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==施行されていなかったら==
==失敗していたら==
#ネット上への個人情報漏洩が現実より多くなる。
#大粛清も技術停滞も無いので、[[ロシア]]は現実よりも発展する。
#病院などでは今でも番号ではなく名前で呼ばれる。
#*ただし世界大恐慌でコケる。
#*名前で呼ばれる場合も苗字のみにならずフルネーム呼びが当たり前のまま。
#*共産主義国が誕生しないため、少なくとも二億人の人命が失われないで済んでいた。
#介護などの仕事に就いている場合、要介護者の住所氏名を調べやすくなる。
#**戦後も[[朝鮮]]や[[ドイツ]]は引き裂かれずに済んだ。
#*貸衣装業界では今でも小学校などの卒業アルバムを頼りに個別の顧客候補に連絡するスタイルが健在。
#*日・独・伊・露の四国枢軸ができ、第二次世界大戦に勝ったかもしれない。
#選挙の名簿照合は今もコンピュータ化されていない。
#**その場合[[北方領土]]問題は起こらず、現在に至るまで日本が支配している。
#小学生は今でもごく普通に名札を付けて町を歩いている。
#**ロシア革命に影響された過激なドイツ共産党の結成が無くなるのでドイツ社会民主党の分裂が無く、[[ナチスドイツ|ナチス]]政権が成立しないか史実より遅れていた可能性も
#*いや、いずれにせよ少子化で風習はなくなっていた。
#***ナチス政権成立の原因の一つが社民党から共産党の分離における左派政党同士の抗争の隙を付いた面もあるため
#*小学生や幼稚園児は今でも学校や幼稚園の外においても普通に名札を付けている。
#**そもそもロシアが枢軸に入らなかった。
#*ただ、外で紛失してしまう人が耐えらず学校であらかじめ予備用の名札が2つか3つあったかもしれない。
#当然冷戦も起きないはず。
#*学校や職場で連絡網が今でも健在。緊急時うんぬんに関係なく担任やクラスメート、上司や同僚の連絡先を把握して当たり前だったりする。
#*ロシアが共産主義国でなくても、核武装した超大国が2つだけになった段階で冷戦は発生したでしょう。
#**年末年始に年賀状の出し合いを禁止する職場もないまま。
#*上記の4カ国枢軸が成立した場合、ドイツとロシアで冷戦をやっていたかも知れない
#学校などでは今でも名簿が作られている。
#*対共産圏の砦にする必要がなくなるので、日本の旧体制は徹底的に解体された。天皇家がなくなっていたりして。
#*生徒間の連絡網もよくなっていた。
#日米同盟をしたあと、第二次日露戦争をやっていたはずだ。[[日本軍]]部の官僚主義とバカが権力握ってたからそーゆー選択は出来なかった公算が強いが。
#個人情報の悪用は今より厳罰化されている。
#共産主義思想が空想のまま続くので、日本では史実より[[日本共産党|共産党]]の勢力が強いかも知れない。
#*しかし漏洩させた方は1件500円のお詫びのみ。
#*とは言え、政権をとれるほどには到らないであろうが。
#相撲取りが引退する時にもらう特別功労金の額も公表されている。
#*ロシア革命以前にも共産主義思想の弾圧はいくつかの国で行われているし、ロシア革命という一国が転覆するかもしれなかった事件も起こしているので史実と同じくらい厳しく弾圧されていた可能性もある。
#懸賞に応募した翌月以降には、自宅の郵便受けがありとあらゆる場所からのDMで溢れかえるようになる。
#*むしろ社会主義政権が政権を取り、実質超資本主義という今の中国みたいになってるかも。
#*[[ベタなDQNネームの法則|キラキラネーム]]の流行は史実以上のものになっていた。
#**おそらくバブル崩壊後に社会党あるいは共産党が政権を執っていた可能性が高い。
#現在でも個人宅の電話帳が各家庭に配布されている。
#ニコライ二世の命令によって共産主義が徹底的に弾圧される。
#入学試験や資格試験の合格発表では受験番号とともに個人名も表記される場合も多くなっていた。
#一度廃止されたロマノフ朝が立憲君主制の形で復活する。
#車のナンバーが所有者のマイナンバーになっていた。
#*というわけで、今でもロシアの国歌は「神よツァーリを護り給え」である。
#*自動車を保有していない人はたくさんいるのでそこは他の特定しやすそうな数字が使われていたのでは。
#**「インターナショナル」や「祖国は我らのために」は誕生しなかった。
#*おそらく「始めの〇桁が都道府県と市区町村」といったように法則がある数字になっていた。
#*でも、[[日本]]の皇室との関係はかなり微妙。
#**同一世帯なら連番にされていた。
#*この場合、日本の支援で清朝が復活していたかも。
#海外の詐欺グループにとって日本人がいいカモになっていた。
#**もしくは袁世凱の子孫が皇帝に即位し、中華帝国が復活していた。
