もしあのスポーツで天覧試合が開催されたら

もしあの競技(もしくは大会)で天皇、皇后両陛下のご臨席のもと行われる”天覧試合（大会）”が実施されるとしたら？

注1：ここで取り上げる対象は昭和天皇、香淳皇后ご夫妻ならびに上皇ご夫妻、そして現在の両陛下それぞれのご在位中に天覧が実施されたことがない競技とする。したがって昭和天皇の時に実施されているが、上皇ご夫妻および現在の両陛下の即位後は実施実績がないプロ野球も対象に含まれる。

注2：オリンピックやサッカーW杯などの世界規模で開催される大会や、障害者スポーツなどの福祉的色彩の強い競技(大会)、既に昭和天皇以降に天覧試合の実施実績がある競技（大相撲、サッカー天皇杯、競馬（中央競馬）など）は対象外とする。

プロ野球編集

おそらく交流戦で実施されるのではなかろうか。
- 一番可能性が高いのは、巨人×西武。両球団とも皇族を呼べるだけの資金力があり、皇族ともつながりの深い経営者がいることが理由。
- または日本シリーズで実施されるであろう。
でも警備の問題もあるので、皇太子が以前観戦されたヤクルト・横浜戦とかでやる可能性もないとは言えない。
パ・リーグの公式戦の場合は東京ドームでの日本ハム×楽天戦になりそう。
- 先発は日本ハムが（斉藤･････といきたいところだが）ダルビッシュ、楽天が（田中･････といきたいところだが）岩隈。
この試合で乱闘などの騒ぎを起こした選手は、必要以上に処分が重くなる。

皇族を多数輩出しているこの学校が甲子園に出場、もしくは決勝まで行った場合。甲子園に来場する可能性はある。
- 陛下の母校とはいえ、天皇陛下が片方を応援していると受け取られるのを避けるため、アルプス席での観戦はしない。

各団体入り乱れての空前の実施権争奪戦になりそう。
- 東北地方ご訪問の際の実施だったらみちのくプロレスでしょうね。
どこの団体で開催されるにせよ、各団体のエース級一挙集結は間違いない。
- 天皇賜杯の制定が当時東西に分裂していた大相撲の統一のきっかけとなったように、この”天覧プロレス”がプロレス団体再編･統合のきっかけになるかもしれない。
- もっとも現実的なのが新日、全日の合同興行。
- でもDDTのレスラー（特に、男色ディーノ）は決して呼ばれない。
  - 天覧興行当日にDDT単独で対抗興行を行い、これに反発する右翼が会場に押し寄せるが男色ディーノが男色技で撃退。新たな伝説を作る。
BI砲全盛期に実施されていたらメインは”ジャイアント馬場VSアントニオ猪木”になっていた。
- この場合、開催場所は蔵前国技館か日本武道館。
（東京都内で開催するとしたら）会場は東京ドームではなく、天覧のための設備が整っている両国国技館になると思われる。
力道山があと25年くらい長生きして、日本プロレスが健在だったら1970年代中に実現していたかもしれない。

後楽園ホールよりキャパの大きい会場での世界戦になるだろう。
- （東京都内で開催するとしたら）プロレス同様、貴賓向け設備の整っている両国国技館になるのではなかろうか。
現役を続けていれば西岡利晃の試合になる可能性大。
両陛下へのご説明役はファイティング原田氏。
井上尚弥の4団体統一戦は天覧試合に相応しいと思う。

住之江競艇場で行われる賞金王決定競争の初日で実施されることになりそう。
それ以外だったとしても、両陛下のご来場に合わせてSG競走を開催するかもしれない。
- その場合は平和島、多摩川のどちらかで開催。(江戸川はSG開催実績が大昔に一度だけなので・・・)
両陛下へのご説明役は野中和夫氏か植木道彦氏。残念ながら蛭子氏にお呼びはかからない。

どこで実施されるにせよ（川口オートレース場が最も可能性が高そうだが）、SG競争の初日か最終日に実施されるのではなかろうか。
- 両陛下へのご説明役は広瀬登喜夫氏。

一番やりやすいのは、それこそ１区が皇居の前を通る箱根駅伝。問題は、新年のご挨拶行事をどうするか。
- 箱根駅伝の場合は学習院大学が予選会を突破している。
  - あるいは学連選抜チームの１区走者に学習院大学の選手が起用される。
- 10区でゴールする選手をお待ちになられる＆表彰式に参加される、という形式になるかも。
  - 10区でエースを投入する大学が増えそう。
両陛下のご説明役は、瀬古利彦氏か谷口浩美氏。
- 瀬古氏が早稲田びいきの説明をして顰蹙を買う。

順当にいけば「高松宮記念杯競輪」か「寛仁親王牌」の初日か最終日、になるだろう。
- 小倉の競輪祭も捨てがたいが、”朝日新聞社杯”なので難しいだろう。朝日新聞社に限らず、企業名が冠に付いてしまうとちょっと･････。
両陛下へのご説明役は中野浩一氏。