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*'''中国地方の国道'''の噂。国道のうち、高速道路・有料道路については[[高速道路]][[自動車専用道路]]へ。
==税の噂==
#民が統治機構に収めるもの。
#*ショバ代やみかじめ料の国家版。国家権力に基づく法令に紐付いているから、どんな難癖をつけても
#*減税すると名政治家扱いされるのも今は昔の話。古くは[[天皇伝/上代#仁徳天皇(第16代)|民の竈]]という逸話があるが、近年は信のある減税策がないというのがその元凶か。
#*最近は下手に減税するより、増税して補助金を増やしたほうが名政治家扱いされることが多い。実際はただ利権を生んでいるだけなのにww
#税金絡みは法律のみならず施行令や施行規則も多くてややこしい。ただ、それ以上にややこしくさせている通達の山。
#*所基通や相基通とかもはや1本の政令クラス。
#政治家や[[公務員]]の生きる源泉。
#*税金のムダが多いと批判をするが、自分の給与はムダだと思っていないのか、増税してでも歳費をあげようとする議員の多いこと。
#近代以降の貨幣経済においては金銭を収めることがほとんどだが、元々は物納だった。
#*貨幣経済の時代であっても、例えば、日本の江戸時代は、年貢米など現物納付で納税されていた。
#税率を上げれば、経済が良くなると言った無政府主義者の総理大臣が居たことがある。因みに、21世紀の日本の話。
#毎年、何かしらの税金が増税している。
#*間違っても、減税は絶対にない。
#印税、というのは、著作権の使用料であり権利者に支払うものであるから、税金ではない。
#実は'''時効'''がある。本来の納期限から一定年数以上経過によって、納付義務が無くなる場合と、仮に課税・納付額が間違っていたとしてもそのままフィックスにする場合がある。
#*ほとんどは5年。
#*後者は、間違いの原因が納税者側に帰するかどうかは関係ない。「役所側のミスで実は過剰納付だったが時効成立済」というもめ事がたまに起きるが、こういうときに修正してもらうには裁判手続を取る必要がある。


==主要<!--Chakuwikiで記事の量が多い-->・他地方のページに記述のある国道==
==各税金の噂==
*[[国道2号]]
===消費税===
*[[国道9号]]
#日本での歴史は意外と浅く平成初期に誕生した。
*[[国道178号]]
#*それ以前にも大平首相の頃から導入の話はたびたび出ていたがそのたびに頓挫していた。
*{{国道|近畿|179}}
#消費税法に基づいて徴収されている。
*{{国道|近畿|250}}
#日本で最も増税・減税の話を気にする人が多い税金。
*{{国道|近畿|373}}
#*景気への影響もバカにならないのだから、ある意味当然。
*[[国道429号]]
#諸外国より低い税率であることを財務省がよく言っている。
*{{国道|近畿|482}}
#*諸外国では贅沢税的要素も兼ねていて商品によって税率がてんでバラバラだということを無視している[[日本の省庁#財務省|財務省]]
#*細かすぎるとそれはそれで文句が出たり、抜け穴が見つかったりするわけで…。
#*IMFも「もっと上げないとまずい」としつこい。
#本来、2004年度から消費税込みの総額表示を義務付けていたところが、2014年度から(8%への増税にあわせ)「総額表示を廃止」したせいで、少しでも安く見せかけようと従来通りの「税別価格のみ」の表示に戻り始めた。
#*「自主的に」総額表示を継続している小売店も全くないわけでないが。
#**それを「あえて」貫いているのが[[しまむら]][[ヨドバシカメラ]]とか。
#*税別価格が数万円~数十万円もする高額商品(家具、家電、宝石とか)でさえ、平気で税別価格のみでしか表示しない、<s>睾丸</s>厚顔無恥の恥知らずな小売店も腐るほど存在する。
#**仮に税込価格まで併記するとしても、わざと小さく「<font size="4" color="#ff0000">'''100,000円'''</font><font size="1">(税込110,000円)</font>」のようにしか併記しない(消費税10%前提)。
#**小売価格が相場より安ければ「税別価格のみ」でもいいと勘違いしている小売店も腐るほど存在する。
#*そもそも総額表示は廃止されてない件。
#**あくまで原則は総額表示(消費税法63条)なんだけど、2021年3月末までは消費税転嫁対策特別措置法第10条に基づき、例外的に税別価格のみの表示をすることが許容されているだけ。
#**ほとんどのスーパーや小売店がその「例外」に甘え、「総額表示」を守らないので、結局は(期間限定ながらも)「廃止」されていることに変わりはない。
#***「廃止」されているというのは語義としておかしい。例外に甘え、総額表示を守らないという顧客本位でないスーパーや小売店に問題があるとは、強く感じるけど。特に家電量販店。


