だんじり
だんじり祭りの噂編集
- 青年団が町を支配している。
- ふだんはそんなことはないけど、祭りが近づくと家一軒一軒数人単位で回って寄付金集めされる。
- 居留守を使ってる家多いよね。
- よく考えたらだんじりって電気も何もなしで動くね。どこにカネを使ってるんだろ。
- 引き手や役員の昼飯晩飯ジュース代とか酒代にも使ってるかな。
- 法被着てなくても引き手になれた昔なんかは、引き手じゃないのに潜り込んで昼飯晩飯をかすめ取っていた人がいた。
- 今は法被だけじゃなく首から何か吊り下げてるよね?兵士の認識票みたいな小さな板。
- 法被着てなくても引き手になれた昔なんかは、引き手じゃないのに潜り込んで昼飯晩飯をかすめ取っていた人がいた。
- 引き手や役員の昼飯晩飯ジュース代とか酒代にも使ってるかな。
- なかには寄付金集めるとウソ騙して家々を回る輩がいる。
- 気をつけないとね。正式の場合は領収書か、領収書代わりの手ぬぐいとか貰える。
- 一人で軽トラに乗って家々を回ってるやつがうさん臭い。
- 青年団というのは町内会の一部だったりする。
- 町にもよるけど、法被の購入や引き手の登録は町内会を通してのみというところが多いね。昔は自由に引き手になれたけど。
- 自由に引き手になれたころは学校帰りにその足で引きに行った。ちょうど小学校の前を下校時刻に通ったら、いっぺんに引き手の人数が膨れ上がってた。
- 各地のだんじり祭りを巡り観光しながら引き手をやっていた人もたくさんいた。
- 他市のだんじり祭りの引き手に参加して大けがをした人もいる。
- だんじり保険とかあれば便利なんだけど。あ、他市参加なら保険効かないか。
- ご高齢の町内会長がだんじりの前に乗ってるのを見るとかわいそうになる。怖そうに震えてた。
- 町にもよるけど、法被の購入や引き手の登録は町内会を通してのみというところが多いね。昔は自由に引き手になれたけど。
- 青年団員は、きほん男子のみ。女子はなれない。
- 実際は女子いっぱい引いてるね。
- 青年団によっては女子部を設けているところもあるけど、正式の引き手じゃない。
- 実際は女子いっぱい引いてるね。
- 上はオッサンでも引き手になれる。下は、小学生以上かな。
- 「青年」だから30歳くらいまでじゃないの。オッサンは町内会の役員とか青年団のОBとか。
- アラフィフでも気持ちは青年。体が付いてこんだけど。
- 下は確か10歳か9歳か。
- 綱の先頭付近に明らかに幼稚園児とその親たちがいることがある。
- 岸和田じゃありえないだろう。ローカルなだんじり祭りの光景。
- 岸和田もローカルの一員。
- 綱の先頭付近に明らかに幼稚園児とその親たちがいることがある。
- 「青年」だから30歳くらいまでじゃないの。オッサンは町内会の役員とか青年団のОBとか。
- ふだんはそんなことはないけど、祭りが近づくと家一軒一軒数人単位で回って寄付金集めされる。
由来の噂編集
- 仏壇を横倒しにして大八車(今でいうリヤカー)の上に載せ引っ張って遊んだところ、仏壇が後ろにずれて尻(底)の部分がズズズと地面でこすれたので、壇尻という。
- 仏壇じゃなくて、長持ちを大八車に載せたんじゃないの?
- たんすを載せたという説もある。
- 団尻と書く場合もある。
- 京都の祇園祭の山鉾から来てるんじゃ?
- 全国に今ある山車(だし)の大半は、京都由来。
- 練り歩き方が、まったく違う。山車の多くは人が歩くスピードで進むけど、だんじりはほとんど走ってる。
- 京都の影響は確かに受けてるみたいだけど、独自に発達したんじゃないかな。だいたい転がすのみんな好きだしクルマとか。山道でときどきタイヤをズズズと道にこすりつけながら曲がるやつ、ドリフトと言ったかな?あれをよくやってるし。
- クルマのやりまわしだね。
- あれ、素人じゃ難しいと思う。
- 大阪市内の住吉で始まった。住吉大社の祭りが由来とか。
- だんじりの型に、住吉型というのがあるね。
- 住吉型は、その後のだんじりの型のモデルになった1番機。あ、0番機かな?
