中国語

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中国語の方言[編集 | ソースを編集]

  1. 話者人口世界一だが、方言の違いが大きいらしい。
    • 中国語の映画に中国語の字幕が付くのもよくあること。
      • おかげでノンネイティブも助かっている。
    • 日本で言う津軽弁と薩摩弁とかのギャップ以上の大きさが中国国内にある。それは、このページの北方語項目以降ご覧になって頂ければ如何にギャップの大きさが半端ないか分かると思う。そもそも、「○○弁」ではなく、「○○語」と言うのが…。
  2. それでも大多数は標準語である北京語に比較的近い方言。一方、上海福建(+台湾)・広東(含香港)・客家などは同系統の別言語と言っていいくらいである。
    • これらは古代百越語からの派生語、中華ではないが漢字の影響をもろ受けている
    • 「同系統の別言語」の地域ばかり栄えている、と見るのはうがちすぎか?逆に栄えていたからこそ独自性を保てたのか?
    • 歴史的には四川には別の方言があったらしいが、明初期に住民の大半が滅び、各地からの移民が共通語として当時の共通語(≒北京語)を使ったため北京語に比較的近い方言になったのだとか・・・・・
      • 定説では戦乱が原因らしいが、ひょっとすると昨今のもの並(あるいはそれ以上)の大地震とそれに続く疫病発生なども絡んでいたのかも知れない。
      • 現在ではミャンマーラオスと接する地域(雲南省)にまで北京語にかなり似た方言が浸透している。
  3. 地域が変わると中国人どうしでも話が通じない。しかし漢字表記をすればある程度通じる。まさに漢字が国を統一してきた。
    • 少なくとも北京語と福建語や広東語の言葉の違いはドイツ語とオランダ語、スペイン語とポルトガル語以上の差異がある。つか、口語では同じ言語とは思えない。
      • 英語も日本語も流暢に話す天津人の留学生が、広東語の授業を難しすぎると放棄する位、四声と六声の差はどうしようもないらしい。
      • 広東語は北京語よりベトナム語のほうが近い
    • Linguasphereでもこれら諸言語間の差に準じて取り扱っているようである。すなわち、別言語だが隣接言語間では意思疎通がなんとかできる同一net内の扱いである。
      • (他の例としてはルーマニア以外のロマンス諸語相互、北欧語相互、スラブ語相互の関係がある。なお「ゲルマン語」は英語・大陸ゲルマン語・北欧語それぞれのグループの乖離が大きくそれぞれ別々のnetを形成する。)
    • 始皇帝が戦国時代を終わらせるまでは各国で漢字もやや違っていたらしい。
    • 北京語を使わない国民からすれば、北京語は標準語ではないとの事。
  4. 香港のニュースで北京語話者が話している時に広東語の吹き替えが流れる事がある。
  5. 標準中国語(普通話)をネイティブで話す人は存在しない。あえて言うなら中央電視台のアナウンサーである。
    • どういう意味?そんなこと言ったら日本語も怪しいと思うが
      • どこの国も標準語というもので話している人はいないけどな。大体みんなずれている。
    • 中央電視台って中国の国営放送局の事ね。そこでさえ、敢えて北京語使い以外の職員を採用するケースが多いと聞く。
    • そういう点ではイギリスも同じ(首都ロンドンを含め、どの地域でも必ず訛りがある。綺麗な標準語を話す地域が存在しない)。
  6. 北方語と広東語はもはや別言語。
    • 北方語は第4文型がSVO1O2なのに対し、広東語はSVO2O1となりOが逆になっているため。だから漢字で書いても通じない。
  7. Google翻訳の精度がかなり低い。
    • ディープラーニング以降、日英翻訳は劇的に精度が向上し、日韓翻訳は日英以上に精度が高くなっていたが、日中翻訳はあまり向上していない。
      • もしかして、中国からの情報を検閲したいのだろうか?

