北陸の寺院

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富山[編集]

各願寺[編集]

  1. 富山藩の深い帰依を受けたらしい。
  2. 曲水の宴ができる庭園がある。
  3. 最初は法相宗、次に最澄がやってきて天台宗に、江戸期に真言宗になる。この変り身ぶり……
    • にしても、寺ってこういうの多いなあ。
  4. 弥勒菩薩坐像は平安期の作品。一方金剛力士像は江戸期の作品だが、あの左甚五郎のもの。侮れない。

日石寺[編集]

  1. 素麺でちょいと有名。
  2. 平安後期の作と伝わる磨崖仏がちょいと有名。
  3. 行基菩薩の開基。よくまあこんな山の中に作ったもんやで。
    • 古刹だが有名ではないので、人が殆ど来ない。落ち着いてて和む。

立山寺[編集]

  • 上市町
  1. 山号が眼目山。眼目と書いて「さっか」と読むらしい。無理じゃね?
  2. 参道は栂の並木道。
  3. 曹洞宗の結構由緒ある寺。なんでもそっちのエライ坊さんが、樵に化けた立山権現に招かれて開山したらしい。
  4. 眼目山立山寺と書いて「がんもくざん りゅうせんじ」と読む。立山寺も「たてやま」と読みたくなり難しいが、眼目山の読みがミソで、眼目を「さっか」と読む知識があると逆に間違えてしまう。
    • しかし地元の人は「さっかのてら」と言う、どっちやねーん。

護国寺[編集]

  1. 越中も端の端、朝日町にある。しかも地名が「境」。
  2. 弘法大師創建の寺で、日本海の荒波を望む。庭園が見事。
    • シャクナゲやツツジ、サツキ、アジサイが4月から6月にかけて次から次へと咲き誇る。

法福寺[編集]

黒部市

  1. 黒部川の北側だが黒部市。
  2. 桜の名所として知られている。
  3. 寺の前の明日集落がちょっとした街道になっている。

瑞龍寺[編集]

仏殿が美しい
  1. 前田利長の菩提寺らしい。異母弟の金沢藩3代目の前田利常が利長を死後、加賀から押し出した形。
    • 元々は、金沢にあり、前田利長が織田信長と織田信忠の追善供養のために開いたものだったとか。これが、利長の死後、利長を供養するための寺に変わった。
  2. やたら広い芝生がある。
    • 瑞龍寺の見栄えが素晴らしいのは、この芝生の効果が大きいと思う。
    • 前庭の白石も禅宗寺院らしい。
  3. 山門、仏殿、法堂が国宝。重文多数。
    • 伽藍配置がしっかりしている。禅堂、仏殿、山門、総門が一直線上にある形式。
      • 因みにその直線を東へ真っ直ぐ行くと前田利長公の墓所の前に出る。
      • この伽藍は、前田利長公の50回忌のタイミングに合わせるようにして完成したらしい。
    • 山門の屋根の反り返り具合がなかなかいい感じである。
    • どこから見ても非常に絵になる。未だに富山県唯一の国宝なのも納得である。
    • 仏殿、法堂、山門の3棟は、「近世禅宗様建築の代表作」であるというのが国宝指定の理由。
      • 確かにここまで整然とした伽藍の中にきちんと建物が残っている江戸初期の禅宗様建築は、他にはない。
  4. 江戸時代を通して加賀金沢藩前田家の庇護を受けており、維持に必要なだけの寄進を受けていた。というか実質的に前田家のためだけのお寺という立ち位置だったらしい。
    • そのため、檀家は居なかったとか。
      • それ故に、明治に入り、廃藩置県で資金源を失い、一気に困窮した瑞龍寺だが、便所などの用材などをバラ売りしながら乗り切って、伽藍を維持した。
        • 当時の関係者のおかげで、これだけの寺院に拝観できるだけでも感動モノである。

大佛寺[編集]

