ざんねんな商品事典
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オーディオ・ビジュアル
iPod
- かつてはウォークマンのシェアを上回ったこともあるが、今や1機種のみに。
- 何年か新製品が出ていなかったからついに終わったか、と思ったら新作出してきた。
- ハイレゾプレーヤー隆盛の中で今や孤立した存在に。
- 他の格安ハイレゾプレイヤーよりも割高になることもある。
ウォークマン
- デジタルオーディオプレーヤーとして登場間もないころはATRACオンリーでMP3など、他のファイルフォーマットには対応していなかった。
- 著作権対策で特定のソフトからデータを移動させなければダメだったり、他のPCで取り出せないなど敏感になりすぎたのもざんねんな原因。
- これはGigabeatとかD-Snapなど、この頃の日本産DAPほぼ全部だったので一概にウォークマンがざんねんってわけでも無いけど…。
- iPodもシンクロさせたitunesじゃないと抜けないと思われつつ、フリーソフトで引っこ抜けた。
- これはGigabeatとかD-Snapなど、この頃の日本産DAPほぼ全部だったので一概にウォークマンがざんねんってわけでも無いけど…。
HD DVD
- ソニーなどのブルーレイディスクに対抗すべく東芝などが発売したが、規格争いで敗れ、最後は東芝の撤退で終焉。
コピーコントロールCD
- 違法コピー防止対策で鳴り物入りで登場したが、規格外ゆえにオーディオ機器に不具合を与える存在であり、iPodなどの普及で録音もPCが主流になり、絶滅。
- 最後まで残った東芝EMIは撤退後に…。
ベータマックス
- ソニーが独自規格のビデオとして発売したが、家庭用では日本ビクターなどのVHSに敗北した。
- テレビ局がこっちがいいと言ったためひっそりと長きにわたり製造させられる羽目になった。
3Dテレビ
- 空前の3D映像ブームに乗っかって2010年代前半は色々な会社が3Dテレビを発売した。
- 当時放送されていたドラえもんにもスネ夫が自慢するために3Dテレビを買うエピソードがあった。
- 当然仲間外れにされたのび太にドラえもんが未来の3Dメガネを出すという当時の世状を反映したエピソードである(更に地デジ放送が開始した頃だったのでのび太の『うちのテレビじゃデジタル放送だって観られないのに』という台詞も当時の世状を反映している)。
- 当時放送されていたドラえもんにもスネ夫が自慢するために3Dテレビを買うエピソードがあった。
- しかし一般家庭に浸透しなかったようで10年代後半になると衰退。
- 同じようなことがニンテンドー3DSにも言える。
ミニディスク(MD)
- カセットテープに代わる録音媒体として登場したが、PCによるCD-Rへの録音が普及すると急速に衰退。
- むしろiPodじゃない?
