ベタな駅名の法則
2015年2月23日 (月) 17:54時点における>Kの特急による版 (→イロモノ系)
- 路面電車・バスの停留所名についてはベタな停留所名の法則へ。こちらではベタな鉄道駅名を追求します。
分割
建造物・自然系
寺社
- 神社では○○神宮(前)ってのもある。
- 名鉄の場合は熱田もつかずに「神宮前」。明治神宮前が出来る前の表参道も同じ名前だったとか。
- 神宮じゃないのに「○○神宮」という駅名もある。ex.香椎神宮駅(香椎宮は旧官幣大社で神宮ではない)
- 京成とかは大神宮下なんてのがある。あと千葉寺。
- 「大神宮下」は船橋大神宮の最寄り駅。千葉寺はただの地名。
- 駅名の「千葉寺」は「ちばでら」だが、寺の名前の「千葉寺」は「せんようじ」。
- 「大神宮下」は船橋大神宮の最寄り駅。千葉寺はただの地名。
- 京阪の丸太町駅は2008年10月19日に「神宮丸太町」に改称されました。でも今ひとつピンとこない。
- かつて伊勢神宮にあった伊勢電気鉄道の「大神宮前」は「伊勢大神宮前」と伊勢を入れようとしたが、神宮側に「伊勢=伊勢電の社名」と思われて怒りをかってしまった。
- そもそも「伊勢神宮」は「神宮」が正式名称、っていうのもあるのかも。
川・橋
- 川がつく駅名の場合、阪神間では本当に川の上だったりする。
- 橋がつく駅名の場合でも川がある。
- (現存しないものを含む)跨線橋や跨道橋のが由来だったりすることもあるので注意。
- 浅草の吾妻橋は「本所吾妻橋」よりも「浅草(東京メトロ・都営・東武)」が近い。
- 本所吾妻橋は「吾妻橋」よりも「業平橋」が近い。
- 大きな川の場合、安易に「○○川」をつけると位置特定性に欠けたり他の沿岸地域から不満が出ることがある。
- 「○○橋」は京阪に多い。
山
- ex.平城山
- 岡山、富山、福山のようにもともとの地名に「山」が入っていることで生じるものも多い。
- 多くは訓読み。音読みなのは「伯耆大山」などで案外少ない。
- 「富士山駅」というビッグネームが2011年に誕生。
港
- これは当てはまるのか? 「千葉みなと」
- 昔の駅名は「千葉港」なので含めていいかと。
- 上総湊、安房小湊のように、千葉県では「湊」を多用するので、「千葉湊」にして貰いたかった。
- 「○○みなと」だったり「○○こう」だったり。
- 前につくのは「みなと元町」ぐらいか。
空港
- 空港とセットに第○ビルとつけるところが多い。
- 成田と羽田しか例がないと思いますが。
- 空港駅の手前には、海上空港だと「りんかい○○」という駅ができる。
- 仮称は「前島駅」である。
- そして正式に「前島駅」となった例は一件も存在しない。
- 「りんくう○○」もある(空港の手前だし…)。
- 中部と関西だけでは。
- 「臨海」が「海を臨む」対岸地区であるのに対して「空港を臨む」対岸地区という意。
- 仮称は「前島駅」である。
- 空港が移転した場合、空港駅もそのまま移転する。
- 乗り継ぎのための目的地となるため、基本的に盲腸線の終点である。
- 途中駅の場合、駅とターミナルに距離がある。良くてシャトルバスや長い連絡通路があるが、大抵はごく普通の道路を歩かされる。
- 英訳はAirportと思いきや、Kukoだったり両方あったりする。
公園・遊園地
- 戦前からあるものも無くはない(ex.大沼公園(函館本線)・清水公園(東武野田線))が、戦後生まれが圧倒的に多い。
- しかし、戦前からある貴重な例である花月園前(京急)の「花月園」は、遊園地→競輪場→廃止、との経緯をたどり、駅名の存続も怪しくなっている。