  1. なんといっても高岡大仏。
    高岡大仏 in 大佛寺
    • 奈良、鎌倉と並ぶ日本3大大仏の座をねらっている。
    • 日本海側で最大というのがウリだったが、越前大仏に越されてしまった。
    • これにあやかった「大仏コロッケ」も売り出し中。
    • 与謝野晶子曰く、「鎌倉大仏より美男子」。
      • 先代の木造仏の尊容なら納得できるが、今のお顔だと少し首を傾げたくなる。
  2. 大仏の陰に隠れて目立たないが、境内にある時鐘もちょっとした文化財。
  3. 台座内の回廊にある仏画も見どころの一つ。
    • 地元の日本画家たちの共作。
    • 台座の下で木造時代の大仏様の御尊顔を拝める。
  4. 高岡大仏があるから通称・大佛寺…ではなくて、これが正式名称。当初から大仏ありきの寺だった?

繁久寺[編集]

繁久寺本堂.JPEG
  1. 高岡の偉人、前田利長公の墓所を守る墓守の寺。
  2. 北陸では割と珍しい曹洞宗の寺院。まあ大本山永平寺だって北陸の寺なんだけどさ。
    • 前田家が帰依していた宗派が曹洞宗だったので、当たり前といえば当たり前だが。瑞龍寺だって曹洞宗だしね。
  3. 瑞龍寺とは八丁道という一本の直線道路で結ばれている。
  4. 回廊の五百羅漢が参拝者を和ませる。
  5. こじんまりとしたお寺であり、庭も小さいが手入れが行き届いていて、曹洞宗の寺院らしさを感じさせる。

大法寺[編集]

大法寺(高岡).JPEG
  1. 日蓮宗の越中での布教の拠点として15世紀に開かれたそう。
  2. 高岡市街地のお寺の多いエリアにあるが、その中でもひときわ大きく立派な山門が目立つ。
    • とはいえ、明治の高岡大火で一度、建物はすべて消失してしまっており、その後再建されたものに過ぎないのだけど。
  3. 長谷川等伯作の仏画を所蔵している。

西福寺[編集]

西福寺.JPEG
  1. 山町通りから一本入ったところにある大きな屋根のお寺。
    • お寺のおいエリアの中でもその大きな屋根は目立つ。
  2. 熊谷直実が開基したとの伝承がある
  3. 越中国法然上人二十五霊場19番札所。

勝興寺[編集]

  • 高岡市
  1. 富山を代表する浄土真宗寺院。
  2. 本堂がすごく大きい。
    • 唐門も立派。
  3. 天から降ってきた石が置いてある。

光久寺[編集]

  1. 浄土真宗の古刹。
    • 行基が作ったと言われる聖徳太子像もあるが本尊は誰が彫ったかわからない阿弥陀如来像。
  2. 茶庭が有名。
    • 園内の起伏を活かしつつ、背景に裏山を用いた庭園の見事なこと。木々の一本一本に至るまでの手入れの行き届きもその枝ぶりも見事。
    • 石組みもナイスだし、水の入った池の上を回廊がまたぐのも良く出来ている。

善徳寺[編集]

  1. 越中の小京都城端を象徴する風景。通称城端別院。
  2. 7月の虫干法会で色々なものが展示される。武具だの何だの……
    • 浄土真宗の開祖親鸞直筆の唯信鈔が残っている。これももれなく一般公開。
  3. 境内の枝垂れ桜の樹齢は370年。ずいぶんと御長寿ですこと。

瑞泉寺[編集]

  1. 井波別院として知られる、東本願寺側の北陸での拠点。
    • 一向一揆で盛んだったのが分かる。そこそこ優れた石垣。
  2. 井波に木彫彫刻の職人が数多くいて技術が高かった理由でもある。
    • 太子堂の繊細な彫刻が非常に優れている。そういや、越中って昔からこういう職人芸が優れている気がする。
  3. 庭園がそこそこ立派。北陸最大とも言われる伽藍に相応しい。

石川[編集]

總持寺祖院[編集]