==国道29号==
===住民税===
#実質「'''鳥取自動車道'''」。姫路から鳥取まで走る国道。
#多くのサラリーマンが一度は抱く「額面はもっとあんのに……」というやるせない感情の原因の1つ。
#始点は国道2号(姫路)、終点は国道9号(鳥取)。2→9とうまい語呂。
#*後の3つは、所得税と保険料、そして年金。
#*[[国道17号]]や{{国道|東北|47}}も同様。
#自治体によっては極稀に減税に踏み切るところもある。(河村たかし一期目の[[名古屋市]]とか。)
#道路の良さで{{国道|近畿|175}}や{{国道|近畿|176}}に負けてる。
#納付先の自治体は、各人が1月1日時点で住民票を置いているところになる。年の途中で転居しても関係ない。
#鳥取行きのメインルートは今も昔も智頭経由。なのに明治時代になんでこっちが29号って小さい(=重要)番号になったんだろう。向こうは53号とか300番台なのに
#前年中に給与や報酬を支払ったことがある事業者は、毎年1月末までに「昨年の1年間で、どこの誰に何円を支払っている」ことを説明する文書を各地の市町村へ提出しなければならない。市町村はこの提出書類をもとにして各人の住民税額を算定する。
#本当に[[鳥取自動車道]]が開通してこの道の意義が更に薄くなった
#*「給与支払報告書」(略してキュウホウ)という書類。様式は自治体ごとに異なる。
#両端は別として接続する国道は429と482だけと思ったら鳥取南バイパスに53(373重複)との交差点が。
#**課税対象者のマイナンバーが必須記入事項になっている。
;兵庫県区間
#**副業であっても同じく提出されるので、結局は副業による収入額も市町村の把握するところになり、それが住民税額に反映される。
#*起点のほんの少しの間は本当に高速みたい。
#***経理に慣れている人だと前年所得と大まかな課税額の相関性がだいたいわかるため、給与に比して住民税控除が大きいことに気づかれ無断の副業がバレる事例もある。
#*でも姫路から鳥取へは姫路→佐用→大原→鳥取の姫新線+智頭急行のルートのほうが一般的。
#***逆を言うと給与支払報告書が提出されなければ所得の存在自体を市町村に知られないことになるので、副業収入を絶対に隠したい場合は、自身が給与支払報告書を作る立場になるかそういう立場の人と結託して自己の分を隠蔽するくらいしか手が無い。
#**このルートを使ったバスも以前はあったがあまりの人の少なさに廃止…
#***国道29号線を使ったバスは↑のバスよりさらに人がいなかったのでもっと前に廃止…
#何も無い道。
#*起終点以外で賑わってるのが宍粟市山崎(旧:山崎町)くらい。
#*いやいや、鳥取方面から戸倉峠越えの後、兵坂トンネルを抜けると引原川沿いに下って「道の駅はが」辺りまでの区間はこのルート一番の見所で快適道だと思う。特に引原ダム湖の音水湖辺りはお勧めのビューポイント。
#**快適道だからと言ってもここら辺は追禁区間のはずだが、ハイスピードで何台もの車をごぼう抜きにして追い越していった車を反対車線で見かけたと思ったら、サイレンを鳴らしながら物凄い勢いで追っかけていくパンダカーが見えた。
#**この区間の登坂車線は走行車線、走行車線は追い越し車線だな
#国道2号線の姫路付近のランプで、案内に「鳥取」と書いてあることに違和感を覚える人は多い。
#*起点付近のルート変更で無くなったらしい。
#歩道なし、中央分離帯なし、片側1車線で60km/h制限の区間が存在する(制限の看板もちゃんとある)
#姫路市内の旧道は県道724号に降格したが、青看に「r724↑鳥取」と表示。原チャで鳥取方面から国道29号線走破する場合、県道724号線へ強制的に迂回が必要。
;鳥取県区間
#若桜駅からは若桜鉄道~因美線と並走。
#鳥取南バイパスは石破パワーで走りやすい。


==国道30号==
===所得税===
#[[岡山市]]と[[高松市]]を結ぶ国道。
#多くのサラリーマンが一度は抱く「額面はもっとあんのに……」というやるせない感情の原因の1つ。
#*[[瀬戸大橋|瀬戸中央自動車道]]も、実は国道30号。
#トウゴウサンピンとかクロヨンなんていう公然の隠語がある。
#いわゆる「所得の再分配」の要…のはず。
#ふるさと納税を行うと、一部還付される税金はこれ。


;岡山県区間
===法人所得税===
#バイパス青江交差点を通過したら一瞬、高架橋があるが、これは、かつて岡山臨港鉄道通っていた名残だ。
#法人が1年間で得た事業所得分についてかかっているもの。
#*そうなんですか?初耳です。
#プロ野球の親会社においては、昭和29年の「[http://web.archive.org/web/20190514133903/https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kobetsu/hojin/540810/01.htm 職業野球団に対して支出した広告宣伝費等の取扱について]」なんていう通達のおかげで、トンデモナイ額の法人所得税の減免を受けている会社がある。
#*その高架橋を越えた辺りに、真黄色のマンションがある。
#「法人税法施行令」で別途定められた種類の事業で得た収益の場合、事業主体が非営利法人であっても課税対象になる。
#4車線線工事も終え、玉野市「田井交差点」まで4車線だ。
#*対象になる法人は、「法人税法別表第二」にて「公益法人」の扱いになっているもの。
#*最近まで2車線だったので、頻繁に渋滞が発生していた。
#*具体的には、物販や飲食提供など、34種類。
#玉野市内に向かう途中にループ橋がある。
#*NPOや宗教法人なども例外ではないため、例えば「宗教法人には一切税金がかからない」と断言すると馬鹿呼ばわりされても仕方ない。
#岡山側は宇野駅前まで。
#**今どきそんな頭の悪いヤツいるの?
#*「宇高国道フェリー」乗り場までは繋がっていない。
#岡山市藤田付近は怪しいお店や建物がいろいろある。
#*ピンク色の巨大な鯨がいる。
#**数年前まで、スペースシャトルだった。
#*中古バスの専門店がある。


;海上区間
===法人住民税===
#宇高国道フェリーがその区間を担う。
#法人が本店を置く地域に支払う税金。
#住民税の法人版。
#経団連が税率を下げろという税金。
#*[[日本共産党|共産党]]が税率をもっと上げろという税金でもある。


;香川県区間
===自動車税===
#四国側は宇高国道フェリー乗り場が基点。
#毎年5月末までに払わないといけないアレ。
#高松側の区間は一瞬。
#事業用の緑ナンバー(バス、タクシー、トラックなど)は、自家用と比して実質的に非課税同然に優遇されている。
#*中央通りの一部。
#所有者が国、都道府県、市町村、独立行政法人、国立大学、日本年金機構、日本赤十字社(緊急車のみ)である自動車には課税されない(地方税法146条)。
#*逆を言うと、上記に当てはまらない場合は非営利法人であっても課税される。


==国道31号==
===関税===
#1~58号の中で最も短い。区間だけ見たら県道かと思ってしまう。
#外国からものを輸入したときにかかる税金。
#*呉は戦前6大都市のひとつだったから。
#実を言うと米など、ごく一部の品目を除いて、世界標準と比べると日本の税率は低めらしい。
#広島~呉だったような。呉は県民じゃないと読めないはず。
#日本においては明治時代に小村壽太郎が、諸外国から勝ち取ってきたもの。
#*厳密には海田町~呉市。
#下手に上げると貿易戦争の引き金を引くことになる。
#*<!--になるはずが-->海田と合併しなかったので海田~呉
#終点の場所がなんか中途半端。お仲間の[[九州・沖縄の国道#国道35号|国道35号]](佐世保市役所前)のような分かりやすい場所でもない。
#[[西日本高速道路#広島呉道路|広島呉道路]]がバイパス扱いのせいなのか、ノロノロ運転の割には4車線化されることはない。
#*広島呉道路が開通する前(1996年)の道路地図には「常に渋滞」だなんて書いてあった。今よりも更にひどかったらしい。
#28号が神戸~徳島、30号が岡山~高松なのになぜ31号は広島~松山にならなかったのか?広島や愛媛がお国に見下されているという事か?
#*それこそ35号線と同じ位置付けなんでしょう。


