生活用語などの基礎知識/は行

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梅毒(医療)
性行為感染症(STD)の一つ。梅毒トレポネーマが伝染することによって起こる。直接的な性行為以外、キスだけでも伝染する。
日本では昔から存在する性病であり、江戸末期に来日した外国人による調査では、遊女の8割が感染していたとされる。
梅毒はかかってもあまり重篤な症状は出ず、病期も長く、直ちに死ぬような病気ではないため、江戸時代には梅毒に罹っている事を「遊郭に行くような経済力がある」として自慢するような短歌が詠まれたほどだった。
しかし何もせずに放置すれば最終的には死に至る。
日本ではほぼ制圧されたと思われていたが、2011年頃から患者が急増、結核と同様、診断できる医師が少なくなってきている事もあって社会問題になりつつある。
原因は外国人観光客と言われる。また患者は、女性では若年層、男性では中高年層が多いことから「外国人観光客がフーゾクで遊び、フーゾク嬢に感染して、それが他の客に感染する」という説が有力。
トウモロコシ、トマト、タバコなどとともに大航海時代にラテンアメリカから全世界に広まった。
背理法(数学・修辞学)
「証明すべき命題の否定」が成立している前提で議論を展開し、その状況下で既存の定理または公に真正と認識されている事実との間で矛盾が発生することを示す論法。否定が成立し得ないゆえに元々証明を企図していた命題は真である、との結論を導く。
「無限的な存在」のように、直接に事実を証明するには工数が膨大になり過ぎたり簡潔な数式で表現することが事実上不可能であったりする命題の論証に相当な威力を発揮する。この手法を用いる証明問題として最初期に例示されるものは「√2が無理数である事実の証明」であろう。
また数学から離れた分野においても、「自身の主張の否定」あるいは「相手の主張」が成立するときに、極めて非常識な事象や法律・社会規範と真っ向から反する状況が発生する事実を提示することで自身の主張を補強したり相手の主張を論破したりすることは往々にしてある。このような論理の展開は「帰謬法」とも呼ばれる。
帰謬法による反論は、相手の主張を一旦正面から受け止める前提で議論をするものであるため、相手との関係性を考慮して真正面から反論することを避けたほうが良い場合や紳士的な態度を堅く保って議論を行う必要がある場合に有用である。
パケ写(ビデオ)
「パッケージ写真」の略で、主にイメージビデオやxxxビデオにおいて、DVDやブルーレイディスクのパッケージに使われる女優の写真を指す。
パケ写の写真写りは、少なくとも実際にビデオの中身の30%増し、場合によっては詐欺のレベルに及ぶものまで様々。
世の中の男性諸氏が「化粧の技術」と「プロカメラマンの腕」、そして「画像編集ソフトの優秀さ」を同時に、嫌というほど思い知らされる優秀な教材。
しかし懲りずに「今度こそは」と何度でも繰り返し学習する事でも知られる。※参考
「素人」をうたい文句にしてパケ写で目線に黒線が入っている場合は、100%地雷である。
別に撮影時にパケットが発生する訳ではない。
箱根駅伝(スポーツ)
正式名称「東京箱根間往復大学駅伝競走」
毎年1月2日に東京の読売新聞社をスタートに箱根の芦ノ湖を目指して走る往路と1月3日に来た道を戻る復路で争う大学駅伝競走。
日本テレビでの中継放送により、日本のお正月の風物詩のひとつに数えられる。
走ルンです(鉄道)
JR東日本209系電車以後に登場した車両に対する総称で、コンセプトが「価格半分・重量半分・寿命半分」であったことから、寿命半分の所が「13年後に廃車を検討する」が「10年程度で廃車する」または「メンテナンス不要の使い捨て電車」と報道されたため、富士フイルムのレンズ付きフィルム(使いきりカメラ)「写ルンです」に引っ掛けて揶揄した蔑称。
実際のところは短期間での廃車を想定して製作されたわけではなく、209系に関してはその多くが機器更新等で房総地区へ転用されており、付随車の多くが廃車となった程度である。
なお、E233系以後の電車は故障に強い電車として製作されているため、範疇から外れることもある。ただし、揶揄としてこれ以降の電車もそう言っている人がいるのも事実である。
バナナ(果物)
日本の教育界において、常に「おやつ」なのか「おやつではない」のかという問題を投げかけてきた果物。
背景には多くの学校で遠足時に「おやつは××円まで」という規制が存在していることが挙げられる。