- ミニディスクより小型かつ大容量の記録媒体(SDメモリーカード→microSDメモリーカード)と、microSDHCメモリーカードに対応した小型のオーディオプレイヤー(MP3プレイヤー)の普及により、ミニディスクの地位が危うくなっている。
- というかもう地位が無い。
- データを食わせる奴とか録音時間が長い上位機種とか出したけど、結局普及せずに終わった。
2011年~2014年発売のラジオ
- アナログテレビ放送が終了するからと「アナログテレビの1ch~3ch」にあたる90MHz~108MHzを受信帯域から除外したら、一部(90MHz~95MHz)がFMラジオに再利用されることになり「ワイドFM非対応」ラジオになってしまった。
CD
- かつては音楽の記録媒体として栄華を築き上げていたが今では音楽配信やストリーミングの普及で落ち目になってしまった。
- その上CDよりも高音質なハイレゾも登場し更に立つ瀬が無くなってしまう。
- 価格制度も黎明期よりほぼ変わっていない(シングル:1000円前後、アルバム:2000~3000円)。
- 大体再販制度があるせい。この制度をCDにも適用しているのは日本だけ。
- レンタルCDは定価の約9割で借りることができるが、扱うアーティストが限定されすぎている。
- しかもアーティストによって枚数の差がある。
- アルバムは纏めてレンタルする事でお得になるので多少はマシである。
ワンセグ
- かつては多くのスマホに搭載されていたが、ネットでの動画配信の普及などにより、年々搭載スマホを減らしている。
- iPhoneには初代から搭載されていない。
- ISDB圏が日本とフィリピン、南米に限られるし…。グローバル端末で対応しているのはZenFone Go TVくらいだったかと。
- iPhoneには初代から搭載されていない。
- テレビを持ってなくてもNHK受信料を支払う義務が発生する。
- その名の通り13セグメントのうち中央の「1セグ」さえ復調できればいいので、アナログテレビ時代よりも受信しやすくなる場合がある(高性能カーナビに顕著)
- …が、それを逆手にとって、山間部の一部では(12セグがダメでも)ワンセグで固定受信が可能なことをもって「地デジが映る」とし、地デジ化完了宣言がなされてしまった。
電話
ICテレホンカード
- 偽造テレホンカード対策として導入したが、今までのテレホンカードとの互換性がなく、対応できる公衆電話の設置も少なく、有効期限もあったため、普及には至らなかった。
- 日本で導入された当時(1999年)は既に携帯電話の普及期に入っていたことも災いした。
- ICカード黎明期の頃であったため、チャージすらできない使い切りの代物だった。
- Suicaとかで公衆電話をかけられたわけではない。
- 一方フランスでは、日本にさかのぼること約15年前に導入され普及した。
- 結局日本ではICテレカの方が磁気カードより先に滅びた。
- もっとも公衆電話自体が大幅に減っているのだが…
公衆電話
- 100円硬貨を入れられるが、お釣りは返ってこない。
- 仮につりが返ってくるとしても、50円玉には外応しないので、10円玉ばかりが何枚もジャラジャラと排出されて財布を圧迫するのが見えてる。
- お金を入れる前に受話器をとらないと、お金がすぐ出てきてしまう。
- 電話の中で一番安く通話できるが、利用者が減ってきているので順次撤去されている。
- ガラケー→スマホが普及してきた影響で、役所、駅、図書館、病院といった公共の施設からも容赦なく撤去する非道ぶりが冴える。本来ならこういった公共の施設だからこそ、絶対に必要なのに。
- そして大規模な災害で携帯電話の電波が使えなくなり、唯一繋がる公衆電話に大行列ができる羽目に。
- 設置場所の地図を公開するなどの対策は取られているが、場所がわかったところで、最寄りの公衆電話がだれでも使える場所になかったりする。
- ガラケー→スマホが普及してきた影響で、役所、駅、図書館、病院といった公共の施設からも容赦なく撤去する非道ぶりが冴える。本来ならこういった公共の施設だからこそ、絶対に必要なのに。
- ただでさえ少ない公衆電話が、よりによってテレホンカード専用のものだったりする。コンビニエンスストア等でも、カードが購入できなくなってきているのに。