北方語(官)[編集 | ソースを編集]

  1. 現代標準中国語(普通話)はこの言葉を基にして創られた。
    • モンゴル語、満州語の影響を受けている
  2. 声調が4つなので発音の難しさはまだマシ
  3. 日本でいう濁音がない
    • 濁音子音で拼音表記されてるものが本当は日本語の清音にあたるもの。清音子音で拼音表記されるものは帯気音を表している。
      • ba は パーと読み、pa はプーとかッパーみたいな感じで読む
  4. 舌を巻けば巻くほど発音うまそうに聞こえる
    • ここから「~~アルよ」という中国人ジョークが生まれた
  5. まさに中国政府の言葉。漢字はかなり簡略化された
  6. 現在は北京一帯だけでなく、内陸部の四川や中原の方言もこれに含まれる
    • 一応全中国人の共通語だが華僑、華人はあまり使わない
  7. 河北、山西地方の方言(特に張家口方言)に「球(チィォウ)」という字がよく使っている。標準中国語しかわからない人から見れば完全に意味不明。
    • 物に関する例(日本語訳):大きい=「球の大きさくらい」。小さい=「球ほど大きく(ない)」。長い=「球より長い」。短い=「球ほど長く」。無用の長物=「球でもならぬ物」。とても面倒くさい=「面球倒」。
    • 人に関する例(日本語訳):怒る=「球が太る」。けち=「球の毛(すら抜きたくない)」。相手にしたくない時=「球もお前に無反応」。人を軽蔑する時=「球も同然の様子」。興味がない時=「球の気にもしない」。
    • 一説によれば、謎めいた「球」の正体は同音の「㞗」(チ○ポ)。
  8. ある意味、そり舌音は日本語で言う鼻濁音のような立ち位置に思える。

呉越語(吳)[編集 | ソースを編集]

  1. 実は話者数は圧倒的に多かった。
    • だが、今はみんなもっぱら北京語
      • 孫権や陸遜らはこの言葉をしゃべってたのか?
        • 方言があったのは事実だけど二千年近くも昔の話なので現代の区分で考えることに意味はあんまりない。
  2. 英語の"JAPAN"の語源
  3. 上海呉語か蘇州呉語、どっちが標準かで大論争
    • 杭州呉語はかなり北方化している
  4. 呉語文学は魯迅の時代まではそこそこあった
  5. 中国人からは中国のフランス語といわれてる
  6. 温州の言葉は中国一聞き難い言葉といわれている

福建語(閩)[編集 | ソースを編集]

  1. 台湾語もこれに含まれる
    • 海南語もこれに含まれる
  2. 台湾の影響で変体ㄅㄆㄇㄈで書かれることもある
  3. 河を越えれば言葉は通じないといわれるほど中国でも最も方言差が激しい
    • けど台湾と福建南部の言葉はなかなか通じる
  4. 日本語の漢字読みと通じる部分が多い
    • 世界とか解放とかはそのまま日本語で通じる
  5. ジパングの語源とらしい
    • ジパングって何語?
      • 13世紀の泉州語らしく、海のシルクロードによりヨーロッパに渡ったらしい。
      • 日本は寧波語ではニホン、福州語でニッポンと発音する。
  6. 世界の華僑の間で最も使われる言葉
    • 福建出身の華僑が圧倒的多いため
    • 台湾は福建華僑に完全に飲まれた
      • 最近は広東系や上海系も増えてるからそうでもない
  7. 使用範囲はかなり広い
  8. 全く通じない言葉という境界線で閩北、閩東、閩南、莆仙、閩中の5つに分けることができる。
    • もちろん、その中にも無数の方言がある。
      • 車で1時間走行したら、言葉が通じないらしいからね。
      • 方言の方言のそのまた方言なんてものもある。

台湾語[編集 | ソースを編集]

台湾#臺語的見聞

客家語(客)[編集 | ソースを編集]