- 命名元の公園には、遊園地(東武動物公園)やテーマパーク(吉野ケ里公園)から、ありふれた都市公園レベルのものまである。
- 逆に、流山セントラルパークは小さい公園である。
- ここ20年ほど、毎年のように兄弟が増えている。現代における駅名の”はやり”と言える。
- 京阪の「枚方公園」は公園と言うよりは遊園地「ひらかたパーク」の玄関口。
海岸
- 浜・浦・島・岬・崎・津・海・海岸など
- とりあえず海のそばに多い。
- ただ中には大海のように海から遠く離れたところにもちらほら・・・。(ここにあります)
- 地名に付く「海」は単純に「Sea」の事を指すとは限らない。とくに「海」を「み」と読む地名は元々違う意味に対して「海」を当てただけの可能性が高い。
- 駅どころか、路線自体が海の全く見えない「小海線」もある。
- 駅名のために「○○」に対してこれらを付与したのではなく、元々そういう地名だったというケースのが圧倒的に多い。
- 「本家より海沿いにあるから」という理由で「浜」が冠されている駅もある。
- 「湖」もございます。
軍事施設
- 「兵営」(現・福井鉄道神明駅)や「師団前」(現・京阪電鉄藤森駅)など戦前は日本各地にあったが、戦時下に防諜目的で軒並み改名させられた。
- 戦後は自衛隊に由来する駅名がわずかながら誕生。
- 瀬戸電の「守山自衛隊前」は開業当初「連隊前」で、4回駅名が変わっている。防諜を理由に改名させられて以来、戦後も改名を繰り返した挙句、結局最初に近い名前に落ち着いたことになる。
学校系
- 特に大学の場合、略されて「○大前」となっていることもある。
- 学校が移転しても、そもそも計画が頓挫し存在しなくても、駅名がそのままだったりする。
- 「大泉学園」のように計画が頓挫した後に地名として定着し、後からその名前の学校ができたなんてことも。
- 都立大学はいい加減駅名変更しろ。大学名そのものまで変わってるんだから。
- 逆に「もうなくなったんだから、紛らわしくないし変えなくていいだろ」と開き直る向きもある。
- 「柿の木坂」でいいのに。
- バス停だと、ほぼ間違いなく変わるのだが。
- そういや「都立家政」はあまりこういう突っ込まれ方されないよな(現・都立鷺宮高校)。
- 地名と校名の複合型もある。
- 元々地名を冠した駅名だった所に学校ができたことでこんな駅名になった場合がほとんど。
- 駒場東大前は、もともと「駒場」と「東大前」の2駅が合併したもの。
- 東葉高速鉄道の「船橋日大前」の最寄りの学校は、日本大学習志野キャンパス。だが、船橋市にあるため「船橋日大前」となった。
- ここは日大とその付属校のために請願でできた駅。元々の計画にはなかった。
- 地名のみ駅からの変更より、最近出来た駅で地名か学校名かどちらか決められずに両方つけたという駅が多いように思う。
- 弘南鉄道の半分ぐらいの駅が当てはまる。
- 学校名がつかない「大学前」も3つある。
- 昔はもっと多かった。
- かつての越後交通栃尾線では、「大学前」と「高校前」が隣駅で並んでいた。
- 「高校」とは長岡高校のこと、「大学」は当時近くに新潟大学の工学部と教育学部があったことから(今はその跡地に付属学校と市立図書館・体育館が建っている)。
- かつての越後交通栃尾線では、「大学前」と「高校前」が隣駅で並んでいた。
- 長崎には「前」すらつかない「大学駅」がある。もとは大学前駅だったのだがわずか3年で改称。
- 昔はもっと多かった。
- 単に「学校前」もある。
- 現存するのは西鉄のみ。かつて名鉄、九十九里鉄道、松本電鉄にもあったが現在は廃駅。
- 名鉄に関しては、駅前に学校が無くなって(別の場所へ移転した)もなお、廃駅になるまでその駅名を使い続けた。