#*盗み出した日本人の個人情報を使ってその人物になりすましテロなどを行うケースすら発生していた。
#マルクス主義よりも社会民主主義の方が主流になっていた。
#東日本大震災を踏まえ安否確認をしやすくするため住所などの個人情報の共有が活発に行われていたかもしれない。
#*パリ・コミューンに加えロシア革命も失敗したので「非合法的手段による権力の奪取」は非現実的だという見方が広まった。
#銀行など金融機関の預金通帳には現在でも届出印が表示されていた。
#革命失敗後もかなり長い間ボルシェビキの残党がテロなどを行っていた。
#[[もしバブルが崩壊していなかったら]]そうなっていたかもしれない。
#中国は共産主義にならず、中華民国は存続していた。
#*全体に人々の心が大らかになっていたので。
#*国共内戦も西安事件も起きない。
#*そもそもここでとり上げられているような話の全ては、昭和の時代であれば皆ごく普通にやっていたはず。
#**現在まで一部の軍閥が残っていたかも
#今でも民家の表札は苗字だけでなく家族の名前一覧も書かれているのがごく当たり前になっていた。
#*台湾省が現在も存在する。
#*一家の家主(特に父親)のフルネームの表札も廃れてなかった。
#*中国は1950~70年代に高度経済成長を果たし、1970年代にはアメリカをGDPで抜き、特に日本にとっては脅威となっていた。
#*マンションやアパートでも表札を付けない人が少ないままだった。
#**日本と中国の立場が逆転していたかも。
#「日本は個人情報の管理がルーズすぎる」と世界から非難されていた。
#**2020年以降新型コロナウイルス感染症はなかったかもしれない。
#*海外で日本企業が大規模な個人情報の漏洩を起こし高額の制裁金を科せられる事態も発生していた。
#**北京オリンピックは1964年に、上海万博は1970年に、北京冬季オリンピックは1972年に開催されている。
#*日本の国際競争力にも響いていた。
#**[[もし中国国民党が中国共産党に勝っていたら|ここ]]に書かれているいくつかの事は実現していた。
#*危機管理の専門家から「日本人は平和ボケだから個人情報の管理が甘い」と批判され続けている。
#第一次世界大戦でドイツが降伏するまで戦争が継続していれば、[[ポーランド]]や[[フィンランド]]は独立できなかった可能性あり。
#ネットの発達により犯罪や不祥事の当事者およびその関係者は事件後すぐ生存を脅かされるレベルまで個人情報をさらされていた。
#1度目のモスクワオリンピックは1952年に実現していた。
#恋愛に消極的な若者(所謂草食系)はあまり増えなかった。
#*もちろんボイコットもなかった。
#*草食男子発生の原因には個人情報云々よりも経済状況の悪化や性的なものを得やすくなった環境変化のほうが強く関係しているのでは。
#*2度目のモスクワオリンピックは2020年に実現していた。
#名字ランキングが現実と変わっていた可能性もある。
#*日本の東京オリンピックは1980年だった。
#今でも自転車に名前や住所を書くことが当たり前となっている。
#「ロシア革命」ではなく「ペトログラード事件」などの名前で呼ばれている。
#「凶悪犯罪を起こした少年は実名で報道せよ」という運動が少年事件被害者の周辺から始まっていた。
#共産主義や社会主義がないから中国は中華民国のままで北朝鮮は存在しない(統一される)
#ビッグデータを用いたビジネスがもっとやりやすくなっている。
#*ロシア帝国のままだとごく僅かに朝鮮帝国ができるかm((
#*それが科学技術の進歩に結びついていた可能性もある。
#新海誠監督の「雲の向こう、約束の場所」はストーリーが大幅に変わっていた。
#ストーカー事件が現実より多くなっている気がする。
#現実より世界は平和になっていた。
#履歴書用紙には本籍や家族構成を記入する欄があるのが当たり前で、なかには親の職業や家の畳数などを記入する欄があるものさえ未だに存在している。
#*上手くいけば20世紀中に核兵器や大量破壊兵器を撲滅できていた。
#インバウンドの増加に伴って訪日外国人の個人情報が流出する事件も多発する。
#*場合によってはプライバシー侵害を恐れ訪日しない人も出てくる。
#街頭や電車内などの防犯カメラも現実よりも早く普及していた。
#バブル崩壊後の失われた30年もなく、不況は早くに終息していた。
#*日本国内での夏季五輪は2020年東京ではなく2008年大阪が実現していた。2020年夏(実際には新型コロナウイルスの影響で翌年に延期)は北京で開催。
#**その場合2022年冬季五輪が日本になっていた。
#*上と半分重複しているが。
#プライバシーや肖像権という言葉を使う機会が激減していた。
#著作権についてもうるさくならなかったかも。


