カバー曲のほうが有名な曲/日本
< カバー曲のほうが有名な曲
ナビゲーションに移動
検索に移動
2019年1月18日 (金) 22:23時点における>無いですによる版 (→か行: 一応補足しておく。)
- カバーのほうが有名になってしまったモノ。
日本の曲
あ行
- 逢いたくて逢いたくて(園まり)
- 元々はザ・ピーナッツの「手編みの靴下」という曲だが、こちらのほうが圧倒的にヒットした。
- 雨に咲く花(井上ひろし)
- 本来は昭和初期の関種子のヒット曲だが、戦後、井上ひろしがカバーするとオリジナルを凌ぐ大ヒットとなった。
- その間、淡谷のり子と山路えり子がカバーしているがヒットしなかった。
- 青いイナズマ(SMAP)
- SMAPの代表曲のひとつとして挙がることも多いが、作曲した林田健司がこれの2年前にシングルとしてリリースしていた。
- 『$10』も同様に林田健司の楽曲。
- 明日があるさ(ウルフルズ)
- 本来は坂本九の曲だが、今の世代はほぼほぼウルフルズのオリジナル楽曲だと思っている気がする。
- あの場所から(柏原芳恵)
- 本来はKとブルンネンの楽曲で、柏原以前には朝倉理恵もシングルとして発売している。
- 網走番外地(高倉健)
- 原曲は足利龍之助(橋本国彦)が作曲し田谷力三・羽衣歌子・桜井京が歌った「レビューの踊子」。
- 亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)
- もともとはヴィレッジ・シンガーズの楽曲だが、女性向けシャンプーのCMソングのイメージにマッチしていた為かこちらの方が有名になってしまった。
- ヴィレッジ・シンガーズ版自体が、青山ミチが「風吹く丘で」の曲名で吹き込んだ曲のカバーである。
- なお、これよりさらに前にドビュッシーのピアノ曲として同名の楽曲があるが、全く別の曲である。
- ありがとうの歌(水前寺清子)
- ドラマ『ありがとう』で使われて有名になったが、原曲はLP『水前寺清子 生活の唄を歌う』の一曲だった。
- 当初の曲名は「さわやかの唄」で、歌詞も若干異なっていた。
- アンパンマンたいそう(ドリーミング)
- 元はCHA-CHAの楽曲であるが、CHA-CHAの解散後にドリーミングによってカバーされたものが長年にわたりアニメのエンディングテーマとして使用されているためこちらのほうが有名になっている。
- いい湯だな(ザ・ドリフターズ)
- 本来はデューク・エイセスの楽曲だが、バラエティ番組で長年歌われていたためかザ・ドリフターズの曲としての知名度が高い。
- デューク・エイセス版は冒頭や「アハハン」のかけ声がないので、ビバノンロック版に慣れると多少違和感がある。
- 曲ももともとは群馬の温泉を歌った曲だが、ドリフ版は全国の温泉が登場する。
- 登場順にオリジナルは草津、伊香保、万座、水上、ドリフ版は登別、草津、(南紀)白浜、別府。
- 居酒屋(木の実ナナ&五木ひろし)
- 男女デュエット曲として著名だが、元々はLP『激涙ロードショー』に五木のソロとして収録されていた曲である。
- 糸(Bank Band)
- もとは中島みゆきの曲だが、Mr.Childrenの桜井和寿がBank Band名義でカバーしたものも有名になっている。
- ミスチルの曲と思って探しても見つからない。
- 近年は中島みゆき版が再び人気に。
- ミスチルの曲と思って探しても見つからない。
- 今はもうだれも(アリス)
- 元々はウッディ・ウーの楽曲だが、アリスのカバーが全国的な人気を獲得した。
- ウィンク・キラー(小泉今日子)
- 原曲はTHE SQUARE(現T-SQUARE)の「OMENS OF LOVE」。松本隆が「ウィンク・キラー」のタイトルで歌詞を付けた上でキョンキョンがカヴァー。
- 歌モノと比べるとインストが悲惨なほど売れないという音楽事情のせいもあって、原曲より有名になってしまった。
- インストに興味のない者たちにとってはスクェアの曲で知られているのは「TRUTH」だけという状況だからな。
- 俳優の野村宏伸も同時期にカヴァーしているが、キョンキョン版のほうが知名度が高い。
- 野村版もキョンキョン版と同じく松本隆作詞だが、キョンキョン版の歌詞が女言葉なのに対し野村版の歌詞は男言葉。
- ウンジャラゲ(志村けん&田代まさしとだいじょうぶだぁファミリー)
- 本来はハナ肇とクレージー・キャッツの曲だが、志村けんらが『志村けんのだいじょうぶだぁ』で歌って曲の知名度が上がった。
- 植木等がクレージー・キャッツの楽曲のメドレー「スーダラ伝説」の中でこの曲を歌ったところ「なんでクレージーの中に志村けんの歌が出てくるのか?」という声が出たという。
- オリジナル版はシングル「あんた」のB面曲だった。
- おいらの船は300とん(美幌健)
- 高知県を中心に愛唱される曲であるが、原曲は青木光一の「船は300頓」。メロディは一部変更されており、青木盤の2番が美幌盤の1番になっている。
- おもちゃのチャチャチャ(真理ヨシコ)
- 本来は音楽バラエティ番組『ヤマハ・タイム』の挿入歌だが、NHKの『うたのえほん』で披露されて以来、童謡として有名になった。
- 童謡として再発表する際に、一部の歌詞が子供向けに書き直された。
か行
- 学園天国(小泉今日子)
- 本来はフィンガー5の楽曲だが、月9ドラマ『愛しあってるかい!』の主題歌に採用されたためこちらも有名になった。
- 学園天国(香取慎吾)
- こちらもフィンガー5の楽曲であったが、当時、SMAPの香取慎吾が慎吾ママとして女装していたことが有名になった。さらに当時の全国の小学生達にもこのカバーに注目を集めていた。
- 影法師(堀内孝雄)
- 松平健がドラマ『走れ!熱血刑事』主題歌として歌った「夜明けまで」が原曲だが、後に作曲した堀内孝雄が歌詞を替えてドラマ『はぐれ刑事純情派』主題歌として歌った「影法師」のほうが有名である。
- 悲しい酒(美空ひばり)
- 美空ひばりの代表曲の一つとして知られるが、本来は北見沢惇の楽曲。
- 彼が初恋(石野真子)
- 原曲は南沙織のファーストアルバム「17才」に収録されている「ふるさとの雨」という曲で、オリジナル作詞者の有馬三恵子によってタイトル及び歌詞の一部が改変された(例えば、石野版には間奏部分にセリフが入っている、など)。
- ちなみに、小泉今日子は『スター誕生!』の決戦大会でこの曲を歌い見事合格、歌手デビューするきっかけを掴んだ。
- 黄色いサクランボ(ゴールデンハーフ)
- 本来はスリーキャッツの楽曲だが、オリジナルが一度放送禁止に指定されていたのとゴールデンハーフがバラエティ番組でよく歌っていたためゴールデンハーフの曲として認識されるようになった。
- 希望(岸洋子)
- 岸洋子の代表曲として知られるが、元々は倍賞千恵子が出演したミュージカルのオリジナル曲で、岸洋子以前にはフォー・セインツが歌ってヒットさせている。
