ページ「もしあの鉄道路線が旅客化されていたら」と「もし28道府県制が導入されていたら」の間の差分

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*前提として貨物線および車庫への引込線が旅客化されていたらという事を想定してください。
{{Pathnav|もし廃藩置県が○○だったら}}
**ここではイベント等で一時的に旅客化されていた区間についても含めます。
1903年(明治36年)に内務省が策定した法律案「'''府県廃置法律案'''」では、47道府県を大幅に合併して削減し、「'''28道府県'''」に再編する計画を立てていました。<gallery>
**現在旅客化計画がある区間に関しては[[もしあの鉄道路線が開業したら]]へ。
ファイル:府県廃置法律案附図.jpg|詳細な地図。赤線が新たな府県境、黄線が既存の府県境。
**貨物線自体が計画倒れに終わった場合は[[もしあの鉄道路線が開業していたら]]へ。
ファイル:府県廃置法律案の色分け略図.png|略図。北海道と沖縄県を加えた28道府県。
*新規追加は東から順にお願いします。
</gallery>当時の桂太郎内閣のもと閣議決定も行われ、1904年(明治37年)からの施行が予定されていました。(なお、正確には「45府県を26府県へ再編する法案」でした。北海道と沖縄県がまだ特殊な扱いだったため。)
==東北==
===吉岡斜坑ケーブルカー===
竜飛斜坑線みたいなケーブルカーが北海道側の吉岡定点の斜坑にも存在するそうです
#道の駅も福島町青函トンネル記念館も現実のトンネルメモリアルパークに併設された。
#世界一低い位置にある鉄道駅はこの駅の地下側になっていた。
#竜飛とは違い通年営業できる。
#松前郡唯一のケーブルカーになっていた。


===仙台臨海鉄道===
しかし、当時の政治的混乱や、日露戦争の影響などで、この法案は帝国議会へ提出されずにお蔵入りになってしまいました。その後も成立しないまま、現在に至ります。
#それでも仙石線の交点には駅は設置されない。
#東北博覧会前駅は常設化されていた。
#*今頃は夢メッセみやぎ駅に改称されている。
#仙台市地下鉄東西線荒井駅までの延伸、相互乗り入れが構想される。
#*旅客化に際してはリニア地下鉄方式になっていた。
#*鉄道空白域である七ヶ浜町への延伸も構想される。


===東北新幹線(仙台-新幹線総合車両センター)===
では、もしこの'''28道府県'''制が導入されていたら、どうなっていたでしょうか?
*史実では並行するように東北本線の利府支線が走っています。
{| class="wikitable"
#博多南線同様、在来線扱いで営業を行っていた。
|+新たな28道府県 '''(人口は1903年当時)'''
#*登記上は利府支線の距離などが転用されていた。
!地域
#*(在来線の)利府支線は廃止されるが、車両センターの北端と利府までの路盤は改軌されたうえで流用される。
!'''新府県名'''
#**新利府駅の代わりにホームの南端部に車両センター職員用の出入口が設けられていた。
!旧府県の区域
#仙台で増解結するMaxの一部がそのまま利府まで運行する事があったかもしれない。
!人口
#日韓W杯開催時には、宮城スタジアムへのアクセスの為に東京からここまで直通する臨時列車が運行されていた。
!面積(km<sup>2</sup>)
#*「新幹線で東京まで直接行ける」事が強みとなるので、これ以降も試合やイベントに合わせて幾らか直通列車が運行されていた可能性大。
|-
#事実上「利府支線の新幹線化」といった感じか。
|[[北海道]]
|北海道庁
|北海道([[千島列島]]を含む) ※当時は特殊な扱い
|859,534
|78,421
|-
| rowspan="4" |[[東北|東北地方]]
|'''青森県'''
|[[青森県]]、[[岩手県]]中北部([[奥州市|江刺]]・[[胆沢郡|胆沢]]・[[気仙郡|気仙]]・[[西磐井郡|西磐井]]・[[東磐井郡|東磐井]]の5郡を除く8郡)
|1,058,235
|21,541
|-
|'''秋田県'''
|[[秋田県]]、[[山形県]]中北部([[山形/村山|村山]]・[[山形/最上|最上]]・[[山形/庄内|庄内]]地方)
|1,422,414
|18,503
|-
|'''[[仙台市|仙台]]県'''
|[[宮城県]]、岩手県南部(江刺・胆沢・気仙・西磐井・東磐井の5郡=旧仙台藩領)
|1,114,434
|10,669
|-
|'''福島県'''
|[[福島県]]、山形県南部([[山形/置賜|置賜]]地方。[[米沢市|米沢]]など)
|1,277,314
|16,239
|-
| rowspan="4" |[[関東地方]]
|'''[[宇都宮市|宇都宮]]県'''
|[[栃木県]]、[[群馬県]]、[[茨城県]]北部([[東茨城郡|東茨城]]・[[西茨城郡|西茨城]]・[[那珂郡|那珂]]・[[久慈郡|久慈]]・[[多賀郡|多賀]]の5郡。[[水戸市|水戸]]など)
|2,101,549
|15,745
|-
|'''千葉県'''
|[[千葉県]]、茨城県南部(北部5郡を除いた9郡。[[土浦市|土浦]]、[[つくば市|つくば]]、[[古河市|古河]]など)
|1,072,518
|8,278
|-
|'''東京府'''
|[[東京|東京府]]、[[埼玉県]]、[[山梨県]]
|3,756,603
|10,452
|-
|'''神奈川県'''
|[[神奈川県]]、[[静岡県]]東部([[伊豆|伊豆国]]と[[駿河区|駿河国]]。[[静岡]]市、[[富士市|富士]]、[[沼津市|沼津]]など)
|1,582,908
|7,608
|-
| rowspan="5" |[[中部地方]]
|新潟県
|[[新潟県]]
|1,740,350
|12,584
|-
|長野県
|[[長野県]]
|1,262,799
|13,562
|-
|'''[[金沢市|金沢]]県'''
|[[石川県]]、[[富山県]]、[[福井県]]北部([[福井/嶺北|嶺北]])、[[岐阜県]]北部([[大野郡]]・[[吉城郡]]=[[岐阜/飛騨|飛騨国]]−[[下呂市|下呂]])
※「[[もし大石川県が存続していたら|'''大石川県''']]」よりも大きい
|2,094,741
|14,852
|-
|'''[[名古屋市|名古屋]]県'''
|[[愛知県]]、[[岐阜県]]南部([[美濃|美濃国]]+下呂)、静岡県西部([[静岡/遠江|遠江国]]。[[浜松市|浜松]]など)
|3,042,089
|15,048
|-
|'''三重県'''
|[[三重県]]、[[和歌山県]]の東端([[東牟婁郡]]。[[新宮市|新宮]]など)
|1,071,664
|6,700
|-
| rowspan="3" |[[近畿|近畿地方]]
|'''京都府'''
|[[京都府]]、[[滋賀県]]、福井県南部([[福井/嶺南|嶺南]]。[[敦賀市|敦賀]]、[[小浜市|小浜]]など)
|2,793,780
|9,729
|-
|'''大阪府'''
|[[大阪府]]、[[奈良県]]、[[和歌山県]](東牟婁郡を除く)、[[兵庫県]]の南東端([[川辺郡]]。[[尼崎市|尼崎]]など)
|1,814,703
|10,765
|-
|'''兵庫県'''
|[[兵庫県]](川辺郡を除く)、[[鳥取県]]東部([[鳥取/因幡|因幡国]]。[[鳥取市]]など)
|1,810,727
|9,604
|-
| rowspan="3" |[[中国地方]]
|'''[[松江市|松江]]県'''
|[[島根県]]、鳥取県西部([[鳥取/伯耆|伯耆国]]。[[米子市|米子]]など) ※「'''[[もし大島根県が存続していたら|大島根県]]'''」よりは小さい
|953,688
|8,686
|-
|'''岡山県'''
|[[岡山県]]、[[広島県]]東部([[広島/備後|備後国]]。[[福山市|福山]]など)
|1,712,423
|11,268
|-
|'''広島県'''
|[[広島県]]西部([[安芸|安芸国]])、[[山口県]]([[豊浦郡]]≒[[下関市]]を除く) ※'''領域が西へスライド'''
|1,692,390
|9,723
|-
| rowspan="3" |[[四国|四国地方]]
|'''[[高松市|高松]]県'''
|[[香川県]]、[[徳島県]]
|1,375,023
|6,024
|-
|愛媛県
|[[愛媛県]]
|992,540
|5,678
|-
|高知県
|[[高知県]]
|620,061
|7,105
|-
| rowspan="5" |[[九州|九州地方]]
|'''福岡県'''
|[[福岡県]]、[[大分県]]、山口県の内([[豊浦郡]]≒[[下関市]])、[[長崎県]]の内([[長崎/壱岐|壱岐国]]と[[対馬|対馬国]])
|2,464,680
|12,882
|-
|'''長崎県'''
|[[長崎県]](壱岐国と対馬国を除く)、[[佐賀|佐賀県]]
|1,439,476
|5,698
|-
|熊本県
|[[熊本県]]
|1,149,020
|7,405
|-
|'''鹿児島県'''
|[[鹿児島県]]、[[宮崎県]] ※'''第2次府県統合'''のときと同じ
|1,565,720
|15,685
|-
|沖縄県
|[[沖縄県]] ※当時は特殊な扱い
|460,221
|3,516
|}
{| class="wikitable"
|+廃止される19県
!地域
!県名
!併合先の府県
|-
| rowspan="2" |[[東北|東北地方]]
|'''[[岩手県]]'''
|北→青森県 南→仙台県
|-
|'''[[山形県]]'''
|北→秋田県 南→福島県
|-
| rowspan="3" |[[関東地方]]
|'''[[群馬県]]'''
|宇都宮県
|-
|'''[[茨城県]]'''
|北→宇都宮県 南→千葉県
|-
|'''[[埼玉県]]'''
|東京府
|-
| rowspan="5" |[[中部地方]]
|'''[[山梨県]]'''
|東京府
|-
|'''[[静岡県]]'''
|東→神奈川県 西→名古屋県
|-
|'''[[富山県]]'''
|金沢県
|-
|'''[[岐阜県]]'''
|南→名古屋県 北→金沢県
|-
|'''[[福井県]]'''
|北→金沢県 南→京都府
|-
| rowspan="3" |[[近畿|近畿地方]]
|'''[[滋賀県]]'''
|京都府
|-
|'''[[奈良県]]'''
|大阪府
|-
|'''[[和歌山県]]'''
|西→大阪府 東→三重県
|-
| rowspan="2" |[[中国地方]]
|'''[[鳥取県]]'''
|東→兵庫県 西→島根県
|-
|'''[[山口県]]'''
|東→広島県 西→福岡県
|-
|[[四国|四国地方]]
|'''[[徳島県]]'''
|高松県
|-
| rowspan="3" |[[九州|九州地方]]
|'''[[大分県]]'''
|福岡県
|-
|'''[[佐賀県]]'''
|長崎県
|-
|'''[[宮崎県]]'''
|鹿児島県
|}'''同じ領域のまま存続する7道県'''
*[[北海道]]、[[新潟|新潟県]] 、[[長野|長野県]]、[[愛媛|愛媛県]]、[[高知|高知県]]、[[熊本|熊本県]]、[[沖縄|沖縄県]]
==全般==
#史実よりも大きな府県の都となった都市はいっそう発展した。一方、県庁を失った都市は史実よりも発展しなかった
#[[宇都宮]]と[[金沢]]は史実より巨大な県の県庁所在地となり、更に巨大な都市になっている
#*両都市共に遅くとも平成の大合併で[[政令指定都市]]へ移行できた
#*宇都宮南部の福田屋インターパーク店、及びインターパークショッピングビレッジは史実に10年先駆けて完成している
#**或いは宇都宮市南部は完全に市街地なっている
#*宇都宮の人口は80万人、金沢は70万人くらいになっている。
#*宇都宮市のドメインが史実の[https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp] ではなく'''<nowiki>https://www.city.utsunomiya.utsunomiya.lg.jp</nowiki>'''というクソ長いドメイン名(多分自治体としては日本一)になる。
#**ドメインが長ければアドレスも長くなる。例えば[https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/shisei/gaiyo/1007461.html 宇都宮市の人口・面積など]というページなら「'''<nowiki>https://www.city.utsunomiya.utsunomiya.lg.jp/shisei/gaiyo/1007461.html</nowiki>'''」という入力はおろか覚えるのがほとんど不可能なほどの長さにある。即刻「宇都宮」という名称を改称するべき。
#[[岡山市]]も史実より巨大な県域を誇るため、政令指定都市移行が早まる
#*西の拠点である福山市と切磋琢磨しあう
#*福山は岡山県の街となったことで、広島よりも岡山の影響を強く受けるようになる。
#県の領域が大きく変わったことにより、県庁の移転議論などが起こる
#さらなる再編が起こる