==国道53号==
===印紙税===
#[[岡山市]]と、[[鳥取市]]を結ぶ国道。
#特定種類の「文書」が課税対象になる税金。
#*元は二級国道179号だったが、1963年に一級国道53号に昇格した。そして姫路市~鳥取県羽合町(現・湯梨浜町)間を179号に変更した。
#一般の人でもっとも目にする機会の多い課税文書は、額面が5万円以上の領収書に200円の印紙が貼ってあるものだろう。
#*主な経由地は、岡山市~津山市~黒尾峠~智頭町~鳥取市。
#印紙の代金を負担する義務を持つのは、「文書を作る側」。例えば領収書の場合なら、支払を受ける側ということ。
;岡山県区間
#対象になる文書を作る機会が業務上でとても多い(例:銀行)場合、作成数量を定期的に税務署に届け出て別口で納付する。
#岡山~津山の国道沿いに、廃城がある。
#*この制度を利用した場合、該当の書類に「印紙税申告納付につき○○税務署承認済」という文言が付く。
#*ドライブイン「一の丸」の事?久米南町にあった気が
#仮に印紙の貼り忘れがあったとしても、税法上の問題にはなるが、文書の法的効力自体には全く影響を与えない。
#奈義にでっかいループ橋がある
#公益法人または国税庁が営業者扱いしないものとされているところは免除になる。
;鳥取県区間
#*例として、前者は社会福祉法人、学校法人など。後者は医療機関、弁護士、司法書士など。
#中国道佐用インターから鳥取市に行くと、しらない間に国道53号に変わっている。
#*現在、平行して鳥取自動車道建設中。
#市内で商店街を走るが、商店街はちゃんと歩道が完備されている。


==国道54号==
==税制関連制度の噂==
#全長170kmほどなのに道の駅が5つもある。
===ふるさと納税制度===
#途中に登坂車線がいくつかあり、そこはレース場と化す。
#納税すれば返礼品がもらえる制度。
#ほとんど他の国道との重複区画で、単独区画は飯南町野萱~松江市宍道町佐々布だけ。
#*ふるさとチョイスやさとふるなど、ふるさと納税専用サイトが乱立しているのも返礼品のおかげ。
#[[広島市]][[松江市]]を結ぶ国道。
#本当は故郷や思い入れのある地への寄付の見返りに、住所地での税負担を一部控除するという制度だったが、返礼品を手厚くすることによる、税の奪い合いが加熱した。
#*終点は宍道ではない。
#[[日本の省庁#総務省|総務省]]vs[[泉佐野市]]の戦いで知られる。
#*三次~三刀屋間は、松江自動車道が完成したので存在意義が薄くなりつつある。
#*長くなるので[[泉佐野市#ふるさと納税の噂]]へ。
#昔は広島~三次~日南だった。
#*この問題の本質は、そもそもふるさと納税は各自治体が競争して財務省を通さずに自前で税収を得るという市場競争の考えを持ち込んだものだったのに、それを総務省が妨害していること。
#*というか今の183号。
#**知恵を絞って、無理してでも税収獲得競争に勝った自治体を妨害する本旨は、総務省が地方自治体を統制したいだけ。地方創生とか地方分権なんて、本気でやる気がないというのが透けて見える。
;広島県区間
#***まあそもそも総務省は、導入時からふるさと納税制度に大反対だったんだし、総務省側が、ちょっとずつ自分たちのやり方に戻そうとしているという感じ。
#広島~可部までは191と重複。
#****それでも制度導入ができたのは、制度の下地を作った当時の官邸(第1次安倍政権時代)は比較的新自由主義的な考えを持つ政治家が多く入っており、また、地方自治体も霞が関の下請けみたいなやり方に嫌気がさしていて競争をしたいと考える所が増えつつあったかた。端的にいうと、無理やり政治主導で押し切ったという感じ。
#最近広島市内を183号線にとられた。
#*そもそも、他所の産品云々以前に、返礼率3割なんて言う社会主義体制みたいな上限をかけることが、泉佐野vs総務省の戦いの根幹だという話なんだけど。{{極小|そこを履き違えられると、噛み合わないけんかにしかならないべさ……}}
#可部のほうでいつも渋滞してる。
#**政府からしてみりゃぶっちゃけ「税収を増やすためのまっとうな努力をしていない」「楽して儲けている」ように見えてしまうんだろうな。
#やたらバイパスが多い。(祗園新道、佐東バイパス、可部バイパス、上根バイパス…)
<!--#**市役所側が特産品云々で噛み付いているんだよなあ(その流れで「泉州タオルは残念」扱いが出てくる)
#*全部つなげて北広島バイパスでも作ればいいのに。
#***それ、偏向報道と一緒で、一部を切り取って全否定しているように見ているだけじゃん。最初から否定的な見方で見すぎ。-->
;島根県区間
#*この戦いの原因ともなった総務省の通知書という形の恫喝文書の影響で、日本が誇る真珠の特産地である鳥羽市と志摩市は、地元で養殖した真珠を用いた加工品を返礼品にできなくなり、収入がガタ落ちした。
#頓原バイパスは1964年9月に開通してから17年間はJHの有料道路だった。
#「[[鹿児島市]]民」となる[[鹿児島/中南薩#鹿児島郡の噂|十島村・三島村]]の役場職員は、ふるさと納税制度を用いて村に納税している。
#T下元首相の実家の前を通る。
#*おそらく[[沖縄/八重山|「石垣市民となる」沖縄県竹富町の役場]]職員も同様に活用していると思われる。
#被災地の復興支援のために活用されることがある。
#*実際に被災自治体への寄付が集中することで、ふるさと納税専門の部署が設置されることがある。
#地域によっては無視できない額の寄付が集まる(予算規模が100億円に満たない町村で寄附額が10億円ある事例すらある)。貴重な自主財源。
#*ふるさと納税を元手に[[鹿児島/大隅#南大隅町の噂|映画を作った町]]すらある。
#かつてのミニ独立国やゆるキャラでも見られたように、ふるさと納税に特に熱心な自治体があると[[ベタな田舎の法則|周辺自治体も乗っかる傾向がある]]。
#[[オリックス]]の[[株主優待]]がふるさと納税を明らかに意識している件。
#*御当地の産品をカタログギフトでプレゼントするということ自体は[[KDDI]]や沖縄セルラー電話もやっているけど、「ふるさと優待」なんていう露骨な名前はここぐらいだろう。
#政府主導で地方自治体に税金の奪い合いをさせ、そこから特定の民間企業に上前をはねさせるというえぐい制度。
#*奪い合いに負けた自治体は人口流出や大企業の撤退が起きたわけでもないのに税収が減る。
#*制度全体で見ても奪い合いのためにかかる費用によって税収は目減りする。
#*敗者が被った損失で胴元と勝者が潤うと言う意味ではギャンブルとそう変わらないかもしれない。
#*中央主導で地方を疲弊させると言う意味では江戸時代の参勤交代と同じかもしれない。