  1. 最も古代漢語に近いといわれてる
    • そのためもっとも正統性のある漢語だと豪語している
  2. 台湾でもそこそこ使われている
    • 特に新竹あたりの台湾西北部
  3. 孫文や鄧小平、リークァンユーらの母語
  4. よく広東語と間違われる
  5. 数字の言い方がなかなか日本語に似てる
  6. 広東省や福建省はあるのになぜ客家省はないの?
    • 「客家」の文字通り、「よそからやってきたお客さん」という意味合いがあることから、客家省は存在しない。
    • ちなみに「ハッカ」という読みは広東語読みベース。

広東語(粵)[編集 | ソースを編集]

  1. 広東省や香港、マカオの公用語。
    • 広東省でも東部は福建系(潮州語。福建省アモイ周辺や対岸の台湾の言葉に近似、タイの華僑もこちらが主流)、山間部は客家語(広東省梅県方言が客家語の標準とされる)。
    • 一方、広西壮族自治区で使用される漢語(中国語)はこれが主流。
    • さらにマレーシアなどの華僑も多くはこれを使用。
  2. 中国のただの方言であったが香港が経済発展したために有名になった。
    • 中国方言の代表
  3. 一応、広東語の教材はあるが北京語の方がはるかに需要があるため人気ない。
    • 最近では広東省でも広東語をうまく話せない若者が増えているらしい。
  4. 香港映画好きにとっては学びたい言葉。
  5. ショコたんの特技は広東語。
    • 厳密に言えば少ししか話せないらしい。
  6. 金田一の明智警視はなぜか北京語が話せず、広東語が話せる。
  7. 広東語と北京語は英語、ドイツ語よりも差があり、広東語はベトナム語に発音がよく似ている。
    • ある意味、介音のあるベトナム漢字音(漢越音)のほうがまだ北京語寄りともいう。
  8. 香港は長い間イギリス統治下だったため香港が返還されても北京語が話せない人が多い。
  9. 旅行ガイドブックで中国の中で香港は扱われていない。中国と香港と分けられている。
  10. 「チャーシュー」「シューマイ」「キョンシー」は広東語式の発音が由来。
  11. 広東語と北京語で1から10まで数字を数えると、一致するのは「3」だけである。
    • 厳密には少し違う。北京語は日本語とだいたい同じ「さん」だが広東語は「さm」(むしろ韓国語に似ている)。
      • 口を閉じた状態で「ん」と発音した時の音で、子音 m の音。古い中国語の名残。韓国語も中国語の影響でこうなってる。
    • 広東語で2は低い「イー」、北京語で1は高い「イー」。
  12. 広東語はドイツの方言から外国語になったオランダ語のように出世。
    • でも北京語と広東語は英語とドイツ語以上に差がある。
  13. 東京外大や阪大で広東語学部はない。
  14. 知名度だけは抜群
  15. 英語も日本語も流暢に話す天津人の留学生が、広東語の授業を難しすぎると放棄する位、四声と九声の差はどうしようもないらしい。
    • 広東語は北京語よりベトナム語のほうが近い
  16. 最近は香港芸能界も中国市場を重視して広東語ではなく北京語を使うことが多くなってきてる
  17. ディズニーの吹き替えでは、中国語の普通話、台湾の中国語(台湾語ではない)の二つの吹き替えと、方言としては珍しく広東語の吹き替えがある。アナと雪の女王では、エルサの歌唱を担当した歌手の発音が聞き取れないと非難囂々だった。声調無視して作詞しているのかな?吹き替えだと難しそう。

湖南語(湘)[編集 | ソースを編集]

  1. かの毛沢東の母語
    • どーでもいいw
  2. 内陸なため知名度はほかのに比べ格段と低い
    • 少なくとも海外では知名度ほぼゼロ
  3. 最近は湖南テレビ台のバラエティーが中国で人気なため、知名度は広まりつつある
    • が、海外での知名(ry

江西語(贛)[編集 | ソースを編集]