===福島臨海鉄道===
=== 交通 ===
*過去に旅客列車も走っていましたが、これが廃止されなかったら?
#距離が5km程度と短いので、レールバスを導入していたかキハ110系の片乗り入れで旅客存続を図っていた。
#*独自の車両を保有している場合はアクアマリンふくしまのラッピング車両が運行されている。
#一部の列車が泉でスイッチバックしていわきへ向かっていた。


===塩釜線===
# 地方空港の数が半減していた。
*塩<span style='color:#080;background-color:#fefffe;'>釜</span>線が塩<span style='color:#fefffe;background-color:#080;'>竈</span>線だった頃に定期旅客列車が走っていましたが、これが廃止されなかったら?
#*国道の本数も半減していた。
#[[もしあの鉄道路線が別の年に開業していたら#仙石東北ライン|<span style='color:#fefffe;background-color:#080;'>仙石東北ラインの運行開始]]が史実より早かったかも。
#JRの会社区分が変わっていた。
#*東海道本線は熱海駅ではなく島田駅がJR東日本とJR東海の境界になっていた。
#**御殿場線・身延線もJR東日本の管轄に。
#*紀勢本線も串本駅がJR西日本とJR東海の境界になっていた。
#*高山線は高山駅が境界。JR西日本が高山〜富山を電化し、新幹線接続特急を運行する。
#**高山市は、富山・金沢志向が強かった。
#リニアが静岡通過問題で困ることはない。


==関東==
=== スポーツ ===
===鹿島臨海鉄道鹿島臨港線===
*実際に旅客化された時期もありましたが、ここでは現在の環境で再度旅客化すると仮定して下さい。
#神栖駅の旅客ホームが再整備される。
#鹿島港南駅が使えないので、知手駅が旅客化される。
#当初計画されていた、知手から分岐して波崎工業団地へ向かう路線が再計画されるが、旅客を入れるのですんなり開業する。
#水戸方面は便利になるが、鹿島・佐原方面は相変わらず不便なまま。
#何れにせよ、レールあるのに旅客列車が来ない神栖市にとっては悲願の鉄道になる。
#乗り換えのために鹿島サッカースタジアムが常設駅になり、JRの列車が乗り入れる。


===新金貨物線・越中島線===
# 静岡県が無くなるので清水エスパルスの結成とJリーグ初年度加入は無かった
*線路自体はそのまま繋がっているので一路線と見なします。
#*日本でサッカー人口の多い県は今も昔も神奈川県になる
#おそらく複線化されていた。
#*その代わり、ジュビロ磐田かセレッソ大阪がJリーグ初年度から加入している
#鶴見線同様103系→205系が短編成で行き来していた。
#本拠地にしている都市が県庁所在地ではなくなるのでモンテディオ山形、清水エスパルス、ヴァンフォーレ甲府、大分トリニータ、徳島ヴォルティスのプロ化が無くなるか、史実より加入時期が遅くなる
#終点が金町では中途半端なので、松戸まで常磐線に乗り入れているかもしれない。
#*その代わり史実より巨大な県の県庁所在地のチームである、栃木SC、ツエーゲン金沢、ファジアーノ岡山、カマターレ讃岐、ギラヴァンツ北九州、鹿児島ユナイテッドのJリーグ加入が史実より早まっていた
#*越中島線側も京葉線との乗り入れ対応工事を行う構想が出るも、色々な理由から多分実現せずに終わる。
#高校野球全国大会は夏の選手権も32代表制だった。
#**とは言えこちらの旅客化が京葉線の東京開業より早ければ乗換駅くらいは設置されているはず。潮見駅がどうなるかにもよるけど。
#*北海道、東京に加え神奈川と大阪も毎年2校が出場している。
#**むしろ晴海埠頭へのアクセスとしての旅客化になる。[[東京メトロ有楽町線|有楽町線]]なんかとの乗り入れ構想が度々出るものの結局調整がつかない。
#**32はちょうど5回戦できれいに割り切れる出場数のため、現実のように初戦が1回戦からの学校と2回戦からの学校が混在してはいない。
#***そうなると東京都港湾局専用線も晴海線だけ廃止されずに旅客化された可能性が高い。但し乗り入れに関しては豊洲駅の位置が異なるだろうから難しそう。
#*春の選抜も1道府県につき最低1校の出場は保証されていた。秋季大会の成績によっては上記4府県以外から複数校が選出される。
#アリオ北砂に小名木川駅の改札が設置されていた。
#**現在は一般選考を除き現実と同じ出場枠である。