PHS
- ポケベルの次に流行った。
- でも瞬間風速でしかなかった。
- 携帯電話にあっさり抜かれてしまった。
- 基地局が少なくて済む、ガラケーより通信速度が速いなどのメリットがあったが…
- 出力が弱いので病院の中でも医療機器が誤動作を起こしにくいというメリットが有り、長らく使われていた。
- が、電波形式が変わって誤動作しなくなったのでこのメリットも無くなった。
ハローページ
- 厚くて重い。
- 公衆電話に置いてあったが、個人情報保護の観点から撤去されてしまった。
- むしろみんなの電話番号が載っているので、詐欺電話の温床と化してしまった。
- 企業向けは存続しているが。
- 結果的にNTTも廃止することを表明した。
プリペイド式携帯電話
- 犯罪に使われるケースが後を絶たないため、ソフトバンク以外ではサービス停止。
- 2014年前後のMNPキャッシュバック全盛期には、すぐにMNPしてキャッシュバックと端末を得るための踏み台にも使われていた。
その他
おくすり飲めたね
- 有名人の薬物所持事件が起きる度にその有名人とのコラ画像が投稿されてしまう。
グルメスパイザー
- 正式名称は「トリコ 菓子粉砕機グルメスパイザー」。中にスナック菓子を『PON!』と入れてレバーを動かすと、内部で菓子が『CRUSH!』され、ふりかけとなって出てくる仕組み。
要はおかしなふりかけの二番煎じ- ここまでなら別に残念ではないが、販売促進としてアニメに登場。しかも結構な頻度で。
- 念のために言っておくと原作にこのアイテムは登場しない(似たようなアイテムなら登場したが)。
- その上登場人物に絶賛させる、重要アイテムになる、ご丁寧に使い方を説明させるとやりたい放題。
- アニメ版トリコがあまり高い評価を受けていない理由のひとつでもある。
- なお、スタージュンはお気に召さなかったのか、一度は手に取るもすぐに投げ捨てていた。
- ここまでなら別に残念ではないが、販売促進としてアニメに登場。しかも結構な頻度で。
- 肝心のスパイザーも洗いにくい、煎餅などの固いお菓子は粉砕できない、無理にやろうとすると本体がCRUSHする。
- CMは中毒性が高かったため、ネット上でネタにされた。
- ちなみに「ヒルナンデス!」に、放送局が違うにも関わらずこれが取り上げられたことがある。スタジオの空気はお察しください。
泉州タオル
- 地元自治体が「残念な特産品」と公言している稀有な事例。
- 地元を代表する商品にもかかわらず、自治体側からは特産品にすらカウントしていないような見解も示されたことがある。
バルサン
- かつて、桂三枝師匠(当時)のCMなどで有名となった殺虫剤。
- しかし、販売元の都合で3つの会社を渡り歩く羽目に。
- 中外製薬→LION→レック(『激落ちくん』シリーズが有名。)
- レックに移籍したら、とうとうCMも流されなくなった。
- 中外製薬→LION→レック(『激落ちくん』シリーズが有名。)
- しかし、販売元の都合で3つの会社を渡り歩く羽目に。
- 煙がすごすぎて近隣住民から火事だと思われて消防車を呼ばれてしまう。
ヒカキンボックス
- ご存じ大物YouTuberヒカキンがよく使っているBGMやSEを収録したもの。
- が、実際はフリー音源を収録しただけの代物であり、値段も5000円と高い。
- 同じYouTuberであるPDRさんからもケチョンケチョンに叩かれる始末。
プルタブ式の缶
- ポイ捨てなどで野生動物が飲み込む、砂浜に捨てられるプルタブで足を切る事から採用されなくなった。
- これを集めて車いすと交換しようという運動がはやったが、現在は空き缶そのものを送るようになった。
フロンガスを使用した製品全般
- フロンガスは開発当時は「夢の化学物質」としてスプレーの溶剤や冷蔵庫の冷媒などに使われていたが、オゾン層の破壊に繋がることが指摘されてから21世紀になる頃に全廃された。
- それでも一部の国では使っているというが...。
Apple Watch Edition(初代)
- ケースは18金で、100万円以上の高価格Apple Watch。
- 高級路線のため、発売と同時に東京・ロンドン・パリにApple Watch専門店まで開店した。
- 高級路線がうまく行かず、わずか1年半で販売終了。