==国道180号==
===マル優制度===
#岡山市(大雲寺交差点)と松江市(相生町交差点)を結ぶ国道。
#銀行預金の利息にかかる税金をゼロにする制度。
#*終点は米子市陰田ではない。多くの人は陰田が終点だと思ってる。
#今でこそ障害者の方向けのものだが、バブル期まではすべての個人において預金額900万円まで一律非課税だった。
#起点~総社・高梁市境までと、国道9号重複~終点までは国土交通省直轄区間。
#*これを逆手に取り、子供名義の銀行口座開設を進める銀行員も多かった。
#*そのため総社から高梁に入ると「国土交通省管理区間ここまで」「ここから岡山県管理区間」という標識がある。
#*対象の大幅縮小が話題になっていた頃にそれを皮肉った「丸勇高利」(まるゆうたかとし)という四股名の力士が登場したこともある。
;岡山県区間
#少額貯蓄非課税制度というのが正式名称。
#岡山~総社は大渋滞区間。総社・一宮バイパスの全線開通が待たれる。
#岡山・鳥取県境の明地トンネルは、岡山側は綺麗だが鳥取側はザラザラ。
#*・・・だったが鳥取側も綺麗になった。
#総社市美袋の高梁川対岸に、大崩壊した採石場が見える。
#岡山県内は県庁所在地の岡山市と県北の新見市を結ぶ主要路線だが、鳥取県内はきついカーブが多く、国道181号の影に隠れている。
#道の駅がない。
;鳥取県区間
#広島 180km。
#かつては伯備線沿い(現・181号)だったが、1974年に旧県道8号新見日南米子線の北側を昇格し180号を遠回りに。


==国道181号==
===NISA制度===
#[[津山市]]と[[米子市]]を結ぶ国道。
#イギリスのISA制度のパクリ。
#Ζガンダムが置かれている道の駅がある。
#NISA口座で1年間に120万円以下の投資をした場合、それ儲けが出ても非課税とする制度。
#伯備線並走区間は1974年まで国道180号に隠れていた。
#*損益通算ができないので、昔からの投資家のお父様方には受けが良くない。
#国道183号・国道482号重複が長い。
#ジュニアNISAやつみたてNISAというようなは製品も存在する。
#結局2024年から仕組みが変わるらしい。
#*建前上は、積立型で投資信託を買わないと、株などを買うことができないという制度になるらしい。


==国道182号==
===消費税の軽減税率制度===
#新見市(井村交差点)と福山市(明神町交差点)を結ぶ国道。
#日本では消費税率を8%→10%に引き上げる2019年10月から始まる制度。
#広島県内のほとんどが国道314号の重複。
#食料品の購入時にかかる消費税率を8%とするもの。
#岡山県道32号新見勝山線が国道182号に編入すれば、岡山県北を東西に抜ける国道が完成する。
#*何故か日刊紙も対象。どう考えてもブンヤ利権。
#中野信号交差点が実感としては境目。
#**他の出版物も対象に入れるように出版業界が運動していたがそちらは実現しなかった。
#**主導したであろう某紙は軽減税率を勝ち取った途端に値上げした。
#海外だと[[カナダ|ドーナツ6個以上で、軽減税率の対象になる国]]なんかもある。街なかでは主婦らがドーナツの共同購入をすることもあるとか。
#*5個以下は外食扱いなんだとか。基準が意味不明。
#夕張メロンや神戸牛のような高級品でも食料品なら税率8%。でも、衣服や医薬品、水道代や電気代のような生活必需品は、税率10%。おかしくね?


==国道183号==
==現存しない税の噂==
#[[広島市]][[米子市]]を結ぶ国道。
===租庸調===
;鳥取県区間
#律令制が機能していた頃の税制。
#根雨を経由する。
#*他にも雑徭や出挙など色々あったが主だったものはこの3つ。
;広島県区間
#租は口分田をもらった人なら誰でも収穫の3%くらいを納めなければならなかった。
#踏切が2カ所ある。
#*[[wikipedia:ja:貧窮問答歌|払えないと鞭を持った里長が家まで取り立てに来る。]]
#*[[可部線|八木踏切]]のことですか?
#庸は成人男性限定で都での労役代わりに布か米を納めるもの。
#亀井議員のお膝元。
#調は布や糸などの繊維製品または地方の特産品を納めるもの。
#*[[調布市]]の名称はその際に布を納めていたのが由来。
#*飛騨では庸・調とも免除の代わりに都で働く飛騨匠を出さなければならなかった。
#*奈良からは荷札として使われた木簡が大量に出土し当時各地で何が特産品とされていたかといったことが手に取るように分かる。
#**なおこのような特産品を納めさせるやり方は日本オリジナルだったらしい。
#租は各国の国府に収めるものだったが庸と調は直接都まで運ばなければいけなかった。
#*特に陸奥や出羽からは往復で2~3か月もかかっている。
#**九州では大宰府に届けるようにされていたので東北なら多賀城かどこかに届けさせるようにすればよかったと思う。
#***ただ、多賀城には律令のようなシステムがなかったんだよなー。
#*この時、旅費が支給されなかったので、労働力が奪われて民衆の負担になった。
#**これが、律令制崩壊の遠因の一つとなった。


==国道184号==
===年貢===
#[[尾道市]]と[[出雲市]]を結ぶ国道。
#日本の歴史上で農民が払っていた税としてまずイメージされるのはこれ。
;広島県区間
#*時代劇などではこれが払えない百姓が妻子を身売りするといった場面も目にする。
#実質は[[三次市]]までしか機能していない。
#武士による支配とセットで語られることが多い気がする。
#亀井選挙区を縦断。
#基本的に自分の田で採れた米で納めるものだった。
;島根県区間
#*だが江戸後期など貨幣経済が盛んな時代になると金で米を買ってきて納めるケースも出てきたという。
#飯南~出雲は国道54号+県道26号を使うのが一般的。
#*稲作が困難な地域の場合、別の手段が定められることもあった。
#1993年にT下の政治力で旧県道11号三次出雲線をR184に昇格したから。
#**例として伊豆諸島では「塩」。これによって魚の長期保存に使う塩が足らなくなり、やむを得ず塩水の使いまわしでしのごうとした結果として「くさや」が誕生したそうな。
#石見で国道9号に次いで番号が若い。
#収穫高に対する割合は「〇公〇民」と表現される。
#近代に入った後は地主に払う小作料のことをこう呼ぶこともあった。