===社会制度===
===ボルシェビキがシベリアに逃れた場合===
#長者番付が廃止されなかった。
#シベリア・ソビエト社会主義連邦共和国 (首都 ノヴォシビルスク)が成立。
#*長者番付が現在でも存在している。しかも最高納税額は数兆円にもなっている。
#*東欧諸国は共産化しなかった。
#**2000年頃に一位が堤義明から堀江貴文、2010年頃に孫正義に変わっている(IT革命も同時に起こっていた場合)
#**[[チェコ]]や[[ハンガリー]]などは西欧並みの先進国に。
#**スポーツ部門では間違いなく錦織圭がランキングしていた。
#**コサック兵、白軍らにオムスク、ノヴォシビルスクを占領され、イルクーツクに逃げる。
#一部の革新政党が「プライバシー基本法」の制定を求めているがあまり注目されていない。
#ロシアとの間に紛争が絶えなかった。
#国勢調査のデータをもとに日本政府が公式の名字ランキングを作成していた。
#*第二次大戦では「シソ連」が連合国側、ロシアが枢軸国側となる。
#特定秘密保護法が未だに審議すらされていないかもしれない。
#**戦後ロシアは分割されモスクワ周辺の小ぶりな共和国になっている。
#長寿番付が廃止されることもなかった。
#**シソ連は全ロシアの併合を主張、NATOがロシアに張り出す。
#*氏名や生年月日や没年月日が公表されない長寿者も居なかった。
#***史実ほどではないが冷戦構造は生まれてそう。辺境なんで実際ドンパチやっちゃって日本にもなんか飛んできてそう。
#**ウクライナやベラルーシは戦後独立してNATOに加盟していた。バルト三国も独立を維持し続けていた。


