食べ物
2017年3月4日 (土) 22:46時点における>Kの特急による版 (→茶碗蒸し)
独立項目
- 主食
- おかず
- お菓子
- 関連項目
肉料理
鶏肉
- 大阪では鶏肉のことを「かしわ」という。
- 愛知県でも言う。
- 京都には「かしわ屋」が多い。逆に「肉屋」で鶏肉だけ扱ってない事も多い。
- 九州でも言う。「かしわめし」は有名。
- 三河地方から西は、だいたい「かしわ」。他の食べ物(食べ物に限らないが)も三河地方が呼び名や味付けの分水嶺になっている場合が多い。北は越中(富山)の場合が多い。
- カシワの由来は、昔のニワトリが柏の木の色に似ていたからといわれる。
- スーパーでは「若鶏(ブロイラー)」と区別して「親鳥(廃鳥になった卵用種)」の意味で使われていることがある。
- とりあえず、ドチキンにかしわシバキに行こか。
- 大分県や宮崎県は、鶏肉の消費量がトップクラス。
- 両県には特徴的な鶏肉料理があり、大分には『とり天』、宮崎には『チキン南蛮』が郷土料理となっている。
- 日向(宮崎)と大隈(鹿児島東半分)の境界あたりの豪族、伊地知家の人の会社が、そのあたりの農園でケンタッキーフライドチキンの国産鶏のほとんどを供給してるぐらいだしなあ、宮崎は鶏王国ですな
- 皮はコラーゲンたっぷりで美容に良い。ただしカロリーは・・・
- フライドチキンや竜田揚げはきわめて高カロリー。気になる人は焼き鳥や煮物にすると良い。
- カロリーを気にする人は、ささみをタンパク源にする。
- 牛肉や豚肉とは異なり、これを食すことがタブーとされることは少ない。
- 岐阜にはけいちゃんという鳥料理がある。どうみても朝鮮料理だが、なぜか岐阜の郷土料理あつかい。
- 胸肉が腿肉より安いのは日本だけ。
- 「ごはんのおかず」にしにくいせいだろうか?」
- 安くてヘルシーイメージの胸肉だが実はプリン体が多い。
しょうが焼き
- 江戸時代のとある学者は生姜と豚肉の食べ合わせは良くないと言ったらしい。
- しかし実際はいうまでもない。
- おいしいから食べ過ぎて腹壊す、とか?
- そもそも江戸時代に豚は食べないだろ。
- 猪は食べてたぞ。
- 丼として出す料理屋もある。
- 「先生!生姜を切らしてて作れません!」「しょうがねえな。」
焼き鳥
- 鶏肉を焼く料理・・・だが、地域によって結構な差が出る。
- 串に刺さなかったり、「焼き鳥」なのに豚肉を使ったりとか。
- 九州では、下にキャベツが敷いてある。
- くし形切りのレモンが付いている。
- 居酒屋の定番メニュー。
- つか、メインと言っても過言ではない。
- 目を離すとすぐ焦げてしまうなど焼き鳥に付きっきりになるため、一人で切り盛りしてる居酒屋では、ほぼ焼き鳥専門になるか、焼き鳥をメニューから外すかの二極になるらしい。
- もしくは焦げない裏ワザ↓#4を使うか。
- コンビニやファミレスで売っているのはどう考えても「レンジでチン鳥」である。
- どちらかでバイトをした経験が無くても気づく人がほとんど…のはず。
- 本来焼き鳥は専用設備が必要。レンジやきとりはタイあたりで焼いて冷凍したのを持って来ている。
- タレ派と塩派の不毛な争い
- 塩派に関しては「肉に塩をかけるだけ」と「肉に塩味のタレを絡める」の二派に分かれる。但しコンビニ焼き鳥だと圧倒的に後者が強い。
- 串から外す派と外さない派の不毛な争いも目立つ。
- 火を通しすぎるとジューシーさを失い美味しくなくなる。
- 海上自衛隊の遠洋航海で艦上パーティーのメニューとして出され各国で人気だったらしい。
- 特にアラブ諸国では当地のケバブに近いこともあり特に受けた模様。
ステーキ
- 庶民における「高級な食べ物」の象徴。
- 要するにとっても素敵な食べ物なのである。
- 「ビフテキ」と呼ぶ人はもうほとんどいないと思う。
- サーロインが一般的だが、フィレ肉が使われることも。当然ながら後者のほうが値は張る。
- 沖縄の一部地域ではお酒を飲んだ後、しめに食べるらしい。
ハンバーグ
- カテゴリ上はステーキの一部に当たるらしいが、どう考えても別の食い物にしか見えない。
- もともとハンブルクの人間が作ったから「ハンブルク・ステーキ」だった説が濃厚だが、もっと前にタタール人が作っていた「タタール・ステーキ」が元祖だという説もある。
- 「タルタル・ステーキ」を焼いたのがハンブルグ風ステーキ?