  1. 「総持寺」ではなければ、「總持寺」でもないらしい。
    • 永平寺と曹洞宗の大本山の地位をめぐって攻防をやっていた。
    • 今は、本山なのか別院なのか分からん。
    • もちろん、「掃除寺」でもない。禅の修行で掃除はしていそうだが。
  2. 所在地は輪島市門前町門前、そのまんまである。
    • 北陸は一向宗が強い土地柄だが、寺の(普通名詞的意味での)門前町はどうなんだろ。
  3. 欧米人には、ドイツ映画「MON-ZEN」で有名。ここがロケ地のため、禅寺=總持寺のイメージが定着した。
    • そのためか、禅の体験のため訪れる西洋人が結構いるらしい。

妙成寺[編集]

  1. 日蓮宗の北陸における総本山。
  2. 近世以前の日蓮宗寺院の古い様式が残っている。
  3. 能登地方最大の伽藍を持つ。
  4. 石川県内で唯一、五重塔がある。
    • かつては北陸一の高さを誇ったが、今は清大寺のに負けている。
      • でも、歴史的価値と風格では数十倍こっちが上。
  5. 境内の建物の多くが国の重要文化財に指定されている。県指定の文化財も多い。
    • さらには、国宝指定を目指している。
  6. 五重塔に見張り台があったり石垣造りの建物があるなど、城塞としての機能も持っている。
  7. 近年は観光客向けのパワースポットを目指しているらしい。
    • 庭園に癒し系の花園を作ったり、心のケアの専門家がカウンセリングに応じたり。
    • 君が代に出てくる「さざれ石」もあり、注連縄で祭られている。これもパワースポットの一つ。
  8. 元日には公開で寒水荒行が行われる。見ているだけで風邪を引きそうだ。

倶利迦羅山不動寺[編集]

  1. 最寄り駅は倶利伽羅だが、ここは倶利"伽”羅山不動寺ではない。
    • 寺ということで、釈迦の「迦」を使っている。
  2. 倶利伽羅峠のてっぺんに本堂がある。
  3. 日本三不動の一つとアピールしているが、全国的にはあまり認知されていない。
  4. 峠の小道を登り切ったところにあり、結構規模が大きいのでそのギャップを感じる。
  5. 北陸でも有数のお花見スポット。ただし八重桜が中心。

道入寺[編集]

  1. 飴買い幽霊の伝説で有名。
    道入寺墓地の境内 不自然に鳥居が同居
    • 死後に墓の中で出産した母親が、育児のために夜な夜な飴を買いに現れたという伝説は他にもいろんな場所にあるが、当地ではここ。
      • 飴代に使った一文銭は、遺族が三途の川の渡し賃にとお棺に入れた六文銭。なので7日目には買えなくなって困ったという。
    • 幽霊に育てられたというのが、現住職の祖先に当たる。
  2. 円山応挙の作と伝えられる幽霊の掛け軸画があり、毎年、旧盆の頃にご開帳されている。
    • 応挙作にしては、年代的にちょっとずれているということは言ってはならない。
  3. 神仏混淆でもあるまいが、敷地内の墓地に、なぜか唐突に鳥居がある。
    • 一説によると、墓の主が元神主だったとか。しかし、天台宗の寺の墓に神主が入れてもらえるのだろうか?
  4. 寺門横の湧水は、密かに人気がある。ペットボトル持参で汲んでいく人が絶えない。
    • 「○○名水」と名前が付いている訳じゃないけど、硬すぎず、ほどよいミネラルが入っていて飲みやすい。
    • 近年は水圧が低下して、ポンプの力を借りているようだ。

妙立寺[編集]

  1. 妙立寺といっても馴染みがないが、別名、忍者寺といえば金沢市観光スポットの一つ。
  2. 忍者寺といっても、忍者が住んでいたわけではない。
    • 江戸幕府と戦うことを想定して、寺に出城の性能を持たせたもので、落とし穴や隠し階段などカラクリ屋敷のため忍者を連想して通称となった。

天徳院[編集]

