貴州省

ナビゲーションに移動 検索に移動
  1. 最も貧乏な省。
    • 中国の貧困代表のように言われているが、経済発展は目覚しく、省都・貴陽の都市部などでは高層ビルが立ち並ぶ。
      • 経済水準に比べて華やかすぎるほどの「小上海」とも称される摩天楼林立の理由は、地盤がしっかりし地震が皆無であることから安価に高層建築を建てられる(鉄とコンクリートで作られる柱は日本で考えられないほど細い)のに加え、平坦な場所が少ないことも原因として挙げられる。
      • とはいえ、中国はどこへ行っても同じような「小上海」の風景がみられます。というか、漢族が作り出す風景はかなり前から広大な中国どこへ行っても同じ。今はたまたま上海が一番先をいってるだけ。で、貴陽は省都級の都市では上海を追う最後尾集団のひとつ。
    • 百貨店も、上海など超級の大都市には及ばないが、品揃えは豊富で中国での流行の遅れもほとんどない。
    • 米系スーパーのウォルマートが人民広場地下(仏ルーブル美術館をマネた?ガラスのピラミッド下)に巨大店舗を構えており、日本の中堅都市にある大規模スーパー並には商品がそろっている。現地の産品に加え、グリコのポッキーや日清のUFOも売っている。
      • 有害食品やニセモノの氾濫に不安を感じている現地人からの信頼は厚い。曰く「ウォルマートで買ったんだから問題は少ないでしょう」。
    • 太陽が照らないので、作物が育たず、日の光がありがたいという意味で「貴陽」というので、名前に「貴」が付く割りに貧しい。
  2. 物乞いが非常に多く、二ヶ国語で自分の貧しい状況を地面に書くなど営業努力を惜しまない。
  3. 「夜郎自大」の舞台。
    • 「夜郎自大」は非漢族の人々をバカにし貶めたがる漢族の傲慢な精神性が表現された多くの例の一つ。
  4. 唐辛子を大量に使った料理が多く、非常に辛い。
    • 地元民が食べるチャーハンは真っ赤。
    • 1990年代中期までの現地料理は非常にシンプルで辛いことが特徴のほとんどであった(ように私は思ったのだ)が、近年は多様化しており、味付けに深みがみられるようになった。
    • 納豆や豆腐など大豆食品を多く食べるという日本と共通の文化がある。
  5. 少数民族と呼ばれる非漢族の人々が多い。
    • 貴州周辺の非漢族系の民族は日本人と共通の祖先を持っていたと一部で考えられている。文化的共通性がその根拠に挙げられているが、確証はまだない。
  6. 一人当たりのGDPは8000ドル、一人当たり10000ドル以上にシンセンと広州とは大きな差。