現在のところ農林水産省や文部科学省などの公的機関がこの問題についてのガイドラインを発表したことはない。
昔は高級品であったが、今ではすっかり庶民的な食べ物になっている。
埴輪(歴史)
主に古墳時代に作られた焼き物。当時の祭祀には欠かせない存在だった。
実用本位の円筒形のものと人物や家などをかたどったものの2種類に大別できる。
現在NHKが教育番組に使用する目的で人型と馬型の言語を使用できるものを各1体所有している。
パワハラ
パワーハラスメントの略。ハラスメントは「嫌がらせ」の意味で、パワハラは「自らの地位や立場の優位を悪用して相手に嫌な思いをさせる」という意味。
最近、スポーツ界で流行っているがこれに乗っかって良からぬ事を企んだ(らしい)某日本T操協会の女帝が「この手を使おう」と考えてありもしないパワハラをでっち上げ、某有力選手の担当コーチを外して選手を自らの名誉欲の材料に使おうとしたが、当の選手本人が記者会見を開き「コーチからパワハラはないが、日本T操協会からパワハラを受けた」とばらされて日本T操協会が大混乱する、という失態を演じた。
日本T操協会は「選手は関係なく、協会がパワハラと認めた」と頓珍漢な言い訳をしたが、そもそもパワハラかどうかを決めるのは被害者本人であって第三者ではない。
ここ最近、日本T操協会に限らず、昭和の悪しき習慣が次々と暴かれる事例が相次いでいるが、日本T操協会はそれらを参考にして自らの態度を改めるどころか、悪用しようとして却って体質があらわになった。まさに身から出た錆である。
半端ないって(流行)
サッカーの大迫勇也の応援に使われる言葉。早くも2018年の流行語大賞の候補に挙げられている。
ロシアFIFAワールドカップの予選リーグにおける対コロンビア戦において、大迫選手が値千金のゴールを決めた事で注目が集まり、この言葉が広く知られるようになった。
元々は大迫が鹿児島城西高校時代、第87回全国高校サッカー選手権大会(2008年)の準々決勝で、大迫のいる鹿児島城西に2-6で敗れた滝川二高の中西隆裕キャプテンが、試合後のインタビューにおいて発した言葉。
中西キャプテンが半泣き状態の顔(涙は出てない)で語っている一方、監督と他のメンバーは終始明るく、発言中も笑い声やツッコミが絶えなかった。
大迫はこの大会で、チームとしては決勝で広島皆実高に敗れたものの、個人としては歴代最多の10得点を挙げ、得点王と大会優秀選手に選ばれた他、全試合得点をマーク。チームとしても6試合29得点のチーム最多得点新記録をマークした。
なお発言主の中西隆裕は現在は銀行員。今回の件でマスコミの取材があってもよさそうなものだったが、上司からインタビューを受けるのを禁止されたとの事で、一切メディアには出なかった。
セリフの全文は次の通り。なお()は他のメンバーのツッコミ、(※)はセリフに編者が補足している事を指す。
「大迫半端ないって!もぉーあいつ半端ないって!後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通!そんなの出来る?言っといてや、出来るんやったら。(アイツ点取ったら喜べよな)喜べよ!(カメラの前ばっか行ってな)応援団の所行けよ。なんでコーナーフラッグ行くねん。どんな気やねん。コーナーフラッグ行くなよ、みんな(※鹿児島)城西。カメラやん。新聞や。全部新聞や。撮られたし、もう。また(※大迫が)一面やし。またまたまたまた2発やし。1発にしとけば良かった1発に(編注:大迫は1回戦からこの試合まで、4試合連続2得点)。大迫うまいなーどうやったら大迫止められるんやろ。(俺、最初10対0かと思った)俺もや。(※10対0)いかれると思った。(※10対0)いかれたらどうしようって。(大迫上手いな~。どうやったら大迫止められるんやろ?)」
さらに当時の滝川二高の栫(かこい)監督「あれは絶対全日本入るな。(入りますね!)あれは凄かったな。俺握手してもらったぞ。サインもらおうかと思ったけどペンがなかったんよ。鹿児島城西応援しよ」と続ける。
ちなみに、この2年後に滝川第二は選手権で優勝している。

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ビーチバレー(一般)
バレーボールから派生したスポーツで見世物。1920年代の初め(日本では大正末期)頃、アメリカでビーチレジャーとして発祥したとされる。