===都営大江戸線(清澄白河-木場車両検修場)===
=== 放送局・メディア ===
#車庫のある木場公園が終点だと中途半端なので、方南町支線のように一区間伸ばして東陽町か木場に接続していた。
#環状部への直通列車が設定されれば、東西線→大江戸線の乗り換え客の分散にある程度役立つようにはなっていた。
#*両国・春日方面への乗り換えは東陽町or木場、大門・六本木方面への乗り換えは門前仲町で行う事が推奨される。


===東京都水道局小河内線===
#史実の山梨県全域、静岡県東部はなし崩し的に関東広域放送圏に入るため、山梨と静岡東部はアニメ過疎地にならなかった
#西武が権利を手放していない事が大前提。
#*特に山梨県は東京府に所属していることもあり、東京MXの視聴も可能になり史実と違いアニメの視聴はかなり充実している
#*とは言え7kmちょっとの飛び地区間を西武が直営するとは思えないから、子会社を設立して国鉄の車両を乗り入れさせるという事になっていたかも。
#**テレビ大阪の放送エリアも現実の奈良・和歌山県の大部分にも拡大していた。そのため奈良テレビとテレビ和歌山は存在しない。
#小河内が青梅線の事実上の終点となる以上、氷川駅が奥多摩に改称しなかった可能性がある。
#県の領域が大きくなるのでテレビ東京系列の視聴エリアは史実より拡大している
#*その代わり各地域の視聴エリア拡大にとまどり、テレビ北海道の全道視聴エリア化は史実より遅れていた
#都道府県数自体が減っていたので、テレビ局の数も現実より減っていた。
#*関東の独立局はテレビ神奈川、東京MX、「うつのみやテレビ」の3局だけになる。
#**「5いっしょ3ちゃんねる」ではなく「2いっしょ3ちゃんねる」が存在する。加盟局はテレビ神奈川、「うつのみやテレビ」。
#***史実では独立系民放テレビがなかった茨城は、県が消滅して宇都宮県になったので「うつのみやテレビ」でアニメを視聴できる。<big>'''やったぜ。'''</big>


===京葉臨海鉄道===
== 東北 ==
#会社名同様、そのまま京葉線の延伸部として開業していたと思われる。
#かなりの区間で内房線と近接するので、旅客列車の運行本数はかなり少ない気がする。
#*京葉線の列車も殆どが史実通り蘇我から内房線に乗り入れる形になってしまいそう。
#アクアラインに鉄道が通ったら、蘇我発木更津廻り川崎行きの列車ができていそう。
#市原臨海競技場で[[ジェフユナイテッド市原・千葉|ジェフ]]や高校選手権の試合が開催される日には臨時電車が増発されていた。
#*ジェフの観客動員は史実より増えていた。
#*フクダ電子アリーナへの本拠地移転はなかったか、移転後も市原での試合が年に何試合かあった。


===武蔵野南線===
# [[山形市]]は完全に仙台市のベッドタウンと化す
*昔は旅客化計画があったそうですが、現在は削除されているようです。
#* 旧山形県エリアは最上地方への人口集中が進まず、県庁が日本海側の秋田市にあるため庄内地方の方が発展している
#川崎縦貫鉄道の計画は最初から存在しなかった。
# 青森県は県庁所在地の[[青森市]]が偏った場所(県の北端)になるので、[[青森/津軽|津軽]](県の西部)と[[青森/南部|南部]](県の東部)の争いがヒートアップしていた
#列車自体は新川崎からそのまま横須賀線の線路に入って横浜まで行っていたかもしれない。
#*県東部の住人が県庁を県の中心に近い[[八戸市|八戸]]へ移転を頑なに主張している
#*もちろん全区間(東京駅京葉線ホーム~横浜駅横須賀線ホーム?)を乗り通す人間はまずいないと思われる。
#*[[八戸市]]の人口は史実より多い。
#*もしくは尻手の短絡線に入って川崎を終点にしていた。
#*[[青森市]]は広大な県の都として史実よりも栄える。
#**こっちだと東海道貨物線・りんかい線経由の環状運転構想も浮上しそう。
#*[[盛岡市|盛岡]]は北東北の中心都市としての繁栄を失い、[[弘前市|弘前]]・八戸と同格ほどの、青森県の南部の都市の一つとなる。
#**但しこれだと南武線に直通した方が効率が良いと言われるリスクがある。
#旧岩手県地域(仙台県に編入された地域を除く)は山岳部が多いので人口がスカスカになっていたかも・・・
#少なくとも稲城・生田・宮崎台・武蔵小杉には駅が設置されていた。
#*青森県は史実より人口流出が激しくなかったかも知れない
#*但し武蔵小杉以外は全て私鉄との乗換駅なので、下手をすると新小平のように乗り換えを無視した駅が作られている可能性も…。
#青森県内の旧岩手県地域の人口が減少するため、東北新幹線は盛岡までの開通が遅れる
#**この場合はおそらく梶ヶ谷貨物ターミナルに旅客駅が併設されている。
#*秋田新幹線は山形新幹線の延長、すなわち新庄〜大曲〜秋田の改軌という形で開業する。
#南武線の経営分離が検討される。
#秋田県の一部となった[[山形市]]から、県庁のある[[秋田市]]までが遠すぎるため(200km以上)、[[山形/村山|村山地方]]からは秋田よりも圧倒的に近い[[仙台市|仙台]]県への移籍運動が起こった。
#もしかしたら新川崎に相鉄直通電車が停まっていたかも。
#*秋田県側は村山地方の離反を防ぐため、県庁を中央に近い[[湯沢市]]や[[横手市]]に移転することで手打ちにしたかもしれない。
#**史実として、[[福島/会津|会津]]の『[[若松]]県』が1876年に[[福島|福島県]]に併合されたあと、県庁のある[[福島市]]まで遠すぎるため独立運動が起こった。また、県庁を北端の福島市ではなく中央の[[郡山市]]に移転すべきという運動も起こった。福島県はこれに対して、1887年に旧若松県のうち福島市まで最も遠い[[東蒲原郡]]のみを[[新潟|新潟県]]へと移籍させ、かわりに県庁は福島市のままとすることで手打ちにした。
#福島県内では会津若松と米沢を結ぶ路線が強化されていた。
#青森〜秋田〜新潟を結ぶ『羽越新幹線』が開通していたかもしれない。