  1. 戇(バカ)ではない
    • 字がつぶれた
  2. 知名度は(ry
    • けどそれでも世界37位の話者数!
      • 約2000万人。ぱねぇ。
  3. 客家語に近いような気がする。。

四川語(蜀)[編集 | ソースを編集]

  1. 幻の言葉
    • 三国時代には実際存在していたといわれる。
      • 今は完全に消滅し、普通語の西南方言を話す。
        • 消滅したのは明の時代らしい。今でも、四川で話される西南方言の単語中に、当時の名残があるようだ。

世界の中の中国語[編集 | ソースを編集]

スペイン語との比較[編集 | ソースを編集]

  1. 欧米圏の言語に例えればスペイン語。以下にみるように共通点多し。
  2. 古典語である漢文(中国ではWen-Liというらしい。漢字表記は不明(Linguasphereの英語の記載によるので))を母体にしている(スペイン語の母体はやはり古典語であるラテン語)
    • 中国では漢文のことを文言(Wen-yan)という。「書き言葉」の意味だ。最初から古代の話し言葉とズレがあったので、単なる古典語ではないと主張している学者が多いらしい。ラテン語は正真正銘の古典語。
      • 「古代の中国の子供が漢文を勉強する時の難しさ」と「南地方の方言(日本に例えると沖縄弁みたい)しか喋らない子供が標準中国語を勉強する時の難しさ」は同じレベルと言われる。
  3. 何と言っても話者の多さ
    • 国連公用語ですからね~
  4. その割に文学・科学技術などのコンテンツが貧弱であること
    • 冷戦期には一部左系の人たちにとっては至上の聖典があったけどね・・・・・・
      • 現在その「聖典」の価値は暴落。その一方で通商用語としての地位は赤丸急上昇中。
      • そして現在はむしろスペイン語で書かれた左系コンテンツが勢いを増している。
  5. 何十年かすればコンテンツも充実するでしょう。・・・・たぶん・・・・・
    • 昔のコンテンツなら半端な量ではない。でも、それは古典語=漢文で、現代中国語ではありませんから!残念!!
    • しかしながら最近ではGoogle検索でかかる中国語学術論文のヒット数が激増。日本もうかうかしてられないぞ。
      • 「海亀族」(アメリカなどに留学していた学者・最先端技術者などの大量帰国)に負う部分が大きいと思われる。
  6. 古典語の直系でなく借用語として活用している日本語からの逆輸入が多い(スペイン語の場合は英語など)
    • それらの言語の地域(日本アメリカ)への不法移民が多いこと
    • スペイン語はアメリカでは中南米系移民に対応するため否応なく主要外国語となっているが、欧州ではわざわざ外国語として習得しようとする人は少ない。
      • 最も最近は国際社会での重要度がフランス語を上回りつつあるらしい。勿論英語の方が重要なのは言うまでもないが・・・・・
    • 同様に日本でも近年までは現代中国語はマイナーな存在だったが、今では中国から合法不法を問わず移民が増えているのでアメリカのような状況が徐々に現れはじめている。
      • 日本政府は、基本的に日本への外国人の移民は認めておりません。
        • 「原則禁止」状態でこれなのだから、一寸でも緩めたら……「日本沈没」
        • ちなみに合法「移民」は、料理人とか、留学生→卒業後就職とか、結婚とかがこれに当たる。もっともすべてのカテゴリにおいて偽装(つまり本当は違法)が存在するのが問題。
    • 歴史のifで日米の立場が逆転した場合にアメリカを出し抜いてメキシコが有人宇宙飛行を成功させるという記事には笑った。
  7. スペイン語と共に国際言語としては、ポスト英語として注目される言語。

フランス語との比較[編集 | ソースを編集]

  1. もしいち早く近代化していたら、フランス語のような地位にあったと思われる。北方民族の言語(中国語の場合はアルタイ諸語、フランス語の場合は古代ゲルマン語)の影響で変形した古典語由来主要言語、という共通性は確かにある。
    • 質でフランス語・量でスペイン語・・・ならば英語より強力かも。