- さらに岸洋子と同時期にザ・シャデラックスのバージョンもヒットしている。
- 君がいない(ZARD)
- 元は栗林誠一郎のアルバム『You Never Know』の収録曲。
- 君恋し(フランク永井)
- 本来は二村定一の楽曲だが、フランク永井版も日本レコード大賞を受賞するなど知名度が高いためこちらをオリジナルと勘違いする人もいる。
- 君の名は(織井茂子)
- ラジオドラマでは高柳二葉によって歌われたが、レコード用に織井茂子によって吹き込まれ、後に制作された映画版でも織井の歌が使用された。
- キューティーハニー(倖田來未)
- 本来は前川陽子の楽曲だが、当時セクシー路線で売り出された倖田のイメージにマッチしていた為かこちらも有名になった。
- 銀河の誓い(MAX)
- 本来はHIMの「AQUARIUS」。
- (圭子の)夢は夜ひらく(藤圭子)
- 藤圭子版があまりにも有名だが、藤圭子版のヒットの前にも園まりや緑川アコらが歌ってヒットさせている。
- これらはあくまで「夢は夜ひらく」であり歌詞も全く違う。このほかに○○の夢は夜ひらくという題で数十のカバーが存在する。
- GO-GO-GIRLS(B'z)
- 元々は坪倉唯子に提供した楽曲だが、後に作詞作曲したB'zがセルフカバーしてそちらが有名になった。
- 坪倉唯子はBBクイーンズのヴォーカル。
- ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~(DA PUMP)
- DA PUMPの代表曲だが、本来は彼らのプロデューサーであるm.c.A・Tの曲である。
- デビュー曲の「Feelin' Good -It's PARADISE-」も同様。
さ行
- SUMMER NUDE '13(山下智久)
- 元は真心ブラザーズの『サマーヌード』。
- SAMURAI DRIVE(hitomi)
- 元はcuneのシングル『星をみてれば』のカップリング。
- THE RIGHT COMBINATION(Seiko&ドニー・ワールバーグ)
- 本来は森川由加里のアルバム『SHOW ME』の収録曲。
- 3001年のスターシップ(小泉今日子)
- 元は氷室京介の『LOVE & GAME』。これに湯川れい子作詞のオリジナルの歌詞が載ったもの。
- 四季の歌(芹洋子)
- この曲を最初にシングルで発売したのはいぬいゆみ。同じ年に片山知子もシングルで発売したが、その4年後に各社競作で発売され、中でも芹洋子盤が最も多く売り上げた。
- 志村けんの全員集合 東村山音頭(ザ・ドリフターズ)
- 本来は三橋美智也・下谷二三子が歌った東村山市制定の音頭だが、全国的にはこちらのほうが有名である。
- 原曲の歌詞は4丁目と3丁目に散逸されており、メロディは4丁目に使用されている。3丁目はいかりや長介の作曲で、1丁目は志村けんの作詞作曲。
- secret base ~君がくれたもの~(茅野愛衣、戸松遥、早見沙織)
- 本来はZONEの曲だが、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のEDとしてカバーされたためこちらが原曲と思っている人もいるかもしれない。
- そもそも原曲自体も、TBS系列で放送された昼ドラ「キッズ・ウォー」の主題歌であった。
- 以前にはアニメ「今日の5の2」のEDとしてFriendsにカバーされてもいる。
- ちなみにこのカバー版は、歌詞の通り原曲の「10年後」に出ているため「10 years after Ver.」となっている。
- 秋冬(高田みづえ)
- オリジナルは中山丈二という流しの歌手の曲だったが、中山の没後複数の歌手の競作によってリリースされ、中でも高田版が最大のヒットとなった。
- 他に原大輔、やしきたかじんもカバーしている。
- ちなみに中山は1980年にナイトクラブで歌っている最中倒れそのまま不帰の人となったが、当時ニッポン放送ショウアップナイター解説者だった元大洋ホエールズ投手の森中千香良(故人)はその目撃者である。
- 受験生ブルース(高石ともや)
- 元々は中川五郎がボブ・ディランの「North Country Blues」の替え歌として制作した楽曲だが、諸事情でレコード化される際には曲が作り替えられ、高石ともやの歌でヒットした。
- SHOOTING STAR(八反安未果)
- 本来はHIMの楽曲であるが、ドラマ『L×I×V×E』の主題歌としてカバーされた八反安未果版の知名度が高い。
- しらけ鳥音頭(小松政夫)
- 小松政夫が『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』で歌って流行したが、元々は友川かずきがステージで歌っていた曲だという。
- 人生劇場(村田英雄)
- 本来は楠木繁夫の楽曲であるが、楠木は若くして亡くなったため後の世代には村田英雄の楽曲としての知名度が高い。
- 世界に一つだけの花(シングルバージョン)(SMAP)
- ドラマ「僕の生きる道」で使われて大ヒットしたが、原曲はアルバム「DrinkSMAP」の1曲に過ぎない。
- セクシー・ユー(モンロー・ウォーク)(郷ひろみ)
- 原曲は作曲者でもある南佳孝の「モンロー・ウォーク」だが、郷のカバーが爆発的なヒットを飛ばしたため郷の曲としての認知度が高い。
- 千の風になって(秋川雅史)
- もともとアメリカの詩を新井満が日本語訳して歌ったもの。
- 秋川雅史以前には新垣勉もこの曲を発売している。
- すみれ色の涙(岩崎宏美)
- 本来はジャッキー吉川とブルー・コメッツの楽曲だが、ブルコメ版はシングルB面曲であったためかこちらのほうが有名になった。
- 宗右衛門町ブルース(平和勝次とダークホース)
- 原曲は北原謙二の「さよなら さよなら さようなら」。
た行
- たらこ・たらこ・たらこ(キグルミ)
- 本来CMでは別人が歌っていたが、CD用にキグルミによって吹き込まれ、後にCMでもキグルミの歌が使用された。
- 初期のCMでは後にAKB48に加入する増山加弥乃も歌っていた。
- 誰もいない海(トワ・エ・モワ)
- トワ・エ・モワのヒット曲として著名だが、本来は『木島則夫モーニングショー』でジェリー伊藤が歌っていた曲。初のレコード化は大木康子のシングル「野火子」のB面曲としてである。
- トワ・エ・モワと同時期には越路吹雪もカバーしてヒットしている。
- ちいさい秋みつけた(ボニージャックス)
- 元々はNHKの特別番組で伴久美子が歌った楽曲だが、ボニージャックスが歌って有名になった。
- Choo Choo TRAIN (EXILE)
- イントロのあのダンスが「EXILE」と呼ばれるまでに浸透しているが、本来はZOOの楽曲。
- ちなみにあのダンスはZOO版から存在している。本来は正面から見て時計回りが正しい。
