熊本の言葉
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- 最近の熊本の若者は、あいづちを「あ~ねぇ」ですませる。
- 絆創膏やバンドエイドのことを「リバテープ」と呼ぶ。
- 製造元の社名(リバテープ製薬)だから。
- 北九州でも言います。
- 森口博子も言ってました。
- てか通常はバンドエイドとも言わないし
- 「バンドエイド」はジョンソン・エンド・ジョンソン社の商品名。混同しているという点では書いた人も同レベル。
- 「リバテープ」は傷用絆創膏の元祖です。
- 机を教室の後ろに動かすのは「机をひく」と言う。
- 「机ばすざらすっ」とも言う。
- 「とても」の事を「まご」「だご」と言う。 「まご」の上が「だご」で、最上級が「ばご」。
- 熊本のauのCMは、「だごかっこええ~」というバリバリの方言が登場する。
- あれ「ごわごわちゅえー」にしか聞こえないと地元でもっぱら有名です。
- 荒尾では「ぎゃん」となる。
- 八代では「ごろ」,「ごっ」と言う。
- 球磨あたりでは「ぎゃー」と言う。
- または「がー」。
- 熊本のauのCMは、「だごかっこええ~」というバリバリの方言が登場する。
- 「そうにゃ/そうな」「たいがにゃ/たいぎゃな/たいがな/たいぎゃ」とも言う(主に年配の方)。ex:「あんしたそうにゃがまださすばい(あの人はとても頑張りますね)」
- 「まうごつ」「はうごつ」「なばんごつ」と、意味のわからない形容詞・副詞を使う。この「ごつ」は「如く」のウ音便「如う」が訛ったものと云われ、「~のような」の意味を持つ。
- ちなみに「なば」とは椎茸のこと。
- ただし、一部で本気の意もあり。
- 「まうごつ」の「まう」は「舞う」、「ごつ」は「~みたい、様に」で「舞い上がる程凄い、良い」という意味で使う
- 「まことに」の訛りじゃね? 隣の宮崎では、よく似た音で似たような意味の「まっこて」「まっこち」がある。
- ちなみに「なば」とは椎茸のこと。
- びっくりした時、「ばっ!」と言ってしまう。
- 「しこってる」は、「かっこつけている」という意味で、決して男性の自慰行為を指す言葉ではない。
- 栃木でも言う。県北の一部だけど。
- 語源は「醜(しこ)」で、本来の意味は「強い、恐ろしい」。相撲の四股と同じ語源。古い言葉であり特に熊本弁という訳ではなく、まだ使っている地方もわずかだが存在する。(特に高齢者)
- 「しこつける」ともいう。(名詞形は「しこり」「しこつけ」)
- 熊本弁は古語がそのまま残っている物が多いのだが、多少発音が変化していることと、標準語での意味が反対になってたりすることで、そうだと解りにくい。
- じゃあ、某ホ○ビのせりふは面白いことになりそうだ。「ちょっふたっとも、窓際行って、シコれ」「ほう白かと、もっしゃんとシコらんかい」
- 何なこら、たまがったばい…。
- 標準語の「いくら?」「どのくらい?」、関西弁の「なんぼ?」に当たる言葉が「どしこ?」or「どぎゃしこ?」。 そして、それに対する「このくらいですよ。」という返しが、「こしこ」or「こぎゃしこ」。
- 道案内を「ぎゃん」などの擬音とジェスチャーのみで説明する。
- しかも、それで通じる。
- 例:)「ギャン行って、ギャン行って、ギャン曲がって、ダーッて行くとたい。」
- 某住宅展示場のCMがそれに拍車をかけたような…
- 「ぎゃん」は擬音じゃねぇぞ。方言の「こう」だ。
- さようならは、「んなーね!」でよい。
- ヨッパライを「えーくりゃー(うちくりゃー)」と言う。
- 「あとぜき」(入退室時に扉や障子などをきちんと閉める事を指す言葉)が標準語だと思っている。
- スーパーのドアにも「あとぜきをお願いします」と貼ってあって、他県人には意味不明だった。
- 「後堰」。「せく」という言葉があるが、ぴたりと閉める、という意味で、川をせきとめる(堰止める)、などの言葉に近いものであろう。
- 「ほうきで掃く」を、「ほうきではわく」と言う。 しかもそれを標準語と思い込んでいる。
- 福岡でも「はわく」って言いますよ。
- 物を「しまう」「片付ける」「整理する」という意味で「なおす」と言い、標準語だと思い込んでいる。
- 熊本だけでなく西日本全般に言えることだが・・・・・
- 広島県では「なおす」とは言わない。「しまう」「片付ける」と言う。東京方言では,「かたす」と言う。「なおす」は熊本県と,福岡県,佐賀県の一部じゃねぇの?
