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2021年6月23日 (水) 18:58時点における最新版
全般[編集 | ソースを編集]
- 政党とは、政治的主張の近い政治家同士の集まった団体…のはずなのだが、どう考えてもこの党には合わないだろって人が最低1人はいる。
- その人が原因で政界再編となる場合もある。
- 基本的に、大政党になればなるほど思想の幅は大きい。
- 国会議員が5人いるかどうかが生命線。
- 一般党員を広く集める政党(大衆政党)と議員主導の政党(幹部政党)がある。
ベタな新党の法則[編集 | ソースを編集]
- 政治に行き詰まり感が漂った時に出現する。
- 90年代以降、定期的に「新党ブーム」が起こっている気がする。
- 12月に結党。
- 政党交付金の都合らしい。
- あるいは選挙の数週間前に慌てて結党。
- 新党の党名の一部が選管のポスターで使われており、交換する羽目になることがある。
- 党名は「新党○○」「○○新党」。
- 最近では「○○の党」も多い。
- そもそも「党」の文字が入っていなかったり。
- 「○○の会」とか(本家と関連性がないところも)。
- ひらがなが入っている。
- 「画数が少なければ有権者は名前を書いてくれる」と思っているのか、比較的画数の少ない党名が多い気がする。
- それらの「の党」には「野党」と漢字を振ってやりたい。
- そもそも「党」の文字が入っていなかったり。
- 結党前はマスメディアにより「○○新党(○○は党首になる人物の名前)」と呼ばれる。
- 結党後も稀に呼ばれることがある。
- 党首の存在が圧倒的を通り越してもはや独裁。仮にその党首が交代・失脚しようものならその時点で党の運命は決まったも同然
- 最近では「○○の党」も多い。
- 結党当初は話題になるが、それが肝心の選挙まで続かないことも少なくない。
- 結局大政党が勝利し、新党は埋没してしまう。
- 基本的に数ヶ月~数年でバラバラになる。
- 酷い例だと数日で他党への合流を決めた党もある。
- そもそも長持ちさせる気がない政党(政界再編の一環云々)もある。
- 「選挙協力」の名目で合流先の党の公認をもらって立候補。
- 政界再編・第三極などと騒がれるが、そのほとんどは期待ハズレで終了
- 選挙で惨敗して当初の目的を果たせず、仲間割れして分裂するというパターンも多い。
- その後はもともといた党に復帰したり、さらに別の党に行ったり。
- 無所属のまま活動を続けた議員はそのまま次の選挙でさようなら。
- そしてしばらく経つと参議院とか知事選とかに大政党の公認/推薦のもと立候補している。
- 自身の出身地の市長選に立候補していることも。
- 次の選挙と自身の出身地の首長選挙が近いか重なる場合、首長選挙への立候補を表明し辞職する場合も…。
- そしてしばらく経つと参議院とか知事選とかに大政党の公認/推薦のもと立候補している。
- 無所属のまま活動を続けた議員はそのまま次の選挙でさようなら。
- 地方組織が非常に弱い。
- 党首の地盤でだけは強い。
- 結党時には「新しい政治の形を目指す」などの理念があっても、結局は烏合の衆になってしまう。
- 結局人数合わせのため他政党からの移籍者を受け入れるから。
- (98年以降限定)自民党に対抗するために、とりあえず民主党との連携を試みる。
- 「いかにして自民党と戦うか」が日本の政治史のすべてと言ってもいいかと。
- 新党を結成して欲しい声があった議員が結成するも、結局支持率は広がらない。
- 新党を結成した途端、その議員の存在は忘れ去られる。
- 党首以外の議員は誰も知らない。
- あの議員がその党にいつの間にか合流していたのをだいぶ後になって知る。
- 「一時期合流していた」事を知ったりも。
- あの議員がその党にいつの間にか合流していたのをだいぶ後になって知る。
- 基本的には右派・保守系。
- 但し、かなりタカ派な政党もあれば中道左派的な政策を掲げた政党まで様々。
- 所属議員ゼロから始める本当な意味での新党は選挙で候補者が全員落選する。
- そしてミニ政党として立候補しては落選を繰り返す。
- 政策よりも誰それが好き嫌いというような理由で結党される。