- ほとんどの場合牛肉と豚肉のミンチを混ぜて作る。
- 高い店だとこれが全部牛肉になる。
- 豆腐ハンバーグだけは例外といえば例外かもしれない。
- イワシなどを使ったフィッシュハンバーグもある。
- ファミレスの定番メニュー。
- 「炎の中華料理人」こと周富徳は自身の好みとしては中華よりも洋食好きで、特にこれが好物だったという。
ユッケ
- レバ刺し同様食中毒の代名詞として槍玉に挙げられる。
- 故に寄生虫が付かない馬肉を使ったり、超低温で殺菌したりといろいろ工夫をしている。
- 味をまろやかにする為なのか、必ず生卵がのっかっている。
魚料理
刺身
- 「切る」と言う言葉を忌避してこういう名前になった。
- 切り身に魚のヒレを刺してどの魚のものか識別できるようにしたのが語源という説もある。
- 生だったらとりあえず魚以外でも刺身にすることはできる。
- 食中毒を防ぐために、薬味と一緒に食べることが多い。
- スジ(繊維)に対し垂直に切る。スジに沿って切ってしまうと噛み切りにくい。
- ウナギをこの方法で食べると確実に中毒を起こす。
- 血液中に含まれる毒素は加熱しないと無害化できない。
- …と思われているが、徹底的に血抜きをすれば刺身に出来るらしい。浜松市のうなぎ屋では実際にメニューに載っている所もあるとか。
- 血液中に含まれる毒素は加熱しないと無害化できない。
練り物
はんぺん
- 静岡県でははんぺんは黒いもの。白いはんぺんは無い。
- 魚を練りこんである。
- 名古屋では「さつま揚げ」のこと。
- さつま揚げは「揚げはん(ぺん)」じゃないか?
- 基本的に魚の練り物を揚げたもの全般。ここでもおでんに白はんぺんを見る機会は少ない。自分も数年前まで知らなかった。
- 新潟は「あずま揚げ」と言う。
- 北陸3県にはこのテのものは少ない。実家の鍋や煮しめorおでんにこれが入っていることは稀。現在これに出会う確率が一番高いのはコンビニのおでん。
- 東京も大阪もはんぺんは「白い魚の練り物」なので、言葉だけだと同じものと思ってしまうが、両者は全くの別物である。
- 東京のは「四角形の柔らかいスポンジ状の蒸し練り物」大阪のは西日本らしく「円形の白いさつま揚げ。見た目のアクセントとしてひじきかきくらげが入っている場合が多い」
- 東京のん、変に弾力ありすぎて食いにくそう。
- 見た目がかまぼこに似てるから? あれとは別物だよ。
- 東京のん、変に弾力ありすぎて食いにくそう。
- 東京のは「四角形の柔らかいスポンジ状の蒸し練り物」大阪のは西日本らしく「円形の白いさつま揚げ。見た目のアクセントとしてひじきかきくらげが入っている場合が多い」
- 東京式が全国に広まったのは紀文(本社:東京)が全国区で売り出したおかげ。
- 名称の由来には諸説ある。
- 駿河の半平が初めて作ったからとも半月型に整えるからともされている。
さつまあげ