- 当時のEXILEのリーダーであったHIROがZOOの元メンバーでもあったことは有名。
- 冷たい雨(ハイ・ファイ・セット)
- のちに作詞・作曲者の荒井由実(松任谷由実)もセルフカバーしたハイ・ファイ・セットの代表曲として知られるが、本来はその1年前にリリースされたバンバンのシングル「いちご白書をもう一度」のカップリングとしてユーミンが書き下ろした曲だった。
- 手のひらを太陽に(ボニージャックス)
- 元々『みんなのうた』で宮城まり子が歌っていた楽曲だが、ボニージャックスが歌って有名になった。
- デンセンマンの電線音頭(デンセンマン、伊東四朗、小松政夫、スクールメイツ・ジュニア)
- 『ドカンと一発60分』で桂三枝(現文枝)と小松政夫が歌った「桂三枝の電線音頭」がオリジナルだが、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』で歌われたこちらのバージョンのほうが有名である。
- 東京音頭(小唄勝太郎、三島一声)
- 藤本二三吉と三島一声が吹き込み発売した「丸の内音頭」がオリジナルだが、こちらのほうが全国的に有名になった。
- 『ドリフ大爆笑』オープニングテーマ(ザ・ドリフターズ)
- 原曲は戦時下の国民歌謡「隣組」で、敗戦を機に原曲そのものは歌われなくなってもそのメロディーにのせた替え歌がいくつか作られ、1970年代後半以降のフジテレビ『ドリフ大爆笑』オープニングテーマにおいて世間に浸透してしまった。
- ドリフのほんとにほんとにご苦労さん(ザ・ドリフターズ)
- 原曲は戦前に山中みゆきが歌った「ほんとにほんとにご苦労ね」。
- しかし、ドリフ版(なかにし礼補作詞)は戦時中軍隊の間で流行った「ほんとにほんとにご苦労ね」の替え歌「軍隊小唄」をベースにしている。
な行
- Nightless Girl(近藤真彦)
- 元はFENCE OF DEFENSEというバンドの楽曲。後にSMAPも同曲をカバーしたが、あくまでも「マッチさんの楽曲」ということだったらしい。
- サビの「Nightless Girl」を「エス・エナジー」または「エス・エム・エー・ピー」と歌い直していたような記憶が…。
- 中の島ブルース(内山田洋とクールファイブ)
- 秋庭豊とアローナイツとの競作でも知られるがその秋庭が競作の2年前に秋庭豊とシャネル・フォー時代に自主制作版として札幌を中心に発売している。
- 流れ星(辺見えみり)
- 元はスピッツがアマチュア時代から歌っていた曲だが、スピッツ版がCD化されたのは辺見えみりのカバーが発売された後のため「辺見えみりがオリジナル」と認識している人もいる。
- なごり雪(イルカ)
- イルカの代表曲として知られているが、本来はかぐや姫のアルバムに収録されていた楽曲。
- イルカは自身がシンガーソングライターでありながら、「他人の曲」が最も有名になったという皮肉。
- 涙そうそう(夏川りみ)
- 夏川りみの代表曲として知られているが、それ以前に作詞・作曲した森山良子とBEGINが歌っている。
- 浪花節だよ人生は(細川たかし)
- 細川がNHK紅白歌合戦で6回も歌っているが、本来は小野由紀子の楽曲であり、その後木村友衛が歌って有名になった。細川版は木村版のヒットに触発されたもの。
- 夏祭り(Whiteberry)
- オリジナルはJITTERIN'JINNだが、カバーの方が昼ドラの主題歌として使われ紅白にも出場したためオリジナルと勘違いする人もいるとかいないとか。
- 間奏のドラムソロとか最後にもう一回「空に消えてった打ち上げ花火」で終わるところとかはオリジナルにない。
- 夏をあきらめて(研ナオコ)
- 研ナオコの代表曲のひとつであるが、元々はサザンオールスターズのアルバム「NUDE MAN」の収録曲。
- 涙の太陽(安西マリア)
- 本来はエミー・ジャクソンの楽曲だったが、安西の日本語カバーの方が有名になってしまった。
- さらにエミーと競作という形で青山ミチも日本語でリリースしていた。
- 南国土佐を後にして(ペギー葉山)
- ペギー葉山の代表曲の一つとして知られているが、それ以前に丘京子と鈴木三重子がレコーディングしている。
- 野風増(河島英五)
- 元々は作曲した山本寛之の楽曲。その後複数の歌手による競作でリリースされ、その中で河島英五版が最もヒットした。
- 河島のほかには橋幸夫、デューク・エイセス、財津一郎などがカバーしている。
- ノラ(門倉有希)
- 門倉有希の代表曲として知られているが、本来は木下結子の楽曲。
- 「放されて」も同じパターン。
は行
- はぐれそうな天使(岡村孝子)
- 「ホンダ・Today」のCMソング(今井美樹出演)として知られており、CMも当初は作曲者でもある来生たかおのオリジナル版が使われていたが、途中から岡村のカバー版に変わり、いつしか岡村の楽曲という認識が強くなってしまった。
- ハロー・グッバイ(柏原芳恵)
- 本来はアグネス・チャンの楽曲(シングルB面曲)で、曲名も「ハロー・グッドバイ」だった。
- 花のメルヘン(ダークダックス)
- ダークダックスの代表曲の一つとして知られているが、本来は北野ルミのデビューシングル「初めての恋」のB面曲。
- 東へ西へ(本木雅弘)
- 本来は井上陽水の2ndアルバム「陽水II センチメンタル」のA面3曲目に収録されている楽曲。
- 発表から20年後、本木によるカバー曲が自身出演の「三共リゲイン」CMに起用された上、ソロ歌手として紅白歌合戦初出場を果たした際に物議を醸したコスチュームで同曲を歌唱したため、本木の曲というイメージが強い。
- BE TOGETHER(鈴木あみ)
- 鈴木あみの代表曲として知られているが、本来はTM NETWORKのアルバム「humansystem」の収録曲。
- 星影の小径(ちあきなおみ)
- ちあきなおみのヒット曲の一つとして知られているが、本来は小畑実の楽曲。他にもフランク永井など多くの歌手がカバー。
- しかもこの曲のブレイクは本人の芸能活動休止後だったりする。
- 星の砂(小柳ルミ子)
- オリジナル自体がリリースされていないためカバー曲とは言いがたいのだが、元々はフジテレビの『オールスター作詞大賞』という番組でグランプリを獲得した曲。
- 同番組で優勝した関口宏の作品に出門英が曲をつけたが、タイトルは「八重山哀歌」で、歌唱したのは由紀さおりだった。
- しかし、同番組に出ていた小柳が出門に「この曲を歌いたい」と懇願、「星の砂」と改題しリリース、大ヒットにつながった。
- 星降る街角(敏いとうとハッピー&ブルー)
- 原曲は「思案橋ブルース」で知られるコロラティーノのボーカル中井あきらの楽曲。
- なおハッピー&ブルー版も一般的に知られているのは77年の再録版。72年の初期版はアレンジが大きく異なり、冒頭の「want you」の合いの手もない。
- ホタテのロックンロール(安岡力也)