アメリカで発生したビーチバレーはその後ヨーロッパに渡り、1927年にはフランスでヌーディストビーチのレクレーションとされた。1950年代のアメリカでは美人コンテストやテレビ番組ショーの一環として行われ、人気を博した。
日本では1987年に初のビーチバレー大会が開催され、一般の認知度が向上した。
ただし最近になるまでユニフォーム、特に女子選手のレギュレーションは厳しく、例えば「ビキニでなくてはならない」とか「背中は広く開いている事」「尻の部分の高さは7cm以内」「身体に密着する事」など、およそ競技の性質と直接関係するとは思えない規則があって、かつての見世物の名残を残していた。
1996年からは、オリンピックの正式種目に採用されたが、女性が肌を見せてはいけないイスラム教の戒律とユニフォームのレギュレーションが相容れず、イスラム諸国は参加できなかった。
2012年にユニフォームのレギュレーションが変更され、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、初めてイスラム圏のエジプトから女子選手が参加した。
欧米諸国の女子選手の多くはビキニで参加したが、エジプトの女子選手は手先と足先、そして顔面以外はすっぽりと覆ったユニフォーム(ヒジャブ)で参加し、世界的な話題を呼んだ。
ぴかイチ
比較の対象物が多いなかで、飛びぬけて優れたものがひとつだけある状況。
起源は花札の用語にある。ほとんどカス札ばかりの中で20点の札(光もの)が1枚だけある状況を指した。
この経緯から、あくまでも優れている物が「大勢の中でひとつ」である場合に用いる。評価対象がそもそも1つの場合や、評価の拮抗する物が複数並び立っている状況では使えない。
また、語源が花札賭博にあることから、下品な表現とみなす向きもある。

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フィクサー(政治)
理屈通りでは何ともならない事を何とかする人たちは、表と裏の双方存在するが、世間に対する表向き上、両方が直接結託することはできない。
そこで表の世界と裏の世界を取り次ぐ人たちが必要になるわけで、これらの人たちをフィクサーと呼ぶ。「黒幕」は同義。
フィクサー自身は政界を引退した人、はじめから裏の世界の人物であることなど様々であるが、例外なく絶大な力を持っている。
フェアプレーポイント(サッカー)
イエローカードやレッドカードを出されるごとに、チーム単位で減点されるポイントの事。マイナスポイント(カードを出された数)がより少ない方が「フェアプレーをした」と判断される。
得点は次の通り。
  1. イエローカード1枚目(警告):マイナス1点
  2. 1試合で同じ選手がイエローカード2枚目(退場):マイナス3点
  3. レッドカード(一発退場):マイナス4点
  4. イエローカード後のレッドカード:マイナス5点
FIFAワールドカップでは、2018年のロシア大会から導入され、グループリーグH組の日本-セネガルの順位付けに初めて適用され、認知された。
なお、グループリーグでの順位付けの優先順位は下記のとおりである。(※カッコ内は、2018年ロシア大会グループリーグH組における、日本とセネガルのポイント)
  1. 全試合の勝ち点(日本4-4セネガル)
  2. 全試合の得失点差(日本0-0セネガル)
  3. 総得点(日本4-4セネガル)
  4. 当該チーム同士の対戦での勝ち点(日本1-1セネガル)
  5. 当該チーム同士の対戦での得失点差(日本0-0セネガル)
  6. 当該チーム同士の対戦での得点(日本2-2セネガル)
  7. フェアプレーポイント(日本マイナス4-マイナス6セネガル)
  8. 抽選
抽選以外の条件が7つあったにも関わらず、優先順位6までの順位付けのポイントが全て並んでしまい、辛くもフェアプレーポイントの差で日本が選出された。
なお日本もセネガルも、フェアプレーポイントは全てイエローカードによるもの。さらに日本・セネガルともに、その半数は直接対決で出されたものだった(日本マイナス2-マイナス3セネガル)
日本は、最終ポーランド戦で、勝つか引き分けるかすれば自力で決勝トーナメント進出、負けた場合でもセネガルの勝敗次第では進出する事が確定していた。
日本後半14分ゴールを決められて、0-1と負けていたが、並行して行われていたセネガルもコロンビアとの試合で、後半29分でゴールを決められて0-1と負けており、この時点でフェアプレーポイントの差で日本が上回っていた。