- 鹿児島では「つけあげ」という。
- チーズ入り、キクラゲ入り、各種野菜入りなど多数ある。5cm×5cm×3mmのニンジンを埋め込んだ「ニンジン」の配色の美は芸術的。
- すり身にした魚の骨を完全にはすり潰さず残している物もある。食品としてはちょっとグロい灰色っぽい色。
- さらに訛って「つっきゃげ」と呼ばれる。
- やや甘めでおやつとして食べても美味しい。甘さが他県民には受け入れ難いかもしんないけど。
- 西日本の多くの地域では「てんぷら」という。
- 古狸が中ったとされる天ぷらは、実は、こっちだという説がある。当時は、からっと揚げたタイプの物はまだ存在していなかったので、この説は濃厚。
- 東北方面では「揚げかまぼこ」
- なお、日本海側にはこのテのものは少ない。
- 沖縄では「かまぼこ」と呼ぶ地域がある。
- 長崎も「かまぼこ」。
- 実はさつま揚げというのは関東とその近郊だけだったらしい。
- しかし、江戸山の手方言を標準語としたため、これが統一的に用いられるようになった。
かまぼこ
- 板に乗っかっている。
- 食べ終わった後、残った板の使い道に困る。
- 富山では板のない巻かまぼこがメジャー。
- 紅白セットで入れるのがベタ。
- 関東だと小田原の物が非常に有名。
- ボクさかな、きのう海、きょうはかまぼこ。
- 富山では祝い事用に鯛の形の細工かまぼこがある。
- 金沢では、かまぼこのことを「はべん」という。紛らわしいが↑の「はんぺん」のことではない。
- はんぺんのことは「ふかし」という。
- 仙台地区では笹の葉型のものが名物。
ちくわ
- おでんの具。
- ※ちくわとちくわぶは似て非なるものです。
- 穴に細切りにしたキュウリやチーズを入れることも。
- 今日ぼくはちくわの中身をのぞいてしまった。
- さかな♪さかな♪さ・か・な♪ ちくわ♪ちくわ♪ち・く・わ♪
- 小劇場病。
蒲焼き
- あまりにもウナギのイメージが強いせいか、他の魚を使った蒲焼きの影がかなり薄い。
- サンマは缶詰でよく見る。
- 最近はウナギの代用品としてナスの蒲焼きが台頭し始めてきた。
- これはこれで結構旨かったりする。
- 『信長のシェフ』のおかげで戦国時代にこの調理法が存在しないことを知った人も少なくなさそう。
- 何年も注ぎ足している「秘伝のタレ」は衛生上大丈夫なんだろうか?
- 帝国海軍では缶詰にしたものが潜水艦乗員の食料として重宝されていた。
- 食品自体の匂いが強く缶詰特有の嫌な臭いを気にしなくてよかったため。
汁物
味噌汁
- 沖縄では「みそじる」と読み、とても量が多い。
- ご飯がつくのが基本。さらに「おかず」にもご飯と味噌汁がつくので、「ご飯と味噌汁とおかず」を単品で頼むと、「ご飯3杯+(とても量の多い)味噌汁2杯+(とても量の多い)おかず」が出てくる。
- レストランでご飯セットとして売られる。
- おみおつけ、とは?御御御付けのこと?
