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近畿の寺院

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独立項目[編集]

滋賀[編集]

三井寺[編集]

  1. 正式には長等山園城寺というらしいが、三井寺の通称で知られている。
  2. 寺の裏手の展望台から見下ろす、寺越しの琵琶湖が美しい。
  3. 天台宗寺門派の総本山。ちょくちょく日本史の教科書に出てくるみたい。但し「園城寺」としか書かれていないので混乱する。
    • 総本山名乗っているだけあって、文化財の数がえげつない。
      • しかも、中世しょっちゅう山門派の比叡山の焼き討ちに遭ってこの数。ひえ~。

石山寺[編集]

  1. 源氏物語の舞台。
    • 紫式部が篭ったらしい。中宮定子の御付女中の仕事はサボったんですね
      • 単に源氏物語中の「須磨」「明石」の着想を得ただけ、しかもこれすら裏付ける史料もなく信憑性が薄いのだが、いつの間にかここで執筆したという話になっている。
      • 既に江戸時代には「紫式部の間」が作られ、等身大の人形まで置かれていた。話がどんどん膨らんで言ってるのは明らか。寺の言い伝えなるものは、実はかなり信用出来ないといういい例。
    • 平安の女性たちに人気があり、藤原道綱母や菅原孝標娘など紫式部以外の文学作品とも縁がある。実際行くと確かに、瀬田川を望んだ風光明媚な景観は素晴らしく、人気があったのも頷ける。
  2. 国宝指定の本堂は滋賀県最古の木造建築らしい。
    • でっかい岩の上に建てられているのが素晴らしい。よくまあ落ちんもんやね。
    • 源頼朝寄進の多宝塔は日本最古の多宝塔。
      • 多宝塔内部には入れないが、その本尊の大日如来像を拝観することはできるらしい。因みに、この仏像は昭和の終わりまで誰の作品か分かってなかったが、文化庁の調査で快慶作と判明したらしい。
      • 戦後に文化財指定をやり直した際でも、初年で国宝に指定されている。これだけ優美で美しい塔なら納得である。
      • 鎌倉初期でもこれだけ美しいのなら、美に煩い平安貴族たちが作った平安の寺院建築は更に素晴らしかったであろう。つくづく応仁の乱などで焼けてしまったのが惜しまれる。

岩間寺[編集]

  1. 石山寺の奥の方にある山寺。毎月17日以外のお参りは結構しんどい。
    • 正式には「岩間山正法寺」というらしいが、通称は岩間寺。
  2. 俳人を装った隠密が「カエルが池に飛び込んだ」というだけの事を17文字で実況した場所という話がある。
    • 本堂真横の池がそれらしい。
  3. 御本尊(非公開)は深夜の肉体労働が大好きらしい。
    • 毎晩衆生救済のため西へ東へ、汗びっしょりになるまで走り回っているらしい。

善水寺[編集]

  • 湖南市
  1. 桓武天皇の病気を平癒したという水が未だに湧き続けている。
  2. 秋には檜皮葺の本堂と赤黄に染まる木々が美しくなる。
  3. 江州にある三山の中でもマイナーな湖南三山の一つ。
    • 湖南三山の中で唯一入山料がタダ。他は500円ずつだったはず。

常楽寺[編集]

  1. 同じ湖南三山の善水寺に比べると紅葉の染まり具合は控えめな感じ。
    • にも関わらず500円だよ、拝観料。
  2. 三重塔と本堂に風格がある。
    • 本堂というと堂内にある寄木造りに風神雷神が入れられているが、これはアリなのだろうか?

長寿寺[編集]

  • 湖南市石部町
  1. ここも湖南三山の一つ。因みに常楽寺から歩いてすぐ。
  2. 参道に置かれたお地蔵様が年季がこもっている感じ。
  3. 神仏習合の名残で白山神社が残されている。

長命寺[編集]

  1. すぐそこ琵琶湖なのに山寺らしい。
  2. 武内宿禰が死に損なった原因となる故事がある。
    • それに感服を受けた聖徳太子が寺として整備してこれを以て開基とするらしい。
  3. ○○如来とか△△菩薩を祀らない結構珍しい寺。
    • 代わりに十一面、千手、聖の三観音を祀っているのだが、このラインナップをまとめて一体の御本尊様にしてしまうという珍事を働いている。

観音正寺[編集]