- 住吉大社は、航海の安全を祈願する神社。海神をまつってる。だからだんじりも、船の下に4輪をつけて走らせたのが最初。船だんじりという。
- 安宅船(あたけぶね)を連想した。船の上に櫓やら大砲やらいっぱい載ってる、戦国時代の軍艦。今のだんじりに似てるね。
- 七福神も船の上に載ってる。宝船というやつ。初夢見るときに枕の下に入れる。
- だんじりの型に、住吉型というのがあるね。
- 岸和田の祭りの由来は、ちょっと特殊。岸和田藩主が始めた。「ちょっと城内においで」と言って。
- お上に言われてのこのこ喜んで行くなんて、泉州人の恥さらし。
- 泉州は、百姓一揆いっぱいやってたからな。
- でも、城があるのはうらやましい。城下町の祭り、かっこいい。
- 大阪で城があるところって、他には大阪城だけ。あそこでだんじり祭したらいいのに。広々してるから、やりまわしとかいっぱいできる。
- 近くの天神さんの天神祭りに、だんじり出てるよ。陸渡御って言うんだけど。あまり知られてない。
- それ見たけど、ゆっくり歩いてるだけで面白くなかった。
- 天神さんの祭り、大阪城からはだいぶ離れてるような。
- 直線距離なら大手門から1.5キロメートル。すぐそこ。ビルとか建て込んでるから見えないけどね。
- 近くの天神さんの天神祭りに、だんじり出てるよ。陸渡御って言うんだけど。あまり知られてない。
- 大阪で城があるところって、他には大阪城だけ。あそこでだんじり祭したらいいのに。広々してるから、やりまわしとかいっぱいできる。
- 岸和田だって、お城に呼ばれる前は町人たちで自主的に祭りやってたんだろう?
- いや、そのときとるものもとりあえずその辺にあった長持ちを大八車に乗せて運んだという。
- それじゃお殿様に言われる前は祭りをやってなかったのか。情けないね。岸和田民ともあろう者が。
- 城下町で権力からの圧力が強くて委縮してたんじゃないかな。
- それじゃお殿様に言われる前は祭りをやってなかったのか。情けないね。岸和田民ともあろう者が。
- いや、そのときとるものもとりあえずその辺にあった長持ちを大八車に乗せて運んだという。
- お上に言われてのこのこ喜んで行くなんて、泉州人の恥さらし。
- 岸和田だけ、9月に祭やる。他の地域はみんな10月。
- 岸和田のだんじり好きたちがわざとずらした。9月に自分たちでやって、10月に他へ見に行く。二重の楽しみというやつ。
- おかげで、周りの地域も2回楽しめる。
- 暦によっては、3回楽しめる。堺市のだんじり祭りは10月の第1土日、それ以外の町は第2土日。第1土日が9月にまたがってる時は、堺市も他の町も同じ日になるけど。
- 10月は10月だけど、河内のだんじり祭は10月後半。第3土日にしてる。
- それじゃ、年に4回だんじりを楽しめるわけだ。
- だんじりじゃない祭も含めたら、年に7回は楽しめる。7月の天神祭り、同じ7月の貝塚のふとん太鼓、あと堺市の百舌鳥八幡のふとん太鼓はいつだったかな?
- どんだけ祭り好きなんだよ。大阪人というか泉州人はとくに祭り好きな印象。
- やりまわしは、だんじりの本来の動かし方ではない。
- 岸和田の下(しも)だんじりだからこその動かし方。上(かみ)だんじりでやったら確実にこける。
- でも考えようによっては上だんじりのほうが軽いからやりまわしひょいとできそう。ワイの地元のだんじり、上だんじりの時よく交差点でやりまわししていた。下だんじりに変えてからやりまわしまったくしなくなった。
- それ熟練の技術に頼ってるでしょう。技術がなかったらコケる。下だんじりは技術がそれほどなくても(もちろん必要だが)前デコでなんとかなる。
- ワイの地元(岸和田じゃない)の下だんじりは重すぎてやりまわしどころか走ることもできん。いつ見てもノロノロ。
- 日ごろの鍛錬が不足してるね。岸和田なんか年がら年中練習してるし。
- でも考えようによっては上だんじりのほうが軽いからやりまわしひょいとできそう。ワイの地元のだんじり、上だんじりの時よく交差点でやりまわししていた。下だんじりに変えてからやりまわしまったくしなくなった。
- やりまわしっていつからやるようになったのかな。やはり殿様のウケ狙い?