===神奈川臨海鉄道===
== 関東 ==
;川崎市内(水江線、千鳥線、浮島線)
#東京府から東京市が特別市として分離するとしたら府庁の移転先は浦和か大宮が有力だが、県の中心地に近い秩父や青梅辺りに移転していた可能性もあったかも知れない
#おそらく国有化の上鶴見線の一部になっている。
#*その場合、人口は最低でも30万人は居た、また秩父か青梅を本拠地にするJリーグチームがあったかも知れない
#*終点が浮島町になるので、「そのままアクアラインに鉄道を通して木更津に繋げる」と言う無謀な構想が出ていた。
#*交通の要所である大宮は史実通りの発展をするが、浦和は一宿場町のまま。昭和の大合併で大宮市に吸収される。
#*浜川崎-扇町間はそのまま南武線の支線になるか、南武支線の一部になっていた。
#宇都宮県は北関東をほぼ統合するため東西間の交通が史実より早い時期に整備される
#東海道貨物線の旅客化構想がもう少し具体性を帯びていたかもしれない。
#*水戸線、両毛線は小山ではなく宇都宮発の路線になっていた。
#*こちらからも羽田空港アクセス線を作る構想が一応出ていたと思われる。
#**栃木~宇都宮間は両毛線となるので、東武宇都宮線は存在しない。[https://railway.chi-zu.net/188714.html 再現]
#**水戸線は岩瀬駅から先、下館ではなく真岡を経由した。真岡線下館~真岡間は存在せず、岩瀬~小山間は「小山線」という別の路線となっていた。[https://railway.chi-zu.net/188718.html 再現]
#**宇都宮駅は東北本線、日光線、水戸線、両毛線、烏山線、宇都宮市電が乗り入れる大ターミナルとなっていた。
#県庁所在地ではなくなるため前橋市の人口が半減する
#*多分旧群馬県地域の主導権は完全に高崎に握られる、その高崎も県庁所在地から遠いので人口が史実より減って居そうだが・・・
#神奈川県では県の中心に近い小田原市が県庁移転を頑なに主張している
#千葉県は総武線沿線より常磐線沿線のほうが存在感がある。
#*[[柏]]が県庁移転運動を行っている。
#丹波山村小菅村は多摩地方の町村と合併していた。
#千葉県は総武線沿線より常磐線沿線のほうが存在感がある。
#*柏が県庁移転運動を行っている。
#日立製作所本社サッカー部は当初は現在の茨城県北部を本拠地にする予定だったので、Jリーグ空白地域の宇都宮県へ移転してプロ化する
#*鹿島アントラーズは史実と違い千葉県に本拠地があるため県の支援を受けられずプロ化とJ加入時期が遅れていたかも知れない
#大正~昭和初期に宇都宮市は路面電車を開業させ(宇都宮市電)、のちにLRT化される
#*LRT化も史実より20年早かった。
#**都市の規模が拡大しているので80年代あたりに路面電車が廃止され新交通システムが建設されていた可能性もある。
[[ファイル:宇都宮県庁舎.jpeg|300px|thumb|宇都宮県庁舎(イメージ)]]
#宇都宮県庁が史実の栃木県庁よりもとんでもない高さになっている。150mくらいありそう。
#*宇都宮駅周辺には再開発で100m級ビルが乱立。
#**史実の高崎と前橋のように、市街地と宇都宮駅周辺とで高さ競争が勃発。最終的に宇都宮県庁が圧倒的高さで建設され市街地の勝利で競争は終結。
#***競争のせいで宇都宮市役所も無駄に高く作った。
#百里飛行場は「[[茨城空港]]」として軍民共用化しなかった。
#*その代わり、北宇都宮駐屯地が「[[勝手に空港建設#宇都宮空港|宇都宮空港]]」として軍民共用化されていた。
#**東北本線に「宇都宮空港駅」が開業している。
#**スカイマークやFDA、ジェイエアが新千歳、丘珠、伊丹、神戸、小牧、静岡、福岡へ直行便を飛ばす。
#**滑走路も史実の1700mから2000mくらいに延伸されていた。
#[[ヤマダ電機]]、[[ケーズデンキ]]は存在しなかった。あっても規模は[[コジマ]]より小さくなっていた。
#*[[ビックカメラ]]は高崎ではなく池袋で創業していただろう。
#[[高崎市]]、[[前橋市]]、[[水戸市]]はただの一地方都市と化す。
#*新幹線のある高崎は人口25万、新幹線すらない前橋は人口18万。水戸は15万人程度しか人口がない。
#**宇都宮市のベッドタウンとして鹿沼市、壬生町、下野市、真岡市、栃木市は史実より人口が多くなっていた。
#***壬生町、芳賀町、高根沢町が市制施行。
#****'''宇都宮一極集中。'''宇都宮県の人口はバブル崩壊後県庁所在地の宇都宮市へ緩やかに移動し高崎、前橋、水戸の人口はさらに減少。
#*その代わり、宇都宮は史実以上に発展を遂げる。市街地は全国有数のオーバーストア地帯となり、令和時代の現在では再開発商業施設が林立。OPA、高島屋、三越、そごうなど大手百貨店が軒を連ね、鉄道網や路面電車を使い全県から買い物客が集まる。
#**上野百貨店は90年代後半に老朽化した本店をホテル・専門店街を併設した複合施設へ建て替え。地方百貨店の成功例として有名になる。
#**イオンモールが宇都宮駅東口へ進出。史実のイオンモール岡山のように市街地と客の奪い合い状態になる。
#**東武百貨店はターミナルデパートではなく、史実の西武百貨店のように一般の百貨店として進出した。


;横浜市内(本牧線)
== 中部 ==
#旅客営業上は根岸線の支線となっている。
#県の端っこになり県庁所在地でなくなるため静岡市の人口は思うほど増えず、政令指定都市に移行出来なかった
#*本牧地区へのアクセスはそれなりに楽になるが、横浜に行くために一回乗換がいるのがネックになる。
#*[[浜松市|浜松]]は[[豊橋市|豊橋]]・[[岡崎市|岡崎]]並みの人口30万程度の中都市。
#**みなとみらい線の本牧延伸が熱望視されていた。
#**大井川が電力会社やJRの境界になっている。
#***というよりみなとみらい線を本牧まで伸ばしてから開業していた。もちろんみなとみらい線の一部扱いになっている。
#***大井川は歴史的にも駿河・[[静岡/遠江|遠江]]の国境で、現在でも[[東日本]]と[[西日本]]の境界にほぼなっているから、このほうが自然だったかもしれない。
#横浜博覧会開催時に本牧と山下公園を線路でつなぐ構想が出るも実現せずに終わる。
#****旧遠江国は完全に中京圏に組み込まれていた。
#*実現したとしても博覧会終了後に撤去されていると思われる。山下公園の景観問題等もあった訳だし。
#**浜松は現実でも県庁をもたない端っこの町なのに大きく発展して政令指定都市となっているのだから、この法律案(名古屋県の東端)でもほぼ同じ状況なのでは?
#**名鉄は浜松まで延伸されていた。
#[[岐阜市]]は完全に名古屋市のベッドタウンと化す。
#富山と福井の路面電車は、1970年までに全廃していた。富山港線も2006年に完全廃止。
#*富山駅は高架化されなかった。
#白川郷は北陸の観光名所として認識されていた。
#*現状だと何地方として認識されているのだろうか……?「岐阜県・富山県の境」という表現しか見ない。
#*高山も。現実よりも金沢・富山方面との結びつきが強くなっていた。
#「北信越地方」という言葉が使われず、「金信越地方」と呼ばれる。
#*現状だと「北陸(富山・石川・福井)と信濃と越後」をあわせた概念だが、もはや北陸=金沢県となるため。
#げんこつハンバーグで有名な「さわやか」は名古屋県を中心に店舗展開し、名古屋方面にも進出していた。
#*間違いなく「名古屋めし」の1つに数えられていた。


==中部==
== 近畿 ==
===新潟臨海鉄道===
#奈良地方は完全に空気化する
#聖籠町を経由するため「聖籠線」を名乗っていた。
#*多分、下手すると[[奈良市]]よりも奈良盆地で最大の城下町だった[[大和郡山市|大和郡山]]のほうが大きな都市になっている
#*そのため延伸して紫雲寺を経由して中条まで繋げていた。
#**同様に[[大津市]]よりも[[草津市]]・[[近江八幡市]]・[[彦根市]]の方が発展している。
#藤寄~太郎代間は廃止されていない。
#***大津市は完全に京都市や大阪のベッドタウンと化している。
#新潟駅まで乗り入れている。
#*[[和歌山市]]も大阪府内の1都市になるため、現実以上に衰退していた。
#電化されているかどうかは微妙なところ。
#**恐らく[[岸和田市]]と同規模の都市になり、場合によっては[[田辺市]]の方が発展していた。
#*阪和線は最初から国によって敷設されていたかもしれない。
#泉南郡南海町と東鳥取町の合併で阪中町→阪中市(大阪府の中部に当たるので)と名乗っていた。
#紀宝町と鵜殿村は新宮市に合併されていた。
#*本宮町も。
#紀南が辺境の地と扱われている。
#熊野三山が三重県に含まれるため、伊勢志摩と共同で観光キャンペーンなどをやっていた。
#熊野交通は南海系列ではなく近鉄系列になっていた。場合によっては[[三重交通]]に吸収されていた。
#北山村は飛び地の村ではなくなっていた。
#*こちらは[[熊野市]]に合併されていた。