===報道===
==あの勢力が権力を握っていたら==
#軽微な単純犯罪で逮捕された場合でも新聞やテレビで報道されることが多くなっていた。
===ロシア臨時政府===
#*微罪の場合でも無条件で実名報道されていた。
#ロシアはそれ以降、フランスのような民主共和制となる。
#*社会から脱落し累犯犯罪者になったり自殺に追い込まれたりする人の数が多くなっていた。
#*「ロシア革命」とは「前近代的な帝政を打倒して民主的な共和制を成立させた革命」と認識される。
#誘拐事件などが解決した後のニュースでも被害者の実名が出ていた。
#ボリシェヴィキは弾圧される。
#事件・事故の犠牲者の名前も実名報道だった。
#*残党が国内でテロを行い、不安分子となった可能性もある。
#*氏名の公表に時間がかかることもなかった。
#右派の立憲民主党(カデット)と左派の社会革命党(エスエル)の二大政党制かな?
#*当事者へのインタビューなども顔出しが原則だった。
#ロシアにも民主主義が根付いていた…と思われるが、民主主義の元から結局強権的な指導者が出てきた可能性も否定できない。
#2020年から2021年にかけての新型コロナウィルスの感染大流行の時には、死者の名前は実名で報道されていた。
#臨時政府の統治にもよるが、しばらくは帝政復古を求める勢力が少なからず活動していた。