- 一般的に東日本は合わせ味噌・西日本は白味噌・名古屋は赤味噌である。
- 一部の地域では麦味噌が使われる。ほかの味噌に比べて甘め。
- 異性を落とす料理の定番であるが、上記のように違いが出やすいので一歩間違うと大ゲンカの元になることも。
- プロポーズで使う人って実際どれくらいいるんだろ。
- うちの親の味噌汁は不味いので、ある程度成長したら自作してた。まず煮干をひたした水を一日、冷蔵庫に入れとくところから始めようか。
- 油揚げは熱湯で洗う。わかめや豆腐は最後に入れる、など。
- 減塩味噌は不味いから塩を足さなきゃ食えない、とか。
- 同様の例は、肉じゃが、だし巻き玉子など…… そういうのの合う合わんも含めて、良き伴侶は見定めよという先人たちの知恵なのかもね。
- 一部では牛乳をかけて食べるものもある。
- 富山県ではキュウリを入れるそうな。
- 一応スープの仲間。
- 学食ではミソスーと呼ばれてた。
- 牛丼と牛メシの違いはこれが付くか否か。
- 牛丼定食だとついてくるな……
- てっきり松屋かそれ以外かの違いかと…
- 戦国時代に合戦時の食事として考案されたという説がある。
雑煮
- 香川では味噌汁にアンコ入りの(角か丸)餅。
- 東京はすまし汁に餅が入っているとか。
- 餅は四角くて焼く。
- 関西一帯では白味噌の味噌汁に丸餅。
- ちなみに関西では雑煮に限らず、餅は丸餅が基本。四角い餅は滅多に食べないし、売られていない。
- 現代では家で焼いて食う分には関西でも切り餅の方が優勢ではないか。
- 正月から餅(カドが取れて円満にという意味の象徴)を切って食うって、人でなしやろ。東京の人でもそれは流石にせんのとちゃうか?
- 餅は伸びるから寿命が延びる、という意味づけ。だから丸めることもなければ、切るのは縁起が悪いという考え方自体もない。
- 角餅だと角が立つし敵を討つという意味がある一方、丸餅だと円満になる。これって結構一般的に言われていることだが。
- その寿命を切ることで断ってしまうという縁起の悪い行為にも当たるともされる。
- 餅は伸びるから寿命が延びる、という意味づけ。だから丸めることもなければ、切るのは縁起が悪いという考え方自体もない。
- 「鏡開き」ならともかく、普通の小さい餅を切ったらダメって感覚がよくわかりません…。
- 正月から餅(カドが取れて円満にという意味の象徴)を切って食うって、人でなしやろ。東京の人でもそれは流石にせんのとちゃうか?
- 現代では家で焼いて食う分には関西でも切り餅の方が優勢ではないか。
- 白味噌は京都だけだった気がする。
- 大阪や阪神間は大都市化して、先祖代々の地元人が少数派なのでよくわからなくなってるが、地元人が多い奈良や和歌山でも白味噌の地域が多いよ。
- 奈良の北部は雑煮の餅を取り出しきな粉をつけて食べる。
- 普通に白味噌ですがなにか?(阪神間&大阪市内)
- ちなみに関西では雑煮に限らず、餅は丸餅が基本。四角い餅は滅多に食べないし、売られていない。
- 関東(神奈川だけかも?)では、鶏肉を、入れる。芹が入ればなお良い。
- 千葉も同じだよ。
- 栃木では入れていません。
- 神奈川県民だが、にんじんや大根を、松や梅型にして入れてる。他に彩り、香り付けには柚子の皮を欠いて少々と三つ葉。
- 芹はないほうがいい。
- 東京では、小松菜をゆでたものとセットで「名(菜)」「取(鶏)」で技芸精進を祈願して入れていると、父や祖父母(3人とも元都民)から聞きました。
- 博多では干したトビウオでだしを取る。(アゴだし)
- 仙台では干したハゼのでだしを取る…のだが、大都市の例に漏れず現在の仙台の家庭ではあまり行われていない。(ハゼの干物なんて普通売ってないから、自分で釣ってきて作らなきゃいけないので都市部では廃れた。)
- 微妙な地域で代表的な三重県ですが、うちは醤油仕立てのすまし汁に菜っ葉だけですが、車で10分くらい離れた嫁の実家では味噌仕立てで芋や野菜の入ったごった煮風。餅は双方四角いものをその汁で煮込む。
- 同じく微妙な地域な愛知県ですが、すまし汁で餅は四角くて煮込みますね。
- 小松菜が箸休め程度に入っていたり。
- 同じく微妙な地域な愛知県ですが、すまし汁で餅は四角くて煮込みますね。
- 長崎の島原は具だくさん。名前も「具雑煮」
- 僕は神奈川県民だけどこれに近い雑煮をたべる。
- 子供のころ、この漢字の呼び方がわからんかった・・・。「ざつに」って何ぞや?みたいな。「ぞうに」だったのね(汗)
- 縁起を担いでブリなどの出世魚を入れることも少なくないらしい。
- 広島は味噌を入れずに牡蠣などで出汁をとって作る具だくさんなもの。これはこれで旨い。
- 青森と北海道はいくらが入ってるらしい。子沢山の願いでも込めたのか?
