石川の言葉

2008年1月18日 (金) 08:56時点における60.42.205.129 (トーク)による版
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  1. 隣の富山とくっついていた関係上、富山の言葉と重複する部分がけっこうある。
  2. 「もみじこ」=「たらこ」
    • 「だだめ」=「たらの白子(精巣)」
  3. 「だら」=「馬鹿」
    • 例)「だらなこと言うとんなま」=「馬鹿なことを言うんじゃない」
    • 「だらぼち」=「大馬鹿」、だらの強調形
  4. 「かたがる」= 「傾く」
  5. 「何(なん)しとらん?」は疑問形。=「何してるんですか?」
    • 「何(なに)しとんが?」も疑問形。=「何してるんですか?」
    • これ、ここいらの方言が時代によって変わる例としてよく挙げられるよ。昭和初め世代「なにしとるがや?(なんもしとらんけどおっとろしーわ)」→昭和中盤世代「なんしとるんや?(関西風)/なんしとんが?(女性的)」→昭和後期世代「なんしとら~ん?(ユルユル)」
  6. 「じまんらしい」=「生意気な」(主に子供に対して使う)
  7. 「きときと」=「鮮度がいい」「新鮮」
    • 「きときと」は富山弁w、最近は石川県民も某回転寿司屋の影響で意味がわかるようになった。
    • 子供が元気で寝つかないでいると、「この子、目、きときとでなかなか寝んねぇ」など、とも使う。
  8. 「かきやま」=「おかき」(米菓)
  9. 「いいじー」=「いいなー」
  10. 「はしかい」=「頭がいい」
    • 能登の一部では「痒い」という意味でも用いる。(あせもやかぶれ等。虫刺され等では普通に「痒い」を用いる事もある。)
  11. 虫によって「刺される」と「喰われる」、「咬まれる」を使い分ける。
    • 蚊やダニ、ノミなどは「喰われる」、ハチ、アブなどは「刺される」、ムカデなどは「咬まれる」
  12. 「はがいしい」「はがやしい」=「悔しい」
    • 略して「はがい」「はげー」、さらに略して「ぇー」になる。短くなるほど怒りの度が激しくなる。
      • 「ぇーんなだら!」と言われた、またはつぶやいてるのを見たら相当頭に来ていると思って間違いない。
  13. 「きんかんなまなま」=(道などが)「雪が凍って滑りやすい状態」
  14. 「いじくらしい」「いじっかしい」=「ウザい」
  15. 「ほおる」=「捨てる」
  16. 「からふさげ」=「(恥ずかしい方向に)派手」、「変(な格好)」
  17. 「えさどい」「いさどい」=「立派な」「豪華な」「豪勢な」
    • 悪い意味で「偉そうな」という場合にも用いる。
  18. 「ビチビチこいとる」「ビチビチかいとる」=「新鮮な」「活きのいい」
    • これも能登のごく一部で魚などに用いられる。ゲーリー・オブライトな状態ではない。
  19. 「えちゃけ」=「かわいい」
    • 幼い女の子に言うことが多いので「萌え」にも通じるものがある。
  20. 「どす猫」=「どら猫」
  21. 「めろ」=「女」
    • 上記2つを併せて「どすめろ」=女性に対する蔑称として使われることもある。
    • 欧米系の言語の影響で近代に発祥した俗語では?
    • 「めろんこ」=女の子 でも父親が使ってるのしか聞いたことがないけど・・・
  22. 語尾が汚い
    • 汚いんじゃなくて、マイナーなだけだと思う。あとこの「が」や「げ」の音も、強い音じゃなくて、鼻濁音。逆にはっきり発音されると、怒ってるか、大声か、興奮してるかどれかだと思われる。
    • 「〜が?」疑問形
      • 例)「来んが?」=「来ないの?」
    • 「~が?」なの?「~がん?」だと思って使っていた。私にとっては「来んがん?」なんやけど
    • 「〜げん」=「〜の」
      • 例)「行かんげん」=「行かないの」
    • 「~の」でもいいけど「~なんだよ」って感じがする。「行かないんだよ」
    • 「〜ねんろ?」=「〜なんでしょ?」
      • 例)「そうねんろ?」=「そうなんでしょ?」「そうねん(て)」=「そうなんだよ(ね)」
    • 「〜がいね」=「〜じゃない」
      • 例)「言ったがいね」=「言ったじゃない」
  23. 「~いや!」=強い強調、イライラしてると出てくる

例)「はよ来んかいや!」=早く来いよ!(もっと怖いけど…)

    • 「~ま!」命令形の強調 「~まいや!」だと更に強調

例)「来んなま!」=来るなよ! 「笑うなま!」=笑うなよ!