===出版===
===メンシェヴィキ===
#史実では1993年に廃刊された学研の「MOMOCO」という雑誌は2000年代後半に復刊していた。当然「モモコクラブ」も復活、一般人の女の子も実名で出していた。
#ボリシェヴィキよりは穏健な「革命」になっていたと思われる。
#*学研は史実とは違って反AKBの立場を鮮明にし、読者参加型の「モモコクラブ」からもアイドルグループが結成されていた。
#メンシェヴィキは「まず安定した資本主義社会を作り、その上で社会主義革命を行う」ことを主張していたことから、結局臨時政府が権力を握った場合と変わらなかったかも。
#**史実でAKB48グループや坂道グループのメンバーになった者の中には、AKB48グループや坂道グループではなく「モモコクラブ」からアイドルになった人もいたかもしれない。
#*「BOMB!」はA5判のままであったかもしれない。
#鉄道誌(鉄道ジャーナルなど)の路線・列車乗り歩き記事では、制服姿の女子中高生の列車通学風景の写真が今でも多く掲載されていた。
#*鉄道ジャーナルの人気コーナーだった「列車追跡シリーズ」は今も存在し、車内の様子なんかも公開されていた。
#**その結果、売り上げの低下は現実よりも少なかった。
#**別冊の「旅と鉄道」は今も存在している。
#***というか、旅と鉄道は出版社を変えて復刊しましたが、何か?
#雑誌の読者投稿コーナーは現在でも実名で掲載していた。
#*情報番組の質問コーナーなんかでもペンネームではなく実名で紹介されている。
#『週刊ベースボール』の選手名鑑号では選手のブログのアドレスやSNSのアカウント名なども記載されていた。
#*それでも平成2年を最後に廃止された住所の記載は復活しない。
#*家族の名前も記載されていた。
#**21世紀初頭まで実際に記載されていたような記憶がある。
#「名簿図書館」は2018年現在も存在している。
#*「部落地名総鑑」も未だに存在している。
#*後者はネットを探せば今でも手に入りそうな気がしてならない・・・。


===エンタメ・芸能===
===トロツキー派===
#テレビ番組でのぼかし映像(人の顔・車のナンバーなど)が少なくなっていた。
#史実と逆にスターリンが粛清されている。
#*絵馬などがテレビで紹介される際も個人名を伏せることはなかった。
#しかし、スターリンのような恐怖政治が回避できたかは不透明。
#*「煽り運転」による事故や事件が発生した時も、加害者の車のナンバーはテレビや新聞で最初から公開されていた。
#*結局反対派をスターリン派と決めつけて粛清しまくってたかもしれない。
#*「探偵ナイトスクープ」などで過去のVTRの作品化の際に、プライバシー保護で一般の出演者へ許可をもらいに連絡することもなかった。
#史実のソ連以上に西欧諸国に対する内政干渉を繰り返した。
#クイズ番組などで視聴者が参加する番組が現実よりも多くなっている。
#*下手するとそれがきっかけで第二次大戦が勃発したかも。
#*「ネプリーグ」には一般人も出演していた。
#有名人が亡くなった時には現在でも新聞に現住所が記載されている。
#*近親者のみの密葬・家族葬で済ませることも少なくなっていた。
#**報道機関に発表するのが葬儀を済ませた後でということも少なくなっていた。
#***亡くなったら直ちに報道に発表されていた。
#*プライバシーを理由に死因が非公表にされることもなかった。
#**同様に有名人が入院とか休養した場合も病状が非公表になることはなかった。
#芸能ニュースは衰退しなかった。
#芸能人などが子供を出産した場合現在でも普通に子供の名前が公表されている。
#*結婚した場合も配偶者の氏名が公表されることも多くなっていた。
#**顔が隠される場合もほとんどない。
#*芸能人の本名が「非公表」ということも少なくなっている。
#**本名で活躍する芸能人も現実よりも多かった。
#***Little Glee Monsterのメンバーも全員本名で活動していた。
#**AKB48グループのオーディションでのSHOWROOMによる候補者の配信も番号ではなく実名で行われていた。
#***アイドルグループのオーディションの合格者だけでなく落選者の名前も公開されていた。
#****そしてその落選者で後に他グループも含め再受験し合格・加入したり、芸能界の別ジャンルで有名になったりした際に「元x期生候補」「元○○(グループ名)メンバー候補」と現実以上に話題にされる。
#**女性芸能人は現在でもスリーサイズも公表する人が多かった。
#***場合によっては身長・体重も。
#**出身地も都道府県以下市区町村まで明らかにされていて、出身校も公表されていた。
#***地元の観光大使を務めるケースも多くなっていた。
#**年齢非公表の芸能人はほとんどいなかっただろう。
#*一方で本名非公開の芸能人や動画投稿者の本名が勝手に公開される事例も多発していた。
#**SNSで有名人の動向がばらされ本人や家族の生活が脅かされるリスクも増している。
#**たいていの芸能人が悪質ファンやアンチによるストーカーに悩まされていた。
#***21世紀現在でも自宅に押し寄せるアイドルなどのファンが良くも悪くも多かった。
#*芸能人がブログやSNSで芸能活動していない家族や友人との写真を顔を隠さずに載せている。
#「TVスター名鑑」は人気や知名度があってもその芸能人が掲載されないことはなかった。
#*掲載数は更に増えており、2010年以降、6500名のままで据え置かれることもなかった。
#*掲載に際して偏重的になることもなかった。
#「NIPPONアイドル探偵団」は現在に至るまで発売していた。
#TBS系「A-Studio」で出演者の家族や関係者を取材する際にも顔を隠すことはしなかった。
#*「顔出しNG」という事例は現実よりも少なかっただろう。
#覆面歌手はほとんど存在しなかっただろう。
#*GReeeeNは2020年の紅白あたりで本当に顔出ししていたかも。