- 噂によれば、新潟なんかもそうらしい。こうなると気になるのが山形や秋田など東北の日本海側地域の雑煮。
- 北陸三県は餅と味噌醤油の味付けがグラデーションになっている。
- 正月にぜんざいというか小豆雑煮を食べる地域があるらしい。
豚汁
- 「とんじる」か「ぶたじる」か、いつも論争になる。
- 地方によっては、「滅多汁(めったじる)」と呼ぶところもある。
- 文化祭や各種イベントの客寄せに振る舞われることが多い。
- 具材に豚の代わりに牛肉を使った「牛汁」というのは、あまり聞かない。
- 牛丼に対して豚丼もポピュラーなのと対照的。
- 大阪では「肉吸い」があるが、味噌は入れないので別物。
粕汁
- 東北~北陸の日本海側などではポピュラーな家庭汁だが、全国的には今ひとつなじみが薄い。
- 魚を入れるか豚汁風に豚肉で作るかでも、好みが分かれる。
- アルコールが入ってるため、豚汁より暖まる。ただし食べ過ぎて酒気帯び運転で検挙された例もあるので注意。
- 酒飲みが好むかというと、そうでもない。むしろ下戸の方が好きな人が多い。
狸汁
- 名前だけはよく聞くけど、現物を見たことがない。
- 代用にコンニャクなどで作る疑似狸汁なら、精進料理にあるらしい。
- とても臭くて、食えたものじゃないとか。
- 昔食べられていたのも、実は狸ではなくアナグマだったらしい。
煮物
肉じゃが
- おふくろの味。
- 豚肉の料理の一つ。
- 関西では牛肉を使うらしい。
- 本来は牛肉。東日本で豚肉を使うのは、単に牛肉の代用に過ぎぬ。
- 元々は旧日本海軍がビーフシチューをメニューに取り入れようとして偶然できたものらしい。
- ビーフシチューに感動した東郷平八郎が旧日本海軍にビーフシチューを作らせようとして、ありあわせの材料でできたのが肉じゃがだそうな。
- だって料理人がビーフシチュー自体知らないから味付けわからんし、適当に砂糖、醤油、みりんとか使ったらこうなった、という。
- 元々は旧日本海軍がビーフシチューをメニューに取り入れようとして偶然できたものらしい。
- たまねぎが結構重要。
- しらたきも忘れてはいけない。
- 彩りの人参も。
- 味噌汁と並んで異性を落とす料理の定番であるが、家庭の特徴が出やすいので一歩間違うと大ゲンカの元になることも。
- グリーンピースを認めるか否か。
- 舞鶴市と呉市で発祥の地を争ってる。
- もちろんどちらも海軍都市。
- どちらも牛肉を使うのが基本ということだけは合意したらしい。
- 「肉じゃが」という呼称が使われるようになったのは戦後から。
- 旧海軍の資料には「甘煮」や「郷土煮」という名称で記載されている。
おでん
- コンビニで買えるので便利。
- 自分で選んでレジに持ってくタイプは店員が面倒くさそう。
- しかし衛生的にいやがる人も多い。
- コンビニによって異なるけど、蓋開けっぱなしでホコリ浮きまくりのものを平気で売るところの多いこと。
- 茹でダコが頼めるのはセブンイレブンだけ。
- 最近は缶でも売っている。
- 実は結構昔からあるぞ。なんか有名になったのは近年てだけで。
- 種に何を入れるかで地域性がでてくる。
- 一番人気は何だか分からないが、大根の人気が根強いのは確か。