中国の漢字[編集 | ソースを編集]

  1. 文字は勿論漢字だが、簡体字という恐ろしく簡略化された字体を使用。シンガポールでも採用されている。
    • 一部の書体は草書体由来(例えば「東」など)だから許せるが、「機」が「机」になるなど日本人の感覚ではついていけないものもちらほら
      • 逆に「藝」→「芸」のように日本人が勝手に略したものもある。本来「ウン」と発音する別の字がある(中国読みではyun)
        • 日本初の公開図書館とされる「芸亭(うんてい)」の「芸」の字。手書きでは「藝」の略字との区別のため「ウン」の草冠を4画(++)で表記する場合がある。
      • なお、「藝」に対応する簡体字は「草冠」に「乙」。発音は「yi」(乙と同じ音)。
    • 一方、台湾は標準語は同じ北京語由来だが、こちらは日本で言う旧字体(繁體字=康煕字典体)を使用。香港もこちらが主流
      • 旧字体と繁体字は微妙に別物。
        • 繁体字は糸偏などからもわかるけど修正康煕字典体みたいな立ち位置で完全に一緒ではない。旧字体ってのは明治期~戦前までの字体を総称してるものであってこれもまた繁体字と一緒ではない。
    • 最近は簡体字に侵食されつつある。日本も例外ではない
      • 中国製ゲームや、100円ショップ等廉価な輸入品などで目にする機会が増えた。特にゲームの影響は無視できないレベル。
    • かつて「第二漢字簡化法案」と呼ばれる簡体字を更に簡略化しようという法案があり、実際に一時期的に施行されたが、混乱を招く事になってしまい廃止された。
      • e.g.爆→火+ト、建→廴+占、冀→北+一 確かに謎だ
        • どーせだから二簡字廃止しなくてもよかったと思うけどな。。
  2. 漢字1文字が1音節で基本的にはこれで1語。それぞれの漢字にアクセントがついている。標準語では ̄/_\の4種。方言によっては9種あるものもある。日本語の高低アクセントは拍ごとに高低に分かれるのが普通(京阪式には\の拍がある(地域差・個人差もある)のだが)。
    • だから、メロディーに乗せると意味がわからなくなる。
      • 本当だ。中国人なのに中国語の歌の歌詞をいつも聞き取れなくて恥ずかしい。
    • なお、北方では複数の字を組み合わせた単語(つまり複音節語)が多く、アクセントの簡素化とともにアルタイ諸語の影響を指摘する専門家もいる。逆に南方の単音節・アクセントの多い傾向はインドシナ半島(ベトナムタイなど)につながると言える。
      • そのせいか、歌詞が普通話の場合は声調無視のことが多いが、広東語やさらにベトナム語(これも6声)の歌は声調に沿ったメロディのことが多い。
    • 普通話では形容詞が名詞の前に来るが、南方の方言では逆。これもアルタイ語とタイ語や南アジア語(ベトナム・カンボジアなど)の違いに対応する。面白いことに西洋でも北方のゲルマン語(英語・ドイツ語)で形容詞前置、南方のロマンス諸語(フランス・イタリア・スペイン・ポルトガル)で形容詞後置の傾向がある。