そのため「セネガルは得点できないだろう」と日本の西野監督の判断でそのまま負ける決断をし、それ以降は自陣でボール回しをしていた。
一方のポーランド側もこの試合までに2敗して予選敗退が決まっており、無理に攻めてこれ以上得点する動機がなく、却って相手が自分で負けてくれればチームは勝てるので無理にボールを奪おうとはしなかった。
主に日本ばかりが「攻めずに逃げるとは卑怯である」との批判を受けたが、日本が決勝トーナメントに進むことができたのは、ポーランドと日本の利害が一致した結果と言える。
フェイクニュース(時事)
意味は直訳そのままで「ウソニュース」。ただし自ら「これはウソニュースである」とか「事実ではない」などと表示していた場合はフェイクニュースにはならず、単なるジョークニュースや風刺となる。
現在ではSNSなどを使って誰でも簡単にネットで情報を発信できる反面、情報の真偽の見分けが難しくなり社会問題になっている。
目的は、単なるイタズラの他、アクセス増加による広告料収入目的、さらには国家ぐるみの情報操作に至るまでさまざまである。
フェイクニュースを作るのは簡単だが、その裏付けを取ってフェイクニュースである、と断じるのは相当に時間がかかる。例えば、誰かが「明日戦争が始まる」とウソを流した場合、それを合理的に排除するのは大変な作業である。
ただ昔から存在するメディアが正しいかと言うとそうでもなく、特に新聞や雑誌などは編集者、あるいはその会社が伝えたい内容に加工したり、脚色が行われるなどの事はネット普及の以前から存在した。
ほか何らかの選挙が近くなると、なぜか対立候補者や特定の政党に関する怪情報が流れたり、逆に誰がどう見ても明らかな大物政治家のスキャンダルが報道されなかったりする。
例の日大のアメフト監督とコーチの会見では「立ち会っていた日大の関係者が強引に会見を打ち切った」と報道されたが、あれは「質問は1社1問」というルールを破って各社が複数質問したほか、テレビ局は自らのレポーターが質問をしている画像を撮る必要があったため、複数の会社で全く同じ質問を散々繰り返した結果、あの関係者がキレたもの。日大側だけのせいでなく、メディアにも責任はあるのだがメディアは自分に都合が悪い事は報じない。
有名人にはメディア嫌いの人も多く「テレビの生中継以外は出ない」と言っている人もいるくらいである。新聞・雑誌はもちろん、テレビでも収録後に発言者が意図しない編集をされるためである。
トランプ大統領のマスコミ嫌いはそこから来ているのだが、だからと言ってあの立場で「メディアは全てフェイクニュースだ」と言い放つのはさすがに言い過ぎである。「自らのロシア疑惑を隠すためだ」と言われても仕方なかろう。
不謹慎(インターネット)
インターネット(特にSNS)で炎上する原因の1つ。
辞書的な意味は「つつしみのないこと」「ふまじめ」で、例えば集合写真撮影で1人だけ変顔をするのも「不謹慎」に当たると考えられる。
しかしインターネットでは「人の死やその原因となる自然災害や事件などに対し配慮のない言動や行動をしてしまうこと」を指し、非難する際に用いられる。
これらをネタにして笑いを取ろうとする行為や思わず笑ってしまった場合はもちろん、分析目的や哀悼の意を示す際に言葉選びを少し誤ってしまった場合も不謹慎扱いされてしまう。
結局どういったことが「不謹慎」なのか、筆者があるサイトで質問したところ、次のような回答が得られた。
  1. 不謹慎ネタそのものが問題なのではなく、好き嫌いがはっきりと分かれる不謹慎ネタを不特定多数の目に触れる場所に陳列することが問題。「面白いと思えば何でもしていい」わけではない。SNSは拡散力が非常に高く嫌なら見るなといわれても不可抗力的に流れてきて、見た人を傷つけてしまう。どうしても表現したいのなら、誰の目にも触れないところで一人でやる、発言者によく理解のある人以外の目がない場所(オフラインやLINEなどのクローズドなSNS)、せめて2ちゃんねるなどの拡散力がほとんどない場所で発信すべき。
  2. 不謹慎ネタの取り扱いは非常に難しく、素人にできるものではない。非難されないためには不謹慎を上回る面白さを付加するか、誰も傷つけない(言われる相手はそれを理解しているしそれ以外の人に対象が向かない)もの、あるいは「お約束ネタ」(こちらの例として六代目三遊亭圓楽の歌丸死亡ネタが挙げられる)にするしかない。SNSによくある不謹慎ネタはどれにも該当しない。誰かを傷つけてしまうおそれが高いからあえて誰もネタにしていないことを理解せず、ただ誰もやっていないことだけを動機にして、そこに小中学生レベルの下ネタなどを差し込んだものでしかない。
