ざんねんなたてもの事典
2021年3月17日 (水) 17:20時点におけるイタリア君 (トーク | 投稿記録)による版 (ざんねんなモノ事典より独立・ただしざんねんなたてもの事典/日本とざんねんなたてもの事典/アジア、ざんねんなたてもの事典/ヨーロッパはさらに分割)
独立済み
アフリカ
アスワン・ハイ・ダム
- エジプトのナセル政権が残した最大級の遺産だが負の影響も多く与えている。
- ナイル川の氾濫がほぼ起きなくなった代わりに有害な寄生虫の宿主となる巻貝が下流で大繁殖。
- 古代から農業を支えてきた肥沃な土も流れてこなくなった。
- ナイル川の氾濫がほぼ起きなくなった代わりに有害な寄生虫の宿主となる巻貝が下流で大繁殖。
- 国際社会にとって最大の影響は各種エジプト遺跡の水没か。
- 有名なアブシンベル神殿も当初はそのまま水没させる予定だった。
- いくつかの遺跡は救出されたが一部は貯水開始に間に合わなかった。
泥のモスク
- マリの古都ジェンネにある泥の煉瓦を泥の柱で支えさらに泥を塗り補強したモスクだが気候の変化により消滅の危機に瀕している。
- 世界遺産なのだが雨が増えて倒壊のリスクが増し「100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産」に選定されてしまった。
- 通常街の人々が力を合わせて行うべき泥の塗り直しを巡り対立が発生し2組に分けて行っていた時期がある。
- どちらが上手かで言い争いになったのが原因らしい。
南北アメリカ
タコマナローズ橋
- 米国ワシントン州のピュージェット湾に架かる橋だが初代は1940年の完成直後に強風で倒壊した。
- 設計ミスがあり建設中から地元住民には不安がられていたという。
- 橋の材質の固有振動数と風によって揺れたときの振動数が一致していたことが原因で、共振を起こしてしまいより大きく揺れたことが破壊の原因。
- ちなみに、地震で建物もこうなることがあるが、このような共振を起こさないように対策をしているところも多い。
- この橋近くの銀行は「当行はタコマナローズ橋のように安全です」という看板を出していたがもちろん撤去する羽目に。
ハリウッドサイン
- 白い「HOLLYWOOD」の文字が印象的な有名な看板だが一時期は荒廃し「HuLLYWO_D」と化していた。
- もともとハリウッドランドという住宅地の宣伝目的で置かれたもので1年半で撤去予定だった。
- 京都の大文字のごとく何度もいたずらの標的にされている。
- カリフォルニアでの大麻合法化を記念して「HOLLYWeeD」に改竄された。(1976)
- 某映画のヒロインが文字に腰掛ける形の書割を置かれた。(1992)
- 「H」の文字から飛び降りて命を絶った人がいる。
トランププラザ・ホテルアンドカジノ
- 不動産王として成功したかのトランプ大統領が建設し、一時は興隆したが…。
- 彼が保有していたタージマハルカジノが興隆するにつれ、こちらは不人気に。結局タージマハルカジノは別企業に買収された。
- ↑のカジノに食われる形で2014年に潰れてしまい、建物だけが放置された。
- 結局当建物を爆破解体する権利がオークションに出され、2021年2月、実際に破壊された。
- 跡地利用については計画があるそう。