- ちなみに西鉄の「学校前」の学校とは宮ノ陣小学校のことらしいです。
- 「学園前」なら近鉄奈良線にある。特急まで全列車停車の主要駅。
- 札幌市営地下鉄東豊線にもある。北海学園の最寄り駅。
- 現存するのは西鉄のみ。かつて名鉄、九十九里鉄道、松本電鉄にもあったが現在は廃駅。
- 1.が極端になってもはやどこの学校か分からなくなっているうえ、2.の状況にもなっているのが「女子大」(山万ユーカリが丘線)。
- 和洋女子大学が移転してくる予定がおじゃんに。現在はグラウンドしかない。
- その名の通り、学校の裏に在る「学校裏」という駅名があった。
- 現:京浜急行「平和島」
- なんというか、今だったらサイバーボランティアに監視されてそうだ。
- 小学校まで、手を延ばしてしまった。
- 荒川区立赤土小学校。日暮里舎人ライナーに、赤土小学校前駅が存在する。
- 東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原の駅名標には以前より「小竹小学校前」と併記されている。
- 小竹向原駅が小竹小学校の敷地のすぐ下を通過しているため。
- 2つの大学があるため、両方を付けた「中央大学・明星大学」(多摩都市モノレール)なんていうのもある。
- 学部付きの駅も存在する。「市大医学部」(横浜新都市交通シーサイドライン)
- 学部のみの駅もある。「農学部前」(琴電長尾線)
- 「松原団地」(東武伊勢崎線)は「獨協大学前」に改名しようとしたが地元の反対にあい却下されてしまった。
- 1つの学校では、「箱崎九大前」「馬出九大病院前」「九大学研都市」の3つがある九州大学が最多?
- 「○○キャンパス」という新顔も出てきた。TX「柏の葉キャンパス」。千葉大と東大のキャンパスがある(東大は結構遠いが)。
- 駅名に付いてなくても副駅名として付与されている場合もある。
- ○○大学駅の場合、大学の英訳は「Daigaku」であり、決して「University」ではない。
- 「大」も「学」も「校」もない「本庄早稲田」という変わり種もある。
- 青森県の「三農校前」と「五農校前」(三農校前駅は廃線により消滅)はそれぞれ「三本木農業高校」「五所川原農林高校」であって、別に通し番号がついているわけではない。
イロモノ系
- 名称が長い。とにかく長い
- 長さを競ってる感あり。
- 正式名称で呼ばれることはあまりないような気がする。
- イベント名が入っている
- ティファニー駅の事を忘れないであげて下さい。
- 一畑電車は全般的に長い駅名をつけるのが好きに思える。
- 庭園美術館が閉館し、駅名も改称された。が、松江イングリッシュガーデン前駅とやっぱり長い。
- 日本最長にするためにつけたような名前なんだから、いっそ「ルイス・C・ティファニー庭園美術館跡駅」にすればよかった。
- 一畑には、湖遊館新駅駅という別の意味でのイロモノ系が、まだある。
- ハウステンボス・ユニバーサルシティはテーマパークの名前をそのまま使わせてもらえたが、舞浜は…。
- 第3セクターには、もはやふざけてるとしか思えない駅名がちらほら。(例:南阿蘇鉄道・南阿蘇水の生まれる里白水高原駅、鹿島臨海鉄道・長者ケ浜潮騒はまなす公園前駅、いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅)
- 長くはないが「恋し浜駅」(三陸鉄道・本来の地名は「小石浜」)、また三セクでもないのに「さくらんぼ東根駅」(奥羽本線)「ほっとゆだ駅」(北上線)もこのパターン。
- 「ささしまライブ駅」を擁するあおなみ線も第三セクター。