  1. 山の上にある。行きづらい。
    • 尾根伝いに行ったら、安土城へ行けそうな気がするんだが、多分どっかで阻まれるんだろうなあ……
  2. 聖徳太子が自分で千手観音を彫って堂塔を建てて祀ったのが始まりらしい。
    • どうでもいいんだけど、聖徳太子はそこらじゅうで仏像彫ってるけど、いつ政治をやってたんだか…… いっそ仏師にでも転職したら良かったのに。
    • 異説には人魚が建てたという話も残っているらしい。最近まで人魚のミイラもあったらしい。
  3. 信長が焼いちまう。
    • 六角氏の観音寺城をぶっ壊した後、同じ山にあって六角と仲が良かったという理由で焼き払った。
  4. 1993年、焼かれる。
    • おかげで、彦根城から移築した欅御殿が消失しちまった上に御本尊も、人魚のミイラも燃えちまった。
      • 因みに、本尊は新しく白檀23tを使ったものをインドから取り寄せて祀られていて、(2013年末時点)ちょっとだけ木の香りがまだ残っている。

桑實寺[編集]

  • 近江八幡市安土町
  1. 天智天皇の姫君が近江で流行中の疫病にかかった際、祈祷をすると湖から薬師如来が猛烈な勢いで飛んでいきたというのが始まりらしい。
  2. 藤原鎌足の長男が初代住職。
    • 唐からのおみやげに持ってきた桑の実を植えたのが寺名の由来らしい。
  3. 室町幕府本店が移転してきたことがある。
  4. 山号が観音正寺と同じ繖山。

教林坊[編集]

  • 近江八幡市安土町
  1. 石の素晴らしさを実感できる、そんな庭を持つ御寺。
  2. 小堀遠州が造園をやったらしいが、ホント感動の嵐。特に紅葉の時期などもう……

石塔寺[編集]

  1. 山名がおかしい。阿育王山というのだが、普通には読めん。
  2. 石塔寺の名に相応しい塔があるが、これはインドで造られたという説がある。

百済寺[編集]

  • 東近江市
  1. ルイス・フロイスに「地上の天国」と言わしめたらしい。
    • 流石にそれは言いすぎな気がするが、紅葉の時期の庭はたいそう美しいと評判。無論それ以外の時期も味があって非常に良いのは言うまでもない。
  2. 本尊の十一面観音は、聖徳太子がまだ根を張って葉を茂らせている杉の木を彫った物らしい。仏像のためとはいえ自然破壊なんじゃ……?

西明寺[編集]

  1. 湖東三山の一つ。他の2寺同様、紅葉の時期が一番美しいが、他の時期も宜しい。
  2. 信長に焼討されたが、本堂と三重塔は焼失を免れた。

金剛輪寺[編集]

  1. 紅葉のみならずあじさい、石楠花と飽きが来ない。

宝厳寺[編集]

  1. 宝厳寺唐門が有名。然し乍ら只今(2013年末)工事中につき……
  2. 秀吉のお気に入りだったらしく豊国廟から色々もらってきた。おかげで江戸幕府には……
    • 境内には豊臣時代の大阪城極楽橋があるとか。現存する唯一の豊臣時代の大阪城の建造物らしい。
  3. 都久夫須麻神社と仲が悪いのかしらんが、ホームページで相互リンクはどっちにも一つも乗っておらず…… ネット上のたったそんだけのことで以って判断するのはイカンとは思うが、邪推してしまう。
    • 少なくとも「リンク集の項目に、近江高月の歴史博物館のURL載っけるくらいやったら」と思わんでもない。
  4. 神社も含めて「拝観無料!」のはずが……
    • 船代だけならまだしも(それでも十分高いけど)、仮に鳥人間になって自作飛行機で島まで行っても入島料を払わねばならんという……

興聖寺[編集]

  1. いい感じの古い庭がある。
  2. 朽木氏の檀那寺にして曹洞宗の巨刹として栄えたらしいが、今や見る影もない。

和歌山[編集]

紀三井寺[編集]