    • 筆者注:「不謹慎であることを高価値と考えており面白さを意識していない」「不謹慎ネタ関係なく面白くない」といった「ネタそのもののつまらなさ」に言及しているものもこれに該当するといえる。どうやらこういったネタ群はオヤジギャグと同様誰もが簡単に思いつくがすぐに飽きるものがほとんどで、すでに出尽くしている(誰も言わないのはそのため)そうである。
いずれにせよ、「不謹慎」の基準は人やその時代、場所によって大きく変わるものなので、不謹慎ネタを扱う際は周りの様子をよく見てからにしたい。
部落差別 (社会)
欧米における人種偏見問題に匹敵する、日本社会が抱える大きすぎる闇。
簡単に言うと「居住地差別」なのだが、「何故」「どのように」を考え始めると社会システム全体の矛盾をほじくりかえす事になるため「寝た子を起こすな」とアンタッチャブル案件扱いされる場合が多い。
詳細は非常に複雑かつ厄介なので、覚悟を決めた方だけ各自検索してください。ここでは「面倒な問題」とだけ理解してくれれば十分。
なお「部落」は集落を示す単語であり年寄りは普通に「あっちの部落の角を右に行って…」などと言うが、現在では放送禁止用語のようになっている。
因みに筆者の母は一時期部落差別問題の研究に凝っていたが、周辺住人に「余計な火種を持ち込むな」と糾弾され諦める羽目になったそうである。怖い怖い。
不倫(一般)
既婚者が、自分の配偶者でない異性と関係を持つこと。政治家や有名人の不倫ともなると週刊誌が喜んで取り上げる。
しかし自分の旦那が不倫したならひっかくなりぶん殴るなりすれば良いが、他人の不倫など本来はどうでも良く、ましてや社会人としての実力とは何の関係もないもので騒ぐほどのものではない。
外国では、宗教などで禁止されている場合を除けば「あの人は不倫はするけど仕事ができる」だが、日本では「あの人は仕事はできるけど不倫する」となってしまう。
最近事実上、IT社長との交際を公開したG力は、自分も相手も独身(ただし相手はバツ2で子持ち)なので問題はないはずだが、これも騒がれるから理解に苦しむ。
デーブスペクターは、今回のG力の件に関し「あれがアウトならハリウッドのセレブは全員即引退だ」と発言している。
かつての日本では「姦通罪」という刑法犯罪だった。現在のところこの罪の復活を目指す動きは見られない。
ブルマ(衣類)
女子が着用する体操着の一種。古くはズロースに近い形でちょうちんブルマと呼ばれていたが、機動性の追求から次第にショーツに近い形に変化していった。しかしそれが性的なターゲットになってしまい、1990年代以降、ショートパンツやハーフパンツに取って代わり、衰退した。スカートの下穿き代わりに使われることもあったが、こちらは1分丈スパッツ(黒パン)に取って代わり、最近ではペチパンツに取って代わりつつある。
プロジェクト(ビジネス)
何らかの計画を立てるための目標であり、主に複数人によって達成される物を指す。主に仕事関係で使う事が多い。
ちなみにChakuwikiでも一部コーナーでこのような表記が使われている。目標はあるのだろうか。
文化(文化)
辞書的に言うと社会を構成する人々によって伝達・共有・習得されるものであるが、実はかなり多義的な意味を持っており、定義する事は難しいものである。
定義によっては、サッカーをする事も、お見合い結婚も文化の一種と言えるのである。
なおChakuwikiではアニメ・漫画・ゲーム・放送・芸能・音楽・書籍などの事を「文化」として表しているが、これもあくまで文化の定義の一部であり、必ずしも文化の全てを表したものではない。
文化勲章(社会)
ノーベル賞をもらうともれなくついてくる副賞。但し、本人の意思により辞退した事例が存在する。
文部科学大臣が推薦して内閣府で審査され、閣議で決定される。授与は天皇から直接行われる(親授)。
定員があり、毎年5人までと定められている。ただし未受章のノーベル賞受賞者は特別枠扱い。

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閉店セール(一般)
消費者が「もう店を閉めるんだったら、値段は安いんだろう」と勝手に考えるので売る側にとっては都合のいい文句。