- いすみ鉄道の例はネーミングライツだからむしろ「斬新」と言った方がいいかもしれない。今後ほかの鉄道会社でもやるかどうかは別にして。
- あえて変な名前にして話題を呼ぶという「炎上マーケティング」的な側面もあるのかもしれない。
観光地系
- 由緒ある駅名を観光客誘致のため改称。そのため批判を受けやすい。
- 信濃追分を西軽井沢に変える計画もあったらしい。危ない危ない。
- 比較的東北地方に多い気がする。
- 最近では業平橋→とうきょうスカイツリー(予定)がこの事例。
- 富士吉田→富士山も。
- 駅名変えるぐらいで観光客が増えるんだったら苦労しない。
- 近年の傾向としては、ただ元となる駅名に「温泉」をつけただけの事例が多い。
- 時折、元の駅名の部分は平仮名に変える事もある。
- 陸羽東線は4駅連続で温泉系駅名が続く。さらに堺田を挟んでもう一駅。
- 加賀温泉のように実在しない温泉名の場合もある。(加賀温泉=加賀市に点在する温泉街を総称したもの)
- とにかく「温泉」と「高原」が氾濫する。
- 「海岸」も。
- 伊豆急行は「城ヶ崎海岸」の隣が「伊豆高原」でしかも駅の標高は海岸>高原だったりする。
- 「海岸」も。
- 戦時中に観光地名が取り除かれたケースもある。
- 同じ戦争絡みでは、国有化で消えたものもある。
- 駅名を観光地名に変えさらに自治体名まで追随するケースもある。
- そして地名研究家からブッ叩かれる。
- JRでは東日本と九州に多い気がする。
地名の連称
- 地下鉄や新設路線に多い。
- 新幹線における例:岐阜羽島・燕三条・那須塩原(駅名のほうが市名よりも先発)
- 戸狩野沢温泉も、実は温泉地の連称である。勝手に推測すると、当初戸狩→野沢温泉と改称しようとして、戸狩温泉の関係者辺りにゴルァされたのではないかと。。
- だいどう豊里(大桐+大道南+豊里)という変則例も。
- 四天王寺前夕陽ヶ丘でもめた谷町線にはやたら多い。
- 自治体同士で揉めた結果である事も。
- 自治体同士での揉め事を避けるため、最初から複合駅名を提案する所もある。
- 例として東北新幹線の七戸(仮称)。十和田に配慮して複合駅名にする姿勢を見せている。
- 上越新幹線の燕三条は?新潟県・燕市と三条市が駅設置場所や駅名で揉めに揉めたと聞いたけど。
- で、結局弥彦線と交差する市境線上に駅が設置され、田中角栄の仲裁で駅長室(登記上の駅の所在地)を三条市に置き、駅名は燕を先にして「燕三条」ということで落ち着き今に至る。(参照)
- いかにも日本的な解決方法、ありがとうございました。
- で、結局弥彦線と交差する市境線上に駅が設置され、田中角栄の仲裁で駅長室(登記上の駅の所在地)を三条市に置き、駅名は燕を先にして「燕三条」ということで落ち着き今に至る。(参照)
- 上越新幹線の燕三条は?新潟県・燕市と三条市が駅設置場所や駅名で揉めに揉めたと聞いたけど。
- 例として東北新幹線の七戸(仮称)。十和田に配慮して複合駅名にする姿勢を見せている。
- 廃止された京福越前本線には「下荒井駅⇒六呂師口駅⇒下荒井六呂師口駅」なんていう右往左往したケースも。揉めた事が容易に想像できる。
- 自治体同士での揉め事を避けるため、最初から複合駅名を提案する所もある。
- どちらかというと関西に多い。
- 意外だが出町柳(京阪)もこれに該当する。
- 所在地プラス近隣の観光地名、というケースも。
- 地味に小田急にも多い。
- 代々木八幡は神社名、世田谷代田は「世田谷区の代田」、和泉多摩川は「多摩川の和泉側」、高座渋谷は「もと高座郡の渋谷」なので並列地名とはちょっと違う。愛甲石田も「もと愛甲郡の石田」とも言えるかな?