    • 「~まっし」=やわらかい提案、やわらかい命令(年配の女の人が使う)

例)「ちょっとこっち来まっし」=ちょっとこっちおいで

  1. 歌詞で「1題目(だいめ)、2題目(だいめ)」=「1番目、2番目」の意。小学校のときから使われており、方言と知らずに使ってる人も多い。他県の人には全く意味が通じないで愕然とする。
  2. 「しましまにしまっしま!」「ネガねーがんねーが?」「トンガ行っとんが知っとんが?」「螺子ねじってねーじ?」「男おっとこに女おんなまいや!」
    • 順に「縞々にしなさいよ!」「ネガないんじゃないんの?」「トンガに行ってるの知ってるの?」「螺子回してないよね?」「男の居る所に女が居るんじゃない!」となる。元FM石川のパーソナリティ藤田みさが好んで使用。
  3. 「げす」=「ケツ」「尻」転じて「最後尾」、主に能登地区の一部にて使用
    • 「げすなめ(げんなめ)」=「Kiss my Ass!」
    • 「げっとう(賞)」=「ビリ」
    • 「げす喰らわすぞ!」=「越中詩郎」
      • 下衆な方言でスミマセン。
  4. 「よつ(ん)ばり」=「寝小便(おねしょ)」
  5. 「あんか」「あんさま」=「長男」、「おじ」「おっさま」=「次男」、「こっぱ」=「三男」、「こっぱおじ」=「四男」「わんたたき」=「五男」以下、または「末っ子」
    • 「わんたたき」は「○○マダー?」のAAの状態が語源。末っ子なので中々食事にありつけず、茶碗を叩いて催促するからこう呼ばれる。
  6. 「どうがねぶいぶい」=「かなぶん」
  7. 「せわしない」「しょわしない」=「落ちつかず、せかせかしている」
  8. 「えんぞ」=「側溝」
    • 「縁溝」がなまった言葉か?新潟等でも使われる。
  9. 「どべ」=「泥、汚泥」「びり」
    • うちでは「げべ」がビリの意で使われていた
  10. 「べと」=「(魚等の)はらわた」
  11. 「かち◯◯」=強調するときに用いる。「だっだ○○」も同じ。
    • 用例:「かちうめぇ」=激美味い(上手い)、「かちムシ」=「完全無視」、「かちやかましい」=「超うるさい」「かち殴る」=「ぶん殴る」etc...
    • 辰口の従兄弟は「たった」を強調するときに使っていた 金沢では使われてないと思う
  12. 「かたい」=「行儀、素行の良い」

ex:「あっら〜、かてぇ子やわ〜」(まぁ、良い子だこと)

    • そう言えば石川県のオバさんって「あら」ってよく使うねえ。「あら、でっかい頭やーー」とか、標準語の女性言葉の「あら」と同語なんだろうか?意外なとこで上品な女性言葉が使われてるね。
    • あっ、年配の男性も「あら」を使うな・・・
  1. 「よしかかる」=「よりかかる」
    • 北陸三県と北海道で使われる用法。標準語かと思ってた・・・
      • 「よっかかる」では?
  2. いろんな色に「~い」を付けて形容詞化できる。標準語では黒、白、赤、黄色、茶色、青ぐらいだと思うが、「みどりい」「ピンクい」も全く違和感がない。わたしはほとんどの色に違和感がない。「オレンジい」「むらさきい」「みずいろい」「はいいろい」
  3. 「くどい」=味がしょっからすぎる、塩っぽ過ぎる
  4. 「しょむない」=味がない、味が薄すぎる
  5. 「べっちゃらこい」=「(薄くて)平べったい」
  6. 昔、片町の飲み屋のテレビCMで言ってた「いんぎら~っと」ってのは実在する言葉なのかね。当時、俺の周りでは年配者も含めて誰も意味わからんかった。