      • 古代中国語も形容詞後置だという話しがある。漢文中も限定詞後置の場合がある。「馬之千里者」=「千里の馬」とか。また、中国語と同じ語族であるチベット語はいつも形容詞後置だ。
  3. 驚くべきことに百種類以上の元素それぞれを意味する漢字が存在する。
    • 気体系は周りが「气」・金属系は偏に「金」などという風に区別されている。漢字って本当になんでもあらわせるんだな。
    • ちなみに石偏は?
      • 炭素とか硫黄とか・・・・・・なんていえばいいんだろ。固形物?
      • そう。(常温で)固体の非金属ですね。
        • 唯一の例外が「燐」、もちろんリンのこと。
          • と思いきや、異体字で「磷」というのがあり、むしろこっちの方が主流だとか
    • サンズイは常温で液体だったかな。該当するのは金属1種ハロゲン1種だけだが…
      • 「汞」と「溴」だったかな
        • ちなみに「汞」は「銾」とも表記される。
    • wikipedia:zh-cn:元素周期表を見ると全て出ている。
    • ニホニウムの漢字表記が「鉨」に決まったが、この字は「璽」の異体字として以前からあった文字の借用。
      • 但し中国語読みはニホニウムがni、「璽」はxiと使い分ける。
      • それ以外にも「檷」(絹糸を巻く道具)や「镊」(ピンセット)の異体字でもある。
  4. 中国の文字フォントセットではGB 2312の段階で既に日本のひらがなとカタカナが含まれていた。GB 18030となると様々な民族言語にも対応しているらしい。
    • 欧文専用フォントに典型的なように、かつては「お前らのようなマイナー言語のフォントは扱わない」がステータスだったが、すべてを呑み込む中国フォントは逆に怖い(笑)。
    • ちなみに韓国のフォントもハングル・漢字の他日本の仮名もサポートしているものがある。
    • 「の」に関しては中国語でも「的」の略字として日常的に使われている。
      • Deus Ex の横沙《ヘンシャ》にも出てくる。
      • でも読みは「的」の中国語読みで「デ」。中国人が日本語読むとき「の」を「で」と読み違えるのはきっとそのせい。
    • GB18030は中華思想を体現していると思う。
  5. 「鱈」や「畑」など日本製の漢字で中国に逆輸入されたものもある。
    • 「图」に至っては日本の新字体「図」がくにがまえの中にヅを書けばいいだろうという作成方法を悪用し、同じピンイン読みの冬をくにがまえの中に入れ込んだ。
      • これを発端ととし他の漢字でも北方語由来の読みから当て字を入れ込んで簡体字としたものが多数ある。
  6. 英単語ごとに漢字を当てはめる。するとあら不思議。そのまま英中翻訳ができる。しかも日本で常用されている漢字でも問題ないことも多い。例えば
    • mirowave oven(電子レンジ)→微波炉
    • convenience store→便利店
    • school idol festival→学校偶像祭