==戦後すぐに施行されていたら==
[[カテゴリ:歴史のif検討委員会 ロシア史|ろしあかくめい]]
#高額納税者公示制度(長者番付)は最初から存在しなかった。
#*[[wikipedia:ja:斎藤一人|この人]]は有名にならなかったかもしれない。
#*高額役員報酬開示義務化制度もなかった。
#テレビにおけるぼかしやモザイクが現実よりも早く多用されていた。
#*黎明期にはお面をかぶせたり筆談にしたりともう少しローテクな方法が用いられていた。
#学校生活では戦後すぐから名札をつけず、生徒の住所録なども配布されなかった。
#[[もし日本で○○が禁止されたら/文化#本名での活動|芸能人が本名で活動することがは現実よりも少なくなっていた]]。
#*作家や写真家なども本名で活動することは珍しくなっていた。
#**在野で政治運動を行う人も基本的に変名だった。
#*出身地も公式には都道府県のみ紹介し、市町村までは記載されなかった。
#*年齢を非公表にすることも多かった。
#**女性芸能人のスリーサイズも。
#***身長・体重も同様。
#**年齢詐称も現実よりも多かった。
#*在学中及び出身学校名が公表されることも少なくなっていた。
#**堀越高校や日出女子学園高校、明治大学附属中野高校などが芸能人が通う学校として有名になることもなかった。
#**広末涼子が[[早稲田大学]]に進学した際も学校名は公表されず、現実ほど大騒ぎにならなかった。
#***この場合現実と違い無事卒業できたかも。
#個人宅の番号が掲載された電話帳というものは最初から存在しなかった。
#*苗字ランキングを作成するのが困難になっていた。
#*勧誘の電話やダイレクトメールは現実より少なくなっていた。
#*雛形あきこは芸能界デビューできなかったかも(スカウトが電話帳を探しまくったという逸話があるので)。
#芸能ニュースというものは存在しなかったかも。
#*もちろん芸能リポーターという職業も存在しない。
#*ワイドショーは昔から時事問題が主体だった。
#有名人が一般人と結婚した場合の配偶者や子供の名前は早いうちから伏せられていた。
#*山口百恵や松田聖子・木村拓哉などの子供の名前は公表されなかった。但し芸能界デビューした場合はその時点で名前がわかる。
#**[[ベタなDQNネームの法則|キラキラネーム]]は史実ほど広まらなかった(史実では芸能人がキラキラネームを広めたような側面があるため)。
#1980年代のアイドルファンがそのアイドルの自宅まで押し寄せるようなことはできなくなっていた。
#戦前・戦中に公的機関が個人情報を使って徴兵や徴用を行ったことに対する嫌悪感が制度誕生の背景になった。
#*日本国憲法には最初からプライバシー権に関する規定があった。
#**その反面、「知る権利」はそれほど重視されなかったかもしれない。
#***情報公開請求を出しても個人情報を理由に拒否されることが多かった。その結果、現実以上に密室政治が横行している。
#個人情報の保護では日本が世界のトップをひた走っていた。
#*「資産はスイス銀行、個人情報は日本企業に預けろ」という言葉が存在していた。
#現在ではよほどの大事件や有名人が被疑者の場合を除き「しんぶん赤旗」のように容疑者も匿名で報道するのが当たり前に。
#*死刑が確定してようやく実名が報道される。
#*もちろん被害者側の実名も公表されない。
#『図書館戦争』シリーズの時代背景が異なっていた可能性あり。
#*本作でメディア良化法成立の原因になったイエロージャーナリズムの暴走が存在しなかったかもしれないため。
#日テレの番組「スター誕生!」において、決戦大会合格者以外の挑戦者の実名は公表されなかった。
#素人参加型番組は昭和のうちに衰退していた。
#*ニュースなどでも一般人のインタビューが放送されることはほぼ無くなっていた。
#**インタビューしたとしても顔は伏せられていた。
#それでも写真週刊誌は現実と変わらない。
#*むしろ週刊誌は新聞社しか作らず、1959年頃の週刊誌創刊ブームはなかった。
#**有名人の配偶者が引退した元芸能人であった場合だったとしても「一般人」としか報道されず、素性が明かされることはなかった。
#***もしその素性を明かすなどした場合、その週刊誌は即発売中止になっていた。
#史実では1993年に起こった「悪魔ちゃん命名事件」も報道されず表沙汰にならなかったので、DQNネームが話題になることもなかった。
#民家の表札は昔も今も苗字だけのシンプルなものしかなく、住所や家族の名前一覧が入った表札などは全く作られなかった。
#*ひらがなやローマ字で表記された表札もかなり早くから普及していた。
#*一家の家主のフルネームの表札も存在しなかった。
#*表札自体普及しなかった可能性もある。
#戦後すぐにというよりも「昭和のうちから施行されていたら」の方がむしろ妥当かもしれない。
#「忘れられる権利」もSNS普及より前に定着していた。
#『宴のあと』訴訟で三島由紀夫が世間から激しい非難にさらされていた。
#*下手をすると三島の作家人生がここで終わっていたかもしれない。
#「知る権利」も現実ほどには重要視されなかった。
#有名人が亡くなった場合、早くから密葬や家族葬が主体になっていた。
#*1992年に尾崎豊が亡くなった際も、近親者のみで密葬が行われたため、ファンが葬式で号泣する、というシーンは見られなかった。
#**1998年に亡くなったX-JAPANのhideも。
#**1989年の美空ひばりも。
#若者の恋愛離れや草食化は昭和のうちに起こっていた。
#*そこは若者が出会いを求めるかどうかの問題になるので無関係だと思う。
#ゼンリンなどの地図会社が住宅地図を出せるわけなどない。
#*そのような地図が存在したとしても一部の公的機関の限られた人間しか閲覧できない代物になっていた。
#大事故や災害の慰霊碑には犠牲者の名前を載せないのが普通。
#*沖縄の「平和の礎」は存在しなかった。
#*古い時代の碑で犠牲者名の部分が消される事例も発生している。
#壬申戸籍は戦後早いうちに完全に焼却され姿を消していた。
#*「部落地名総鑑」をはじめとする被差別部落リストは作られなかった。
#**同和問題は時が経つにつれて消えていたかも。
#プロ野球選手の年俸公開は早いうちになくなっていた。
#鉄道雑誌では新車紹介などを除き昭和の頃から車両外観だけで車内の写真は公開されていなかった。
#*鉄道ジャーナルの「列車追跡シリーズ」は早いうちになくなっていたかも。
#履歴書用紙には本籍や家族構成を記入する欄は最初からなかった。
#*履歴書といえば史実では高校生の新卒就職でしか使用されていない「全国統一履歴書用紙」しかなかった。
#*「しない、させない、就職差別」というCMもなかったかもしれない。
#1985年8月に発生した日航123便事故による犠牲者の氏名公表に時間がかかっていた。
#*匿名を希望する遺族もいたと思われるので。
#*ただ弊害も多かったので、これを機に「知る権利」が議論されるようになっていた。
#*それでも坂本九や当時の[[阪神タイガース]]の球団社長の名前は有名なので公表されていただろう。
#*2001年に発生した大阪教育大学附属池田小学校事件の時も被害者が子供だったこともあり犠牲者の実名公表はなかった可能性が高い。
#**それ以前なら89年の幼女連続殺人事件でも被害者名は伏せられていた。
#*それこそ「もく星号」や洞爺丸の事故の頃から犠牲者名を出すかどうかでもめていたのでは。
#*事故で奇跡的に生存した人がマスコミに取り上げられることもなかった。
#**著名人の場合は取り上げられる事があるかもしれない。
#事件や事故の被害者の名前を公表する場合、遺族などの了承が必要になっていた。
#*故人も個人情報保護法の対象になっていた(現実では故人は対象外)。
#**2005年の福知山線脱線事故でもほとんどの犠牲者の名前が伏せられていたかもしれない。
#***その分事故の風化が早かったかも。
#***2019年発生の京都アニメーション放火事件でも犠牲者の名前は最後まで伏せられていた。
#学研の雑誌「MOMOCO」は発刊されなかったか、発刊されても史実とは大きく違った内容になっていた。
#*少なくとも一般人の女の子を登場させる「モモコクラブ」というページは全くなかった。
#アメリカのように履歴書から顔写真の欄が消えている。
#芸能界では顔出しNGの歌手が増え歌番組の在り方が史実と大きく変わっていた。
#*紅白歌合戦すら存続できなかった可能性もある。
#**というか、歌番組そのものが現実よりも早く衰退していた。
#高校野球をはじめとする学生スポーツ大会においても選手の名前は予選段階では公表されず、全国大会への出場が決定してからやっと公表されていた。
#*その場合、地方大会の決勝戦はテレビ中継されなかった。
#**あるいは地方大会決勝戦でやっと名前が出るようになっていた。
#その代わり政府の公的支援がもうちょいしっかりしていた。
#*少なくとも家族などに支援を丸投げする事はなかった。
#スポーツ選手の身長、体重なんかも早い時期から原則非公表となっていた。
#*場合によってはこちらも本名すら非公表となっていた。
#**生年月日も。
#ひょっとしたら[[もしバブルがなかったら|バブル景気はなかったかもしれない。]]
#著作権についても現実以上にうるさくなっていた。
 