もちろん本当に閉店し、商品を安売りする場合もあるが、店によっては「新装開店のための閉店」だったりパチンコ店の場合は「新台入れ替えのための閉店」だったりするので注意が必要である。
大阪には20年間「閉店セール」を行っていた靴屋・靴のオットーがあったが、これは量販店などに押されて本当に閉店しようとしたものが「おもろい店」として評判になり、なんだかんだで20年続いたものだった。
惜しまれながら2016年閉店。なおこの店はシークレットブーツを初めて発売したことで知られる。店頭販売はなくなったが、現在はネット市場で「シューズショップ・もうあかん」として活動している。
なお閉店セールは店だけでなく、芸能界でも行われる事がある。著名な例では都は◯み、最近では安室奈◯恵が有名である。
引退するなら黙ってすればいいのに、引退の一年以上も前から宣言しているうえ、ベストアルバムの発売や全国ツアーの開催など、儲ける気満々である。ただし芸能人の閉店セールは、一生にせいぜい一回しかできない。
某Oのように得意技:引退というのがネタにされる選手もいないことはないが。

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ポイント(印刷・フォント)
本来は長さの単位だが、主にフォントの大きさを表現する際に使われる。
ポイント(pt)は、ヤード・ポンド法の単位の一つで、1pt=1/72inch≒0.353mmである。
なので一辺が3cmの文字を印刷したければ、30/0.353≒85ptで文字を印刷すれば良い。
意外に知られていないので、知っているとちょっとだけいばれる。
暴言(社会)
社会的にみて不適当な、人格を傷つける言葉を投げつけること。「ヘイトスピーチ」がその端的なもの。
日本では言論の自由から、事実上「暴言の自由」が成り立っている。特にネット社会では顕著である。
一応、2016年5月に「ヘイトスピーチ対策法」が施行されたが、罰則規定はなく、事実上骨抜きとなっている。
放射能(一般・難解)
放射能は、放射線を出す力。放射性物質とは放射能(放射線を出す力)を持つ物質の総称。
と言ってもおそらくバカには解らない(書いてる私も良く解ってない)ので、光に例えてみる。なお光と放射線は同じ電磁波で「電波の周波数をうんと上げると光になり、さらに上げると放射線になる」という関係。
放射能 - 放射線の放射力。懐中電灯の「光を出す能力」と同じ。ただし懐中電灯は、ずっとつけておくと電池が消耗して光が弱り、そのうち暗くなる(=「光を出す能力」が弱くなる)。放射能も同じで、時間とともに段々放射線を発生する能力が弱くなり、最終的には放射能を持たない同位体となる。
放射性物質 - 放射能(放射線の放射能力)を持つ物体の総称。光を出す懐中電灯に相当。
放射線 - 実際に放射性物質から放出される電磁波。α波、β波、γ波など。懐中電灯の場合は、出す光そのものが放射線に該当する。
ベクレルとシーベルトの違い
ベクレルは(Bq) - 放射線の強さの単位。光のカンデラ(Cd)に相当する単位。
シーベルト(Sv) - 放射線が人体に悪影響を及ぼす割合。時間シーベルトは被爆する有害な放射線の強さ、それに実際に被爆した時間をかけると被爆線量となる。光では有害成分(赤外線など)を浴びた程度を表す。さしづめ火傷を負わせる赤外線の「温度」となる。
例えば25μSv/h (毎時マイクロシーベルト)を4時間被爆すると、被爆線量は100μSv。これは100μSv/hを1時間受けたのと同じ被爆線量になる。
極端な話、放射線の強さ(ベクレル)がいくら強くても、どれだけ被爆しても人体に影響を全く与えないのであれば0μSv/hである。よって問題にされるのはシーベルトの方。
自然環境で、一年間に日本人一人が受ける放射線量(シーベルト値)は、平均2.4mSv、これにレントゲンなどの被爆が加わって平均5.98mSv程度。
ちなみに1,000mSvを被爆すると、放射線酔いや吐き気といった症状がみられ、4000〜5000mSvで半数が1カ月以内に死亡。10000mSvシーベルトでは数週間以内に死に至るといわれる。
致死量の放射線を浴びた場合の治療法は存在しない。また、放射性物質の放射能を、人為的になくす方法は今のところ存在せず、放射性物質が放射線を出し尽くして自然に放射能をなくすまで地中深く埋めるだけである。
「宇宙戦艦ヤマト」ではガミラス星人は「放射のないところでは生きられない」という描写があるので。放射能と放射線を混同している可能性がある。
