もしあの国が日本並みの鉄道大国だったら

2022年1月15日 (土) 23:42時点におけるピポー快速たいら塚 (トーク | 投稿記録)による版 (「バンコク市電」修正あり)
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アジア

韓国

  1. いわゆる「日帝時代」と結びつけられるような悪いイメージは払拭できている。
    • 結果として韓国の鉄道ファンの数はもっと増えている。
      • 旧ソウル駅の鉄道博物館が閉鎖されることはなかった。
      • K-POPのアイドルにも「鉄道オタク」と公言している人が複数名いる。
      • ソウルメトロの人以外にも鉄道MADを作っている人が多かった。
      • 日本の鉄道ファンにも韓国の鉄道の人気が史実より高かった(但し、反韓派除く)。
  2. KTX開業前に京釜線は全線電化されていた。
    • 広域電鉄化も1980年代から積極的に行っていた。
  3. 釜山都市圏にも広域電鉄区間が設定されている。
  4. 少なくともソウル都市圏には私鉄がある。
    • 私鉄が発祥の財閥が存在したかもしれない。
      • 逆にサムスンやロッテなどが鉄道事業を買収しようとしていたかもしれない。
  5. かつては大邱や仁川などにも路面電車があった。
    • ひょっとするとどこかの地方都市では日本統治時代から現在まで路面電車が走り続けられたかもしれない。
  6. そもそも、現在のような特急誘導 (?) なダイヤになっていない。
    • 9501形が普通列車として大活躍。
  7. 韓国の特定市(日本の中核市に相当)では路面電車が走っている。
  8. 案の定、鉄道にも韓国起源説が浮上する。

北朝鮮

  1. ストーリーとしては、将軍様があまりに鉄道好きすぎて軍事並みに予算を注ぎ込んだ場合。
    • それでもこのページの他国の場合と比べれば、ショボいこと間違いなし。
    • 「鉄道ファンの独裁者」として各国に知られていた。
  2. 近年は電力を鉄道に回しすぎて、更に電力事情が悪化している。
    • 電化されてもほとんどは今でもディーゼルか蒸気機関車を使っている。
  3. 自国で鉄道車両をさらに開発しようとするも大苦戦。
    • 主体号は80年代くらいまで量産していた。今は酷使中。
  4. 平壌地下鉄は現在でも拡張中。
    • ベルリンからの譲渡車以外に自国開発車両もあったり。
    • 一応計画自体は今でもあるらしい。但し建設の目処は全く立っていないと思われる。
  5. トロリーバスが国中あちらこちらに。
    • トロリーバスの技術提供を反米国家に輸出していた。
  6. KTXに対抗して独自の高速鉄道網を作ろうと企んでいる。
    • 中国の高速鉄道と同一規格になっていた。
      • なぜか車両がE2系ベースになりJR東日本が風評被害を受ける。
  7. 「北朝鮮には負けられない」と韓国も鉄道大国になる

モンゴル

  1. ほとんどの路線のゲージはロシアと同じ1520ミリ。
    • 一部の区間は三線軌条になっていた。
  2. ウランバートルには社会主義時代に作られたトンネルがやけに深い地下鉄がある。
  3. 国一番の特急列車は「チンギス・カン号」を名乗っている。
  4. 家畜輸送専用の貨物列車が多く運転される。
  5. 海外鉄道ファンに「雄大な雰囲気を手軽に味わえる」と注目される。
  6. 逸ノ城の遊牧民育ちを象徴するエピソードに「日本に来るまで列車に乗ったことが一度もなかった」というものがあった。
    • 時代の流れで遊牧民が駅の周りに定住し始めていた。
  7. 無煙化が中国以上に遅れているかもしれない。

フィリピン

  1. 特にルソン島・ミンダナオ島には複雑な路線網が張り巡らされている。
    • ピナトゥボ山の噴火から復旧した際に北部線の多くは高架化された。
  2. 線路に住む人などいるわけがない。
  3. 経済状況が史実通りなら無賃乗車対策が大問題に。
  4. セブ島あたりには観光客向けの豪華列車が走っている。
  5. 地形の都合により世界一の鉄道連絡船王国と化している。
    • 元青函・宇高連絡船は全てフィリピンに売却された。
    • 一部に海底トンネルや架橋の構想はあるが着工の可能性は現在皆無。
      • 車両渡船も普通にある。
  6. JR東日本の203系は電車(史実だと客車扱い)として譲渡されていた。

ベトナム

  1. おそらくサイゴン陥落後に鉄道網が発展していた。
  2. 現在では日本の大手私鉄が路線建設に協力している。
    • 史実でも都市開発を行っている東急がベトナム版田園都市線を建設していた。
    • 京阪が作る予定だったとされるハノイ都市鉄道5号線もすぐに着工できていたかもしれない。
    • 車両も日本の車両が大量に輸出されている。
  3. 列車内にバイクをそのまま乗せても構わないはず。
    • あるいは鉄道移動が多いので史実ほどバイクが普及しなかったかも。
  4. 標準軌の路線が史実より多い。
  5. 南北線は早くて2000年頃に全線複線電化された。