- 『オレたちひょうきん族』で「ホタテマン」として人気を得た安岡の歌唱による同番組から生まれたコミックソングだが、原曲は作詞者の内田裕也が自ら歌った日テレ『まんがジョッキー』主題歌の「マンジョキロックンロール」。
- ちなみに「マンジョキロックンロール」で「ゴーゴー!」と合いの手を入れているひとりが番組司会者で当時日テレアナウンサーだった福留功男である。
- ボヘミアン(葛城ユキ)
- 葛城ユキの代表曲として知られているが、本来は大友裕子の楽曲。
- 作詞者のASKAもセルフカバーをしている。
- ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー(あやまんJAPAN)
- 原曲は木村由姫の「LOVE & JOY」。
- HOLD YOUR LAST CHANCE(竹本孝之)
- オリジナルは長淵剛だが、藤子不二雄Aの劇画が原作のNHKドラマ『まんが道』で主人公の一人、満賀道雄(モデルは藤子・F・不二雄)を演じた竹本が同作の主題歌としてカバーしたため、竹本版のイメージが強くなってしまった。
ま行
- また逢う日まで(尾崎紀世彦)
- 元々はズー・ニー・ヴーの「ひとりの悲しみ」という曲だが、こちらのほうが圧倒的にヒットした。
- また君に恋してる(坂本冬美)
- 本来はビリー・バンバンの楽曲だが、演歌歌手の坂本冬美によるカバーが当時大きな話題になった。
- まちぶせ(石川ひとみ)
- 石川ひとみの代表曲として知られているが、本来は三木聖子の楽曲。
- みちづれ(牧村三枝子)
- 牧村三枝子の代表曲として知られているが、本来は渡哲也の楽曲。
- 味噌汁の詩(千昌夫)
- 本来は珍道中の楽曲。
- ムーンライト伝説(DALI)
- 元々はKEY WEST CLUB「夢はマジョリカ・セニョリータ」のメロディに違う歌詞をつけたもの。
- 「夢はマジョリカ・セニョリータ」のCDが発売されたときには諸事情で曲が作り直された。
- め組のひと(倖田來未)
- 本来はラッツ&スターの曲だが、2018年現在の10代には倖田來未バージョンの知名度が高いと思われる。
- しかも倖田來未バージョンが大きな話題になったのはカバー版が発売されてから約8年経ってからである。
- 森の水車(荒井恵子)
- 本来は高峰秀子の楽曲だが、戦時下の米英楽曲の演奏禁止により「英米的な曲調」として発売停止になり、戦後に荒井恵子や並木路子が歌って再び日の目を見た。
や行
- 矢切の渡し(細川たかし)
- 細川たかし版が日本レコード大賞を受賞したが、本来はちあきなおみの楽曲。
- 作曲の船村はちあき版の方が好みらしく細川のレコード大賞に「大複雑」とコメントを残している。
- Your Voice(Rhodanthe*)
- アニメ『きんいろモザイク』のED曲として有名だが、本来は中塚武と土岐麻子の楽曲。
- 夜明けのうた(岸洋子)
- 本来は坂本九が歌った勤労少年を題材にした曲で、岸版では「あたし」の部分が坂本版では「ぼく」になっている。
- よせばいいのに(敏いとうとハッピー&ブルー)
- 原曲は三浦弘とハニーシックス。ハッピー&ブルー版は田辺靖雄とも競作。
- 夜のプラットホーム(二葉あき子)
- 二葉あき子のヒット曲として有名だが、本来は淡谷のり子の楽曲。
- 第二次世界大戦中には、洋盤「I'll Be Waiting」としてヴィック・マックスウェルの歌でヒットしている。
らわ行
- ラバウル小唄
- 元歌は新田八郎の「南洋航路」。
- 戦後、同じメロディで歌詞を替えた青山一郎の「さらば港よ」も発売されている。
- LITTLE WING ~Spirit of LINDBERG~(第502統合戦闘航空団)
- 本来はLINDBERGの曲だが、アニメ「ブレイブウィッチーズ」のEDとして使われたため「secret base ~君がくれたもの~」と同様の理由で勘違いしている人もいる。
- ストライクウィッチーズのEDは1期・2期とも非カバーだったのが猶更オリジナルと誤認させる理由になっている気がする。
- 流石にこれはオリジナルも有名だし、何よりユニット名がタイトルに載っている訳だから誤認率も少ないと思うが…。
- 別れても好きな人(ロス・インディオス&シルヴィア)
- ロス・インディオス&シルヴィアによるデュエット曲として著名であるが、1969年に松平ケメ子とパープル・シャドウズがそれぞれ吹き込み発売している。
- わたし祈ってます(敏いとうとハッピー&ブルー)
- 本来は松平直樹とブルーロマンの曲で、曲名も「幸せになってね」だった。
- 私はピアノ(高田みづえ)
- もともとは桑田佳祐が原由子ボーカル曲として制作したサザンオールスターズの曲。
- 湾岸スキーヤー(少年隊)
- もともとは作曲した山下達郎が船橋市にあった「ららぽーとスキードームSSAWS」のCMソングとして歌った楽曲。しかしCD化されたのは少年隊のカバーのほうが先である。
日本国外の曲
「元々日本国外で書かれたが、日本では日本語カバーのほうが有名」というものも含みます。
あ行
- I Will Always Love You(ホイットニー・ヒューストン)
- 映画『ボディガード』の主題歌として全世界で大ヒットしたが、本来はドリー・パートンの楽曲。
- 愛さずにはいられない(レイ・チャールズ)
- 本来はドン・ギブソンの楽曲だが、レイ・チャールズのカバーはさらにヒットした。
- Ai Se Eu Te Pego(ミシェル・テロ)
- 本来はOs Meninos de Seu Zehの楽曲だが、ミシェル・テロ版がYouTubeから火がつき、世界的に大ヒットしたためこちらのほうが有名になってしまった。
- 哀愁でいと(田原俊彦)
- 少なくとも日本国内ではアメリカ人歌手レイフ・ギャレットの『NEW YORK CITY NIGHTS』よりもずっと有名。
- I’m a Believer(スマッシュ・マウス)
- 本来はザ・モンキーズの楽曲だが、スマッシュ・マウス版もアニメ映画『シュレック』のエンディングテーマに使用されたので有名になっている。
- 愛のコリーダ(クインシー・ジョーンズ)
- クインシー・ジョーンズによるディスコ音楽として有名だが、最初に録音したのは作曲したチャズ・ジャンケルである。
- I Feel For You(チャカ・カーン)
- チャカ・カーンの代表曲として知られる楽曲だが、元々はプリンスの楽曲である。
- アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士(DJ OZMA)
- 少なくとも日本国内では韓国人歌手DJ DOCの「Run to you」より有名。
- もっとも「Run to you」自体がドイツのバンド、ボニーMの「Daddy Cool」のカバーなので、本曲はカバー曲のカバーということになる。