放送禁止用語(報道)
一般的には「放送禁止用語」と言われるが、一部の例外を除き、禁止する旨定めた文書や法律は存在しないので、正確には「放送自粛用語」が正しい。
現在は元々差別用語として自粛されてきた用語の他、視聴者からのクレームによって自粛されるものがほとんどである。これは昔の番組やアニメの再放送なども例外ではなく、放送前に「当時のまま放送します」と但し書きされても実際にはその部分だけ音声が消されている場合が多い。中にはその量が多すぎるため再放送が自粛された作品も存在している。以下に例を挙げる[1]
キチガイ - 元々は「狂人」「気がふれた人」の意味で使われていたが、精神疾患者に対する差別用語として自粛されている。おそらくは過去の番組で最も多用されている表現。
びっこ - 足が不自由で引きずって歩く人。元々言葉自体に差別的な意図はなく、適切な言い換えも存在しない(以下ほぼ同じ)。
めくら - 目が不自由な人。今でいう視覚障碍者。
つんぼ - 耳の不自由な人。同聴覚障碍者。
おし - 聾唖者。「聾」は高度の難聴を示す言葉だが、先天的に聾である場合は言葉を覚える事が出来ないので「唖者」(話ができない人=おし)となる。
ちんば - 先天性の問題や、事故によって足の長さが左右で違う事。例外的に法的に差別用語に認定されている。
めっかち・めかんち - 片目が見えないか、両目のサイズが大きく異なる症状。例外的に法的に差別用語に認定されている。適切な言い換えは存在しない。
LGBT関係の用語(ホモ、レズ…etc.)も最近はあまり放送されなくなった。
他、挙げるときりがないが、例えば「知恵遅れ」(自粛用語)と「馬鹿」など、区別が怪しいのに片方は使用に問題がないなど、おかしな点も存在する。すべては視聴者のクレーム次第らしい。
放送ではないが、筆者は「数を数えるときに『4』を『よっつ』と読まないように」と指導を受けた事がある(「よつ」が被差別部落民に対する差別用語であるため)。
暴行(報道)
1.一般的に言う物理的な攻撃(ただし刃物や銃を使わない)の場合は「殴る蹴るの暴行」と同義。
2.性的な行為達成のために行う行為は「婦女暴行」「強姦」「性的暴行」と同義。法的には長らく被害者は女性のみだったが、2017年に男性も被害対象になった(対象は口と肛門)。
※以前は「殴る蹴るの暴行」と「婦女暴行」は、報道では使い分けられていたが、却ってわかりやすいため、最近はどちらの意味でももっぱら「暴行」が使われる。
※「暴行」の法律的な意味はもっと広いので、各自で調べる事。
報道しない自由 (報道)
または事実を選別する自由。
同じような規模の汚職やスキャンダルがあった場合、与党議員は名指しの上長尺で大批判するが野党議員に関しては取り扱わなかったりする。このようなケースが「報道しない自由」を行使しているということになる。都合の悪い事は無視する、というのはまぁ間違ってはいない。報道機関は権威でも監視役でもなく「情報を伝えるストロー」に過ぎないのだから。利益が出なければ潰れる。
他にも基地容認派の沖縄県民や原発歓迎派の原発立地地区民など、自分等にとって都合の悪いモノは基本的にそうやって「なかったこと」にする場合が多い。境ふおん嬢曰く「マスコミ最強の力」。
暴力団(報道)
理屈通りでは何とかならない事を、様々な方法で何とかする裏の世界の人たちの総称。
その中でも山口組・住吉会など特に危険なところは「指定暴力団」と呼ばれる。その中でも特に危険とされる「特定危険指定暴力団」に指定されているのが北九州市に本部を置く「工藤会」である。
表の世界で同じような事をする人達は「政治家」と呼ぶ。
なお、いまさら書くまでもないが表と裏は本来一体の概念である(※上記説明とは関係ありません。多分)。
ホームレス(社会)
何らかの理由により住居を喪失または利用不可能な状況になり、その後の代替居住地が確保されないまま路上や公共施設内などを起居・日常生活の場としている人。そのような状況になった理由が本人に帰責するか否かは問わない。なお、社会通念上、自然災害による一時避難者は(住居の所有や占有の法的権利が消失したり妨害されたりしていないため)含まない。
現在でこそ上記のように公共施設内に所在する事例も法律上の定義に含むようになっているが、「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」が施行された当初は屋外生活者しかカバーしない法文となっており、ネットカフェや知人宅など、占有権が流動的な場所での生活を余儀なくされた人々を全く考慮していなかった。