[[カテゴリ:歴史のif検討委員会 現代日本史|こしんしようほうほこほう]]

2021年9月4日 (土) 19:45時点における版

失敗していたら

  1. 大粛清も技術停滞も無いので、ロシアは現実よりも発展する。
    • ただし世界大恐慌でコケる。
    • 共産主義国が誕生しないため、少なくとも二億人の人命が失われないで済んでいた。
    • 日・独・伊・露の四国枢軸ができ、第二次世界大戦に勝ったかもしれない。
      • その場合北方領土問題は起こらず、現在に至るまで日本が支配している。
      • ロシア革命に影響された過激なドイツ共産党の結成が無くなるのでドイツ社会民主党の分裂が無く、ナチス政権が成立しないか史実より遅れていた可能性も
        • ナチス政権成立の原因の一つが社民党から共産党の分離における左派政党同士の抗争の隙を付いた面もあるため
      • そもそもロシアが枢軸に入らなかった。
  2. 当然冷戦も起きないはず。
    • ロシアが共産主義国でなくても、核武装した超大国が2つだけになった段階で冷戦は発生したでしょう。
    • 上記の4カ国枢軸が成立した場合、ドイツとロシアで冷戦をやっていたかも知れない
    • 対共産圏の砦にする必要がなくなるので、日本の旧体制は徹底的に解体された。天皇家がなくなっていたりして。
  3. 日米同盟をしたあと、第二次日露戦争をやっていたはずだ。日本軍部の官僚主義とバカが権力握ってたからそーゆー選択は出来なかった公算が強いが。
  4. 共産主義思想が空想のまま続くので、日本では史実より共産党の勢力が強いかも知れない。
    • とは言え、政権をとれるほどには到らないであろうが。
    • ロシア革命以前にも共産主義思想の弾圧はいくつかの国で行われているし、ロシア革命という一国が転覆するかもしれなかった事件も起こしているので史実と同じくらい厳しく弾圧されていた可能性もある。
    • むしろ社会主義政権が政権を取り、実質超資本主義という今の中国みたいになってるかも。
      • おそらくバブル崩壊後に社会党あるいは共産党が政権を執っていた可能性が高い。
  5. ニコライ二世の命令によって共産主義が徹底的に弾圧される。
  6. 一度廃止されたロマノフ朝が立憲君主制の形で復活する。
    • というわけで、今でもロシアの国歌は「神よツァーリを護り給え」である。
      • 「インターナショナル」や「祖国は我らのために」は誕生しなかった。
    • でも、日本の皇室との関係はかなり微妙。
    • この場合、日本の支援で清朝が復活していたかも。
      • もしくは袁世凱の子孫が皇帝に即位し、中華帝国が復活していた。
  7. マルクス主義よりも社会民主主義の方が主流になっていた。
    • パリ・コミューンに加えロシア革命も失敗したので「非合法的手段による権力の奪取」は非現実的だという見方が広まった。
  8. 革命失敗後もかなり長い間ボルシェビキの残党がテロなどを行っていた。
  9. 中国は共産主義にならず、中華民国は存続していた。
    • 国共内戦も西安事件も起きない。
      • 現在まで一部の軍閥が残っていたかも
    • 台湾省が現在も存在する。
    • 中国は1950~70年代に高度経済成長を果たし、1970年代にはアメリカをGDPで抜き、特に日本にとっては脅威となっていた。
      • 日本と中国の立場が逆転していたかも。
      • 2020年以降新型コロナウイルス感染症はなかったかもしれない。
      • 北京オリンピックは1964年に、上海万博は1970年に、北京冬季オリンピックは1972年に開催されている。
      • ここに書かれているいくつかの事は実現していた。
  10. 第一次世界大戦でドイツが降伏するまで戦争が継続していれば、ポーランドフィンランドは独立できなかった可能性あり。
  11. 1度目のモスクワオリンピックは1952年に実現していた。
    • もちろんボイコットもなかった。
    • 2度目のモスクワオリンピックは2020年に実現していた。
    • 日本の東京オリンピックは1980年だった。
  12. 「ロシア革命」ではなく「ペトログラード事件」などの名前で呼ばれている。
  13. 共産主義や社会主義がないから中国は中華民国のままで北朝鮮は存在しない(統一される)
    • ロシア帝国のままだとごく僅かに朝鮮帝国ができるかm((
  14. 新海誠監督の「雲の向こう、約束の場所」はストーリーが大幅に変わっていた。
  15. 現実より世界は平和になっていた。
    • 上手くいけば20世紀中に核兵器や大量破壊兵器を撲滅できていた。