  1. 3代加賀藩主・前田利常が将軍家からお嫁にもらった珠姫の菩提を弔うために創建。
  2. 珠姫のからくり人形劇場を上演している。
  3. 創建当時の建物は火事でほとんど焼失したが、すぐに当時の加賀藩主によって再建されている。
  4. 見返阿弥陀立像や珠姫お手製の紙雛人形など、文化財も多い。
  5. 金沢市でもちょっと郊外にあるので、主要な観光ルートからはずれている。

大乗寺[編集]

  1. 曹洞宗の寺としては、石川県最古。福井県の永平寺には負けるが、總持寺祖院よりも古い。
  2. 一般の人向けの座禅道場があり、結構利用する人が多い。
  3. 正確には「大乘寺」と書くのが正しい。
  4. 金沢市民には、寺のある場所の大乗寺山の方がおなじみ。
    • 近くにある大乗寺丘陵公園は、金沢市の夜景を見下ろすロケーションで絶好のデートスポット。
    • 山向こうに大乗寺山動物霊園もあるが、大乗寺の経営ではないらしい。
  5. 映画「ファンシイダンス」のモデルとなった寺は永平寺だが、ロケは大乗寺で行われた。
  6. もとは野々市に有ったとか無かったとか…。

聖興寺[編集]

  1. 加賀千代女ゆかりの寺。
    • 境内に遺品、墨蹟を収めた「遺芳館」や辞世の句を刻んだ千代尼塚がある。
  2. 千代尼堂、草風庵などの建物は国の有形文化財に指定されている。
  3. 毎年、加賀千代の命日には句会が開かれる。
  4. なぜか、境内でコスプレ大会も開かれた。どんな関係が?

ハニベ巌窟院[編集]

  1. 知る人ぞ知る、B級パワースポット
  2. 頭だけの巨大な仏像が目印。いずれは全身を作るつもりが、資金難でストップしているらしい。
  3. 寺院というより、オバケ屋敷の一種である。
  4. 種々雑多な仏像が所狭しと並べてあるが、そのちゃちさが還ってシュールな雰囲気を出している。
  5. 地獄巡りコーナーが有名。様々な責め苦が石像で再現されている。
    • 作りが適当で、突っ込みどころが多い。
  6. 以前は時事ネタを扱った地獄も再現されていたが、今はない。少し毒気が抜かれてしまった。
  7. 寺としての本業では、水子供養が得意分野。
    • その立場を利用して、2代目院主が不祥事を起こしたことは禁句である。
  8. ハニベ"岩窟院"ではない。
  9. 巌窟院だけに巌窟王(モンテ・クリスト伯)の像もおいてある。単なるダジャレか?
  10. 実は宗教法人ではない。

那谷寺[編集]

  1. 泰澄大師が8世紀に開闢したのが起源。
  2. 昔は岩屋寺といったらしい。那智と谷汲から一字ずつもらったという説がある。
  3. 観音像を祭っている洞窟をくぐり抜けるとママの胎内に回帰したことになるらしい。
  4. 県内有数の紅葉狩りスポット
  5. 「谷」と書いて「た」と読ませるのは、この辺りに特有の表現か?
    • 同じ小松市の「三谷」も公式には「さんだに」だが、地元では誰もそう読まない。「さんた」か「さんたん」である。
  6. 芭蕉の句でも有名。
    • ここに吹く風は石より白いって、砂嵐かPM2.5で視界不良になるってこと?

観音院加賀寺[編集]