日本人と中国語[編集 | ソースを編集]

  1. 今でこそ、本物の中国語の達人が増えているが、昔は挨拶言葉と麻雀用語(日本語式に訛ったりしているので注意)を知っていれば「中国語ができる」とうそぶくことも可能だった。
    • 麻雀仲間のことを「中国語研究会」などと称したことも・・・・・
    • 日本語化した中国語の中には、戦前の南京式国語に由来したため普通話(北京語準拠)とは微妙に異なるものもある。
      • 例:「マンマンデー(慢慢的)」(=ゆっくり)。普通話では「マンマァルデ(慢慢児的)」という。「児」は「~アル」と発音する縮小辞で、北京・天津・旧満州など北方では多用される。なお「~アルね」という似非中国訛り日本語がこれに由来する、というのはあくまで俗説。
        • 南方人はむしろ「~子」(~ツ)という縮小辞を好む。これも「面子」「椅子」など日本語化した単語でお馴染み。
          • 日本語化して久しいが、「様子」の「子」も同じ。
          • 中国語にもしりとり(接龍)があるが、台湾では「~子」→「子孫」→「孫中山」(孫文の台湾での呼び名)は常套の流れ。
    • 「トイメン」「リーチ」などが中国語麻雀用語由来であることを知らない人も多いのでは。
      • 特に「リーチ」は漢字の「立直」の字面よりも、英語の「Reach」の方がよほど関係ありそうに見える。
  2. 中国では科学技術に関する言葉は日本の漢字を当てているので、意思疎通がしやすい。この点で中国市場では欧米よりも有利だと思われる。
    • 数学は中国から日本に輸入したものが多いが、物理・化学は和製の方が多い。ただ、一番使われている和製漢語はむしろ社会科学。
  3. 中国語好きは案外多い。英語よりも勉強しやすいし、将来それなりに役に立つだろうからだろう。
    • それはない。今まで英語が重要だったのが、急に中国語が必要になるってことはまずない。
    • 中国語が必要になったというよりは3ヶ国語以上喋れて当然という世界の流れに乗ってきたと思われる。
    • 世界の流れから見たら、これから中国語の重要性が高くなるでしょう。
    • まぁ、こういうの見てたら親近感わくわな。
    • まぁ、中国語は特に勉強しなくてもある程度は読めるしね。
  4. 近年、交通機関で東アジア言語の併記が増えたが、首都圏の駅では英語の次、韓国語より優先して表記される。関西では逆である。恐らく人口比を反映していると考えられる。
  5. 日本語が語源の単語も結構ある、「留学生」「哲学」「人気」など。何と「共産主義」も日本語由来。
    • ヨーロッパ人が考えた概念を漢字に翻訳しただけの言葉だけじゃなく、寿司やカラオケなど概念自体も日本人が考え出した言葉も取り入れられている
    • それが漢字(表意(表語)文字)の利点。
    • 日本が近代化する時に「漢語」の教養で鍛えられた知識人が様々な近代用語を漢訳した。それを中国人留学生が持ち帰って中国語に組み入れられた。
      • ちなみにわざわざ漢文から文字を引っ張ってきたのは権威付けの為でもある
    • なので他の言語に比べると中国語学習者はわりあい早く中国語の新聞を読めるようになる。
  6. 「ブログ」を中国語で表すととある日本のタブー。
    • 大陸ではなく台湾の方。翻訳せずにブログを音訳して「部落格」と表記する。大陸は「博客」。
      • たびたび大陸関連のニュースで話題になる中国版Twitterの名前は「微博」。「ミニブログ」の訳として適訳だと思う。
  7. 中国語で熊本を発音すると「ションベン」。
    • 磐梯山を発音すると「パンティー山」。
    • スワヒリ語でクマモトと発音するとえらいいみに。。
    • くまモンは中国語圏でも「クマモン」と発音してもらいたいということで「酷MA萌」という当て字を公式で定めたが、全く定着しなかったため、ついに熊本県が折れて「熊本熊(ションベンション)」が正式な中国語名となった。ちなみに「酷」は英語でいう「cool!」の意味で使うんだそうだ。
  8. 日本のメディアにおいて中国人の名前は日本語の音読みに従った読みをされることが多いが、近年朝日などの一部のメディアにおいて中国語風の読み(例:ウェン・チアパオ)がされる動きが出てきている。
    • 現地語読みは大いに結構だが、ちゃんと本人の言語の発音に準拠しないならやめて欲しい。
    • むしろ音読みの方がわかりやすい。(byほんまの中国人)
  9. 中国語学習者がメモを取ると日本語のはずなのに簡体字が紛れ込むことがある。
    • 例:「13:00開始」→「13:00开始」
    • ごんべんの漢字を簡体字風に書くと、画数がぐっと減って急ぎのメモの時便利。
  10. 日本の漢字と微妙に違う字で間違えてしまう。
    • 「歩」と「步」あたりは引っかかる人が多そう。
    • もっとの例字はこうやって手に入れる:
      • このページをWindowsのメモ帳にコピー&パスト
      • メモ帳のフォントを中国語フォント(SimSunとか)に変える
      • このページと照合する
        • 原理:「歩」と「步」以外、多くの簡体字と新字体とは同じ文字コードである。
  11. 現在は「中国語」といえば基本的に普通話が教えられている。
    • ただしたまには香港や台湾で用いられる表現も出てくる。
  12. 「同士」というと昔は毛沢東同士など共通の理念に奮闘する仲間という意味だったが台湾でゲイという意味で使われるようになり中国本土でも広がってしまった。
    • 「同志」の方が正しい。「同士」は日本語の「同士」とは同じ意味であるが、あまり使わない。