- その可能性は否定できない。
- やっぱり権力に媚びてる。ほんとなさけない。
- でも見られることにより生まれた芸当だと思う。今も観客がたくさん来るからよし頑張ろうという気持ちになってよりやりまわしに力を入れてる。
- その可能性は否定できない。
- リアルに見に行ったら分かるけど、やりまわししてない間は活気がまったくない。死んでる。岸和田も同じ。
- やりまわしに力を入れすぎてる証拠。
- 岸和田以外でよく見かけるのは交差点の手前でだんじりが数台やりまわしの順番を列をなして待っている光景。引き手の男たちがほとんど全員地面にへたりこんでのびてる。はっきり言って醜悪。
- 休憩所で椅子にへたりこんでるのは構わない。観客の見えるところでやったら最悪。
- それひょっとして最終日だろう?そりゃ3日間も動かせばへとへとだよ。
- 岸和田の下(しも)だんじりだからこその動かし方。上(かみ)だんじりでやったら確実にこける。
地域別編集
泉州(旧和泉国地方)のだんじりの噂編集
岸和田だんじり(城下町)の噂編集
- 岸和田市#岸和田とだんじりも参照。
- 伝統的には、9月13日14日15日の3日間だった。
- かつての敬老の日は、大阪府出身の総理大臣幣原喜重郎によって岸和田のためだけに作られた。
- 左藤という大臣が作ったという説もある。東大阪の人だったと思う。
- 岸和田というと若者が暴れている印象が強いけど、実は暴れてるのはじっちゃんばっちゃん。
- かつての敬老の日は、大阪府出身の総理大臣幣原喜重郎によって岸和田のためだけに作られた。
- 異名は「はも祭り」とか。
- はもの刺身が有名な地元の料理。
- 泉北民は「下駄祭り」と呼んでる。この時期雨が降りやすいんで下駄が必要という意味。
- なぜか毎年必ず雨が降る。
- 太鼓をどんどん叩くんで雷さんがびっくりして小便を漏らすという。
- 泉州一般あまり雨が降らない乾燥気味の地域だから余計に目立つ。
- いつぞや台風が来て突風で20メートルは吹いて吹き降りになってるのに祭りやってた。
- なぜか毎年必ず雨が降る。
- 雨のときももちろんやりまわしをする。ただ転倒しやすい。
- ただだんじりは木製で濡れると痛むんで上から透明のシートをかぶせて動かしてる。
- 見に来る観客の多くが、だんじりがあちこちにぶつかるのが目当て。
- そうあれ腹立つ。せっかく練習の成果でうまくやりまわしをしたと思ったらブーイング。
- どこにも当たらずうまく回った時は盛り下がり、やりまわしに失敗して傾いて転倒しかけたり電柱にぶつかったりした時は拍手喝さい。
- テレビがあんな場面ばかり紹介したからだ。
- いわゆるハプニング映像というやつ。他人が失敗するのを見て笑うなんて最悪。
- でも意外と地元民も面白がって期待してたり。
- そう地元民でも直接祭りの運営に関わってない住民はとくにハプニング期待。
- やりまわしがうまく成功して拍手してるのは青年団とか町内会の連中だけだもんね。
- そうあれ腹立つ。せっかく練習の成果でうまくやりまわしをしたと思ったらブーイング。
城下町以外の岸和田各地のだんじりの噂編集
- 南海本線の春木駅付近にはだんじりが1台も、ない。
- あるよ。10台はある。駅前でパレードやってるし。
- でも、人超少ない。誰も知らんからかな?
- 春木にだんじりがあることはみんな知ってるけど、岸和田の町の祭りと合同してやってると思われてる。
- 岸和田の城下町の祭りと同じ日程にブッキングしてる。南海の客は素通りして岸和田へ行く。春木には急行が止まらないし。
- やりまわしはさすが岸和田市民なのでうまい。岸和田は客規制が厳しいんで近くで見れないけど、ここはすぐ近くで見れる。
- 春木は、中高年には懐かしい競輪場のあったところ。急行が臨時停車したし。
- 阪和線の東岸和田駅付近にも、だんじりがいっぱいある。土生(はぶ)郷っていう。
- ヘビみたいな名前だね。城下町よりやんちゃとか?