===蛇松線(沼津港線)===
== 中国・四国 ==
*現在は廃線されてしまいましたが、もし廃線前に旅客化されていたらと仮定して。
#[[鳥取市]]は県庁を失って実際よりさらに人口は少なく、兵庫県内だと[[豊岡市|豊岡]]・[[高砂市|高砂]]・[[たつの市]]くらいの街になっている。
#単線非電化であった。
#広島県は県の領域全体が西へスライドするという、[[第二次世界大戦]]後の[[ポーランド]]のような状態となり、行政に混乱が起こる。
#1区間だけだと無理があるので何処かに途中駅を設けているかもしれない。
#高松県ではなく、[[もしあの県が分離独立していなかったら#徳島県・香川県|愛媛+香川、徳島+高知で四国2県]]になって27道府県になっていたかもしれない。
#本数と旅客は時代が進むにつれてバスやマイカーに代わられどんどん減っていった
#*名東県で一度失敗しているのにこの組み合わせは失策、いっそ四国でまとめた方が無難
#いずれにしろ国鉄時代のうちに廃止されている。
#鳥取市は県庁を失って実際よりさらに人口は少なく、兵庫県内だと豊岡高砂たつの市くらいの街になっている。
#しまなみ海道は既に瀬戸大橋有する岡山県が乗らないため建設までこぎつけない。
#*同じく四国側が乗り気にならない神戸鳴門ルートも建設されない。
#**高松県が「瀬戸大橋があるから鳴門大橋はそこまで欲しくない」という姿勢になる。
#*いやしまなみ海道の建設は史実通りなはず確か史実だと最低でも本州四国連絡橋は2本建設する予定になっていたので
#しまなみ海道は広島〜松山ルートだったかもしれない。江田島〜中島をがんばって架橋する。
#広島空港は現実よりも広島市に近い場所に作られていた。
#*場合によっては現実の岩国錦帯橋空港が広島空港になっていた。


===衣浦臨海鉄道===
== 九州 ==
#乗り入れ先の武豊線は近年電化されたが、衣浦臨海鉄道の列車は気動車のままだった。
#長崎県となった[[佐賀市]]や[[鳥栖市]]や[[唐津市]]などから[[長崎市]]まで遠すぎるため、県中央の[[佐賀/西部|武雄市]]などへの県庁移転議論が起こった。
#*電化前は武豊線列車に併結されて大府以北まで直通していたかもしれないが、電化後に廃止された。
#鹿児島県となった[[延岡市]]などから[[鹿児島市]]までが遠すぎるため、中央の[[都城市]]などへの県庁移転論が起こった。
#*それなりに運行本数が設定されていたなら、武豊線大府 - 東浦間は複線化されていた。
#*一方で奄美では沖縄県への移籍運動が起こっていた。
#九州新幹線の長崎ルートは全線フル規格になっていた。
#福岡県となった壱岐や対馬では福岡市との交流がいっそう強くなり、かつて長崎県へ所属していたことが不思議がられる。


;碧南線
[[カテゴリ:もし廃藩置県が○○だったら|にしゆうはちとうふけんせい]]
*(三河線と並走しており、貨物輸送を明け渡す代わりに旅客化はしないという約束があったという噂がありますが、ここではそれは無視してください)
#市街地から離れてはいるものの、刈谷乗換で名古屋へ向かう三河線利用者層の何割かがこっちに移りそう。
#三河線と競合しない権現崎までの路線は廃止されずに済んだかもしれない。
#埋立地沿いで工場が多いので通勤輸送主体になるだろうが、かわら美術館、明石公園、海浜水族館、(衣浦マンモスプール)など意外と施設が揃っているので、名古屋方面からの集客を目論むつもりなら日中も運行本数を確保していた。
#*集客のためかわら美術館付近(衣浦大橋駅?)や明石公園付近(新明石駅?)に駅を新設した。
 
;半田線
#東成岩駅からスイッチバックする形で明らかに遠回りなため、沿線工場への行員輸送以外では(マイカーに対して)勝ち目がなさそう。
#衣浦トンネルに並走する形で海底トンネルを掘り、碧南方面に伸ばす構想が出そうだが、既に対岸に碧南線がある以上、実現するかどうかは碧南 - 半田間の需要次第(多分頓挫)。
 
===名古屋臨海鉄道===
#[[名鉄常滑線]]の駅勢圏と被る地域が多いため、[[名古屋鉄道/路線別#築港線|名鉄築港線]]同様、朝夕ラッシュ時にJR経由での通勤利用の便宜を図る程度の旅客化かも。
#*昭和町線は確実に築港線方式。それ以外は目論見次第で日中運行も。東築線は旅客化されない。
#*汐見町線は原則築港線方式だが、ブルーボネットへの臨時ダイヤが設定される。
#*大同町駅と駅勢圏は被る東港駅だが、大同大学の眼前にあるため、JR経由という武器を生かせば大同町駅からそれなりに通学利用者を奪えるかもしれない。
#色々と練られた中部国際空港へのJR乗入れ計画だが、ここが旅客化されていたなら南港線と常滑線とを(古見駅付近で)結ぶ案が最有力候補となっていた。
 
===名古屋港線===
#[[もしあの駅が廃止されなかったら#ナゴヤ球場正門前駅(名古屋港線)|ナゴヤ球場正門前駅]]は改称の上、常設駅に昇格していた。
#[[名古屋市営地下鉄名城線#名港線|名港線]]開業後の旅客化は考えづらいため、ここが旅客化したとしたらおそらく地下鉄開業前。
#*したがって名港線は建設されないか別ルートとなっていて、名古屋港線には名港線に対応するような位置に駅(国鉄時代は一部のみ、民営化後に更に追加)が設置されていた。
#*旅客化が国鉄時代なら民営化後の所属はJR東海(JR貨物は他線同様第2種扱い)か?
#廃止された白鳥支線は(白鳥駅跡地にできた)名古屋国際会議場など開発が進んだ後、復活が構想される。
#非電化なら名古屋車両区のキハ25等、電化されていたなら(中央線からの分岐なので)神領車両区の211系等で運行されている。
 
===西濃鉄道===
#旅客化されるのは精々[[もしあの駅が廃止されなかったら#赤坂本町駅(西濃鉄道市橋線)|赤坂本町駅]]までか。
#*赤坂本町までなら西濃鉄道は車両を保有せず、電化してJR東海乗入れ(美濃赤坂 - 大垣間列車の延長)で済ませていた。
#*あるいはその先の市橋駅まで運行していた。
 
===関西電力黒部専用鉄道===
#複数の駅が設置されるが一般客が乗降できる駅は欅平、エレベーター下部、エレベーター上部、黒部川第四発電所前駅ぐらい。
#*全て乗り換え専用駅状態。(エレベーター上部駅には展望台があるらしいが。)
#竪坑エレベーター下部駅まで本線が延長される。
#竪坑エレベーター上部駅までトロッコの車両ごと乗せるエレベーターとは別に旅客用エレベーターが設置されていたかもしれない。
#黒部川第四発電所前駅の名前が変わっていた。
#セットとしてインクライン(黒四発電所前・インクライン下部~インクライン上部)、黒部トンネル内専用バス(インクライン上部~トロリーバス黒部ダム駅)も旅客化されていた。
#*硫黄の問題がなければ黒部トンネル内専用バスもトロリーバスになっていた。
#水平歩道・日電歩道が整備されていた。
#地鉄のアルペン特急が運行されていない。
 
===国土交通省立山砂防工事専用軌道===
#18段スイッチバックを売りにした観光鉄道になっていた。
#*黒部峡谷鉄道共々、途中駅では下車できないようになっている。
#立山黒部アルペンルートと接続できる道が無いので、片道切符は一切販売されないなんて事になるかも。
 
==近畿==
===東海道貨物支線(吹田操車場-大阪貨物ターミナル)===
#鉄道空白地域の茨木市南部や摂津市鳥飼地区の交通事情が大幅に改善されていた。
#JR京都線との接続駅は千里丘駅となっていた。
#終点は新幹線鳥飼基地に併設される形となっていた。
#途中阪急京都線との交点と茨木市内にあと1ヶ所中間駅が設置されていた。
#*前者は「JR南茨木」という駅名となり阪急及び大阪モノレールとの連絡駅として機能していた。
#*旅客化に伴い列車交換設備も新設されている。
#恐らく103系が3~4両編成で運用されていた。
#高架橋の防音壁がかなり高いので、外の風景はほとんど見えない。
 