  1. 正式名称は「金剛宝寺護国院」というらしい。
    • 金剛宝寺までは知っている人もある程度は居るが護国院が付くことを知っている人となると一気に減る。
  2. 門前の土産物屋では、みかんが山ほど売ってある。もちろん紀州産。
    • せやけど高い。近くのオークワや松源で買うたら、アレの半額よりも安い。
      • 因みに、もうちょっと田舎の方へ行けば、無人販売所やふれあい販売所などでもっと安値で売ってはる。
  3. 名草地区の人間は、一回200円払っておけば、その日から1年間有効のフリーパスがもらえる。
    • 和歌山市民でもみんなが貰えるわけではないのがミソ。
  4. 実は裏の名草山からただで入れるルートが嘗てはあった。今は通る人が減ったため荒れてしまい、道がトレースできない。
  5. 紀三井寺の由来は三井寺だと思われている事があるが、本当は3つの井戸があったことにちなむらしい。
    • そのうちの1つ、清浄水の水質の良さは、昭和天皇陛下の耳にまで及び、陛下が和歌浦へ滞在なさった折にその水を調理などに供させられたとか。
  6. 多宝塔は本堂より人気がある。
    • 紀三井寺というとこの塔と桜をイメージする人が多い。でも実際、これが境内で一番古い建物なので参拝者の目は間違ってない。
  7. 和歌山地方気象台のソメイヨシノの標本木がある。
    • きちんとその旨を表す説明も付けられている。

根来寺[編集]

  1. 大塔で有名。
    • 室町時代の創建のもので、結構でかい多宝塔。40m位あるんだっけ?
    • 実は真言密教の教義を表しているとかなんとか。
  2. 雑賀と並んで比較的早く鉄砲を武器にした紀州の寺。
    • 歴史通にはこういうイメージのほうが強そう。
    • 種子島へ渡った鉄砲をこのお寺の津田監物さんがすぐ譲り受けている。雑賀、堺へはこの寺を経由して伝播した。津田監物さんが種子島氏と交流があったことが結構重要。
  3. 戦国時代は70万石・僧兵3万の威勢をふるった。
    • 雑賀衆とならんで超優秀な鉄砲衆を抱え、傭兵として働いた。
      • 雑賀衆と共に本願寺側についたこともあれば、織田信長側についたこともあった。まぁ雑賀衆だって一部は本願寺側、一部は織田方ってこともあるし。
    • 矢を一本作るとお経を1回唱えるだけの御利益が、みたいなことを言ってたらしい。おいこら。
    • あれ?紀州徳川藩も55万石ですけど、それ以上?
  4. 豊臣秀吉に攻められて数多あった伽藍も炎上。その炎は夜空を焦がし、山を越えた和泉国からも赤々と見えたと。
    • その前年の小牧長久手の戦いの際に徳川家康に味方し、秀吉留守の隙に大坂城を攻めようとしていたからなぁ。手前の岸和田城で撃退されたけど。
    • 秀吉の侵攻軍に対し、雑賀衆とともに泉州貝塚に防衛戦を築き、秀吉の馬印を狙撃するくらいのもんだったが、たまたま豊臣方が放った火矢が火薬庫に引火・大爆発で城(砦)が一つ落城してからはあっけなく壊滅。
    • どっかの建物にそのときの鉄砲玉の跡があるらしい。
  5. 根来寺の近所に僧兵鍋とかいう料理を出す店がちらほら。観光客向けに創ったっぽい。中身はイノシシとかなんとか。坊主が肉食ですか?ってその前に僧兵は合戦で人殺ししてるか。
  6. 新義真言宗の総本山。初代の覚鑁(かくばん)上人は高野山とケンカ別れしたのか?
    • 高野山衆徒に暗殺されそうになって、根来寺まで逃れる。なお、衆徒はここまで追い掛けて来て乱暴狼藉を繰り返した模様。何がこれだけ彼らを駆り立てるのだろう。
    • 覚鑁が仏様に記した告発文によると、窃盗や殺人まで横行してたようだ。どんな社会状況だよ。
    • これでも高野山は田舎な分まだマシな方で、都に近い比叡山は更に酷かったらしい。どんだけ~。

粉河寺[編集]

  1. 縁起絵巻で有名。
    • でも、あの絵巻物は今は京都国立博物館かどっかに置かれてるんですよね。
      • 寺社の代表的文化財が博物館などに寄託されるのはよくあること。
      • そのおかげか、京博サイトで絵巻を画像が小さいものの全編見ることが出来る。
  2. 大門と庭園で有名。因みに庭園は2つあるが石庭の方が有名なやつなので要注意。
  3. 本堂のサイズは西国三十三ヶ所の寺院の中で最大サイズらしい。
  4. お寺の前は小規模ながら門前町になっている。まぁ、粉河の町がこのお寺でできたようなもんなんだろうな(多少は大和街道沿いってのもあるでしょうけど)。
  5. 本尊は絶対の秘仏で本堂の地中に埋められているらしい。お前立像があるがこれも秘仏。