==国道185号==
===物品税===
#呉市と三原市を結ぶ国道。
#消費税導入まで課税されていたぜいたく品対象の税。
#休山の渋滞酷すぎ。
#*ぜいたく品を多く購入する高所得者ほどたくさん払うことになるため一億総中流社会推進の原動力になったという見方もある。
#*もうじき4車線化されるらしい。
#品目ごとに税率が異なっていたため何が対象で何が対象外かややこしくて仕方なかった。
#*旧道は4車線である。バスは旧道経由。
#*例:コーヒーやゴルフ用品が課税で紅茶やスキー用品が非課税。
#仁方から東はひたすら海沿いを走る。
#*国税局により判断が分かれたケースさえあった。
#阿賀で愛媛のワンセグが拾える。需要は多分ない。
#もともとは日中戦争の戦費捻出のために導入された特別税が前身。
#アナログ時代は深夜に6chで[[朝日放送|ABC朝日放送]]を受信できた。生駒山の電波を安芸国で受信できたとは。
#*なぜ戦後にGHQが解体しなかったのかが謎。
#ほぼ全線で[[呉線]]が併走する。
#よく「消費税がなかったころは経済成長してた」という人の脳内には物品税はなかったことになっている。
 
==関連項目==
==国道186号==
*[[税金泥棒と言われる法則]]
#江津市から大竹市を結ぶ国道。
{{DEFAULTSORT:せい}}
#*決して[[浜田市]]から[[広島市]]を結ぶわけではない。
[[Category:経済]]
#**かつては広島~浜田だったが191号に取られた。
[[Category:政治]]
;島根県区間
#国道9号重複が25km。
;広島県区間
#温井ダム周辺に温度計が無駄にある。
#国道434号重複が長い。
 
==国道187号==
#益田市から日原まで国道9号に重複。
#山口県で3番目の国道、黄色ガードレールが登場する国道では最小番号。
#起点は岩国市錦橋ではなく、岩国市立石。
 
==国道188号==
#全線が直轄。
#かつては徳山市も通っていた。
#岩国駅前ではロータリー交差点がある。
 
==国道189号==
#大半が188号重複。
#中国地方最短国道。
#[[岩国市#岩国基地・岩国錦帯橋空港の噂|米軍の岩国基地]]へ行くための道路。
#*この国道から、海上自衛隊の岩国航空基地や岩国錦帯橋空港へはいけない。
 
==国道190号==
#[[山口市]]岡屋(小郡道路のところ)と[[山陽小野田市#埴生|山陽小野田市埴生]](ドライブインみちしおがあるあたり)を結ぶ国道。
#*起点も終点も国道2号に接続している。
#**終点の場所、よくみたら下関市にも掛かっている気がする。
#[[宇部市]]の大動脈。
#*特に、藤曲付近は山口県内でも屈指の交通量。
#国道2号のバイパス開通までは、上市交差点が終点だった。
#*1990年代後半までは右折が出来ない(小野田から走ってきた場合、厚狭方面に行けない)構造だった。
#*国道2号と国道190号の交差点だった頃は、渋滞スポットだった。国道190号単独となった現在は、単なる交差点。
#県道との重複区間がない。
#宇部市では、19.1kmポストから100m足らずのところに20kmポストが存在。そのまま次は20.1km。バイパスに伴う距離修整をしていないので、「消えた1km」がずっと存在している。
#旧・県道宇部線(宇部道)。1953年5月に国道へ昇格し、1965年4月1日に一般国道となった際、全線が直轄路線となった。
 
==国道191号==
#[[国道2号]]では200キロ弱の広島‐下関間を、300キロ弱で結ぶ国道。
#広島-益田と益田-下関では、全く別の国道だと思う。
#山口県北部の大動脈。
#本州最西の国道。
 
==国道261号==
#広島市役所前から広島市を縦断。
#終点は江津市。
 
==国道262号==
#山口県中部を縦断。
#山口-防府間はほぼ4車線道路。山陽自動車道の防府東ICにも近く、広島方面から山口市へのアクセス路としても重要。
#萩道路が無料化されたため、萩-山口間の路線として262号線をトレースすると遠回りになる。
 
==国道313号==
*広島県[[福山市]]→鳥取県[[鳥取/伯耆#北栄町|東伯郡北栄町]]
#ロマンチック街道313、などというこじゃれた名前が付けられているが、いまいち違和感がぬぐえない。
#*沿線に観光地が多いから、ということだが、他の国道と比べて並はずれて観光名所が多いと言えるほどなのか。
#広島県区間は10kmしかない。
#倉吉西バイパスは無料高速。
 
==国道314号==
#中国地方を縦断する国道だが、終点が雲南市三刀屋町ととても中途半端。
#福山市が起点、国道182号重複が長い。
#奥出雲おろちループがある。
 
==国道375号==
#三次市北部は狭い。
#三次市~呉市は走りやすい。
#東広島呉自動車道はバイパス。
 
==国道376号==
#山口市~岩国市。
#かつては美祢市まで延びていたが1982年4月から435号に。
 
==国道430号==
#岡山県内の倉敷市と玉野市を結ぶ国道。
#児島から西は産業道路、東は観光道路。
 
==国道431号==
#[[出雲市]]と[[米子市]]を宍道湖と中海の北を通って結ぶ国道。
#*普通は東京に近い側が起点なのにここは逆になっている。
#かつては県道1号だった。現在の県道1号は溝口伯多線だが無関係。
#平田と松江で変に屈折している。
#松江から境港へ行くのにはみんな[[ご当地の名橋#江島大橋|江島大橋]]を使うのでこっちはガラガラ。
#鳥取県区間はほとんどバイパス。
 