インドネシア

  1. 主だった島には当然鉄道網がある。
    • スマトラ島の路線が北部、中部、南部で別々ということもない。
  2. ジャカルタ-スラバヤの高速鉄道計画がかなり現実味を帯びている。
  3. 島国なのに東ティモールやマレーシアへ行く国際列車がある。
    • 東ティモール独立以降は直通列車運行が度々中断された。
  4. 国営車両製造会社(INKA)が東南アジア最大の鉄道車両メーカーになっている。
  5. スハルト政権期にスンダ海峡トンネルの構想が持ち上がる。
    • 現在は他にも島同士をつなぐ橋やトンネルの構想があちこちで出ている。
  6. ジャボタベックの通勤電車にJKT48のラッピング車両があった。
  7. 2010年代前半からプラレールが売られている。
  8. インドネシアに日本の電車が譲渡されなかったかもしれない。

アフガニスタン

  1. 内戦前は山岳鉄道が欧米の鉄道ファンの人気を集めていた。
    • なお当時の豪華車両は後の内戦によりほぼ鉄屑と化してしまった。
  2. ヒンドゥークシ山脈を突破する必要があるためカブール-マザリシャリフの間が特に難工事だった。
  3. タリバン政権期には女性が鉄道を利用することは禁止されていた。
  4. 現在はアメリカ製の大型ディーゼル機関車が活躍している。
    • 田舎ではまだSLが生き残っているような気がしてならない。
  5. 地雷対策としてカンボジアと同じように機関車の前に空の台車が連結されている。
  6. アフガン航空相撲ならぬアフガン鉄道相撲なるネタが存在する。

サウジアラビア

  1. どの路線でも車窓から見えるのは砂漠ばかり。
  2. メッカ市内を通る区間に異教徒は乗車できない。
    • 大巡礼(ハッジ)の時期には列車が大増発される。
    • 巡礼のための超豪華列車が作られる。もちろん異教徒は乗れない。
      • 世界の鉄オタの間で話題になる。もしかすると、その列車に乗りたくて改宗する人が出てくるかもしれない。
    • それでも無神論の人は乗れる。
      • やっぱりそれは無さそうかな?
  3. オイルマネーのおかげで主要都市のターミナル駅は異様に巨大。
  4. ヒジャーズ鉄道の放棄された区間も標準軌に改めたうえで復旧させた。
    • 現在はクウェートやUAEへの路線も計画されている。
  5. 礼拝の時間には国内の全列車が礼拝のため一時停車。
  6. やはり男女で別の車両なのかな?

ミャンマー

  1. 電化率は史実より高い。
    • 超低床電車が21世紀に入った頃に導入開始される。
  2. 泰緬鉄道は全線存続している。
    • バンコク—ヤンゴン間の国際列車なども運行されている。
    • 中国やインドに直通する列車もある。
    • 旧英領同士でシンガポール発着も多かった。
  3. 現在ではJR東海など日本の鉄道会社の支援を史実以上に受けている。
    • 新幹線の輸出も計画される。

タイ

  1. バンコク都市圏では早くから都市鉄道の整備が進んでいる。
    • パークナーム線も有力な通勤通学路線として現役バリバリだった。
    • 鉄道と道路の平面交差などバンコクではもはやほぼ見られない。
    • Airport Rail Linkは普通に東本線から分岐していた。
    • バンコク市電は現在も存続していた
  2. 史実で計画があった国際路線やローカル線はそのほとんどが開業していた。
    • フワランポーン駅で「プーケット」「チェンライ」「プノンペン」「ヤンゴン」などの行き先を見ることができていた。
      • しかしカンボジアやミャンマーの側の政情不安などにより運休を余儀なくされた時代もある。
  3. メーターゲージでの世界最速記録を持っているのはマレーシアではなくタイ。
  4. カンボジアやラオスあたりの鉄道整備にもいい影響を及ぼしていた。
  5. タクシン政権期に政権の地盤である北部でのローカル線建設が推し進められた。
    • それ以外にもかなりの我田引鉄が発生してきた歴史があっても不思議ではない。
    • 失脚時に建設中止に追い込まれる路線が続出する。政情を考えると未成線の数がかなり多い。

トルコ

  1. 現実ほどバス大国にはなっていない。
  2. 1970~80年代に新幹線方式の高速鉄道が日本の援助でイスタンブール~アンカラ間に建設されていた。
  3. ヴァン湖の鉄道連絡船から鉄道への置き換えはとっくの昔に行われている。
  4. 下にあるギリシャが鉄道大国だった場合にギリシャに対抗して鉄道大国になっていた。
  5. 欧州諸国からの直通運転も史実以上に盛んに行われている。