- 阪和線の久米田駅付近にも、だんじりがけっこうある。この辺は、八木(やぎ)郷って言うんだ。
堺市のだんじりの噂編集
- 鳳では、だんじりは練り歩くものではなくて、突っ走るもの。
- 突っ走りすぎて、商店街の出口の白い壁に激突してもまだ突っ走って突き破って平気な顔をしている。
- あれ、壁じゃなくて、壁紙。出口に大きな鳳という字入りの紙を壁紙みたいに張って、それをだんじりで突き破るという鳳伝統のやつ。だんじりが紙を破って、飛び出してくる。
- 鳳は、だんじり10台。中には、鳳じゃない地域のだんじりが、3台含まれてる。浜寺南町と石橋と富木。
- 上村(かむら)も、鳳じゃない。
- 厳密には鳳じゃないけど、今は鳳みたいなもの。
- 富木は、高石市。完全に他市。
- なぜ他市から参加してるかというと、むかし高石市にはだんじりが富木の1台しかなくて寂しいというんで鳳が恩情をかけた。
- 上村(かむら)も、鳳じゃない。
- 鳳は昭和まではやりまわしなんかしたことなかった。直線コースを走るだけ。いまはほとんどやりまわしをしてる。
- 岸和田の影響が大きい。
- テレビで紹介された後の現象。
- そうでもない。むかしから泉州の岸和田以外民は岸和田だんじりの熱烈ファンだった。敬老の日の岸和田宮入テレビ生中継の時間帯は町から人影が消えていた。
- やりまわしに向いてない上だんじりでもみんなやりまわしのまねごとをしてたし。
- だんじりが古くなって買い替えるときにそれまでの住吉型から岸和田型へと変える町が多い。
- 岸和田への憧れの現れ。
- 下だんじりは重いんで安定してる。上だんじりは軽いから転倒しやすい。それが理由。
- いちおうパレードでやりまわしをしてるけど見ていてハラハラする。どこのだんじりもへたくそ。
- あきらめて初めからやりまわしをしないだんじりもあるしね。
- 観客もここは岸和田じゃないとわかってるからそんなにやりまわしにこだわらなくてもいいと思うけど。突っ走るのが鳳の最大の魅力だし。
- 岸和田の影響が大きい。
- 一番の特色は、夜に突っ走ること。岸和田でさえ夜はやりまわしをしない夜は人の歩く速さで練り歩くだけ。
- 岸和田民からしたら夜突っ走るなんて考えられない。危険すぎる。自殺行為。
- コースは商店街とか神社参拝路なんで意外と明るい。
- 夜に提灯をともしただんじりが数台列をなしてるのは幻想的。しかもすべて勢いよく疾走してこちらへぐんぐん向かってくる。
- 夜のほうが観客多い。みんなよくわかってる通。
- 鳳の観客は2種類に分かれる。交差点の辺りに陣取る客と、狭い商店街でだんじりにかぶりつきになる客と。
- 昼は交差点のほうが多い。だんじりも最近は交差点で一旦停止して観客アピールしてるし。
- あれはやめてほしい。突っ走って交差点へといきなり飛び出してくるのが魅力なのに。
- パレードの時は停止してそこでセレモニーするけど、そのときだんじりの上からお菓子やらライターやら手ぬぐいやらを数十個ばらまく。客の大半はそれが目当て。だんじりを見てない。
- あれめちゃくちゃ危ない。小さい子供はいかないほうがいい。みんな手を上に差し上げてものが飛んでくるたびに飛び跳ねてる。
- ウィングス前は観客とだんじりがけっこう離れててそんな光景はあまりないけど、駅前の蔵王(今はないビルの名前だけどいまもこう呼ぶ)交差点ではよく見る。
- 地元のおばちゃんたちは「パレード」というとこの物バラマキのことだと誤解してる。だんじりが列をなして行進するのがパレードの意味と説明してもガン否定。
- 無料で配るとなったら血まなこになる。泉州民どケチ根性。
- 水間寺の正月もちまきもすごい人出だからね。あれはもちのなかに五百円とか千円札とか入ってるのが混ざってるからとくに血まなこになるほとんど狂乱状態。
- 商店街かぶりつき客は夜に多い。ほとんどが地元民か周辺民。通の客だね。
- 岸和田は厳しく規制されるけどここは規制が緩いからだんじりの間近で見られる。50センチしか空いてないほとんど目の前。客は一列状態、だんじりと店との間に1人分スペースしかないから。
- その代わり耳栓が必要かと思うほどの大きな音それに腹の底に響く太鼓の音。