==国道432号==
#松江市から竹原市まで広島根東部を縦断。
#松江市南部のみ酷道。
#亀さんのおかげで400番台の割に走りやすい。
 
==国道433号==
#三次市三次駅前~大竹市みどり橋を結ぶ酷道。
 
==国道434号==
#三次市三次駅前~周南市徳山を中国道沿いに結ぶ。
#かつての山口県道1号線。
#周南市では376号→315号に重複し国道2号にぶつかるまで。
 
==国道485号==
#島根県では唯一、県内完結の国道。
#本土部分は、松江市街地を縦断する大動脈だったが、松江だんだん道路が開通してから県道21号に降格した。
 
==国道487号==
#呉市から音戸島、江田島を経て宇品に行く国道。海上区間が2つもある。
#江田島はぐにゃぐにゃしたルーティングで、行き先によっては県道を通ったほうが速い。
#海上区間の片方(津久茂瀬戸)は、国道昇格時には橋を架ける計画(津久茂架橋)があったらしい。
#*ここは自衛隊の艦船が頻繁に通行するので、[[ご当地の名橋#音戸大橋|音戸大橋]]・早瀬大橋同様に「高さ」が必要になりそう。
#*[[瀬戸内海架橋計画]]の項目にある「3、4、5」は実在する資料でみたことがある。
 
==国道488号==
#中国地方一の酷道。特に裏匹見峡あたりは酷い。
#かつては県道4号だった。
 
==国道490号==
#「自治体公認の酷道」として有名。
#*途中に県道への迂回を促す看板がある。
#**該当区間(秋吉台-萩間)は道なりに進めば回避してしまったりする。
#美東まで自動車専用道路(小郡萩道路)が開通したので、従来の区間は県道になった。
#*こういう場合、原付や歩行者のために旧道(?)もそのまま国道指定しておくはず・・・まあどっちも県管理なのだが。
 
==国道491号==
#れっきとした酷道だが、あまり知られていない。
#*ここも490号同様、道なりに進める県道に誘導される。
#*古い地図(1993年の国道指定前後)では、一の俣温泉から先が未開通扱いだったりする。
#国道から県道に降格して、国道に復帰した区間がある(小月~才川の旧国道2号)
#*そのせいか、[[中国自動車道]]小月インターの道路案内は「国道2号に接続」のままだ。
 
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{{一般国道}}
 
[[Category:国道|*ちゆうこく]]
[[Category:中国地方|こくとう]]

2021年2月27日 (土) 22:24時点における版

税の噂

  1. 民が統治機構に収めるもの。
    • ショバ代やみかじめ料の国家版。国家権力に基づく法令に紐付いているから、どんな難癖をつけても
    • 減税すると名政治家扱いされるのも今は昔の話。古くは民の竈という逸話があるが、近年は信のある減税策がないというのがその元凶か。
    • 最近は下手に減税するより、増税して補助金を増やしたほうが名政治家扱いされることが多い。実際はただ利権を生んでいるだけなのにww
  2. 税金絡みは法律のみならず施行令や施行規則も多くてややこしい。ただ、それ以上にややこしくさせている通達の山。
    • 所基通や相基通とかもはや1本の政令クラス。
  3. 政治家や公務員の生きる源泉。
    • 税金のムダが多いと批判をするが、自分の給与はムダだと思っていないのか、増税してでも歳費をあげようとする議員の多いこと。
  4. 近代以降の貨幣経済においては金銭を収めることがほとんどだが、元々は物納だった。
    • 貨幣経済の時代であっても、例えば、日本の江戸時代は、年貢米など現物納付で納税されていた。
  5. 税率を上げれば、経済が良くなると言った無政府主義者の総理大臣が居たことがある。因みに、21世紀の日本の話。
  6. 毎年、何かしらの税金が増税している。
    • 間違っても、減税は絶対にない。
  7. 印税、というのは、著作権の使用料であり権利者に支払うものであるから、税金ではない。
  8. 実は時効がある。本来の納期限から一定年数以上経過によって、納付義務が無くなる場合と、仮に課税・納付額が間違っていたとしてもそのままフィックスにする場合がある。
    • ほとんどは5年。
    • 後者は、間違いの原因が納税者側に帰するかどうかは関係ない。「役所側のミスで実は過剰納付だったが時効成立済」というもめ事がたまに起きるが、こういうときに修正してもらうには裁判手続を取る必要がある。

各税金の噂

消費税

  1. 日本での歴史は意外と浅く平成初期に誕生した。
    • それ以前にも大平首相の頃から導入の話はたびたび出ていたがそのたびに頓挫していた。
  2. 消費税法に基づいて徴収されている。
  3. 日本で最も増税・減税の話を気にする人が多い税金。
    • 景気への影響もバカにならないのだから、ある意味当然。
  4. 諸外国より低い税率であることを財務省がよく言っている。
    • 諸外国では贅沢税的要素も兼ねていて商品によって税率がてんでバラバラだということを無視している財務省
    • 細かすぎるとそれはそれで文句が出たり、抜け穴が見つかったりするわけで…。
    • IMFも「もっと上げないとまずい」としつこい。
  5. 本来、2004年度から消費税込みの総額表示を義務付けていたところが、2014年度から(8%への増税にあわせ)「総額表示を廃止」したせいで、少しでも安く見せかけようと従来通りの「税別価格のみ」の表示に戻り始めた。
    • 「自主的に」総額表示を継続している小売店も全くないわけでないが。
    • 税別価格が数万円~数十万円もする高額商品(家具、家電、宝石とか)でさえ、平気で税別価格のみでしか表示しない、睾丸厚顔無恥の恥知らずな小売店も腐るほど存在する。
      • 仮に税込価格まで併記するとしても、わざと小さく「100,000円(税込110,000円)」のようにしか併記しない(消費税10%前提)。
      • 小売価格が相場より安ければ「税別価格のみ」でもいいと勘違いしている小売店も腐るほど存在する。
    • そもそも総額表示は廃止されてない件。
      • あくまで原則は総額表示(消費税法63条)なんだけど、2021年3月末までは消費税転嫁対策特別措置法第10条に基づき、例外的に税別価格のみの表示をすることが許容されているだけ。
      • ほとんどのスーパーや小売店がその「例外」に甘え、「総額表示」を守らないので、結局は(期間限定ながらも)「廃止」されていることに変わりはない。
        • 「廃止」されているというのは語義としておかしい。例外に甘え、総額表示を守らないという顧客本位でないスーパーや小売店に問題があるとは、強く感じるけど。特に家電量販店。