- 「Run to you」のカバーとしては他にアレックス・トー(杜德偉)による中国語カバーの「脫掉」があり、「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」には同曲の要素も取り入れられている。
- 例の過激なパフォーマンスについてもこちら由来。
- I Love Rock and Roll(ジョーン・ジェット)
- ジョーン・ジェットの代表曲として知られているが、本来はアローズの楽曲。
- I was born to love you(クイーン)
- 本来はフレディ・マーキュリーのソロ曲だが、フレディの死後にリアレンジされたこっちが様々な場面で使用されるようになったため、クイーンの曲として認識されるようになってしまった。
- Act Naturally(ビートルズ)
- 本来はバック・オーウェンスの楽曲だが、ビートルズのカバーはそれ以上に知られている。
- 朝日のあたる家(アニマルズ)
- 元はアメリカのトラディショナル・フォークソング(民謡)で、アニマルズ以前にはジョーン・バエズやボブ・ディランもレコーディングしている。
- 曲ももともとは女性が主人公だが、アニマルズ版は男性が主人公。
- American Pie(マドンナ)
- 本来はドン・マクリーンの楽曲だが、マドンナが映画『2番目に幸せなこと』の主題歌としてカバーしたバージョンが世界的に大ヒットした。
- アルレキーノ(道化師)(アーラ・プガチョワ)
- ロシアの歌手アーラ・プガチョワの最初の大ヒット曲として知られるが、本来はブルガリアの歌手エミル・ディミトロフが自ら作曲し歌った曲。
- Alone(ハート)
- ハートのヒット曲として著名だが、本来はアイ・テンのアルバム『Taking a Cold Look』の収録曲。
- Unchained Melody(ライチャス・ブラザーズ)
- 本来はトッド・ダンカンが映画『Unchained』の主題歌として吹き込んだ曲だが、1965年にライチャス・ブラザーズがカバーしたバージョンが大ヒットし、1990年には映画『ゴースト/ニューヨークの幻』の主題歌に採用されるなどオリジナルを遥かに凌ぐ知名度を獲得している。
- It’s Oh So Quiet(ビョーク)
- 本来はベティ・ハットンの楽曲だが、ビョークのカバーも有名。
- If I Were a Boy(ビヨンセ)
- この曲を最初にレコーディングしたのはBCジーンだが発売はされなかった。
- イムジン河(ザ・フォーク・クルセダーズ)
- 本来は北朝鮮の楽曲だが、日本では松山猛が原曲にない歌詞を追加して日本語でカバーしたものが特に有名である。
- その他にもさまざまな日本語詞でカバーされている。
- ヴィーナス(バナナラマ)
- 本来はオランダの音楽グループ「ショッキング・ブルー」の楽曲。
- 日本人歌手も何人かカバーしているが、特に著名なのは演歌転向前の長山洋子版だと思われる(しかもカバーしたのはバナナラマ版というおまけ付き)。
- Where have all the flowers gone?(キングストン・トリオ)
- 本来はピート・シーガーの曲だが、キングストン・トリオが歌って始めてヒットした。
- ちなみにキングストン・トリオ自身は最初この曲をトラディショナル曲だと思っていたらしい。
- ウガ・チャカ(Hooked on a Feeling)(ブルー・スウェード)
- 本来はジョナサン・キングの楽曲。
- 歌の贈りもの(バリー・マニロウ)
- オリジナルはキャプテン&テニールのアルバム『愛ある限り』の一曲。
- Ain't That A Shame(パット・ブーン)
- オリジナルはファッツ・ドミノだが、ビルボードのポップチャートではパット・ブーンのカバーのほうがヒットした。
- とはいってもオリジナルもミリオンセラーにはなっている。
- Emotion(デスティニーズ・チャイルド)
- 本来はサマンサ・サングの楽曲だが、デスティニーズ・チャイルドのカバーも有名。
- All Shook Up(エルヴィス・プレスリー)
- オリジナルはDavid Hill。
- オジャパメン(松本人志・浜田雅功・東野幸治・蔵野孝洋・今田耕司・板尾創路)
- 元々は韓国のアイドルグループのソバンチャが「オジェパム・イヤギ~ゆうべの話」としてリリースした楽曲だが、日本では「ダウンタウンのごっつええ感じ」で披露された上記カバー版の方が有名。
- オジャパメンの歌詞は木村祐一がオリジナルの歌詞を聞こえたままカタカナに書き起こしたものである。
- 2017年にはK-POP歌手のIUもカバーした。
か行
- Girls Just Wanna Have Fun(シンディ・ローパー)
- オリジナルは作詞作曲したRobert Hazardが歌った。歌詞もオリジナルは男性が主人公だが、シンディ版は女性が主人公。
- 悲しいうわさ(マーヴィン・ゲイ)
- 本来はスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの楽曲で、ゲイ以前にはグラディス・ナイト&ザ・ピップスもシングルとしてヒットさせている。
- 哀しみのマンディ(バリー・マニロウ)
- オリジナルはスコット・イングリッシュの「Brandy」。
- 彼と彼女のソネット(原田知世)
フランスのシャンソン歌手エルザ・ランギーニの「T”en va pas」が原曲。
- 君の瞳に恋してる(ボーイズ・タウン・ギャング)
- ボーイズ・タウン・ギャングの代表曲として有名だが、オリジナルはフォー・シーズンズのフランキー・ヴァリのソロ曲。
- 京都の恋(渚ゆう子)
- 日本では渚ゆう子の日本語歌詞を付けたバージョンが人気だが、もともとはザ・ベンチャーズのインストゥルメンタル曲「KYOTO DOLL」。
- 大阪万博にちなんだ「EXPO'70」という米題を持つ。
- きらきら星
- 原曲はフランスの楽曲「Ah! Vous dirais-je, Maman」だが、英語で「Twinkle, Twinkle Little Star」の歌詞で歌われたものが世界的に知られるようになった。
- 歌詞違いの「ABCのうた」も有名。
- グリーングリーン
- アメリカのフォークグループが歌った曲だが、日本版とは歌詞が全く異なる。
- Close to you(カーペンターズ)
- カーペンターズが1970年に初めてヒットチャート1位を獲得した曲だが、もともとはリチャード・チェンバレンが1963年に歌った曲。
- ほかにもダスティ・スプリングフィールドや作曲者のバート・バカラックもカーペンターズより前にカバーしている。
- 恋のハッピー・デート(石野真子)