- 最近客の飛び出しを防ぐ意味なのかラッパ音がすごい。あれめちゃくちゃやかましいんで1個か2個にして欲しいな。
- 昼は交差点のほうが多い。だんじりも最近は交差点で一旦停止して観客アピールしてるし。
- 突っ走りすぎて、商店街の出口の白い壁に激突してもまだ突っ走って突き破って平気な顔をしている。
高石市のだんじりの噂編集
- 富木(阪和線富木駅付近)のだんじりは鳳だんじり祭りに参加しているので、富木は、本当は堺市で鳳の町の1つである。
- 祭りのパンフレットにはそう書いてる。「鳳の町、富木」って。本当は、高石市。
- 昔は、高石のだんじりは富木だけだった。
- 江戸時代とか明治時代はあったんだけど、戦争とかで廃絶した。
- 岸和田がテレビで紹介されて刺激されて復活した。
- 市役所前パレードで富木のだんじりを見てみんなめちゃくちゃうらやましそうな顔をしてた。あれが刺激になった。いまは15台もある。
- 14台が高石連合で、あと1台が富木。富木だけ今でも鳳へ行ってるんでハミゴ。
- 高石のほうは南海本線高石駅前でパレードする。岸和田型の下だんじりでやりまわしをする14台と数が多いんでけっこう盛況。やりまわしはけっこううまい。
- 富木も高石連合に参加すればいいのに。阪和沿線からも2台が高石連合に参加してる。
- 富木は鳳から抜けたくない。昔から行ってるというのもあるけど、鳳は大都会なので晴れ舞台。
- 富木の地元民、祭りになったらみんな鳳に行ってしまって地元はもぬけの殻。等乃伎(とのき)神社は出店どころか灯一つなく真っ暗。
- その代わり富の里(富木駅西側)には軽トラにだんじりの形を模したのが載ってる花車がある。祭り最終日の日中ドンドコと太鼓を鳴らしてる。
- 富木にもだんじりがあると聞いてやってきた観光客がその花車を富木のだんじりと思い込み「富木のだんじりを見てきた。しょぼい」と言ったとか。
- 富木に引っ越してきたばかりの住民はこの花車を富木のだんじりと思っている。
- だんじり曳行コースの95%が他市にあるなんてお笑いを通り越して失笑だ。
- 時間にしたら土日で20分間。神社脇の小屋から引き出して高石市域を出るまでが5分。
- その埋め合わせなのか2018年6月の修理記念入魂式ではだんじりが地元を朝から夕方近くまで練り歩いた。だんじりが今まで一度も通ったことのない住宅街の狭い道を練り歩いた。
- 富木は鳳から抜けたくない。昔から行ってるというのもあるけど、鳳は大都会なので晴れ舞台。
和泉市のだんじりの噂編集
- 小さな町だから、だんじりは数台しかない。
- 35台、ある。岸和田の次に多い。
- 35台といっても全部集合するわけでない。和泉大連合でさえ10数台。
- 昭和の頃そんなたくさんだんじりなかった。岸和田の影響で増えた。
- 35台、ある。岸和田の次に多い。
貝塚市のだんじりの噂編集
- 1年に3回、だんじり祭りがある。7月、9月、10月。うらやましい。
- 地元のだんじり祭りは、麻生郷だんじり祭という。
- 麻生郷というのは貝塚駅から阪和線の東貝塚駅にかけての地域。水間鉄道の北側と言えばわかりやすい。
- 貝塚駅前の狭い道をやりまわしするのが見所。
泉南市のだんじりの噂編集
- 泉州の他の市町にだんじりがあるから、ここにもだんじりがあってやりまわしをしている。
- この辺りは、だんじりとやぐらの境目。
- だんじりは1つもない。やぐらだけ。北隣の泉佐野市が、だんじりとやぐらの中間地帯。
阪南市のだんじりの噂編集
- ここにもだんじりがあって、やりまわしをしている。
- この地域はだんじりじゃなくて、やぐら。形もまったく違う。
- 似たようなことはしてる。「回せ」というんだけど。ただだんじりは綱や前テコとか後ろテコとかで複雑な動きが合わさってやるんだけど、やぐらは本体を動かせばくるりと回る。
- やぐらというのは、本体はだんじりによく似てるけど車輪が左右1つずつしかない。泉州一般のだんじりは車輪が4つ付いてる。
- リヤカーの大型版。
- 京都祇園祭の山鉾に似てる。
- 京都のは山のように背が高いけど、こちらはだんじり並みの高さ。