住民税

  1. 多くのサラリーマンが一度は抱く「額面はもっとあんのに……」というやるせない感情の原因の1つ。
    • 後の3つは、所得税と保険料、そして年金。
  2. 自治体によっては極稀に減税に踏み切るところもある。(河村たかし一期目の名古屋市とか。)
  3. 納付先の自治体は、各人が1月1日時点で住民票を置いているところになる。年の途中で転居しても関係ない。
  4. 前年中に給与や報酬を支払ったことがある事業者は、毎年1月末までに「昨年の1年間で、どこの誰に何円を支払っている」ことを説明する文書を各地の市町村へ提出しなければならない。市町村はこの提出書類をもとにして各人の住民税額を算定する。
    • 「給与支払報告書」(略してキュウホウ)という書類。様式は自治体ごとに異なる。
      • 課税対象者のマイナンバーが必須記入事項になっている。
      • 副業であっても同じく提出されるので、結局は副業による収入額も市町村の把握するところになり、それが住民税額に反映される。
        • 経理に慣れている人だと前年所得と大まかな課税額の相関性がだいたいわかるため、給与に比して住民税控除が大きいことに気づかれ無断の副業がバレる事例もある。
        • 逆を言うと給与支払報告書が提出されなければ所得の存在自体を市町村に知られないことになるので、副業収入を絶対に隠したい場合は、自身が給与支払報告書を作る立場になるかそういう立場の人と結託して自己の分を隠蔽するくらいしか手が無い。

所得税

  1. 多くのサラリーマンが一度は抱く「額面はもっとあんのに……」というやるせない感情の原因の1つ。
  2. トウゴウサンピンとかクロヨンなんていう公然の隠語がある。
  3. いわゆる「所得の再分配」の要…のはず。
  4. ふるさと納税を行うと、一部還付される税金はこれ。

法人所得税

  1. 法人が1年間で得た事業所得分についてかかっているもの。
  2. プロ野球の親会社においては、昭和29年の「職業野球団に対して支出した広告宣伝費等の取扱について」なんていう通達のおかげで、トンデモナイ額の法人所得税の減免を受けている会社がある。
  3. 「法人税法施行令」で別途定められた種類の事業で得た収益の場合、事業主体が非営利法人であっても課税対象になる。
    • 対象になる法人は、「法人税法別表第二」にて「公益法人」の扱いになっているもの。
    • 具体的には、物販や飲食提供など、34種類。
    • NPOや宗教法人なども例外ではないため、例えば「宗教法人には一切税金がかからない」と断言すると馬鹿呼ばわりされても仕方ない。
      • 今どきそんな頭の悪いヤツいるの?

法人住民税

  1. 法人が本店を置く地域に支払う税金。
  2. 住民税の法人版。
  3. 経団連が税率を下げろという税金。
    • 共産党が税率をもっと上げろという税金でもある。

自動車税

  1. 毎年5月末までに払わないといけないアレ。
  2. 事業用の緑ナンバー(バス、タクシー、トラックなど)は、自家用と比して実質的に非課税同然に優遇されている。
  3. 所有者が国、都道府県、市町村、独立行政法人、国立大学、日本年金機構、日本赤十字社(緊急車のみ)である自動車には課税されない(地方税法146条)。
    • 逆を言うと、上記に当てはまらない場合は非営利法人であっても課税される。

関税

  1. 外国からものを輸入したときにかかる税金。
  2. 実を言うと米など、ごく一部の品目を除いて、世界標準と比べると日本の税率は低めらしい。
  3. 日本においては明治時代に小村壽太郎が、諸外国から勝ち取ってきたもの。
  4. 下手に上げると貿易戦争の引き金を引くことになる。

印紙税

  1. 特定種類の「文書」が課税対象になる税金。
  2. 一般の人でもっとも目にする機会の多い課税文書は、額面が5万円以上の領収書に200円の印紙が貼ってあるものだろう。
  3. 印紙の代金を負担する義務を持つのは、「文書を作る側」。例えば領収書の場合なら、支払を受ける側ということ。
  4. 対象になる文書を作る機会が業務上でとても多い(例:銀行)場合、作成数量を定期的に税務署に届け出て別口で納付する。
    • この制度を利用した場合、該当の書類に「印紙税申告納付につき○○税務署承認済」という文言が付く。
  5. 仮に印紙の貼り忘れがあったとしても、税法上の問題にはなるが、文書の法的効力自体には全く影響を与えない。
  6. 公益法人または国税庁が営業者扱いしないものとされているところは免除になる。
    • 例として、前者は社会福祉法人、学校法人など。後者は医療機関、弁護士、司法書士など。

税制関連制度の噂

ふるさと納税制度

  1. 納税すれば返礼品がもらえる制度。
    • ふるさとチョイスやさとふるなど、ふるさと納税専用サイトが乱立しているのも返礼品のおかげ。
  2. 本当は故郷や思い入れのある地への寄付の見返りに、住所地での税負担を一部控除するという制度だったが、返礼品を手厚くすることによる、税の奪い合いが加熱した。
  3. 総務省vs泉佐野市の戦いで知られる。
    • 長くなるので泉佐野市#ふるさと納税の噂へ。
    • この問題の本質は、そもそもふるさと納税は各自治体が競争して財務省を通さずに自前で税収を得るという市場競争の考えを持ち込んだものだったのに、それを総務省が妨害していること。
      • 知恵を絞って、無理してでも税収獲得競争に勝った自治体を妨害する本旨は、総務省が地方自治体を統制したいだけ。地方創生とか地方分権なんて、本気でやる気がないというのが透けて見える。
        • まあそもそも総務省は、導入時からふるさと納税制度に大反対だったんだし、総務省側が、ちょっとずつ自分たちのやり方に戻そうとしているという感じ。
          • それでも制度導入ができたのは、制度の下地を作った当時の官邸(第1次安倍政権時代)は比較的新自由主義的な考えを持つ政治家が多く入っており、また、地方自治体も霞が関の下請けみたいなやり方に嫌気がさしていて競争をしたいと考える所が増えつつあったかた。端的にいうと、無理やり政治主導で押し切ったという感じ。
    • そもそも、他所の産品云々以前に、返礼率3割なんて言う社会主義体制みたいな上限をかけることが、泉佐野vs総務省の戦いの根幹だという話なんだけど。そこを履き違えられると、噛み合わないけんかにしかならないべさ……
      • 政府からしてみりゃぶっちゃけ「税収を増やすためのまっとうな努力をしていない」「楽して儲けている」ように見えてしまうんだろうな。
    • この戦いの原因ともなった総務省の通知書という形の恫喝文書の影響で、日本が誇る真珠の特産地である鳥羽市と志摩市は、地元で養殖した真珠を用いた加工品を返礼品にできなくなり、収入がガタ落ちした。
  4. 鹿児島市民」となる十島村・三島村の役場職員は、ふるさと納税制度を用いて村に納税している。
  5. 被災地の復興支援のために活用されることがある。
    • 実際に被災自治体への寄付が集中することで、ふるさと納税専門の部署が設置されることがある。
  6. 地域によっては無視できない額の寄付が集まる(予算規模が100億円に満たない町村で寄附額が10億円ある事例すらある)。貴重な自主財源。
  7. かつてのミニ独立国やゆるキャラでも見られたように、ふるさと納税に特に熱心な自治体があると周辺自治体も乗っかる傾向がある
  8. オリックス株主優待がふるさと納税を明らかに意識している件。
    • 御当地の産品をカタログギフトでプレゼントするということ自体はKDDIや沖縄セルラー電話もやっているけど、「ふるさと優待」なんていう露骨な名前はここぐらいだろう。
  9. 政府主導で地方自治体に税金の奪い合いをさせ、そこから特定の民間企業に上前をはねさせるというえぐい制度。
    • 奪い合いに負けた自治体は人口流出や大企業の撤退が起きたわけでもないのに税収が減る。
    • 制度全体で見ても奪い合いのためにかかる費用によって税収は目減りする。
    • 敗者が被った損失で胴元と勝者が潤うと言う意味ではギャンブルとそう変わらないかもしれない。
    • 中央主導で地方を疲弊させると言う意味では江戸時代の参勤交代と同じかもしれない。