- オリジナルはノーランズの「Gotta Pull Myself Together」で、「I'm in the Mood for Dancing」(ダンシング・シスター)が日本でも大ヒットしブレイクしたノーランズに便乗してカバー曲を石野に歌わせたが、肝心のノーランズの原曲はあまりヒットせず(即ち日本では一発屋に終わった)、石野のカバー曲だけが一人歩きするかたちでヒットした。
- 恋はみずいろ(ポール・モーリア)
- ポール・モーリア版があまりにも有名だが、本来はヴィッキーの楽曲。
- 恋はメキ・メキ(トム・ジョーンズ)
- オリジナルはRISE ROBOTS RISE。
- ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ(鹿取洋子)
- オリジナルは洋楽(Diesel)。なおほぼ同時期にレイジーもこの曲をカバーしている。
- Go West(ペット・ショップ・ボーイズ)
- オリジナルはヴィレッジ・ピープルだが、ペット・ショップ・ボーイズ版もスポーツ中継やCM、映画など様々なメディアで使用されたため有名になった。
- 日本ではSUPER P-kiesが「LET'S GO!いいことあるさ」として日本語でカバーしたものも有名。こちらだけ知っている人もいるかも。
- コーヒールンバ(西田佐知子)
- 日本に限れば西田佐知子の日本語カバーが圧倒的に有名だが、オリジナルはベネズエラ出身のウーゴ・ブランコ。
- 西田佐知子と同時期にはザ・ピーナッツも歌詞違いでカバーしていた。
- GOLDFINGER '99(郷ひろみ)
- リッキー・マーティンの「Livin' la Vida Loca」の日本語カバーだが、サビの「ACHICHI ACHI」が特に強烈な印象を残した。
- God Gave Rock and Roll To You II(KISS)
- 本来はアージェントの楽曲だが、KISSが映画『ビルとテッドの地獄旅行』のテーマ曲としてカバーしたものが有名である。
- ちなみにKISS版は、歌詞が大幅に変更されているため曲名に「II」がついている。
- この胸のときめきを(エルヴィス・プレスリー)
- エルヴィス・プレスリー版があまりにも有名だが、本来はピノ・ドナッジオの楽曲。
- ダスティ・スプリングフィールド版も実はカバー。
- Got my Mind Set On You(ジョージ・ハリスン)
- ジョージ・ハリスンのBillboard Hot 100での1位獲得曲として知られるが、本来はジェイムス・レイの楽曲。
- コンドルは飛んでいく(サイモン&ガーファンクル)
- 本来はペルーの作曲家D.A.ロブレスが伝承曲をもとに作曲したサルスエラ(スペイン風オペラ)の楽曲であるが、サイモン&ガーファンクルのカバーが世界的にヒットした。
さ行
- Santa Claus Is Coming to Town(ジャクソン5)
- この曲を最初にレコーディングしたのはジョージ・ホールである。
- Jersey Girl(ブルース・スプリングスティーン)
- 本来はトム・ウェイツのアルバム『Heartattack and Vine』の中の一曲。
- Jesus Is Just Alright(ドゥービー・ブラザーズ)
- 本来はゴスペルグループ「アート・レイノルズ・シンガーズ」の楽曲。
- Superstar(カーペンターズ)
- もともとはデラニー&ポニーの「Groupie」という曲が改名して「Superstar」になったもの。
- すみれの花咲く頃(宝塚歌劇団)
- 原曲はドイツのミュージカル曲「Wenn der weiße Flieder wieder blüht」だが、日本国内ではこちらのほうが有名である。
た行
- Change the World(エリック・クラプトン)
- 本来はワイノナ・ジャッドのアルバムに収録されていた楽曲だが、エリック・クラプトン版が映画『フェノミナン』の主題歌に使われ大ヒットした。
- China Girl(デヴィッド・ボウイ)
- 最初に発売したのはイギー・ポップだが、ポップと共にこの曲を制作したデヴィッド・ボウイによるセルフカバー版がヒットした。
- Twist And Shout(ビートルズ)
- ビートルズの代表曲の一つとして知られているが、本来はThe Top Notesの楽曲。
- アイズレー・ブラザーズ版も実はカバー。
- Tainted Love(ソフト・セル)
- オリジナルはグロリア・ジョーンズだが、こちらのほうが圧倒的にヒットした。
- Take Me Home, Country Roads(オリビア・ニュートン=ジョン)
- オリジナルはジョン・デンバーのヒット曲だが、特に日本ではオリビア・ニュートン=ジョンのカバー版がテレビ番組『おはよう700』で使われて大ヒットしたため、オリビアの曲としての知名度が高い。
- スタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』でオリビア版が使用されたことがこれに拍車をかけた。
- Torn(ナタリー・インブルーリア)
- 本来はEdnaswapというバンドの楽曲だが、こちらのほうがヒットした。
- トッカータとフーガ 二短調 (ヨハン・ゼバスティアン・バッハ)
- 嘉門達夫がカバーしてネタに組み込んだため、原曲の存在を知らない日本人も多い。「鼻から牛乳」という曲名だと信じている場合もある。
- 東京節(パイノパイノパイ)(添田さつき)
- 原曲はヘンリー・クレイ・ワークの「ジョージア行進曲」だが、日本ではこちらのほうが有名である。
- TRY ME 〜私を信じて〜(安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S)
- オリジナルはLOLITAの「Try Me」。
- TORA TORA TORA(MAX)
- 少なくとも日本国内ではイタリアの歌手Dominoによるオリジナルより有名。
- Drift Away(アンクル・クラッカー)
- 本来はドビー・グレイの楽曲であるが、アンクル・クラッカーのカバーも有名。
- Don't Stop Believin'(Glee Cast)
- 本来はジャーニーの曲であるが、アメリカのテレビドラマ『glee/グリー』の劇中歌としてカバーされたためこちらが原曲と思っている人もいるかもしれない。
- Don't Cha(プッシーキャット・ドールズ feat. バスタ・ライムス)
- この曲を最初にレコーディングしたのはTori Alamazeである。
な行
- Never My Love(アソシエイション)
- アソシエイションが発売する前に、初代ジャニーズがレコーディングしているがレコード化されなかった。
- 元ジャニーズのあおい輝彦がこのエピソードをライブで語っている様子が1977年発売のライブアルバムに収録されている。
は行
- Heart and Soul(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)
- ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの初期のヒット曲として知られるが、本来はExile(日本のEXILEにあらず)のアルバム『Heart and Soul』の一曲。
- パイプライン(ザ・ベンチャーズ)
- 本来はシャンテイズの楽曲であるが、特に日本ではベンチャーズの楽曲としての知名度が高い。
- Hound Dog(エルヴィス・プレスリー)
- エルヴィス・プレスリーの代表曲の一つとして知られているが、本来は女性歌手のビッグ・ママ・ソーントンの楽曲。
- Happy Birthday to You
- おそらく、この記事にある楽曲の中で最も原曲を凌駕して普及した楽曲といえる。
- 原曲は「Good Morning to All」。
- Hallelujah(ジェフ・バックリィ)
- オリジナルはレナード・コーエンだが、こちらのほうが圧倒的にヒットした。
- パワー・オブ・ラヴ(The Power of Love)(セリーヌ・ディオン)
- 本来はジェニファー・ラッシュのヒット曲だが、セリーヌ・ディオンのカバーはオリジナルを上回るヒットとなった。
- ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO(麻倉未稀)
- 日本国内に限れば、原曲のボニー・タイラー版よりも明らかに有名。
- さらに葛城ユキ版もある。麻倉未稀版と同様に日本語詞は売野雅勇が行っているが歌詞が異なる。
- Beach Baby(バハ・メン)
- 本来はファーストクラスの楽曲だが、特に日本ではバハ・メンのカバーが有名になっている。
- Big Yellow Taxi(カウンティング・クロウズ feat. ヴァネッサ・カールトン)
- 本来はジョニ・ミッチェルの楽曲だが、カウンティング・クロウズのカバーも有名。
- 秘密警察(Der Kommissar)(アフター・ザ・ファイアー)
- 本来はファルコの楽曲であるが、アフター・ザ・ファイアーの英語カバーがアメリカで大ヒットした。
- 百万本のバラ(加藤登紀子)
- オリジナルはソ連時代のラトビアの歌謡曲。日本語カバーも加藤登紀子以前にいくつかあった。
- 加藤登紀子がシャンソン歌手として有名なためか、なぜか日本ではフランスの楽曲(シャンソン)であると誤解されている場合が少なくない。
- Believe(Folder5)
- ONE PIECEのOPとして有名な同曲だが実はカバー。オリジナルはLOLITAの「DREAMIN' OF YOU」。
- ピンク・タイフーン(In The Navy)(ピンク・レディー)
- オリジナルはヴィレッジ・ピープルの「In The Navy」だが、オリジナル歌詞の「In The Navy」の響きが「ピンク・レディー」と似ていたこともあってその部分を「ピンク・レディー」に置き換えたため彼女たちのテーマ曲のようなイメージが世間に浸透した。
- ちなみに、同時期に渋谷哲平も歌詞違いの「In The Navy」カバー曲、「ヤング・セーラーマン」をリリースしたが、こちらはあまりヒットしなかった。
- Fly Me to the Moon(フランク・シナトラ)
- 元々の曲名は「In Other Words」で、最初に吹きこんだのはKaye Ballard。
- その後日本ではアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマとしてカバーされた。
- Black Magic Woman(サンタナ)
- サンタナの代表曲の一つとして知られているが、本来はフリートウッド・マックのアルバム『English Rose』の収録曲。
- Please Don't Leave Me(プリティ・メイズ)
- 本来はジョン・サイクス&フィル・ライノットの楽曲だが、特に日本ではプリティ・メイズのカバーが有名になっている。
- Blue Suede Shoes(エルヴィス・プレスリー)
- 本来はカール・パーキンスの楽曲だが、エルヴィス・プレスリーのカバーのほうが有名になった。
- Bésame mucho(トリオ・ロス・パンチョス)
- この曲を最初にレコーディングしたのはエミリオ・トゥエロであるが、特に日本ではトリオ・ロス・パンチョスの楽曲としての知名度が高い。
- この曲を最初にアメリカで大ヒットさせたのはジミー・ドーシー楽団(ボーカル:ボブ・エバリー&キティ・カレン)である。
- PECORI♥NIGHT(ゴリエ)
- 原曲はベイシティーローラーズの「SATURDAY NIGHT」。
- ベティ・デイビスの瞳(キム・カーンズ)
- キム・カーンズのヒット曲として知られているが、本来はジャッキー・デシャノンのアルバム『New Arrangement』の収録曲。
- ヘンリー8世君(ハーマンズ・ハーミッツ)
- オリジナルは1910年にイギリス人コメディアンのハリー・チャンピオンが歌ったが、1965年にハーマンズ・ハーミッツが歌ったものがBillboard Hot 100の1位を獲得した。
- 蛍の光
- 閉店前に流れる曲は蛍の光ではなく、別れのワルツという曲らしい。
- 原曲はスコットランド民謡「Auld Lang Syne」。
- Volare(ジプシー・キングス)
- 本来はドメニコ・モドゥーニョの楽曲であるが、日本ではキリンビール「淡麗」シリーズのCMソングとして長らく使われてきたこともありこちらのほうが有名になった感がある。
ま行
- My Way(フランク・シナトラ)
- フランク・シナトラの代表曲の一つとして知られているが、本来はクロード・フランソワの楽曲。
- My Prerogative(ブリトニー・スピアーズ)
- 本来はボビー・ブラウンの楽曲だが、ブリトニー・スピアーズのカバーも有名。
- マリア・エレーナ~蒼きインカの調べ(ロス・インディオス・タバハラス)
- 本来は1932年に(当時の)メキシコ大統領夫人に捧げた曲で、1941年にジミー・ドーシーらによってヒットしているが、1963年に全米でヒットしたロス・インディオス・タバハラスの演奏が印象的で、彼らの演奏が定番とされるようになった。
- Mickey(トニー・バジル)
- トニー・バジルの代表曲として知られているが、オリジナルはRaceyの「Kitty」。
- Mickey(ゴリエ)
- 日本ではゴリエバージョンがさらに有名に。
- そもそも、ゴリエがカバーするまでトニー・バジル版も日本ではあまり知られていなかった。
- むすんでひらいて
- メロディのルーツはジャン=ジャック・ルソー作曲のオペラ「村の占い師」とされる。
- 他にも、同じメロディに違う歌詞をつけた曲が多くある。
や行
- やさしく歌って(ロバータ・フラック)