- その後党内で派閥ができて別れと出会いを繰り返し、まわりまわって以前わかれた人々とまた新党なんてことも多い。まるで中島みゆきの「時代」みたいな感じ。
- 最初は与党への対決姿勢を示していたが、いつの間にか協力するようになる党もある。
- 「選挙互助会」と既存政党やマスコミから揶揄される。
- 国政政党なのに地方首長が党首のこともある。
- しかしそういう党だと、多くの場合党首と所属国会議員の対立でうまく立ち行かなくなる。
- イメージカラーは青、緑、オレンジなどが多い。
ベタな革新・左派政党の法則[編集 | ソースを編集]
- とりあえず自民党を徹底批判。
- 自民党こそが諸悪の根源であるかのように主張する。
- 自民に限らず、自党より右と判断した政党はとにかく批判対象。酷い時は左派同士で互いに罵詈雑言を…
- 公共事業などにも「税金のムダ遣い」と批判的。
- 「そんな金があったら福祉に回せ」と主張するが、福祉目的の増税にも批判的である(増税を主張すると票が取れなくなるため)。
- 大企業と富裕層への課税強化は考えている。
- 政権をとったらまず行おうと考えているのは無駄の洗い出し。
- 「コンクリートより人へ」が合言葉。
- 「そんな金があったら福祉に回せ」と主張するが、福祉目的の増税にも批判的である(増税を主張すると票が取れなくなるため)。
- 労働組合との関係が強い。
- 90年代ぐらいまでは肩書きが「代表」「幹事長」ではなく「中央執行委員会委員長」「同書記長」の場合が多かった。
- 「革新」と言われているが、今やこっちのほうが「現状維持」を訴えている。
- 最も分かりやすい例では憲法。ほぼ全ての革新・左派政党が「護憲」を主張している。
- 地方議会にも国政の論点を持ち込みたがる。
- 地方選で「○○のことは○○で決める!」というキャッチフレーズを好む割には、中央の左派系議員が大量に応援に入り、その時の中央の政権(保守系)を批判したがる。
- 「利権」「既得権益」という言葉が大嫌い。
- その傾向は、新党にも比較的みられる。
- 「身を切る改革」と称して、歳費・議員報酬・公務員の給料を下げることを考えている。
- その一方で議員定数の削減には消極的。「議員一人あたりの報酬を減らす」ことで経費削減を図る。
- 同じく「身を切る改革」を訴える新党の場合、議員定数の削減にも前向きである。
- その一方で議員定数の削減には消極的。「議員一人あたりの報酬を減らす」ことで経費削減を図る。
- イメージカラーは伝統的には赤だが、新興政党の場合は緑や青など様々。
- 緑の場合は環境保護なども意識している。
ベタなミニ政党の法則[編集 | ソースを編集]
- 法律上「政党」ではなく「政治団体」となる、所属国会議員が4人以下の「政党」。
- 正確には、直近の国政選挙で全国得票が2%未満という条件も付く。
- 泡沫候補の集まり。
- 場合によっては一人の候補しか立候補しない(事実上の後援会)。
- 通称「諸派」。
- かつての主要政党が一度こうなってしまうと、党勢回復はよほどのことがない限り不可能である。
- 国政選挙で立候補するときは参院がほとんど(「確認団体」)。
- 政治討論番組に呼ばれないことに文句を言う。
- 誰も知らない
- 党名が奇抜。
ベタな地域政党の法則[編集 | ソースを編集]
- 「地域」政党なので、その地域以外では知名度が低い。
- 大阪維新の会は例外か。
- そもそもその地域以外では選挙に立候補しないので、支持したくても出来ない。
- やってることは新党やミニ政党に近い。
- 大政党の地方支部の一部が党中央と対立し、離脱して結成されることが多い。
- 大政党所属の中堅クラス(まれに大物)の国会議員が党中央の方針に反して首長選挙(特に知事や政令市長)に立候補した事で除名され当選後に結成したり立候補に先立って離党し当選後に結成する場合も。
- その結果、政策はあまり変わらないのに離脱元の政党と激しく対立する。
- 逆に大政党の強い影響下にあり、大政党の地方支部と変わらない場合もある。
- 大政党の強い影響下にある議会の会派が地域政党化する場合もある。
- 実態は「政党」というより「会派」なことも。
- 国政政党化を目指して国政選挙に立候補する場合もあるが、多くの場合「諸派」どまりである。
- 地元紙は政党名を書かれるが、全国紙では諸派扱い。