慈尊院[編集]

慈尊院
  1. 世界遺産高野山の子分というか門番というか……
  2. 空海の母親の家にして、女人高野みたいな存在。女性の場合ここへ参れば高野山へ来たものとして扱われたらしい。
    • 空海が月に9度母に会いに来ていたことから九度山の地名がついた。
  3. 木造弥勒菩薩坐像が実は国宝らしい。えっ、世界遺産なんだし、国宝とか重文とかはこの際どうでもいいって?
    • 御開帳は21年に1回行われる。なぜ21年なのかは空海の命日が21日であることから。
  4. 女人高野だけあって、お乳の出が良くなるように乳房型が奉納されている。
  5. 境内の奥に丹生官省符神社参道の石段があり、その途中から高野山町石道が分岐している。

金剛峯寺[編集]

朱塗りの根本大塔
  1. 言わずと知れた真言宗の総本山。
    • 総本山は金剛峯寺。なので節の名前も金剛峯寺にした方がいいのかも知れない。高野山のほうがよほど通りがいいけど。
      • 修正。
  2. 空海さんが中国から仏具を投げたらここの松の枝に落ちてたからここにお寺を建てたんだと。
    • 仏具が引っ掛かったとされる松の葉は通常の二つではなく三つに分かれている。
      • その松の葉を拾うと金運が上がるとされている。
  3. 大名家の墓も多い。武田信玄や上杉謙信、織田信長に明智光秀など。生前のライバル達も同じ高野山の霊地に。
  4. 企業の墓地も多い。企業の業態に合わせた独特な形の墓石も。
    • 大名のお墓は元々あったと思われる杉林のなかの奥の院への参道沿いにあるが、企業の墓はそれより東側の開けたところが多い。
    • ロケットの墓や、シロアリの墓といったギャグなのか本気なのかわからないのまである。
  5. 幾つかの僧坊は一般でも宿泊可。
    • 楽天トラベルやじゃらんに登録してあってビックリした。
    • ただし、値段はビジネスホテルに比べて当然高い。
    • もともとは墓参りに来た大名やその家臣を泊めていたのが始まり。
    • 1950年頃から旅館としての登録を行うところが続出した。
  6. もともとは高野山上の寺院の集合体が「金剛峯寺」とされていた。
    • 明治維新によりまとめ役となる存在が必要となったため青巌寺と興山寺という有力寺院をまとめて金剛峯寺とした。
  7. お接待でお茶とともに出される麩菓子がなかなか美味。
  8. 吉野にある金峯山寺とは字面が似ているのでたまにごっちゃになる。宗派は違うが。

道成寺[編集]

  1. 歌舞伎の京鹿子娘道成寺でお馴染みの道成寺。
    • 上記日高町のページには「ヤンデレストーカー蛇女」と書かれてた。なるほど。
      • 男には同情する、どうしようもなかっただろうけど。
  2. 本堂は1300年代の建物。でもそれ以外は1700年以降の物。歴史的価値の差が激しい。

青岸渡寺[編集]

  1. 那智の滝のところ。
  2. 滝の上のところの注連縄の掛け替えは近畿地方の年末のニュース。
  3. 熊野三山の一つだが、残り二つ本宮・新宮は神社。まぁ神仏混淆の時代のもんやからえぇか。
    • それは熊野那智大社だと思ったが…。
      • 元々は同じだったらしい。
  4. 西国三十三番札所の一番目。なお、二番札所は紀三井寺でその先は粉河寺、あとは京都奈良とかに多く、ここだけがえらい飛んでいる。
    • ほとんどは近畿地方にあるが、1つだけ岐阜県にある(谷汲山華厳寺)。

無量寺[編集]

  1. 通称の「芦雪寺」どおり、円山応挙の弟子・長沢芦雪の代表作があることで知られる。
    • 境内自体はそこそこ広いものの、観光で見るものは何もない。
  2. メインは串本応挙芦雪館。
    • 入館料は1300円と高いが、障壁画を元々のレイアウトのまま見られる施設は貴重。
    • 何気に狩野探幽や伊藤若冲、白隠などの佳作も所蔵している。



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