平成大合併の悲劇/長野

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  1. 山口村の岐阜県中津川市入り
    • 県が少し小さくなってしまった。
    • これは当の山口村自身の希望によるもの。
      • 合併前はすぐ近くに中津川市があるのに、様々な面で遠くにある木曽福島に頼らなくてはならなかった。特に警察や救急などの場合でも同じで、例えば病人を中津川へ搬送した方が早いのに、何十キロも離れた木曽福島へ搬送される状態だった
    • 1000年前に美濃から来てまた美濃へ帰っていった。
    • 馬籠宿がー
    • 島崎藤村はこれまで「長野県出身」とされていたが、これにより「岐阜県出身」になってしまった。
    • かつて山口村の南の神坂も長野県だったが、そこでは中津川に編入される際「馬籠宿と島崎藤村が奪われるのは大損失だ」と長野県が猛反発した。
      • それで馬籠のあたりは山口村になったわけだが、住民が県内合併派と中津川市編入派で二分され県内派の住民が村八分にされたそうな。
        • それで山口村も神坂の彼らのために小中学校を作ったものの、今度は馬籠の中津川市編入派が村八分にされてしまった。
  2. 松本市
    • 4村を吸収し超巨大化。上高地と乗鞍の2大観光地もゲットだぜ!が、真ん中に細長い旧梓川村が入り、四国を更にくびれさせたような超イビツな形に。
      • 乗鞍で方や「岐阜県高山市」、此方「長野県松本市」の標識を見て、びっくらこいた。
    • ただし、そのくびれの原因の1つである波田町と合併協議に入るらしい。
      • しかし松本市は消極的。
      • 2010.3に松本市へ編入になります。
    • いっそ木祖村でも合併してみたらどうよw
    • 気づけば中津川市との間の自治体は2つに!糸魚川市上越市との間の自治体もたった3つ。
  3. 長和町
    • 「ながわ」村が合併により消滅し、「ながわ」町が誕生。でもぜんぜん別のところ。
    • 松本と合併した「奈川」と、長門と和田が合併してできた「長和」。まぎらわしい。
    • 合併前にあった長門町もまた合成地名で、山口県の長門とは無関係。合成の上に詐称(読みまで同じ)。
      • 伝統地名でいくなら「長窪町」
  4. 東御市
    • 合成地名ってだけでもアレなのに語呂も悪い。
      • 伝統地名でいくなら「海野市」or「滋野市」
      • 田中市じゃダメですか?
  5. 安曇野市
    • 色んな面で知名度抜群だった「穂高」の町名を何で消しちゃったのだろう…。
    • 豊科も負けない。
      • 豊科は合成地名だから消えてよかったと思う。
        • 豊科は「と」ば、「よ」しの、「し」んでん、「な」りあいの合成で豊科だけど、科野の科の字と豊っていう瑞祥文字を組み込んでてすごくよくできた合成地名だからむしろ残して欲しかった。全国の合成地名には見習ってもらいたいくらい
    • 穂高と豊科が仲が悪かった。安曇野は長野県では有名だが、全国だと意外に知らない。
      • 東京周辺では知名度が高いが、北日本、西日本では無名。
    • 旧梓川村を松本市に取られ、不完全な形に。梓川が入れば余裕で10万都市達成してた。
  6. 中央アルプス市(未遂)
    • 南セントレア市の陰に隠れて目立たなかったが、駒ヶ根市などが合併して出来かかっていた。結局住民が猛反発して、合併自体も白紙に。当然だ。
    • 北アルプス市成立も阻止された
  7. 上田市
    • 丸子は上田入りすることで依田窪のまとまりをも台無しにした(武石も同罪)。
  8. 佐久穂町
    • 旧八千穂村はもともと二重三重の合成地名だったが、今回もその1字(「穂」の字)を合成に使った。(しかも相手の旧佐久町も僭称だし)どこまでも合成地名にこだわり続けるのか…、ブツブツ…。
      • 伝統地名でいくなら「高野町」
        • それだと和歌山と紛らわしいだろうが。
      • 合併時に町名を決める住民投票が行われた際、その候補が「八千穂町」と「佐久穂町」だった。おそらく「八千穂」の名前だけが残るのを不満に思った旧佐久町民が、やむを得ず「佐久穂町」に投票した結果だと思われる。
  9. 飯山野沢温泉市(未遂)
    • そもそも野沢温泉村という地名にも問題があるのにそれをくっつけるとは…。
      • 実現してれば、含まれる漢字の数が、山陽小野田市を抜かし日本一!しかも読み仮名の数も、南九州市を抜かし、11文字で、日本一!
      • 歴代でも藤井寺道明寺町に並んでいた。
  10. 飯田市
    • あの形はおもしろい!(褒めるな)
      • ハンマーか!
      • 喬木村と合併すれば一般道でつながる。
    • 大合併のおかげで、浜松市にも、静岡市にも、面してしまった。決して大都会ではないのだが。
  11. 塩尻市
    • 楢川村を編入したことでなんか鍾乳洞のような細長さぶりになった。
    • 木曽の中で楢川だけは峠のこちら側信濃川水系。
  12. 飯綱町
    • 飯縄山は飯綱町だけのものじゃないぞ。
    • というか半分以上長野市なんだが。
    • むしろ三水は谷の反対側でかすりもしてなかったじゃないか。
番外
  1. 読書村(村名誕生は明治の大合併以前、現南木曽町)
    • ↓の豊科同様仮名から取った合成地名ではあるが、あえて「読書」とするのも読み書きなどを学ぶ、といういいニュアンスがこめられた地名である。
      • 与川(よかわ)・三留野(みどの)・柿其(かきぞれ)の合成地名ね。三留野も中山道の宿場町だったんだから、消えたのはもったいない気もするけれど、合成地名にしては秀逸な部類。
  2. 豊科町(村名誕生時は明治、現安曇野市)
    • 今回の合併で消滅したが、4村から一文字づつとって漢字をつけた合成地名。近年の安易なひらがな・瑞祥地名にも見習ってほしい。
      • 鳥羽(ば)・吉野(しの)・新田(んでん)・成相(りあい)。
      • なお、本村は字を取られておらず、鳥羽は上鳥羽+下鳥羽、新田は成相新田町なんだとか。
        • 豊かな「科野(しなの)」だもんな、昔の人はうまいことつけよるわ。
    • 更級とか埴科とか、信濃には「○しな」という地名が多いので違和感まるでないもんな。
  3. ちの町(合併自体は昭和)
    • 元祖ひらがな地名。さいたま帝国の元ネタof元ネタ。
      • しかし、すぐにひらがなではなくなった。
追記
  1. 平成の大合併で、自治体数が市<町<村の順になった都道府県は長野のみに(沖縄は市=町<村)。