- Apple Watch専門店も2018年に伊勢丹新宿店から撤退したのを最後にわずか3年以内ですべて閉店。
- 伊勢丹オンラインストアでは8万円以下で投げ売りされる始末。
- 最新のwatchOSが対応していない。
リポビタンD・プロ野球ボトル(大正製薬)
- プロ野球チームのマスコットやロゴをあしらったボトル。
- しかし、プロ野球チームは12球団あるはずなのに、11種類しかない。
- 種明かしをすると、東京ヤクルトスワローズだけ作られてない。
- 何故なら、スワローズの親会社・ヤクルトが、リポビタンDのライバルにあたる「タフマン」を作っているため。
- かつてのプロ野球チップスも同様。ロッテだけはかつて、スナック菓子を発売していたから。
- 種明かしをすると、東京ヤクルトスワローズだけ作られてない。
氷殺ジェット
- 冷却スプレー噴霧によって害虫を氷結させる商品だった。
- しかし、その冷却スプレーが可燃性ガスだったため、ガスコンロや風呂釜の目の前で使って引火し火傷を負う事故が続出したため発売中止になった。
ASW-E10ZA(サンヨー)
- 世界初の洗剤を使わず超音波と電解水で汚れを落とす洗濯機。
- しかし、たいして汚れが落ちなかったので売れなかった。
バブルスター
- 原ヘルス工業が開発したとされる超音波温水器。健康によいとされ、大物芸能人と当時の原社長が出演したり女性が放送ぎりぎりの露出で入浴するCMを流していた。
- しかし農業用ポンプを流用した泡の発生装置に健康効果なんかないと言われて薬事法違反で業務停止となった。
- 江戸川区の葛西が本拠地だった。
フランク三浦
- 「面白い恋人」と同様・大阪発のパロディ商品である。
- 名前やデザインが酷似しているため、パクられた本元のフランクミュラーより訴訟提起されてしまう。
- しかし、結果はフランクミュラー側の敗訴。なぜなら「フランクミュラーとフランク三浦は価格(注:前者は数百万円が普通で高いものだと5億円するが、後者は5,000円程度)が大幅に異なり、販促を妨害しない」からだとか。というわけで今日も元気に販売中。
- 「47都道府県モデル」という、文字盤に各都道府県に関連したものの絵や文字をあしらったデザインのものがある。しかし、なぜか埼玉モデルに「池袋」と書いてある。
- 今日、何か商品に問題があればクレームの嵐となりそうだが、当商品はそれを認め、むしろ開き直っている。それが読み取れる説明書の文面がこちら(一部要約)。
- 外装に多少の傷・異物・指紋、まれにちぢれ毛などが混入しておりますがこれらはすべて許容範囲内とお考え下さい。ましてや裏ブタやベルトの傷などは当たり前のようについておりますが苦情や返金・交換には一切応じられません。
- 基本的に完全非防水です。ダイビングや水泳に使用されるのは勝手ですが確実に水分が侵入して壊れます。汗・気圧・温度変化(30℃以上)などありとあらゆるものに耐えられません。2 cm以上の高さから落としたり、壁やドアに少しぶつけただけでもすぐに壊れます。
- 時計の進み方にずれがある際は毎日電波時計などで時間合わせしてください。
- 使用により皮膚にかぶれなどが生じた際は直ちに使用をやめ、時刻はスマホなどでお確かめください。
- ベルトの穴が開いていない→ご自分で開けて下さい。
- 本来商品の優れている点をアピールする商品説明文も同じように開き直っており、ネタ豊富である。
- フランク三浦が1枚1枚手彫りしたかもしれないギョーシェ模様
- 見た目完全メカニカルスケルトン(注:時計を動かす歯車が見えるデザインのこと):なお、歯車は一切微動だにしない
- 完全非蓄光:夜は寝ろ!
- 継承される究極の完全非防水:防水テストを行う勇気がある猛者は存在するのか?
- 圧倒的シンプル主義:逆回転防止ベゼル→ナシ!!、蓄光計/蓄光インデックス→ナシ!!、60分積算計→ナシ!!、24時間計→ナシ!!、スモールセコンド→ナシ!!、日付表示機能→ナシ!!
- もちろんこれもネタだが「超高級」「超一流」と刻印してあったり、さらに自身のことを「天才時計師」と名乗っている。
- もちろん、全時計の裏側に「完全未防水」の刻印がある。
- その割には「大切な人に絶対に贈ってはいけないプレゼントNo.1」と自虐している。