イラン

  1. イラン・イラク戦争で西部の路線の多くが破壊された。
  2. イスラム革命前に新幹線方式の高速鉄道が日本の援助で建設された。
  3. イラン・イラク戦争終結後に無煙化が達成された。
  4. 礼拝の時間には国内の全列車が礼拝のために一時停車。

イラク

  1. イラク戦争直前までイスタンブール~バグダッドを結ぶ列車が走っており、「現代のタウルス急行」「中東のオリエント急行」と呼ばれた。
  2. フセイン政権時代は北朝鮮と変わらない雰囲気だった。
    • バグダッドで秘密の地下鉄発見されたかも。
  3. イラク戦争で線路が破壊されるが、アメリカの支援で復旧した。

ヨーロッパ

ギリシャ

  1. 04年のアテネ五輪前にアテネ-テッサロニキの高速鉄道を無理やり作っていた。
  2. クレタ島などのエーゲ海の島にも鉄道が建設されていた。
  3. 古代ギリシャにあった馬車鉄道のようなものの研究はもっと進んでいる。
    • ギリシャの鉄道ファンは「我が国が鉄道の発祥地」とうそぶいていた。
  4. 新しい路線を作る際にはやたらと遺跡や遺物が出るので建設スケジュール通りにできることはまずない。
  5. 食堂車の料理はタヴェルナのものと同様に脂っこい。
  6. 2010年代の財政危機により多くの赤字路線が廃止の危機に立たされる。
    • ヨーロッパの鉄道ファンの間では大きな話題になっている。

ロシア

  1. シベリアの奥地まで現実のヨーロッパ・ロシア並みの路線網が張り巡らされている。
    • シベリア送りになった囚人の多くは鉄道建設に投入された。
  2. 旅客・貨物の輸送量、輸送密度、路線の総延長は昔から不動の世界トップ。
  3. イルクーツクやウラジオストクにも普通に地下鉄が走っている。
    • ソ連時代に核シェルターも兼ねて史実よりはるかに多くの都市で地下鉄が建設された。
    • 場所によっては永久凍土を掘るのに大苦戦していた。
    • 小説「METRO2033」の内容もある程度変わっていた。(モスクワ以外にもシェルター機能を備えた地下鉄が多く存在するため)
  4. 旧ソ連軍には兵士の輸送や鉄道網の防衛を専門とする「鉄道軍」があった。
  5. ペレストロイカが行われるまで採算を度外視して鉄道網を作り続けた。
    • 秘密路線などがあるせいで現在の正確な総延長は誰も把握できていない。
    • それでもソ連崩壊以後不採算路線の多く(ロシアなのでものすごいキロ数になりそう)が廃止されている。
  6. ソ連崩壊前にモスクワ-レニングラード間は高速化された。
  7. 近年になってロシア鉄道がヨーロッパの鉄道会社を次々と買収している。
    • ちなみに、現実でもアルメニアの鉄道を買収している。
  8. ソ連時代に間宮海峡に鉄道トンネルが建設されていた。
    • 宗谷海峡トンネルが現実味を帯びていた。
    • ベーリング海峡トンネルも冷戦後に計画される。
  9. 中央アジアや南カフカスなど旧ソ連諸国も鉄道大国になっていた。

アイルランド

  1. 電化区間はもう少し多かった。
  2. 隣接する北アイルランドでも鉄道が栄えている。
  3. フランスか日本の援助で高速鉄道が導入されている。
    • 欧州なのでフランス式の方が現実的か?
  4. 全体的にはイギリスに近い雰囲気になっている。

アフリカ

リビア

  1. まかり間違っても史実のように軌間900ミリのままということはないはず。
  2. トリポリ-ベンガジなどの骨格となる路線はイタリア領時代に完成している。
  3. リビアの複雑な歴史を反映して車両の製造国はバラエティに富む。
    • イタリア、イギリス、フランス、エジプト、ソ連、国産車両、中国など。
  4. カダフィ政権期には北朝鮮の鉄道とあまり変わらない雰囲気だった。
    • 主要駅にはカダフィの肖像画が掲げられた。
    • トリポリ地下鉄の駅名は地名や施設名ではなくスローガン。
    • 当時の国産車両の塗装は緑一色。
  5. しかしそのカダフィ政権崩壊後、内戦により鉄道施設にもかなり被害が出ただろう。