===大阪市営地下鉄今里筋線~長堀鶴見緑地線連絡線(清水-鶴見緑地)===
#今里筋線井高野~長堀鶴見緑地線大正間に直通電車が運転されていた。
#*今里筋線北部から大阪都心部に直通で行けるようになっていた。
#*誤乗防止の為に直通列車には70系が使用されている。
 
===梅田貨物線===
*現在でも特急列車が通過したり旅客化の計画が挙がったりしていますが、ここではもっと早くから本格的に旅客化されていた場合について取り扱います。
#国鉄時代に出来ていればホームが離れていても「大阪駅の一部」として梅田貨物駅に旅客駅が併設されていた。
#*おおさか東線開業までは、梅田貨物駅に設置されるであろう旅客ホームは「大阪駅特急用ホーム」扱いになっていた。
#*東海道線(JR京都・神戸線)大阪駅との間には改札内連絡通路が設置されていた。
#旅客営業上の路線名がどうなっていたか非常に気になる。
#*東海道線と大阪環状線を繋ぐ路線である以上、短距離でも路線名は別になるだろうし。
#桜島線との一体運用が検討されていたかもしれない。
#*USJ開業後は新大阪-桜島間直通の快速電車が頻繁に運行されていた。停車駅は大阪(梅田貨物駅併設ホーム)・西九条・安治川口・ユニバーサルシティ。
 
===阪和貨物線===
#確実に[[おおさか東線]]の一部になっていた。
#*久宝寺ではなく加美が乗換駅になっていた。この為新加美駅は設置されない。
#*加美駅は京橋駅のような十字交差の駅となっている。大和路線の快速も久宝寺ではなく加美に停車するようになっていた。
#早くから旅客化されていても特急「あすか」は史実通り廃止されているはず。
#*2010年に183系使用・関西空港発着で一時的に復活したかも。
#奈良から関西空港へのアクセスが便利になっていた。
#*阪和線方面へも直通快速が運転されていたかもしれない。
#*姫路・神戸方面から関西空港に直通する特急・快速も運転されていた。
#**「はるか」とは別の愛称が設定されるかも。
#**そこまでやるなら距離を稼がなくて済む北方貨物線を使うと思うんだけど。
#大阪市営地下鉄谷町線の平野-八尾南間は建設されなかった可能性も。
#*もしくは[[もし大阪市高速電気軌道が○○だったら#天王寺から堺東までの路線ができていたら|阿倍野以南も南進し遠里小野・堺東方面に延びる]]。
#**[[もしあの路面電車が廃止されていなかったら#南海平野線|南海平野線は阪堺平野線になる]]が上町線阿倍野以南が廃止される。
#JRはなにわ筋線計画に関わらなかった。
 
===大阪臨港線===
*現在でも大正~浪速の復活構想がありますが、廃止前に旅客化した設定としてください。
#浪花貨物駅付近の再開発が進んでいた。
#大阪環状線の支線となっていた。
#*時期によっては環状線としてまとめられなかった。
 
==九州==
===新日鐵住金八幡製鐵所くろがね線===
#あくまでも貨物がメインだが工員の為に混合列車による旅客も行う→戸畑-黒崎間の沿線住民が便乗する→旅客と貨物を分離…と言った流れになりそう。
#スペースワールド駅の開業が史実よりも早まっていた。
#*駅名もストレートに「八幡製鉄所」だったかもしれない。
#電化されているので大手私鉄の中古車を譲受していた可能性有。
#*一方で線路幅が違うので西鉄北九州線との相互直通は出来なかった。
 
===博多臨港線===
#地下鉄箱崎線は存在しなかったか、ルートが変更されていた。
#博多港駅から吉塚駅への短絡線が建設されていたかも。
#1993年以降、福岡ドーム・姪浜方面への延伸構想が出てくる。
 
===安房森林軌道===
*鹿児島県屋久島にある日本で唯一現役で稼働している森林鉄道。
#荒川分岐点を境に、屋久島電工と屋久島森林管理署に分かれているため運営会社を一本化するかもしれない。
#一部荒廃している箇所があるらしいので駅や軌道の整備に金がかかる。
#軌道を登山路に転用している場所があるので運行本数が少なめ。
 
[[カテゴリ:もしも借箱/鉄道路線|あのろせんかりよかくか]]

2022年1月29日 (土) 00:57時点における版

1903年(明治36年)に内務省が策定した法律案「府県廃置法律案」では、47道府県を大幅に合併して削減し、「28道府県」に再編する計画を立てていました。

当時の桂太郎内閣のもと閣議決定も行われ、1904年(明治37年)からの施行が予定されていました。(なお、正確には「45府県を26府県へ再編する法案」でした。北海道と沖縄県がまだ特殊な扱いだったため。)

しかし、当時の政治的混乱や、日露戦争の影響などで、この法案は帝国議会へ提出されずにお蔵入りになってしまいました。その後も成立しないまま、現在に至ります。

では、もしこの28道府県制が導入されていたら、どうなっていたでしょうか?

新たな28道府県 (人口は1903年当時)
地域 新府県名 旧府県の区域 人口 面積(km2)
北海道 北海道庁 北海道(千島列島を含む) ※当時は特殊な扱い 859,534 78,421
東北地方 青森県 青森県岩手県中北部(江刺胆沢気仙西磐井東磐井の5郡を除く8郡) 1,058,235 21,541
秋田県 秋田県山形県中北部(村山最上庄内地方) 1,422,414 18,503
仙台 宮城県、岩手県南部(江刺・胆沢・気仙・西磐井・東磐井の5郡=旧仙台藩領) 1,114,434 10,669
福島県 福島県、山形県南部(置賜地方。米沢など) 1,277,314 16,239
関東地方 宇都宮 栃木県群馬県茨城県北部(東茨城西茨城那珂久慈多賀の5郡。水戸など) 2,101,549 15,745
千葉県 千葉県、茨城県南部(北部5郡を除いた9郡。土浦つくば古河など) 1,072,518 8,278
東京府 東京府埼玉県山梨県 3,756,603 10,452
神奈川県 神奈川県静岡県東部(伊豆国駿河国静岡市、富士沼津など) 1,582,908 7,608
中部地方 新潟県 新潟県 1,740,350 12,584
長野県 長野県 1,262,799 13,562
金沢 石川県富山県福井県北部(嶺北)、岐阜県北部(大野郡吉城郡飛騨国下呂

※「大石川県」よりも大きい

2,094,741 14,852
名古屋 愛知県岐阜県南部(美濃国+下呂)、静岡県西部(遠江国浜松など) 3,042,089 15,048
三重県 三重県和歌山県の東端(東牟婁郡新宮など) 1,071,664 6,700
近畿地方 京都府 京都府滋賀県、福井県南部(嶺南敦賀小浜など) 2,793,780 9,729
大阪府 大阪府奈良県和歌山県(東牟婁郡を除く)、兵庫県の南東端(川辺郡尼崎など) 1,814,703 10,765
兵庫県 兵庫県(川辺郡を除く)、鳥取県東部(因幡国鳥取市など) 1,810,727 9,604
中国地方 松江 島根県、鳥取県西部(伯耆国米子など) ※「大島根県」よりは小さい 953,688 8,686
岡山県 岡山県広島県東部(備後国福山など) 1,712,423 11,268
広島県 広島県西部(安芸国)、山口県豊浦郡下関市を除く) ※領域が西へスライド 1,692,390 9,723
四国地方 高松 香川県徳島県 1,375,023 6,024
愛媛県 愛媛県 992,540 5,678
高知県 高知県 620,061 7,105
九州地方 福岡県 福岡県大分県、山口県の内(豊浦郡下関市)、長崎県の内(壱岐国対馬国 2,464,680 12,882
長崎県 長崎県(壱岐国と対馬国を除く)、佐賀県 1,439,476 5,698
熊本県 熊本県 1,149,020 7,405
鹿児島県 鹿児島県宮崎県 ※第2次府県統合のときと同じ 1,565,720 15,685
沖縄県 沖縄県 ※当時は特殊な扱い 460,221 3,516
廃止される19県
地域 県名 併合先の府県
東北地方 岩手県 北→青森県 南→仙台県
山形県 北→秋田県 南→福島県
関東地方 群馬県 宇都宮県
茨城県 北→宇都宮県 南→千葉県
埼玉県 東京府
中部地方 山梨県 東京府
静岡県 東→神奈川県 西→名古屋県
富山県 金沢県
岐阜県 南→名古屋県 北→金沢県
福井県 北→金沢県 南→京都府
近畿地方 滋賀県 京都府
奈良県 大阪府
和歌山県 西→大阪府 東→三重県
中国地方 鳥取県 東→兵庫県 西→島根県
山口県 東→広島県 西→福岡県
四国地方 徳島県 高松県
九州地方 大分県 福岡県
佐賀県 長崎県
宮崎県 鹿児島県