- 愛甲石田は厚木市愛甲と伊勢原市石田の境界上なので、並列地名。ちなみに石田側の伊勢原市は元「中郡」のはず。
- 代々木上原、千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、片瀬江ノ島は文句なく並列地名。
- 代々木八幡は神社名、世田谷代田は「世田谷区の代田」、和泉多摩川は「多摩川の和泉側」、高座渋谷は「もと高座郡の渋谷」なので並列地名とはちょっと違う。愛甲石田も「もと愛甲郡の石田」とも言えるかな?
- 他所の人からはその連なった名前で、一続きの地名として呼ばれてしまう。駅名の影響って物凄い。
- 「新潟の三条から来ました」「ああ、燕三条ね!」
- イントネーションも名詞の並立ではなく、前の地名が後ろの地名を修飾するようなものになる場合がある。
- 例:「いけじり↑おおはし↓」…まるで「池尻」という名前の「大きな橋」があるかのように。
- それに関連する悲劇として、区切り場所が間違えられる場合が出てくる。
- 森宮野原なんていい例。本来は森|宮野原なのに、森宮|野原と「森宮」にある「野原」だと勘違いされているフシがある。
- それを予測していたのか、泉北高速鉄道の「栂・美木多」駅はわざわざ「・」を入れている。
- 千歳船橋は「ちとふな」の略称が定着しており、むしろ地元民が積極的に一続きの地名として受け入れてしまった感がある。
- どちらかと言えば戦後以降に開業した駅が多いが、若江岩田・宇治山田のように戦前からある駅にも例がある。
- 元々別々にあった2つの駅を統合した場合にも生じる(雲雀丘花屋敷・岸里玉出など)。
かつての地名
- 現在では区画整理や統廃合の末に失われてしまった地名を付ける。
- 歴史的な名残を残していてなんとも風情がある。
- 都心部を除くとあまり好まれず改称のターゲットにされやすい。
ひらがな・カタカナ
- ひらがなのみの駅名やひらがなを多く含む駅名。
- いわきは合併から30年後に変更された。ちなみに諸経費数億円。
- 第3セクター・新規駅の定番。
- 漢字が難しい駅名を平仮名にするのは分かるが、大して難しくないものも平仮名にしたりする。
- 漢字駅名の国鉄などと区別する上でひらがなにする。
- 地名+ひらがなという駅名。
- 地名のひらがな化+αのパターンも。
- 新興地名や施設名からとったカタカナの駅名やカタカナを多く含む駅名。
- マキノやニセコは例外的な存在。
- 行川アイランド。
- 7年以上も前に閉園してるのに、改称する模様はない。
- 呉ポートピアも同レベル。こっちは公園になったけど。
- ひらがな+カタカナ。
- さらに漢字が加わった「(臨)池の浦シーサイド」
- 正式駅名は漢字表記であっても、分かりやすさを求めて平仮名で案内することもある。
- 京葉線の千葉港は「港」を「こう」と誤読しないために「千葉みなと」で開業時から案内を続けていたが、遂にそれが正式駅名となった。
- 京成臼井駅。北総線にも白井駅があるから。青砥・高砂で、並ぶ事がある。その際、誤読する可能性が非常に高いから、京成臼井止まりの列車は、「うすい」と表示する。
- どちらかというと「白井」の方が誤読しそうなもんだが…(「しらい」とか)
- 漢字だと紛らわしいのであえてひらがなにした例。
- 結論:今後難読駅名が誕生する可能性は極めて低い。
- 2009年現在のところ、最新の難読駅は、日暮里舎人ライナーの舎人公園(とねりこうえん)駅と舎人(とねり)駅。
- 阪急が新駅を作るとなれば可能性はある。
- 因みにその阪急には2015年現在ひらがな・カタカナが入った駅名は存在しない。
- お役所が強引な読みの瑞祥駅名をつくってしまう可能性は、あるかも。