南アフリカ共和国

  1. アパルトヘイト撤廃までは白人・黒人は違う列車に乗る事になっていた。
    • ダイヤの調整に結構手間取っていた気がしなくもない。
      • そのため黒人用の列車は非常に遅い。
    • 白人用の車両は綺麗だが、黒人用の車両は露骨に汚かった。
  2. ケープタウン―プレトリア間を走る寝台特急「ブルートレイン」は史実以上に日本での知名度が高かった。
    • ダルエスサラームまで直通する列車もある。
  3. ワールドカップを機に高速鉄道を建設する機運が高まっていた。
    • やはりケープタウン―ブルームフォンテーン―ヨハネスブルグ―プレトリアか。
  4. レソトを通過する路線も普通に存在する。
    • スワジランド方面への路線は国家体制がアレだからおそらく放置状態。
      • いや、スワジランドを通過する路線も現実にあります。
  5. やはりガイドブックには「一部の列車では治安が悪く乗車をおすすめできない」と書かれている。

南北アメリカ

アメリカ

もし米国が日本並みの鉄道大国だったら

カナダ

  1. CN鉄道とCPRが今もライバルとして激しい火花を散らしている。
    • 両社合弁のVIAなどまず設立されない。
    • 中小私鉄があればどちらかの傘下に組み込まれる。
    • CPRのカナディアン号は今も自社線のカルガリー経由。
    • ひょっとしたらエアカナダとカナディアン航空も合併しなかったかもしれない。
  2. 北極圏近くまで鉄道網が広がっていた。
    • アラスカ鉄道と接続された可能性もある。
  3. ニューファンドランド島やプリンスエドワード島にも鉄道が健在。
    • 後者の看板列車は「L.M.モンゴメリ号」か「赤毛のアン号」。
  4. アメリカの鉄道が史実通り衰退していたらアメリカの鉄道会社も多くがカナダ資本の傘下に入っている。
    • 「カナダはヨーロッパの影響が強いから」と説明されている。

メキシコ

  1. 現在でも旅客輸送は盛んに行われている。
    • アメリカとの国際列車(ダラス〜メキシコシティ辺りか?)も運行されている。
  2. 「外国人・金持ち用は優等・高速列車、貧困層用はポンコツの鈍行」というように列車の二極化が進んでいる。
    • ダイヤに忠実な運行ができているのは外国人・金持ち用だけ。
    • 後者の列車への乗車はガイドブックでは推奨されていない(治安が悪いため)。
  3. ユカタン半島を走る豪華列車はマヤ文明を意識したデザイン。
  4. 日本製の革新的な高速列車が登場すれば確実に「マルちゃんエクスプレス」という愛称ができる。
  5. JR東海あたりが新幹線を売り込もうとしている。

ブラジル

  1. アイルランドをしのぐ世界最大の1600mm軌間の路線網を作り上げている。
    • 1600mm軌間の別名が「アイリッシュ・ゲージ」ではなく「ブラジリアン・ゲージ」になっていた。
  2. ブラジリアには移転当初から地下鉄があった。
    • 巨大な中央駅も整備されている。
  3. ヴァリグ・ブラジル航空の経営がおかしくなる時期は史実よりもっと早かった。
  4. 一部の国際列車でタルゴが導入された。
  5. ワールドカップ前にはリオデジャネイロ-サンパウロ間で高速電車の運転が始まっていた。
  6. それでもアマゾンの奥地にはそこまで敷設できない。
  7. 日本製の高速鉄道が出来れば愛称に「ジャスピオン」と名付けられる気がする。

ペルー

  1. かつての世界最高地点にも旅客列車が運行されている。
  2. リマからマチュピチュを結ぶ豪華列車があった。
  3. ペルー人と外国人で車両が別になっていた。
  4. フジモリ政権時代に首都圏に日本式の鉄道システムを使った都市交通導入が噂される。

オセアニア

オーストラリア

  1. オーストラリア連邦が成立した時点でゲージが統一された。
    • この時の苦労話は現在でも多く語り継がれている。
  2. アメリカのように大陸横断鉄道は複数ある。
  3. 西部や北部の路線は日本で言う「秘境駅」の宝庫になっていた。
    • モーリタニアのように貨物列車の最後尾に申し訳程度の客車をつないだ列車が走っている。
  4. 一部路線では今になって地元のアボリジニと土地の権利を巡ってもめている。
  5. シドニー、メルボルン、パース、ブリスベン周辺には旅客輸送専門の私鉄があった。

ニュージーランド

  1. もちろん現在も南島の端まで列車で縦断できる。
    • 各地の支線も旅客輸送を継続できていた。
  2. オークランド-ウェリントンでは長距離バスと壮絶なシェア争いを繰り広げている。
    • 新幹線導入も検討され始めた。
  3. 北島と南島をつなぐ「クック海峡トンネル」の構想が随分前からある。
  4. 現地のマニアにとって最大の関心事は保存車両の本線運転。
    • 場合によっては海外のマニアもターゲットにされていた。
  5. 一部の駅では駅名標などにマオリ語も併記されている。

関連項目