- 最大の違いは、平地を練り歩くときは普通のだんじりみたいだけど、宮入りの時に引き手全員でやぐらを神輿のように持ち上げて波太神社の階段を駆け上がる。
- あんな重いものをしかも全持ち上げする。相当体力要る。
- 泉州一般のだんじり祭はやりまわしとか言ってもけっきょく綱を引っ張るだけだから、こちらは異次元の活気になる。
- みんな岸和田民を暴力集団みたいに思っているけど、実はこの辺のほうが荒々しかったりする。
- もちろんふだんはみんなおとなしい田舎人なんだけどね。
- みんな岸和田民を暴力集団みたいに思っているけど、実はこの辺のほうが荒々しかったりする。
- 泉州一般のだんじり祭はやりまわしとか言ってもけっきょく綱を引っ張るだけだから、こちらは異次元の活気になる。
- いや、持ち上げてるわけではなくて、階段をじかに車輪で上ってるわけで。
- 車輪(駒という)が祇園祭の山鉾並みでデカいからこそできる階段上り。
- 車輪が大きくなったのはこの辺り坂道が多いから。
- なんでも京都から奈良・和歌山周りで山鉾文化が伝わった時に紀伊山脈を越えるのに大きな車輪が必要だったというよ。それで車輪を大きくした。
- 物理の法則だね。頭いい。
- なんでも京都から奈良・和歌山周りで山鉾文化が伝わった時に紀伊山脈を越えるのに大きな車輪が必要だったというよ。それで車輪を大きくした。
- 車輪が大きくなったのはこの辺り坂道が多いから。
- それでも綱を引っ張るだけの体力とは桁違いの力が要るのは同じ。重力に逆らって階段の上へ押し上げるからね。
- 綱を付ける時と付けないときがある。道路を練り歩くときは付けて、階段を上るときは付けずやぐら自体を動かす。
- 車輪(駒という)が祇園祭の山鉾並みでデカいからこそできる階段上り。
- あんな重いものをしかも全持ち上げする。相当体力要る。
- 保有台数は10台くらい。
- いや、20台はある。
- 昔は50台あったと言われてるよ。
- いや、20台はある。
- だんじりは普通太鼓はだんじりの中にあるけど、やぐらは後ろにある。
- 後ろというかおしりに付いてる。
- おしりじゃなくて厳密には背中バック。おしりはボトム(底)。
- だから太鼓をたたく人はやぐらの後ろについて歩いている。笛吹役も同じように後ろについて歩く。
- 地区によっては大型のやぐらを導入するところがある。大型だと人間の頭の上の位置に太鼓があるんで、そういうやぐらには後ろに腰かけれるところがあってそこにまたがり座って太鼓をたたく。
- 後ろというかおしりに付いてる。
- 大きな輪だからだんじりにはまねできない芸当ができる。大きく前後に揺らす。前に倒ればほとんどうつむき後ろに倒ればほとんど仰向け。
- だんじりで同じことやったらこける。
岬町のだんじりの噂編集
- 岬町を忘れてもらっては困る。大阪人も岬公園あそこ和歌山でしょ?とかいうし。ここにもやぐらがある。
- 9台あるよね。
河内(旧河内国地方)のだんじりの噂編集
- 泉州と同じようなだんじり祭である。
- 確かにだんじり自体は泉州と似てるけど、前テコも後ろテコもない。だいいちやりまわしをしないから、そんなのは要らない。
- 練り歩くときは人の歩く速さだからね。突っ走るなんてしないし。
- 富田林の祭りは、駅前パレードの時ものすごい活気。
- 大音声のハンドマイクでのだんじり唄歌いと、引き手十数人によるだんじり前後揺らし。前に十数メートルほど勢いをつけて前進し、また後ろに十数メートルほど勢いをつけて後進する。
- 熱気を帯びてきたら、神輿みたいにだんじりを持ち上げたりする。
- ただ神輿と違って重いんで全部は持ち上がらない。前半分だけというのが普通。
- 熱気を帯びてきたら、神輿みたいにだんじりを持ち上げたりする。
- ただ泉州人が見ると下品に見えるのが難点。
- 引き手たちがいかにも河内人というかやんきーっぽいというか。
- 他市からはよくバカにされるけど、あれはあれで一つの文化だと思う。誇りに思ってる人は多い。
- 大音声のハンドマイクでのだんじり唄歌いと、引き手十数人によるだんじり前後揺らし。前に十数メートルほど勢いをつけて前進し、また後ろに十数メートルほど勢いをつけて後進する。