同じ領域のまま存続する7道県

全般

  1. 史実よりも大きな府県の都となった都市はいっそう発展した。一方、県庁を失った都市は史実よりも発展しなかった
  2. 宇都宮金沢は史実より巨大な県の県庁所在地となり、更に巨大な都市になっている
    • 両都市共に遅くとも平成の大合併で政令指定都市へ移行できた
    • 宇都宮南部の福田屋インターパーク店、及びインターパークショッピングビレッジは史実に10年先駆けて完成している
      • 或いは宇都宮市南部は完全に市街地なっている
    • 宇都宮の人口は80万人、金沢は70万人くらいになっている。
    • 宇都宮市のドメインが史実のhttps://www.city.utsunomiya.tochigi.jp ではなくhttps://www.city.utsunomiya.utsunomiya.lg.jpというクソ長いドメイン名(多分自治体としては日本一)になる。
      • ドメインが長ければアドレスも長くなる。例えば宇都宮市の人口・面積などというページなら「https://www.city.utsunomiya.utsunomiya.lg.jp/shisei/gaiyo/1007461.html」という入力はおろか覚えるのがほとんど不可能なほどの長さにある。即刻「宇都宮」という名称を改称するべき。
  3. 岡山市も史実より巨大な県域を誇るため、政令指定都市移行が早まる
    • 西の拠点である福山市と切磋琢磨しあう
    • 福山は岡山県の街となったことで、広島よりも岡山の影響を強く受けるようになる。
  4. 県の領域が大きく変わったことにより、県庁の移転議論などが起こる
  5. さらなる再編が起こる

交通

  1. 地方空港の数が半減していた。
    • 国道の本数も半減していた。
  2. JRの会社区分が変わっていた。
    • 東海道本線は熱海駅ではなく島田駅がJR東日本とJR東海の境界になっていた。
      • 御殿場線・身延線もJR東日本の管轄に。
    • 紀勢本線も串本駅がJR西日本とJR東海の境界になっていた。
    • 高山線は高山駅が境界。JR西日本が高山〜富山を電化し、新幹線接続特急を運行する。
      • 高山市は、富山・金沢志向が強かった。
  3. リニアが静岡通過問題で困ることはない。

スポーツ

  1. 静岡県が無くなるので清水エスパルスの結成とJリーグ初年度加入は無かった
    • 日本でサッカー人口の多い県は今も昔も神奈川県になる
    • その代わり、ジュビロ磐田かセレッソ大阪がJリーグ初年度から加入している
  2. 本拠地にしている都市が県庁所在地ではなくなるのでモンテディオ山形、清水エスパルス、ヴァンフォーレ甲府、大分トリニータ、徳島ヴォルティスのプロ化が無くなるか、史実より加入時期が遅くなる
    • その代わり史実より巨大な県の県庁所在地のチームである、栃木SC、ツエーゲン金沢、ファジアーノ岡山、カマターレ讃岐、ギラヴァンツ北九州、鹿児島ユナイテッドのJリーグ加入が史実より早まっていた
  3. 高校野球全国大会は夏の選手権も32代表制だった。
    • 北海道、東京に加え神奈川と大阪も毎年2校が出場している。
      • 32はちょうど5回戦できれいに割り切れる出場数のため、現実のように初戦が1回戦からの学校と2回戦からの学校が混在してはいない。
    • 春の選抜も1道府県につき最低1校の出場は保証されていた。秋季大会の成績によっては上記4府県以外から複数校が選出される。
      • 現在は一般選考を除き現実と同じ出場枠である。

放送局・メディア

  1. 史実の山梨県全域、静岡県東部はなし崩し的に関東広域放送圏に入るため、山梨と静岡東部はアニメ過疎地にならなかった
    • 特に山梨県は東京府に所属していることもあり、東京MXの視聴も可能になり史実と違いアニメの視聴はかなり充実している
      • テレビ大阪の放送エリアも現実の奈良・和歌山県の大部分にも拡大していた。そのため奈良テレビとテレビ和歌山は存在しない。
  2. 県の領域が大きくなるのでテレビ東京系列の視聴エリアは史実より拡大している
    • その代わり各地域の視聴エリア拡大にとまどり、テレビ北海道の全道視聴エリア化は史実より遅れていた
  3. 都道府県数自体が減っていたので、テレビ局の数も現実より減っていた。
    • 関東の独立局はテレビ神奈川、東京MX、「うつのみやテレビ」の3局だけになる。
      • 「5いっしょ3ちゃんねる」ではなく「2いっしょ3ちゃんねる」が存在する。加盟局はテレビ神奈川、「うつのみやテレビ」。
        • 史実では独立系民放テレビがなかった茨城は、県が消滅して宇都宮県になったので「うつのみやテレビ」でアニメを視聴できる。やったぜ。

東北

  1. 山形市は完全に仙台市のベッドタウンと化す
    • 旧山形県エリアは最上地方への人口集中が進まず、県庁が日本海側の秋田市にあるため庄内地方の方が発展している
  2. 青森県は県庁所在地の青森市が偏った場所(県の北端)になるので、津軽(県の西部)と南部(県の東部)の争いがヒートアップしていた
    • 県東部の住人が県庁を県の中心に近い八戸へ移転を頑なに主張している
    • 八戸市の人口は史実より多い。
    • 青森市は広大な県の都として史実よりも栄える。
    • 盛岡は北東北の中心都市としての繁栄を失い、弘前・八戸と同格ほどの、青森県の南部の都市の一つとなる。
  3. 旧岩手県地域(仙台県に編入された地域を除く)は山岳部が多いので人口がスカスカになっていたかも・・・
    • 青森県は史実より人口流出が激しくなかったかも知れない
  4. 青森県内の旧岩手県地域の人口が減少するため、東北新幹線は盛岡までの開通が遅れる
    • 秋田新幹線は山形新幹線の延長、すなわち新庄〜大曲〜秋田の改軌という形で開業する。
  5. 秋田県の一部となった山形市から、県庁のある秋田市までが遠すぎるため(200km以上)、村山地方からは秋田よりも圧倒的に近い仙台県への移籍運動が起こった。
    • 秋田県側は村山地方の離反を防ぐため、県庁を中央に近い湯沢市横手市に移転することで手打ちにしたかもしれない。
      • 史実として、会津の『若松県』が1876年に福島県に併合されたあと、県庁のある福島市まで遠すぎるため独立運動が起こった。また、県庁を北端の福島市ではなく中央の郡山市に移転すべきという運動も起こった。福島県はこれに対して、1887年に旧若松県のうち福島市まで最も遠い東蒲原郡のみを新潟県へと移籍させ、かわりに県庁は福島市のままとすることで手打ちにした。
  6. 福島県内では会津若松と米沢を結ぶ路線が強化されていた。
  7. 青森〜秋田〜新潟を結ぶ『羽越新幹線』が開通していたかもしれない。