  1. 加賀温泉駅から見える巨大な金ピカ大観音像が目印。
  2. 旧・テーマパーク「ユートピア加賀の郷」。バブル期の夢の跡である。
    • 廃墟になったと思われているが、寺としては辛うじて営業中。
  3. かつては、大観音像の胎内巡りができたが、今は「工事中」で中に入れない。
    • 工事をしている様子はまったくない。
    • 金色堂も「工事中」で入れない。
  4. 「世界一」を標榜する梵鐘が展示されているが、人が突けるような構造ではない。
    • 付き棒は手が届かない高みにあるし、梵鐘の底辺を鬼の像が支えていて動かせない。
  5. 全ての造物が黄金色。加賀百万石の伝統というより成金趣味にしか見えない。
  6. 水道は料金滞納のため?全て止まっている。手水舎は空っぽで水も出ていない。
    • トイレも使用禁止のものが多い。辛うじて利用できるところも、手洗いの水は出ないので注意。
  7. 一時期は、織田無道が経営していたとか。
  8. 加賀三十三間堂は33間の長さはないことは、ちゃんと案内板に書いてある。
    • インドにおける仏教の発祥から、日本への伝来までの歴史をミニチュアのジオラマで展示。
    • ゾウならともかく、ラクダが置いてあるのはどうか?インドにもいるのだろうか?
    • 案内板には、「シンセサイザーによる荘重な音楽ときらめく光彩の饗宴による観音浄土が出現」する旨書いてあるが、今は訪れても全く出現しない。
      • それどころか、普通の照明さえない。窓明かりで薄暗い光景は、おそらく電気代がまかなえないからだろうが、却ってシュールな効果を醸し出している。
    • 1,000体あまりの黄金色観音像が乱立しているが、どれもまったく同じ形。大量生産が見え見えである。
  9. 七福神堂は、名前のとおり七福神が祭られているはずだが、数えてみると8人いる。
    • 吉祥天が8人目。これを加えて八福神とすることもあるようだが、7角形の御堂は造りにくいので8角形にしたためらしい。

福井[編集]

永平寺[編集]

  1. 曹洞宗の大本山。
    • と呼ばれているが、実は能登の總持寺もこの立場を主張している。
    • まあ、普通に考えりゃ道元さんの意向通りここが総本山でよかろう……
    • しかし、瑩山紹瑾の功績を考えれば、そう主張したくなる気持ちもわかる。瑩山紹瑾がいなければ、曹洞宗はこれほどの大教団にはなってなかっただろうし。
  2. 正月三が日は、付近の道路が大混雑する。山の下辺りからだらだら制限速度未満で行かされることもある。ここで耐えることが第一の修行なんだろうか……
    • 北側はこのザマだが、南の一乗谷とかのある谷の側から山超えて入ると、渋滞が回避できてラクチン。
      • このルートの難点は年によっては、路面凍結していることも多くノーマルタイヤで行くのが困難になる点。北回りはそれが少ない分、関西、中京方面からの人間はラク。
  3. 拝観経路は階段が多い。
    • 一番の見所は天井画。
      • ただし、今日よく耳にする日本美術院系の画家が殆ど参加していないので、画力はあるがマイナーな画家が大半。
  4. 観光地化が著しい京都の大寺とは違い、修行道場としての雰囲気がよく残っている。
    • よく修行中のお坊さんとすれ違う。
  5. 有名なお寺なため他県の学生が遠足や修学旅行でここに立ち寄れると聞くと大喜びするのだが、実際訪れてみるとただのしかないお寺であり期待外れでガッカリ…なんてことも多いとか。まあ永平寺に限らずお寺なんてこんなものかな?
    • 寺院に当たり外れが激しいのは確かにあると思う。もっともお寺で見て楽しめる建物や宝物があるのは、昔から中央の権力者との繋がりが深い天台、真言、臨済宗の寺院が多い。権門と縁遠く、美術に関心の薄い曹洞宗の場合、たとえ大本山でも物見遊山で楽しめるものはあまり無い。

宝慶寺[編集]

  1. 誰にも知られていない穴場のような寺。素朴な寺だが、教科書などでも見る道元禅師図像はここの所有物。
  2. 中国から道元和尚を慕って来た禅僧が、開山した山寺。
  3. 山門の雰囲気がいい。

清大寺[編集]