マル優制度

  1. 銀行預金の利息にかかる税金をゼロにする制度。
  2. 今でこそ障害者の方向けのものだが、バブル期まではすべての個人において預金額900万円まで一律非課税だった。
    • これを逆手に取り、子供名義の銀行口座開設を進める銀行員も多かった。
    • 対象の大幅縮小が話題になっていた頃にそれを皮肉った「丸勇高利」(まるゆうたかとし)という四股名の力士が登場したこともある。
  3. 少額貯蓄非課税制度というのが正式名称。

NISA制度

  1. イギリスのISA制度のパクリ。
  2. NISA口座で1年間に120万円以下の投資をした場合、それ儲けが出ても非課税とする制度。
    • 損益通算ができないので、昔からの投資家のお父様方には受けが良くない。
  3. ジュニアNISAやつみたてNISAというようなは製品も存在する。
  4. 結局2024年から仕組みが変わるらしい。
    • 建前上は、積立型で投資信託を買わないと、株などを買うことができないという制度になるらしい。

消費税の軽減税率制度

  1. 日本では消費税率を8%→10%に引き上げる2019年10月から始まる制度。
  2. 食料品の購入時にかかる消費税率を8%とするもの。
    • 何故か日刊紙も対象。どう考えてもブンヤ利権。
      • 他の出版物も対象に入れるように出版業界が運動していたがそちらは実現しなかった。
      • 主導したであろう某紙は軽減税率を勝ち取った途端に値上げした。
  3. 海外だとドーナツ6個以上で、軽減税率の対象になる国なんかもある。街なかでは主婦らがドーナツの共同購入をすることもあるとか。
    • 5個以下は外食扱いなんだとか。基準が意味不明。
  4. 夕張メロンや神戸牛のような高級品でも食料品なら税率8%。でも、衣服や医薬品、水道代や電気代のような生活必需品は、税率10%。おかしくね?

現存しない税の噂

租庸調

  1. 律令制が機能していた頃の税制。
    • 他にも雑徭や出挙など色々あったが主だったものはこの3つ。
  2. 租は口分田をもらった人なら誰でも収穫の3%くらいを納めなければならなかった。
  3. 庸は成人男性限定で都での労役代わりに布か米を納めるもの。
  4. 調は布や糸などの繊維製品または地方の特産品を納めるもの。
    • 調布市の名称はその際に布を納めていたのが由来。
    • 飛騨では庸・調とも免除の代わりに都で働く飛騨匠を出さなければならなかった。
    • 奈良からは荷札として使われた木簡が大量に出土し当時各地で何が特産品とされていたかといったことが手に取るように分かる。
      • なおこのような特産品を納めさせるやり方は日本オリジナルだったらしい。
  5. 租は各国の国府に収めるものだったが庸と調は直接都まで運ばなければいけなかった。
    • 特に陸奥や出羽からは往復で2~3か月もかかっている。
      • 九州では大宰府に届けるようにされていたので東北なら多賀城かどこかに届けさせるようにすればよかったと思う。
        • ただ、多賀城には律令のようなシステムがなかったんだよなー。
    • この時、旅費が支給されなかったので、労働力が奪われて民衆の負担になった。
      • これが、律令制崩壊の遠因の一つとなった。

年貢

  1. 日本の歴史上で農民が払っていた税としてまずイメージされるのはこれ。
    • 時代劇などではこれが払えない百姓が妻子を身売りするといった場面も目にする。
  2. 武士による支配とセットで語られることが多い気がする。
  3. 基本的に自分の田で採れた米で納めるものだった。
    • だが江戸後期など貨幣経済が盛んな時代になると金で米を買ってきて納めるケースも出てきたという。
    • 稲作が困難な地域の場合、別の手段が定められることもあった。
      • 例として伊豆諸島では「塩」。これによって魚の長期保存に使う塩が足らなくなり、やむを得ず塩水の使いまわしでしのごうとした結果として「くさや」が誕生したそうな。
  4. 収穫高に対する割合は「〇公〇民」と表現される。
  5. 近代に入った後は地主に払う小作料のことをこう呼ぶこともあった。

物品税

  1. 消費税導入まで課税されていたぜいたく品対象の税。
    • ぜいたく品を多く購入する高所得者ほどたくさん払うことになるため一億総中流社会推進の原動力になったという見方もある。
  2. 品目ごとに税率が異なっていたため何が対象で何が対象外かややこしくて仕方なかった。
    • 例:コーヒーやゴルフ用品が課税で紅茶やスキー用品が非課税。
    • 国税局により判断が分かれたケースさえあった。
  3. もともとは日中戦争の戦費捻出のために導入された特別税が前身。
    • なぜ戦後にGHQが解体しなかったのかが謎。
  4. よく「消費税がなかったころは経済成長してた」という人の脳内には物品税はなかったことになっている。

関連項目