ボルシェビキがシベリアに逃れた場合

  1. シベリア・ソビエト社会主義連邦共和国 (首都 ノヴォシビルスク)が成立。
    • 東欧諸国は共産化しなかった。
      • チェコハンガリーなどは西欧並みの先進国に。
      • コサック兵、白軍らにオムスク、ノヴォシビルスクを占領され、イルクーツクに逃げる。
  2. ロシアとの間に紛争が絶えなかった。
    • 第二次大戦では「シソ連」が連合国側、ロシアが枢軸国側となる。
      • 戦後ロシアは分割されモスクワ周辺の小ぶりな共和国になっている。
      • シソ連は全ロシアの併合を主張、NATOがロシアに張り出す。
        • 史実ほどではないが冷戦構造は生まれてそう。辺境なんで実際ドンパチやっちゃって日本にもなんか飛んできてそう。
      • ウクライナやベラルーシは戦後独立してNATOに加盟していた。バルト三国も独立を維持し続けていた。

あの勢力が権力を握っていたら

ロシア臨時政府

  1. ロシアはそれ以降、フランスのような民主共和制となる。
    • 「ロシア革命」とは「前近代的な帝政を打倒して民主的な共和制を成立させた革命」と認識される。
  2. ボリシェヴィキは弾圧される。
    • 残党が国内でテロを行い、不安分子となった可能性もある。
  3. 右派の立憲民主党(カデット)と左派の社会革命党(エスエル)の二大政党制かな?
  4. ロシアにも民主主義が根付いていた…と思われるが、民主主義の元から結局強権的な指導者が出てきた可能性も否定できない。
  5. 臨時政府の統治にもよるが、しばらくは帝政復古を求める勢力が少なからず活動していた。

メンシェヴィキ

  1. ボリシェヴィキよりは穏健な「革命」になっていたと思われる。
  2. メンシェヴィキは「まず安定した資本主義社会を作り、その上で社会主義革命を行う」ことを主張していたことから、結局臨時政府が権力を握った場合と変わらなかったかも。

トロツキー派

  1. 史実と逆にスターリンが粛清されている。
  2. しかし、スターリンのような恐怖政治が回避できたかは不透明。
    • 結局反対派をスターリン派と決めつけて粛清しまくってたかもしれない。
  3. 史実のソ連以上に西欧諸国に対する内政干渉を繰り返した。
    • 下手するとそれがきっかけで第二次大戦が勃発したかも。