  1. 越前大仏で有名。
    • 座像では今も日本一の大きさとか。
  2. 五重塔も日本一の高さを誇っている。
  3. 回遊式の和風庭園も人気がある。
  4. バブルの波に乗って観光客誘致をねらったが、当初から評判は今一。
    • ぼったくり拝観料。駐車場料金も高かった。
    • 今は拝観料を当初の6分の1まで下げ、駐車もタダ。
  5. 管理会社の滞税のあおりで、五重塔をはじめ多くの施設が競売にかけられた。
    • 宗教法人にしておけば税が軽減されたのに、設立者が故郷に恩返ししたいからと、わざわざ納税義務を課される一般会社にしたとか。
  6. 大規模な土産物店街を併設し「門前町」として客を呼び込もうとしたが、やはりというか現在はシャッター街と化している。
  7. 駐車場については、恐竜博物館の臨時駐車場として活用されている。

西福寺[編集]

  1. 庭がやたらと優れている。

天徳寺[編集]

  1. 銘水で知られる瓜割の滝を境内に抱える。マイナスイオンが出まくっていることが視覚的にも感じられる。
  2. 石仏四国八十八ヶ所という物を奥においている。あの水上勉が大絶賛。
    • 本当に小さな石仏を88体安置というか放置しているだけのものだが周囲の雰囲気と相まって厳かかつ穏やかな空気を感じる。

常高寺[編集]

  1. 浅井長政お市の方の娘のうちの一人で、京極高次の嫁となったお初さんの菩提寺。
    • 京極家の所領が国替えとなろうと私は小浜の地でずっと居続けたいというのが唯一の遺言だったらしい。そんなわけで菩提寺は今も若狭小浜に在るというわけである。新しく入った大名からすりゃ迷惑な話だが……
  2. 戦後の農地改革で所領の田畑を失い荒れまくったらしい。おかげで今ある建物は、全部21世紀以降の新築品。
    • 再建は地元民の要請で行われたらしい。だったら、荒れまくる前に助けてやれよ。

萬徳寺[編集]

  • 小浜市
  1. 枯山水が見事。
    • 庭園はツツジともみじが春と秋に綺麗に色づき、裏山と相まって良い風情を出す。
  2. 歴史は結構古そう。本尊の阿弥陀如来坐像は平安初期の作品と伝わる。
  3. 嘗ては若州唯一の駆け込み寺だったらしい。ここへ来ればどんな罪人も命だけは助かったとか。

明通寺[編集]

  • 小浜市
  1. 国宝指定の三重塔と本堂が名物。
    • 本堂、三重塔共に鎌倉中期の建築物。それ相応の風格と趣がある。見事。
  2. 庭園もなかなかのもの。行くなら秋がオススメ。
  3. 坂上田村麻呂が創建者らしい。でもその当時のものは何一つ残されておらず。
  4. 山門は18世紀の建造物だが、中の金剛力士像は13世紀の文永元年のものらしい。地味に三重塔よりも歴史がある。

若狭国分寺[編集]

  • 小浜市
  1. 聖武天皇の勅願で建てられた寺の1つであるが、その当時の面影は何も残っていない。
    • とはいえ、国分寺が消えた国もあると思えば、大したことはないけど
  2. 薬師如来像は寄木造の逸品。14世紀の作とかで勿論重文指定。

大成寺[編集]

  1. なんというか、鎌倉時代の地頭の家みたいな構え。
    • 他よりやや小高い所に寺を構え、そこに楼門があり、ちょっとした石垣がありその上に築地塀があるというのが、そういった雰囲気を思わせる。
  2. でも室町時代に、足利基氏が開基となったのが最初。鎌倉期ではない。
    • ほんで、貞氏の子が開祖らしい。足利氏のバックを受けていた割にはこじんまりとしている。

西山光照寺[編集]

  1. 現在は福井市内にあるが、元々は戦国時代に朝倉家が一乗谷に創建したもの。
  2. 何度も戦争や火災で消失し、そのたびに移転を繰り返した、流浪の寺。
  3. 福井大仏で有名。
    • 越前大仏と混同されることが多いが、まったく別物である。
      • 大きさでは負けているが、歴史の古さと品格では、こっちの方が価値がある。
  4. ここに来る観光客より、一乗谷に残る旧光照寺跡を訪れる人の方が多い。



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