- 恐らく日本一のかに専門店チェーン。
- 実は元々は、奥城崎こと日和山温泉の金波楼の案内所だったらしい。
- というわけで城崎マリンワールドとは兄弟分。
- 大阪進出当初は「千石船」という海鮮食堂だったが蟹を目玉商品にするまでは赤字続きだった。
- CMソングが有名、但し関西限定。でもそのCM、関西ですら最近、見ぇへんし。
- ♪カニはカニでも日本海の~~ 必ずしも全部のかにが日本海産ではない。創業の頃こそ津居山港で揚がったズワイガニだけだったらしいが、ここまで店舗網拡大してしもたらそうも言うてられんわな。そもそも毛ガニとか取れんし……
- 但馬方面の蟹を買いあさりすぎ値を吊り上げてしまい仲買人から激しく叩かれてしまったこともある。
- 実は大阪人でもサビしか知らない人が多い。でもサビだけならほとんどの人が知っている。このジワジワ来る破壊力、キダメロディー恐るべし。
- このサビの所、キダ・タロー曰く適当に鼻歌で ♪トンテントンテン ティンティティンティン と意味もなく、そしてなんとなく歌ったのを「これでええわ」とかなんとかいうええかげんな理由でそのまま曲にしたらしい。さすがモーツァルトはやることが違う。
- 道頓堀といえば、ここの道頓堀本店のでっかいかにとグリコの看板を思い起こす人が多そう。
- そういえば、もし日本のナンバープレートがアメリカ並みに派手だったらの所のなにわナンバーにも入ってましたっけ。
- あのかには、地下で誰かが自転車をこいで動かしている……らしい。Wikipediaではガセとして扱われていたが、それに関する出典がなかったので、あの都市伝説は真実と思われる。
- 一応念の為に言っとくと、ほとんどの店舗のカニが動く。にも関わらず、何故か道頓堀のだけ大人気。おんなじの梅田にもおまっせ……
- 実は本社は西心斎橋。道頓堀ではなく、心斎橋にある系列の網元別館ビル内。
- 既に何度もテレビでお馴染みの話だが各店舗に数人いる板前は独立してもやっていけるレベル。その辺の板さんよりも、包丁さばきが上手い。
- あの、薄い殻を身を一切削ることなく捌くのにかかる時間が、脚一本あたり3~4秒程度らしい。
- 実は関西と関東で基本メニュー構成が微妙に違うらしい。ついでに言うとかにすきの出汁の味も違うとかなんとか。
- 関西と岡山以西もこれまた微妙に違うらしい。でもなぜか浜松の店舗のは関西と同じ。
- 結構昔に関東進出し、さらに浜松にも進出しているのに、なぜか名古屋には進出していない。順序的に逆な気もするが……
- 名古屋はのれんわけされた会社(主に北海道・東北・東海に出店)が出店しているのが理由らしい。
- 豊橋と静岡市の店(どちらも閉店済み)は札幌かに本家の管轄だったのに浜松だけかに道楽というのは違和感を覚える。
- 福岡もなぜか札幌かに本家の店。
- 大阪人は週イチで行ってるイメージを持たれている。
- 実際は、あんな所半年に一度行けたらええ方な気がする。だってめっちゃ値段高いんやもん。JRのかにカニ日帰りか日旅とか近ツー、JTBやらトラピックスの日帰りバス旅行で鳥取か北近畿の温泉行って食ってくるほうがコスパ考えると安上がりなこともあるし……
- 大阪人ですが行ったことがありません…。というより大阪人でも行ったことのない人の方が多いと思う。
- 実はかつて系列に「えび道楽」というのもあった。
- 「かに将軍」は系列ではない。千葉駅近くで巨大なカニ看板があるのはここ。徒歩数分の所に「かに道楽」もあるがビルの地下で看板は小さい。
- かに将軍は動くカニ看板の使用権を巡りかに道楽と法廷闘争を繰り広げたこともある。
- 一時「JRIグループ」という名称をかに道楽のCMで流していた。
- JRIとはJoy Road Inc.の頭文字から取ったもの。JRとは当然無関係。
- 西日本でズワイガニが冬の味覚の王様として認識されるようになったのはここのおかげらしい。
- かに道楽創業以前のズワイガニはあまり高級なものとしては認識されていなかった。
- 漁村ではカニ缶の材料が限度でメスガニに至っては売れ残るとそのまま畑の肥料にされていた。
- 都市では流通事情の関係からズワイガニを賞味することは難しかった。
- うどんすきからヒントを得た「かにすき」を考案できたのが大きいのではないかという研究がある。