- 「なおす」は九州全域で使う。
- 広島県では「なおす」とは言わない。「しまう」「片付ける」と言う。東京方言では,「かたす」と言う。「なおす」は熊本県と,福岡県,佐賀県の一部じゃねぇの?
- 「納す」
- 北海道や東北のほぼ全域で「捨てる」を「なげる」と言うのと同じだと思われ。
- 熊本だけでなく西日本全般に言えることだが・・・・・
- 「がまだす」は本来「頑張る」の意味で熊本弁として知られているが、実際には殆どの熊本人が知らない。
- 「ばってん」という言葉は、それほど頻繁には使ってないような気がする。
- ばってん、ジジババは案外よう使いよんなはるごたっ。(訳: しかし、ご年配の方々は案外よく使っておられるようです。)
- 「ばってん」を英訳すると、"But then"。実は英語としても通じる。
- 車のウインカーを「アポロ」と言う。
- 50代の人がよく使う。ウィンカーのマークを月に行った宇宙船アポロの三角形に見立てているため。
- 今の50代の人が子供だったころ、バスや単車に付いていた方向指示器は、「アポロ」という形式のものが多く、「フラッシャー」や「ウインカー」など、後から出てきた言葉にあまりなじめなかったのか、習慣なのか「アポロ」と言ってしまうようです。
- 左門豊作の熊本弁は許せない。
- ヒロシが語尾に「~とです。」を付けただけのインチキ熊本弁に走っているのは許せない。
- その他、熊本出身お笑いタレント(ウッチャン、コロッケ 等)が時より使うインチキ熊本弁も嫌い。
- とは言うものの、“くりぃむしちゅー(元、海砂利水魚)”は、もっと熊本色を出して欲しいと思っている。
- 有田は地元に帰る度やっている合コンの席での共通語が一部の方々には大変不人気
- ウッチャンのは球磨弁。しかもかなり正しい球磨弁である。
- とは言うものの、“くりぃむしちゅー(元、海砂利水魚)”は、もっと熊本色を出して欲しいと思っている。
- 「だから」を「だけん」と言う。
- 博多弁でも言います。
- 地名の八代(やつしろ)を「やっちろ」もしくは「やっちょろ」と発音する。
- 「柿」と「牡蠣」、「雨」と「飴」、「枇杷」と「琵琶」などの同じ言葉をその単語だけでは判断できない。一本調子な発音なため。一生かかってもどっちがどっちだかわからないと思う・・・
- 「枇杷」と「琵琶」は標準語でも同じアクセントですが、何か?
- 「整理」と「生理」の違いもよ~と分からんです。
- それは標準語でも同じのはず。(by関西人)
- 「せいり」「せーり」の違いがある(by埼玉)
- それは標準語でも同じのはず。(by関西人)
- 汚い方言を叫ぶ地方CMが多い。(パチンコ屋、中古車センター 等)
- 「ぬしゃ、うたれがっしかなかね」標準語での訳ができない。
- 訳すと「お前は、(誰彼構わず好き勝手に)殴られる(程度の価値)しかないな」
- 意訳すると「逝ってよし」だと思われる。
- 「転ぶ」は「つっこける」。 例:「そぎゃ~ん歩き方ばしとっと今に“つこくっ”ばい!」(そ~んな歩き方をしてると今に転ぶよ!)
- 「引っ掻く」は「かかじる」。 例:「ほっ! 爪でこっば“かかじっ”たったい!」(ほらっ! 爪でこれを引っかいたんだよ!)