- 東葉高速鉄道には、1996年開業の飯山満(はさま)駅が存在する。他の3セク会社なら「はさま駅」にしていたかもしれない。
- しかし「いいやまみつる」という人名のように読まれやすい。
- JR東西線(1997年開業)には「御幣島(みてじま)」が存在。建設時の仮称は「歌島橋」で地元でもそう呼ばれていただけによくこんな難読地名を駅名に採用したものだ…。
- 逆に大和路線の東部市場前駅のある場所の地名は「杭全(くまた)」だが難読地名のためか採用されなかった。
- ひらがな+地名。
- ひらがなの部分には広域地名が使われやすい。
- おごと温泉駅(旧・雄琴駅)のように、駅名変更の際にひらがなになった例もある。
地域・路線特有の事情
北海道
- アイヌ語にただ字を当てるだけ。
- 元の意味なんか知ったこと無い。
- メマン・ペッ(涼しい川)→女満別、オ・トイ・ネプ(河口が汚れた川)→音威子府
- 本州の開拓者の郷里地名や姓名を転用。
- 開拓者が凝ると、変形した駅名になる。
- 詩歌にちなんだ「八雲」、家紋にちなんだ「万字」など。
- 「天幕」(石北本線、現在は廃止)に至っては、「鉄道建設のための測量技師が天幕さんという人の家に泊めてもらったから」という冗談みたいな由来である。
- 開拓者が凝ると、変形した駅名になる。
- 川をあらわす「別」や「内」のつく駅が多い。
- 直別・尺別・音別や稲士別・幕別・利別(いずれも根室本線)のように3駅連続もある。
- アイヌ語の地名がないと安直な名前になることも。
- 上白滝から下白滝までの4連続もこれが原因だったり。
- 「○号」「○線」などと土地を直線的に区切ってつけた地名も。
- そしてこういう名前の駅が連続するような所はその後悉く廃線に。
- 元々人が少ないからそんな駅名になる。
- そしてこういう名前の駅が連続するような所はその後悉く廃線に。
- 開拓時代にはアイヌ語そのまま片仮名表記というような例もあったため、相当珍妙な駅名もあった。
- ex.ニナルカ・ウノシコイチヤルシペ・ヲンコチャル貨物駅
- 知らない人が聞いたら東南アジアかどっかの駅としか思わないだろうな。
- 帯広がもし「オペレペレケプ」のままだったら…。あるいは札幌が「サットポロ」のままだったら…。
- 明治時代の仮称「ペンケオロロップナイ駅」で、開業せずにそのまま消えてしまった駅もある。
- 知らない人が聞いたら東南アジアかどっかの駅としか思わないだろうな。
- ex.ニナルカ・ウノシコイチヤルシペ・ヲンコチャル貨物駅
- もともとアイヌ語由来の駅名だったのを、日本語読みの駅名に変更させた所もある。
- アイヌ語地名は保存の要無しと、日本の官吏が軽率に考えていたからだそうな。
鶴見線
- やっつけ仕事である。
- まず地名が無かった。
- 国道15号があるから国道とか製油所があるから石油とか。
- 会社名の一部取り込んだ駅名もチラホラ。
- 人名ネタのオンパレード。
- 安善、浅野、武蔵白石etc.
- 安善は安田財閥の安田善次郎の略。他は苗字。
- 鶴見小野は元々鶴見区小野町所在だから鶴見小野。で、その小野町の由来は地元の地主が小野さんだったから。
- そしてこれらの「やっつけ駅名」がそのまま沿線の地名になっちゃった。
地下鉄
- 接続している駅と駅名が異なる場合が多い。
- ○○×丁目駅という駅が連続している場合がある。
- 札幌と京都には×条駅が連続している。
- 京都はかつて「三条」「四条」「五条」「七条」が並んでいたが、観光客向けの改名の結果「三条」「祇園四条」「清水五条」「七条」といまいちすっきりしない見た目になった。
- それ京阪のほうやろ。
- 札幌と京都には×条駅が連続している。