該当者の正確な実数を調べることは、非常に困難を極める。厚生労働省が定期的に「実態調査」を行い、地方自治体はその結果をもとに自地域内の当事者数を認識しているが、大都市の定点数か所を短時間に目視確認するのみであることから調査精度は低く、そもそも調査員の立ち入りが皆無な市町村もある。実際に、季節や時間帯、場所を変えて民間団体が検証した際には、厚生労働省発表値の2倍近くと推計されたこともある。また、生活困窮者自立支援法が施行された最初の1か月間で、住居に差し迫った事情を有する相談件数が、上記厚生労働省調査の10倍以上に達した都道府県も複数見られ、潜在的な該当者は相当多い。
もちろん、国や地方自治体が全く手をこまねいているわけではなく、支援活動に取り組む民間団体も数多いが、当事者の社会復帰の実現は容易ではない。本人に路上生活を脱する意思自体が無い場合や、仮に強い意志があっても、社会活動参加または就労以前に健康状態の回復や生活リズムの再構築から始めなければならない場合が少なからず存在するためである。また、ただでさえ就労市場から一度脱落すると再参入が困難である日本の情勢では、就労移行というゴールへ誘導することがあまりにも難しい。こうした事情から、定住地の提供だけで支援を完結させる団体は少なく(仮にそうだとすれば、むしろ生活扶助費を搾取するだけの貧困ビジネスである疑いが強い)、医療・福祉施設その他専門機関との仲介者たる役目も同時に行うのが常道である。なお、一個の団体でこうした総合的な支援を行うには人的にも資金的にも限界があることから、全国各地の支援団体を取りまとめながら政策提言など将来を志向した活動を行う「ホームレス支援全国ネットワーク」が北九州市(中心的な設立者が北九州市のプロテスタント牧師であった)に存在する。
ポプテピピック(漫画)
大川ぶくぶによる4コマ漫画作品。元々は竹書房のWebコミックで、単行本も竹書房社が出版している。
作者自らが「クソ漫画」と認めており、実際に漫画自体もコピぺを多用したり、そもそもどこが面白いのかすらよく分からず、ほぼ作者の思い付きで好き放題描かれている。
このため、漫画(作者)と竹書房は(表向きは)対立関係にあり、竹書房が単行本を出版した際の本のオビに「とびっきりのクソ4コマ‼」「この10年で最低の出来栄え」と書き、対して作者も作中で竹書房を破壊したり、作中に出てくる「竹書房」の看板の上に、登場人物が「指定暴力団」とラクガキする場面がある。
そのため、検索エンジンで「竹書房」を検索しようとすると、サジェスト機能で「竹書房 指定暴力団」などと表示されるに至った。
アニメ化もされており、オリジナルのストーリーをメインとする「POP TEAM STORY」、原作のネタをアニメ化する「POP TEAM EPIC」、鬼才・AC部による新コーナー「ボブネミミッミ」を中心とした15分×2(再放送含む)の構成で放送された。最大の特徴はなんといっても放送毎に声優が変化する事であり、初回を除き前15分は女性、後ろ15分は男性声優二人組が声を当てていた。
そんな無敵の擬人化のようなこの作品だが、唯一蝙蝠のような目が弱点とされており、そこをコンビニの先割れスプーンで突き刺すと勝てるという噂がある。
本能寺の変(歴史)
1586年、織田信長が京都の本能寺に宿泊していた際、家臣の明智光秀に謀反を起こされて襲撃され、織田信長が死亡した、とされる事件。
誰もが知る出来事であるが、実は謎が多い事件でもあり、現在も歴史学者の間で見解が分かれている。本格的な謎の内容は他のサイトにいくらでも書かれているのでそちらに譲り、要点のみ書く。
  1. 謀反の動機 - そもそもなぜ明智光秀が謀反を起こそうとしたのか、その理由自体が判然としていない。
  2. 信長の遺体が見つかっていない。
  3. 明智光秀の死 - 明智光秀は落ちのびる途中で百姓に見つかって殺された事になっているが、写真がない当時、しかも一介の百姓がどうして明智光秀と解ったのか、判っていない。
そのため、事件の真相については様々な憶測を呼んでいるが、第三者による陰謀説が有力。
なお本能寺はその後1591年に移転され、事件当時本能寺が立っていた場所には、現在は別の建物群が建てられており、当時の本能寺を偲ぶものは「本能寺址」と書かれた石碑のみである。
生活用語などの基礎知識
あ~お/か~こ/さ~そ/た~の/は~ほ/ま~わ