ベタなファンタジー作品の法則
2021年8月15日 (日) 10:48時点における36.14.30.186 (トーク)による版
- 舞台は剣と魔法の世界。
- 日本や中国では東洋的な世界観のものも少なくない。
- 主人公や周囲の重要人物が見るからにアングロサクソン系でも、日本人っぽい人と中国人っぽい人は高確率で出てくる(※日本で作られるファンタジー作品限定)。
- 黒人っぽい人たちは、そこまでアフリカンな外見ではない。
- 肌の色も精々オバマくらいの色で、銀髪ストレートが何故か多い。
- 冒険者はギルド制が主流。もしくは、国王直属。
- ただ一匹狼(という名のフリーターやバウンティハンター)が主役を張ることも決して珍しくない。
- 違う世界から来た人間が飛ばされるところ。
- ガンガン系で掲載されている。
- ウルトラジャンプも少なくない。
- ガンガン系ではダークファンタジー系が多い。
- 映画化される時にはCGをフルに活用。
- 既存の神話をモチーフに使っている。
- たいていの場合は多神教のもの。
- 北欧、ギリシャ・ローマ、エジプトあたりが多い。
- たいていの場合は多神教のもの。
- 技術水準は産業革命以前。
- かと思えば、ファンタジー世界に銃やロボットなどの文明の利器が登場することも。
- 無理矢理出すと大抵スチームパンクと化す。
- 船は帆船。
- そのくせ超技術で空飛ぶ船とかが出てくることもある。
- かと思えば、ファンタジー世界に銃やロボットなどの文明の利器が登場することも。
- 近年の作品だと高確率で露出度の高い服装をした女性キャラクターが出てくる。
- 町ではボロ布やマントを纏って歩いている。完全に夜に路地裏から急に表れて見せてくる人の風体である。
- 90年代くらいまではそいつらが主役だったが、今では脇役。
- ただそいつらが未だに主役やってる作品もある。
- 主人公が現実世界から突然飛ばされてきた・・・という設定も比較的よく見かける気がする。
- とりあえず、世界を救う。
- 悪い武装組織があって、悪事を働いている。
- 大概実力至上主義で、偉い奴ほどリアルファイトも強い。
- 悪い武装組織があって、悪事を働いている。
- 「それ、わざわざファンタジーの世界観でやる必要ある?」と言いたくなるレベルの作品も少なくない。
- 人間以外に文明生物がいることも珍しくない。
- が、一部には意思疎通は出来ても暴力と強奪が大好きな野蛮な連中もいる(所謂獣人系の他、オークやオーガ、ゴブリンや半魚人などがこの手の悪役にされやすい)。
- エルフやドワーフ、マーメイドや翼人は優しい人(?)たちが多い。見た目で判断してないか?
- ただしそれらの種族は人間との交流を禁じていたり、人間を毛嫌いしているのも少なくはない。
- 主人公の武器は大体剣。
- 詳しくはベタな武器の法則 (フィクション編)やベタな巨大・異形武器使いキャラの法則を参照。
- とにかく剣がやたらと強い。石や鉄、飛んでくる銃弾でも斬れる。
- ヒロインは大体魔法使い。
- 姫は大体騎士。
- サブキャラの武器は大体槍。
- 飛び道具は大体弓矢。
- 作品によってはSF的な要素も多く含まれる。
- スターウォーズがごとく東洋と西洋がごっちゃになっていることもザラ。
- 魔法の船で宇宙へ飛び別の惑星へ舞台が移るといった展開も無きにしも非ず。
- 特に流行った作品のオリジナルモンスターが複数の他作品に登場することもある。
- 大きめの動物は馬以外であっても乗り物にされる。
- 空を飛ぶ生物(鳥・ドラゴンなど)に跨って飛ぶシーンも定番。
- 町から一歩出れば怪獣がうろついている。
- しかも怪獣がいない所には盗賊やチンピラが縄張りにしている。
- 酒場がどの町にもある。
- 10代がとんでもなく有能。
- 外見がとても10代に見えない奴らも山ほどいる。
- 外見がホストみたいにヒョロヒョロ美形でも、何故かとてつもない腕力を秘めていたりする。
- 人を殴り殺せそうなサイズの宝石が当たり前のように登場する。
- どんなデカい武器を持ち歩いても誰も気に留めない。
- そして往来で普通に武器や防具が販売されている。
- 騎士は年がら年中鎧を着ている。
- 「いつトイレに行っているのか」と突っ込んではいけないらしい。
- 女性の場合、やけに露出度が高い。下半身もスカート型になっていることが多い。
- 「水不足」という概念が無い。あるのは砂漠とか悪い魔獣に支配されている所(つまり、主人公側のお使いイベントとして使われる所)だけ。
- 当たり前のように民家には風呂や水洗便所がある。
- 大臣や官僚は総じて腐敗している。
- 王様は常にガウンを着て王冠をかぶっている。
- 財宝の山には必ずと言っていいくらい、剣と王冠が混ざっている。
- 司法に関して描かれることはまずなく、仮に描写されていたとすれば魔女裁判のような出鱈目なものが行われている。
- 悪者を成敗しても「逮捕された。」の一言で済まされる(物凄い悪い奴は処刑されることもあるが)。
- 高確率で1年は365日前後であり、メートル法もしくはヤードポンド法が施行されている。
- 妖精や天使は基本的に善玉。
- 人魚も基本的に善玉。
- 鳥人も基本的に善玉。
- 魔物は夜になると活発に活動し始める。
- アンデットやゾンビも活動し始める。
- 不毛な地に魔王の居城が立地している。
- 居城周辺は気象条件が悪く、常に嵐で雷が落ちているか、極寒の地でブリザードが吹雪いているか、灼熱の地で火山が噴火しているかである。
- 魔法使いは大抵、白髭のジジイ。
- 魔女は若作りで実年齢ウン百歳のババア。
- 魔力が尽きると、本来の年齢に見合った外見になる。
- 武器は大体杖。
- 魔女は若作りで実年齢ウン百歳のババア。
- キャラクターの名前は大抵カタカナ語表記で、漢字を使う名前は役職名くらいしかない。