- 動詞の上に強調の接頭辞が付く。 例:「“きゃー”ほがす」「“つっ”ぽがす」((穴を)開ける or 掘る)
- 関西弁などと同様に熊本弁も敬語・尊敬語が発達している。 例:「社長ば“しよんなはる。”, “しとらす。”, “しよらす。”, or “しちょらす。”」(社長をしていらっしゃる。)
- 「○○町」は”○○ちょう”ではなく”○○まち”と呼ぶ。また、その表記が全国区であるものだと勘違いしていることがある。
- 昔、武家屋敷が有った所は今でも「ちょう」と言っているよ。たとえば「水道町」
- 「むしゃんよか!!(武者ん良か)」=「カッコいい!!」
- 後付け解釈じゃねーと? たぶん「無性にいい」の訛りだと思う。
- 「あた,どけ行きよっとね?いまなんばしよっと?なんて?よく聞こえんばいた!そぎゃんこま~か声でいいよったっちゃよく聞こえんどもん。聞こえるごた声でいわにゃ分からんばい!!はったおすけんね!!」
- 訳 「あなた、どちらに行ってらしたの? 今なにをしていたの? なんだって? よく聞こえないよ! そんなに小さな声で話されてもよく聞こえないでしょうよ。 聞こえるような声で言わないと分からないよ!! 張り倒すからね!!:
- 訂正 この場合「どちらに行ってらしたの?」「何をしていたの?」というような過去形を表してはいない。間違った熊本弁講座をしないでくれ。この訳の正しい答えは「どこに行こうとしているの?」「何をしているの?」だ!ちなみに「はったおすけんね!!」は「張り倒すよ!!」でおk。熊本人は「けん」を語尾によくつける。
- 「なんばしよつたつね?」とやたらに「つ」を大きく発音する。
- 他県の居酒屋で、熊本弁で話していると「ケンカは外でお願いします」と店員に言われる。
- 「取っているんですか?」「取っているんです。」どちらも「とっとっと」の為、この言葉でやり取りをすると「と」と「っ」だけで会話が成り立つ。
- 例:この席とっとっと?うん、とっとっと~!訳:この席取ってるの?うん、取ってるよ~
- 早い話が「偽博多弁」
- 逆に博多弁の方が「偽九州弁」だと思われる。肥筑方言域のうち博多だけ明らかに違う語彙多数。
- 熊本弁は熊本県のどこでも通じると思われているが、実際は城下町ぐらい。
- 阿蘇になると殆ど大分の言葉になる。
- そうでもない。確かに「とる」が「ちょる」になるなどの変化はあるが,基本は変わらない。県境を越えて大分県竹田市になると「~しよると?」とか言わず,「~しちょんな?」と「豊後地方」の言葉にはっきり変わる。但し,大分県でも「日田市」では,久留米訛りになり,「大分市」とは全然違う言語になる。
- 阿蘇出身だが市内で名詞と形容詞が通じなかった。例「つのむし」「よだきい」
- 阿蘇谷・小国は大分弁に近いけど南阿蘇は宮崎寄りなので「ちょる」は一切使いません。一括りにしないように
- そうでもない。確かに「とる」が「ちょる」になるなどの変化はあるが,基本は変わらない。県境を越えて大分県竹田市になると「~しよると?」とか言わず,「~しちょんな?」と「豊後地方」の言葉にはっきり変わる。但し,大分県でも「日田市」では,久留米訛りになり,「大分市」とは全然違う言語になる。
- 県南にいたっては鹿児島の言葉なので分からない
- 竹田市から県境を一歩超えて阿蘇に入るとアクセントもイントネーションも方言もまるで違ってて驚くわ。by竹田市民
- 阿蘇になると殆ど大分の言葉になる。
- 熊本弁を紹介するときに、西日本の人にも、「なおす」を紹介して馬鹿にされる。
- 敬語だけは無駄にストックがある。
- 可愛いを「もぞい」と言う。例:こん子はもぞかね~。
- 「むぞらっさー」とか「むぞらしかー」とか言います。「むぞかー」と言うと、かわいそうという意味になります。
- 熊本弁か分からんが、ダメ・使えないっていう意味で、「わからん」って言う。例「お前はほんとにわからんね」
- 「あからんねー」と県南では言います。
- 恥ずかしいを「面倒しい」とか言うこともあります。
- 膝小僧のことを、「ひざぼんさん」という。由来は不明。
- 「行く」と「来る」がごっちゃ。ex.「明日また来るけん~」
- ごっちゃでは無いです。理解してます。
- 行くのを「来るけんね」と言うのは、今話している相手の所へ行くよ、という時だけで、~へ行くという時は「~さん行く」と言う。
- 英語と、同じだな。
- (お菓子などが)甘すぎる→どげだっか
- 足がつる→からすまがり
- からすまがりは、カラス曲がり、ではなくて、「空素曲」。
- 数人で分けて食べる→おもやいして食べる
- 「おもやい」と言うのは、共有する、という意味です。「舫い綱(もやいづな)」は、綱を「おもやい」するから、「もやいづな」なのです。
- ドアや戸を閉ろ…の場合は「あとぜき」の一言で済む
- 「後堰」あとを堰く(あとをせく)から、「あとぜき」なのです。「堰く」とは、ぴったり閉めるということです。川をせき止める、などの「せく」と同じ意味合いなのではないでしょうか。
- 加減がないこと、または感覚に鈍いことを「かんなし(感なし?)」という。
- 現代熊本弁の変化、(誤りなのかも知れないが、今更、訂正も利かないかも知れない。)
- 「わさもん」について、もともと、「わさもん」と「わさもんずき」という2つの言葉が混同されて、「わさもんずき」のことを「わさもん」と言うようになった。漢字で書くと一目瞭然である。「早生物好」(わさもんずき)、「噂者」(わさもん)。
- 「ほうがくもにゃー」、→「ほうぎゃくまにゃー」。法外にという意味だから後のほうがもともと正しいのではないだろうか。(20年程前、益城で聞いて以来、聞かないなー。)
トークに、熊本の言葉に関連する動画があります。