- ロバータ・フラックの代表曲として知られているが、本来はロリ・リーバーマンの楽曲。
- 後にフージーズがカバーしてヒットさせている。
- YOUNG MAN(Y.M.C.A.)(西城秀樹)
- 日本国内に限れば、原曲のヴィレッジ・ピープル版よりも明らかに有名。
- 元々日本の曲だったと勘違いしている人さえいる。
- SF作家の森奈津子がこのことを逆手にとった小説を書いている。
- 原曲はホモの歌だからな。秀樹もそっちの世界に行くかと思ったが踏みとどまったようだ。
- U.S.A.(DA PUMP)
- 元はイタリア人歌手のジョー・イエローが1992年にシングルとしてリリースしたもの。「SUPER EUROBEAT 177」にも収録されている。
- 原曲のBメロで「地球人」と聞こえる空耳をそのまま日本語詞に取り入れているのは有名。
- You Light Up My Life(デビー・ブーン)
- デビー・ブーンの代表曲として知られているが、本来はケイシー・シシックの楽曲。
- 夢見るNo.1(ブロンディ)
- ブロンディの代表曲のひとつとして著名だが、本来はジャマイカのレゲエグループ「パラゴンズ」の楽曲。
らわ行
- ライオンは寝ている(トーケンズ)
- 元々はイヴニング・バーズの「Mbube」という曲だが、世界的にはこちらのほうが有名である。
- さらにウィーヴァーズ&ゴードン・ジェンキンズが「Wimoweh」という曲名でレコーディングしていた。
- ラジオ・スターの悲劇(バグルス)
- この曲を最初にレコーディングしたのはブルース・ウーリー&ザ・カメラ・クラブである。
- Love Me Tender(エルヴィス・プレスリー)
- 原曲は1861年発表のアメリカのポピュラーソング「Aura Lee」。
- Love Potion(観月ありさ)
- 原曲はクリスティーナ・アギレラの「Genie in a Bottle」。日本では「ナースのお仕事4」の主題歌にタイアップされた上記カバー版も有名。
- Run Devil Run(少女時代)
- 元々はケシャの曲。
- やや事情が複雑で、ケシャがデビュー前に仮歌を担当→少女時代の事務所が権利を購入→少女時代の曲としてリリース、となっている。
- その「仮歌」がYouTubeなどに流出したものの、未だに削除されずに残っている。
- 少女時代は韓国語、ケシャは英語になっているが元々英語圏で作られただけあって英語の方が合うような気がする。
- やや事情が複雑で、ケシャがデビュー前に仮歌を担当→少女時代の事務所が権利を購入→少女時代の曲としてリリース、となっている。
- Landslide(ディクシー・チックス)
- ディクシー・チックスのカバーがアメリカでシングルとしてヒットしたが、本来はフリートウッド・マックのアルバム『ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)』の一曲。
- Lambada(カオマ)
- もともとは、ロス・カルカスの「Llorando se fue(泣きながら)」を原作者に無断で盗用した曲だった。
- 後に原作者の権利が認められ、正式にカバー曲ということになった。
- The Little Drummer Boy(The Harry Simeone Chorale)
- Katherine K. Davisが1941年に発表した「Carol of the Drum」が原曲。
- Respect(アレサ・フランクリン)
- オリジナルは作詞作曲したオーティス・レディングが歌ったが、こちらのほうがよりヒットした。
- Lili Marlene(Marlene Dietrich)
- この曲を最初にレコード化してヒットさせたのはララ・アンデルセンだが、日本ではマレーネ・ディートリッヒの歌唱の方が有名である。
- レットキス (ジェンカ)(坂本九)
- 原曲はフィンランドのダンス音楽だが、日本では坂本九の日本語カバーのほうが遥かに有名である。
- なお坂本九以前には青山ミチも日本語カバーを発売している。
- The Loco-Motion(Grand Funk Railroad)
- 元々はリトル・エヴァの曲だが、SMAPのソフトバンクのCMで使われたこちらの方がわが国では有名。
- Grand〜に限らずいろんな歌手にカバーされている。さらに日本にはオレンジレンジのロコローションというパk…曲があるのでますますややこしい。
- Rock Around the Clock(ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ)
- この曲を最初にレコーディングしたのはソニー・デイ&ヒズ・ナイツである。
要議論
かつてはカバーのほうが有名だったが、現在ではオリジナルのほうが有名というモノ。
- Earth Angel(クルー・カッツ)
- 楽曲発表当時はペンギンズのオリジナルより、白人グループ「クルー・カッツ」のカバー版のほうが米ビルボードのポップチャートでの順位は上だった(ペンギンズ盤が最高8位、クルー・カッツ盤が最高3位)。しかし現在では一般的にペンギンズの楽曲としての知名度が高いと思われる。
- それでも当時としては、「R&Bグループがビルボードのポップチャートでトップ10入りした」というだけですごいことだった。
- 風に吹かれて(ピーター・ポール&マリー)
- 1963年当時はボブ・ディランのオリジナルよりピーター・ポール&マリーのカバーがヒットしていたが、その後様々なアーティストにカバーされ、ボブ・ディランの代表曲として広く知られることになった。
- Top of the World(リン・アンダーソン)
- もともとはカーペンターズのアルバム内にあったこの曲をリン・アンダーソンがカバーしヒットしたが、カーペンターズがそれを受けてシングルカットし、こちらの方がヒットした。
- Dragostea Din Tei(ハイドリッヒ)
- 日本で言う「恋のマイアヒ」。ルーマニアでブームを引き起こしていた同曲をイタリアのレコード会社がルーマニア系イタリア人である彼女にカバーさせ、ヨーロッパで一躍大ヒットを起こした。後に原曲版もヨーロッパでヒットを起こしている。
- FLASH版は原曲を採用しているため、日本でのこちらの知名度は0に等しい。こちらもFLASHで流行した「ゴリゴリラララ」ことバングマンの「Ra la la」のほうが知名度があるまで考えられる。
- ちなみに同曲は日本人を含む多数の人物にカバーされており、異色なものではしゃぶしゃぶを歌った台湾版のカバーがあげられる。
- WAになっておどろう(V6)
- 1997年当時はAGHARTAのオリジナルよりV6のカバーがヒットしていたが、オリジナルが長野オリンピックの公式ソングに採用されたこともありAGHARTAの代表曲として広く知られることになった。