彼岸島

ナビゲーションに移動 検索に移動
  • 松本光司による日本の漫画作品。ジャンルは一応ホラー。
  1. 主人公の明が仲間と共に行方知らずの兄を追って小さな離島「彼岸島」に向かい、そこに蔓延る吸血鬼の魔の手から逃れるため奮闘する物語。
    • 吸血鬼や不気味な造形の怪物が襲い掛かるなど、ホラーとしては本格的。
      • というのは嘘ではないが、そういった怪物から逃げるのではなく、真っ向から勝負し無双していくので、実際はバトル漫画と称するのが正しい。
      • そのうえあまりにも破綻しきった設定のため、もはやギャグ漫画とまで言われている。
  2. まず作者が3歩歩けば設定を忘れるレベルの記憶力。
    • メインキャラクターの名前さえまともに覚えられない。
      • ケンちゃんと呼ばれる人物の名前が「斉藤健一」かと思えば「斎藤ケン」と書かれたり。
      • 西山と言う人物も「正一」と「徹」とどっちが正しいか分からない。あのウィキぺディアにすら名前を二つもつ男と変な紹介がされている。
      • 明が「全員生きて彼岸島から脱出する」ことを願っているが、この時点で既に仲間が1人死んでいる。
    • つけられた設定が数話先で忘れ去られることもざらにある。
      • それどころか今まで全く触れられていなかった新設定が突然盛り込まれることも。
      • 数十話先になってたまに前の設定を思い出したのか、申し訳程度に出てくることもある。
      • 初期の伏線で恐ろしいことになることは示唆されているが、回顧的視点とも取れるあの語りからして、最初期には本土決戦は想定していなかった模様。
    • 「彼岸島 作者」で検索すると候補に「頭おかしい」が出てくる。
  3. 作者がハマったゲームなどの設定を無理やりぶち込んでくることがある。
    • SEKIROやダークソウルやスプラトゥーンとか。
      • そりゃあホラー漫画な彼岸島との照合性が取れるわけがない。
      • ゲームやりたくて休載を挟んだ疑惑も。
  4. 作中の敵である吸血鬼に至ってはもはや支離滅裂。
    • 吸血鬼は目が悪いが臭いに敏感という設定だったが、数話先でその設定は忘れ去られている。
      • 満月の夜には血が吸えないという設定もあったな。
    • 噛まれても吸血鬼化しないが、血などの体液が入り込むと感染して吸血鬼になる。
      • しかし明たちは日本刀で思い切り吸血鬼を滅多切りしている。感染防止用のマスクなどもないのに。
      • たまに味方になる吸血鬼もいるが、なぜか血を欲しない。やたらと喉が渇く奴もいるのに。
  5. 舞台である彼岸島は森と海しかない小さな離島で、一年中彼岸花が咲いているらしい。当然この設定も破綻している。
    • まず、彼岸花が咲いている描写がごく僅かしかない。33巻中あってせいぜい3コマ程度。
    • 小さな島の癖に施設が充実しており、総合病院、教会、地下研究所等がある。
      • 吸血鬼の集落も何と5つ存在し、その中にはなぜか五重塔がある。
    • 渓谷、巨大坑道、砂丘、樹海、温泉、巨大洞窟がある。
      • 坑道と洞窟はまた別物。一体いくつ洞窟があるんだ…。
      • それ故か住んでいる人間も吸血鬼も軽く数万人はいる。
    • なぜかやたらと大量の刀がある。一家に一本刀があるのがもはや常識のようだ。
    • 最新作では舞台が日本本土に。それ、もはやタイトルが「彼岸島」である意味ある?
      • というかここまでくればさすがに米国あたりが黙っていないはずはないと思うのだが、一体どうなっているのだか…。
  6. これで読者が納得すると思っているのか?と首をかしげたくなるような内容もしばしばある。
    • 例えば明の兄である篤は薙刀が一番得意な武器の癖に、宿敵を前にしても剣か丸太しか使わない。理由は薙刀は持ち運びにくいから
      • どう考えても丸太の方が持ち運びに不便だろ。
        • 毒されていると「丸太の方が便利だな」ってなる。
    • 吸血鬼に支配されている村なのに、なぜか教会に大量の人間が集まっている。結婚式をやっていたからとのことだが、呑気すぎる…。
  7. 彼岸島を語る上で外せないものが丸太である。
    • 恐らく作中最強の武器。汎用性も極めて高い。
      • 吸血鬼の返り血を浴びないよう遠距離から攻撃するために役立つ武器とされていたがそんな昔のことは忘れ去られた。
    • 刀と同じくやたらと大量にある。もはや丸太がそのまま自生しているとしか思えないくらいに。
    • 彼岸島を知らなくても「みんな丸太は持ったな!!」のシーンは知っているって人もいるだろう。
  8. 主人公の明はどんどん超人化していく。
    • ただの刀でも彼が持てばルパン三世に出てくる斬鉄剣と化す。
      • 太い鉄の閂も、巨大な落石も、100mmはあろう巨大なガラスも日本刀で貫ける。
      • と思えば適当に振り回して剣を折ってしまったことも。どういうことなの?
    • 最初は想像力を駆使して敵の行動を先読みしていたんだっけ?
    • 宿敵を倒す手段を持っておきながら、いざ戦ってみるとそのことを忘れるおバカさんでもある。
      • その宿敵も分かりやすい罠にかかって自滅しかかるからどっちもどっちか。
    • 彼に限った話ではないが、傷がついてもすぐ再生する。
      • これでもただの人間なんだから恐ろしい。
    • 正直明以外の仲間はどうでも良いと思っている作者なので、彼のことを覚えておけば彼岸島はどこから読んでも話しは通じる。
  9. ラスボスとして吸血鬼のリーダーである雅がいるが…
    • 圧倒的戦闘力と不死身の肉体に加え、敵の陽動作戦を見抜ける鋭い思考を持っている。
      • かと思えば明らかにバレバレの罠に引っかかるなど、頭が良いのか悪いのかよく分からない。
      • 「犬夜叉」や「鬼滅の刃」のような、序盤で出るが故にネタにされる系のボスと言ったところだろうか。
    • こいつを倒すには特殊なワクチンを身体に注入させ、弱らせたからでないといけない。
      • しかしこの設定を作者が覚えているのか疑問だ。
    • 基本的に女性は全裸にさせてから食らいつくのがお好きな模様。
  10. そんなこんなでネタ要素の塊のような漫画。むしろそれ故に人気があると言った感じか。
    • アニヲタWikiに至っては「彼岸島の項目にハズレ無し」と称されるほど。
      • あのウィキペディアにすら突っ込まれるという快挙?を成し遂げている。
    • とりあえず彼岸島と検索して出てくる捧腹絶倒画像集を見るだけでもおすすめする。

関連項目[編集 | ソースを編集]