ボツワナ

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  1. 1966年にイギリスから独立。
    • 旧名は英保護領ベチュアナランド。ボツワナという国名をイギリス人がベチュアナと聞き違えたらしい。
      ボツワナ1975年発行記念切手・英保護領90年
    • 独立前は南ア領内のマフェキングという町に政府があった。
  2. 昔モノモタバ王国が存在してた。
  3. ダイヤモンドの産出量が高い。
    • 世界第一位の産出量。
    • 銅、ニッケルも多いよ。
  4. ジンバブエと似たような形をしているが人口はボツワナのほうが圧倒的に少ない。
  5. 国債の格付けが日本より上。
    • 順調に経済発展しているらしい。治安もそこそこ良い。
      • が、エイズが蔓延。ダイヤモンドで得た外貨はエイズ対策に使わざるを得ない。失業率20%。
    • 借金が770兆円、GDP比150パーセントの借金大国の国債が高いランクをつけてもらえるわけがない。
    • いざとなったら永久債を使って逃げるらしい。
    • ちなみに、この事実を知った某経済産業大臣(2002年当時)が激怒し、「ボツワナの人口の半分はエイズ。そういった国よりも国債のランクが下というのは非常に意図的だと感じる」という暴言を吐いた。
      • 外交問題にならなくて良かったと心から安堵した。
      • データとして感染率が高いのは周辺国と違い患者が治療を受けて延命できるからでもある。
        • その理由はちゃんと道路を建設していたからでもある。それによる医療ネットワークのデータを製薬会社に提供することでワクチンを手に入れるコストを下げたというのも。
      • 首都のハボローネにはコンドームの配達を行う業者もある。
  6. 実のところ、アフリカ大陸ではぶっちぎりの金持ちである。建国以来の複数政党制、おまけに財政黒字などという快挙を成し遂げていたりする。
    • ダイヤモンドで得た利益を他国のように軍備及び急速な工業化に振り分けず、全部、初等教育及び堅実な産業の育成に投資した為らしい。政治的にも貴族出身の初代大統領が貴族の力を削ぐ事に成功した為。おかげで、独立時、牛しか輸出出来ない貧乏国が今や第三次産業従事者58%という国になっている。
      • が、隣の度を越したというか人智を超えた馬鹿のおかげで台無しになりつつある。
        • その事については本当に同情したいくらいのとばっちりである。
    • 1人あたり購買力は中進国のマレーシアと同程度でアフリカトップ。人口200万なのに420万のグルジアよりGDPが高い。頭痛のタネはエイズだけである。
      • 他には少数派(サンなど)の文化保全やゾウが増えすぎたことも悩み。
  7. ブラックアフリカ諸国において、唯一与党・野党の民主議会政治がマトモにはたらいてる国。人口の90%以上が同一民族(ツワナ族)で、民族間対立が無いのがその理由とされる。
    • 元イギリス植民地なので白人も一定の割合で存在するが、初代大統領が人種融和政策を採ったので平和的に共存出来ているらしい。
      • 実際に行政を行っていた白人にちゃんと地元民を教育させたノウハウが積み重なったのがこれまでに書かれた結果でもある。
    • それにくらべ隣国は白人を追放して(以下ジンバブエの記事参照)
    • 南アやジンバブエと違って「何もない場所」だったからこそ成功しているような気がしてならない。
  8. スポーツはアフリカ諸国の中で、弱い部類に入る。が、アマントル・モンショーという女子陸上選手が現れ、国民的英雄となっている。
    • 2011年世界陸上で、400m走で金メダルを獲得。ボツワナ史上初の快挙となった。
    • 国技はサッカーだがまだW杯出場歴はない。
      • 職場にサッカーチームがあることも普通。
  9. 地上デジタルテレビ放送の規格は周辺国がヨーロッパと同じDVB方式を採用しているが、この国は日本と同じISDB-T方式を採用している。
  10. 現生人類は約20万年前にここの北部で誕生したと言う説もある。
  11. 全体的に乾いている。
    • 通貨のプラはツワナ語で雨を意味する。
      • 同時に「万歳」という意味もあるとか。
  12. スイカの原産地。
    • 煮たり焼いたりして食す甘くない野菜スイカもある。
  13. 牛肉より鶏肉の方が高価。
  14. 90年代まで教育現場での体罰が深刻だったという。
  15. こことザンビアとの国境はわずか150mしかない。
  16. つい最近までアフリカ外からの直行便がなかった。
    • 日本からはアジスアベバかドーハ(2019年末就航)あたりでの乗り継ぎがベストか。
    • かつてはロンドンから直行便があったが廃止された模様。