関東

  1. 東京府から東京市が特別市として分離するとしたら府庁の移転先は浦和か大宮が有力だが、県の中心地に近い秩父や青梅辺りに移転していた可能性もあったかも知れない
    • その場合、人口は最低でも30万人は居た、また秩父か青梅を本拠地にするJリーグチームがあったかも知れない
    • 交通の要所である大宮は史実通りの発展をするが、浦和は一宿場町のまま。昭和の大合併で大宮市に吸収される。
  2. 宇都宮県は北関東をほぼ統合するため東西間の交通が史実より早い時期に整備される
    • 水戸線、両毛線は小山ではなく宇都宮発の路線になっていた。
      • 栃木~宇都宮間は両毛線となるので、東武宇都宮線は存在しない。再現
      • 水戸線は岩瀬駅から先、下館ではなく真岡を経由した。真岡線下館~真岡間は存在せず、岩瀬~小山間は「小山線」という別の路線となっていた。再現
      • 宇都宮駅は東北本線、日光線、水戸線、両毛線、烏山線、宇都宮市電が乗り入れる大ターミナルとなっていた。
  3. 県庁所在地ではなくなるため前橋市の人口が半減する
    • 多分旧群馬県地域の主導権は完全に高崎に握られる、その高崎も県庁所在地から遠いので人口が史実より減って居そうだが・・・
  4. 神奈川県では県の中心に近い小田原市が県庁移転を頑なに主張している
  5. 千葉県は総武線沿線より常磐線沿線のほうが存在感がある。
    • が県庁移転運動を行っている。
  6. 丹波山村小菅村は多摩地方の町村と合併していた。
  7. 千葉県は総武線沿線より常磐線沿線のほうが存在感がある。
    • 柏が県庁移転運動を行っている。
  8. 日立製作所本社サッカー部は当初は現在の茨城県北部を本拠地にする予定だったので、Jリーグ空白地域の宇都宮県へ移転してプロ化する
    • 鹿島アントラーズは史実と違い千葉県に本拠地があるため県の支援を受けられずプロ化とJ加入時期が遅れていたかも知れない
  9. 大正~昭和初期に宇都宮市は路面電車を開業させ(宇都宮市電)、のちにLRT化される
    • LRT化も史実より20年早かった。
      • 都市の規模が拡大しているので80年代あたりに路面電車が廃止され新交通システムが建設されていた可能性もある。
ファイル:宇都宮県庁舎.jpeg
宇都宮県庁舎(イメージ)
  1. 宇都宮県庁が史実の栃木県庁よりもとんでもない高さになっている。150mくらいありそう。
    • 宇都宮駅周辺には再開発で100m級ビルが乱立。
      • 史実の高崎と前橋のように、市街地と宇都宮駅周辺とで高さ競争が勃発。最終的に宇都宮県庁が圧倒的高さで建設され市街地の勝利で競争は終結。
        • 競争のせいで宇都宮市役所も無駄に高く作った。
  2. 百里飛行場は「茨城空港」として軍民共用化しなかった。
    • その代わり、北宇都宮駐屯地が「宇都宮空港」として軍民共用化されていた。
      • 東北本線に「宇都宮空港駅」が開業している。
      • スカイマークやFDA、ジェイエアが新千歳、丘珠、伊丹、神戸、小牧、静岡、福岡へ直行便を飛ばす。
      • 滑走路も史実の1700mから2000mくらいに延伸されていた。
  3. ヤマダ電機ケーズデンキは存在しなかった。あっても規模はコジマより小さくなっていた。
  4. 高崎市前橋市水戸市はただの一地方都市と化す。
    • 新幹線のある高崎は人口25万、新幹線すらない前橋は人口18万。水戸は15万人程度しか人口がない。
      • 宇都宮市のベッドタウンとして鹿沼市、壬生町、下野市、真岡市、栃木市は史実より人口が多くなっていた。
        • 壬生町、芳賀町、高根沢町が市制施行。
          • 宇都宮一極集中。宇都宮県の人口はバブル崩壊後県庁所在地の宇都宮市へ緩やかに移動し高崎、前橋、水戸の人口はさらに減少。
    • その代わり、宇都宮は史実以上に発展を遂げる。市街地は全国有数のオーバーストア地帯となり、令和時代の現在では再開発商業施設が林立。OPA、高島屋、三越、そごうなど大手百貨店が軒を連ね、鉄道網や路面電車を使い全県から買い物客が集まる。
      • 上野百貨店は90年代後半に老朽化した本店をホテル・専門店街を併設した複合施設へ建て替え。地方百貨店の成功例として有名になる。
      • イオンモールが宇都宮駅東口へ進出。史実のイオンモール岡山のように市街地と客の奪い合い状態になる。
      • 東武百貨店はターミナルデパートではなく、史実の西武百貨店のように一般の百貨店として進出した。

中部

  1. 県の端っこになり県庁所在地でなくなるため静岡市の人口は思うほど増えず、政令指定都市に移行出来なかった
    • 浜松豊橋岡崎並みの人口30万程度の中都市。
      • 大井川が電力会社やJRの境界になっている。
        • 大井川は歴史的にも駿河・遠江の国境で、現在でも東日本西日本の境界にほぼなっているから、このほうが自然だったかもしれない。
          • 旧遠江国は完全に中京圏に組み込まれていた。
      • 浜松は現実でも県庁をもたない端っこの町なのに大きく発展して政令指定都市となっているのだから、この法律案(名古屋県の東端)でもほぼ同じ状況なのでは?
      • 名鉄は浜松まで延伸されていた。
  2. 岐阜市は完全に名古屋市のベッドタウンと化す。
  3. 富山と福井の路面電車は、1970年までに全廃していた。富山港線も2006年に完全廃止。
    • 富山駅は高架化されなかった。
  4. 白川郷は北陸の観光名所として認識されていた。
    • 現状だと何地方として認識されているのだろうか……?「岐阜県・富山県の境」という表現しか見ない。
    • 高山も。現実よりも金沢・富山方面との結びつきが強くなっていた。
  5. 「北信越地方」という言葉が使われず、「金信越地方」と呼ばれる。
    • 現状だと「北陸(富山・石川・福井)と信濃と越後」をあわせた概念だが、もはや北陸=金沢県となるため。
  6. げんこつハンバーグで有名な「さわやか」は名古屋県を中心に店舗展開し、名古屋方面にも進出していた。
    • 間違いなく「名古屋めし」の1つに数えられていた。

近畿

  1. 奈良地方は完全に空気化する
    • 多分、下手すると奈良市よりも奈良盆地で最大の城下町だった大和郡山のほうが大きな都市になっている
    • 和歌山市も大阪府内の1都市になるため、現実以上に衰退していた。
      • 恐らく岸和田市と同規模の都市になり、場合によっては田辺市の方が発展していた。
    • 阪和線は最初から国によって敷設されていたかもしれない。
  2. 泉南郡南海町と東鳥取町の合併で阪中町→阪中市(大阪府の中部に当たるので)と名乗っていた。
  3. 紀宝町と鵜殿村は新宮市に合併されていた。
    • 本宮町も。
  4. 紀南が辺境の地と扱われている。
  5. 熊野三山が三重県に含まれるため、伊勢志摩と共同で観光キャンペーンなどをやっていた。
  6. 熊野交通は南海系列ではなく近鉄系列になっていた。場合によっては三重交通に吸収されていた。
  7. 北山村は飛び地の村ではなくなっていた。
    • こちらは熊野市に合併されていた。

中国・四国

  1. 鳥取市は県庁を失って実際よりさらに人口は少なく、兵庫県内だと豊岡高砂たつの市くらいの街になっている。
  2. 広島県は県の領域全体が西へスライドするという、第二次世界大戦後のポーランドのような状態となり、行政に混乱が起こる。
  3. 高松県ではなく、愛媛+香川、徳島+高知で四国2県になって27道府県になっていたかもしれない。
    • 名東県で一度失敗しているのにこの組み合わせは失策、いっそ四国でまとめた方が無難
  4. 鳥取市は県庁を失って実際よりさらに人口は少なく、兵庫県内だと豊岡高砂たつの市くらいの街になっている。
  5. しまなみ海道は既に瀬戸大橋有する岡山県が乗らないため建設までこぎつけない。
    • 同じく四国側が乗り気にならない神戸鳴門ルートも建設されない。
      • 高松県が「瀬戸大橋があるから鳴門大橋はそこまで欲しくない」という姿勢になる。
    • いやしまなみ海道の建設は史実通りなはず確か史実だと最低でも本州四国連絡橋は2本建設する予定になっていたので
  6. しまなみ海道は広島〜松山ルートだったかもしれない。江田島〜中島をがんばって架橋する。
  7. 広島空港は現実よりも広島市に近い場所に作られていた。
    • 場合によっては現実の岩国錦帯橋空港が広島空港になっていた。

九州

  1. 長崎県となった佐賀市鳥栖市唐津市などから長崎市まで遠すぎるため、県中央の武雄市などへの県庁移転議論が起こった。
  2. 鹿児島県となった延岡市などから鹿児島市までが遠すぎるため、中央の都城市などへの県庁移転論が起こった。
    • 一方で奄美では沖縄県への移籍運動が起こっていた。
  3. 九州新幹線の長崎ルートは全線フル規格になっていた。
  4. 福岡県となった壱岐や対馬では福岡市との交流がいっそう強くなり、かつて長崎県へ所属していたことが不思議がられる。