的にされた。
  11. サハラ砂漠の地下に眠る水を使って人工の川を作ろうとしていた。
  12. 学生も軍事訓練を受けなければならなかったため制服が迷彩服だった。
    • カダフィ親衛隊のエリート婦人警官が女性たちの憧れだった。
  13. 最後までカダフィ政権を支援し続けたため武装勢力に抹殺された街があるらしい。
  14. 食料品や燃料が補助金のおかげでかなり安かった。
    • 茶葉1kg85円、米25kg340円、砂糖50kg425円など。(06年時点)
    • 隣国に売りさばき利ざやを稼ぐ転売屋もいた。

都市の噂[編集 | ソースを編集]

ベンガジ[編集 | ソースを編集]

  1. リビア版関西
    • 元々、こっちに首都があったが、カダフィが革命を起こした時に移転させた。
      • 正確にはトリポリとベンガジの両方を首都と定めていたが、結局主導権争いに敗れた。
        • 1980年代の世界地図を見たら2つ首都があってびっくりした。
    • リビア最大の港湾都市なので、その点では、昔の神戸とも共通。
    • アンチトリポリという点はアンチ東京カラーの強い大阪と似通っている。
      • なので、ここはトリポリジャイアニズムの被害者だった。
      • アンチ過ぎて、まさかの自治都市宣言。お前はか!
      • ただし、日本とは東西が逆。首都トリポリが関西にあって、こっちは東にある。
    • そもそも首都トリポリのある西部とは、別の国(地域)だった。
      キレナイカ1950年発行普通切手・砂漠の戦士
      • その名も「イタリア領キレナイカ」。リビアとの関係は「切ってもキレナ…(ry 書いてるうちに寒くなってきた
      • 独立に際してはリビア全体「リビア連合王国」を作ることでは合意したが、連合王国の元首はベンガジ出身の王様だった。
  2. 一年の半分弱の降水量が12月と1月の2ヶ月で降る。
  3. この街にはイタリア人が多数住んでいたらしい。
    • なので、イタリアはリビアを植民地化したそうな。
    • にも関わらず大戦中、この街がイギリス軍の攻撃に晒せれた時、守ったのはドイツ軍だったそうな。イタリア軍は、おなごでも口説いていたのか?
      • パスタ切れだったのかもしれない。
  4. 石油マネーで世界最大の海水淡水化プラントを建てた。
    • この水で更に農業を進める気らしい。
  5. 周り一面砂漠っぽいが、山もあるという。
    • しかも広葉樹林付き。
  6. 日本赤軍が日航ジャンボ機を爆破した地。
  7. リビアにおける大規模な民衆運動は例外なくここが震源地。

トリポリ[編集 | ソースを編集]

トリポリタニア1934年発行記念切手・ナポリ植民地博覧会
  1. 言わずとしれたリビアの首都。
  2. 由来は3つの(トリ)都市国家(ポリス)。古代フェニキアの植民都市が3つ合体して「トリポリタニア(三都市連合)」を作ったのがきっかけ。
    • 独立直前まで、リビア北西部は「イタリア領トリポリタニア」として、西部のキレナイカとは別の国だった
  3. ギリシャレバノンにも同名の都市があるが、語源は同じ。
  4. トリポリ国際空港は、北アフリカ有数のターミナルだったが内戦で壊滅状態。現在も閉鎖中。
    • 大韓航空機が着陸失敗で事故を起こしたこともある。
  5. 地中海性気候でオアシスも多く、サハラ地域の中では過ごしやすく恵まれている。
  6. 約3000年の歴史を誇るがスクラップアンドビルドが激しく遺跡があまり残っていない。

フェザーン[編集 | ソースを編集]

  1. リビア南東部の地域。全域が砂漠地帯で河川もなく、もっとも人口密度が少ない。
    フェザーン1946~48年発行仏軍占領地切手・フェザーンの地図
    • サハラ砂漠らしいという意味では代表的な地域。
    • 南西部っすよね。(東部はキレナイカ)
  2. キレナイカ、トリポリタニアがイタリア領だったのに対して、この地域は第2次大戦中にフランスが占領。
    • 当時の旗はトルコ国旗と酷似している。
  3. トリポリ主導のリビア連合には最後まで加わらず、独立の動きを見せたこともある。
    • トリポリ(トリポリタニア)とベンガジ(キレナイカ)間のバランスの上に乗って、それなりの発言力を得ようとしたが、トリポリ側が優勢になって目論見が外れた。
  4. 大昔はアフリカ内陸部に通じる陸上交通の要衝で、それなりに繁栄していたが、中世以降は没落した。
    • 近代になると、アフリカ探検を志す欧米の冒険野郎たちの前線基地になった。
  5. 田中芳樹のSF「銀河英雄伝説」に出てくる惑星国家と同名。銀河帝国と自由惑星同盟に次ぐ第3勢力。
    • おそらく銀雄伝のフェザーンは、こちらのフェザーンがモデルになっていると思われる。
      • 中継貿易によって栄えたこと、2大勢力を手玉に取ろうとして失敗したことなど、共通点が多い。
    • ただし、銀雄伝の方は「Phezzan」と綴るらしい。こっちのフェザーンは「Fezzan」。
    • 盛岡駅にも同名の駅ビルがある。こっちは「FES"AN」での英語名が由来とか。