- おでんとしてのビジュアルはチビ太が持ってるこんにゃく、がんも、なると巻の3つで成り立つかも。
- 胡桃の部屋
- 関西では昔「関東炊き」と呼ばれていた。
- 中国(外国の)でも、おでんのことをそのように呼んでいるとか。
- 関東のおでんには「ちくわぶ」というものが入っているが、関西のおでんには入っていない。
- 辛子の付けすぎで悶絶はお約束。
- かつて日本が統治していた台湾や韓国でも広く食されている。
筑前煮
- 福岡ではがめ煮という。福岡の料理を出してくれる小料理屋に行くとがめ煮と御品書きに書いてあることもある。
- 博多っ子いわく、地元以外でチェーン居酒屋なんかに行ってがめ煮と頼んだら「?」な対応をされることが多いらしい。まあ当たり前っちゃあ当たり前だわな。
- ごぼうと鶏肉は必須アイテム。人参、椎茸、筍もないと寂しい。
- おかげで福岡県はごぼう消費量でダントツの全国トップらしい。
卵料理
玉子焼き
- 卵焼きではない。
- 玉子焼き
- 巨人、大鵬、
- 高度成長期の子供に人気あったもののベスト3。大人は「大洋・柏戸・焼酎(ないし水割)」。
- それだけ昔は卵の価格が相対的に高かったことを示している。贈答品に玉子焼きを推奨している所もあったほど。
- 昔の大阪の子供は、阪神、柏戸、目玉焼きとか言ってた。
- 明石市ではこれのことである。
- (明石の)玉子焼きとたこ焼きは違うでしょ。どちらかといえば、(明石の玉子焼き+大阪のラジオ焼き)/2が現在のたこ焼きではないかと。
- 明石市民以外は「たこ焼き」でも「玉子焼き」でも紛らわしいので「明石焼き」で通します。
- 青葉つぐみがお浸し以外で唯一作れる料理。
- と思ったらお浸し入り玉子焼きなんてのを作ってしまった。ヤケになるな、ヤケに。
- 砂糖を入れるか入れないかで分かれる。
- シンプル且つ難しいと言われる卵料理の中でも一番難しいと言われる。
- 卵を混ぜすぎると焼く時に気泡が逃げるので、白身をちぎるぐらいでいいらしい。
- 強火で一気に巻く。焦げるのをビビって弱火でちまちまやってると気泡を含まずふわふわにならない。
- テリー伊藤の実家。
- 実家ではない。
- 肩さんの実家。業界関係者に配って回ってる。
- 「寿司屋の腕はこれで分かる」と豪語する人もいる。
- 実は寿司ネタではデザート扱い。通ぶって最初に頼むと寿司屋に馬鹿にされる。
- むしろ通ぶって他人の食べ方を馬鹿にしてる人には、職人も思うところがあるらしい。
- 玉子焼き屋に外注する寿司屋も意外と多いらしいから、評価できなかったりする。
- 実は寿司ネタではデザート扱い。通ぶって最初に頼むと寿司屋に馬鹿にされる。
茶碗蒸し
- 見た目で分かるとは思うが、作り方はプリンとほぼ一緒である。
- 家庭で作ろうとすると大体すが出来て失敗する。
- レストランや寿司屋で出されているようななめらかな食感にはなかなかできない。
- 大体銀杏が一粒入っている。
- それにしても、なぜほぼ必ず銀杏が入っているんだろうか。
- 北海道だと銀杏ではなく栗が入るのが普通だとか。
- うどんが入ると「小田巻蒸し」に名前が変わる。
- これを名前だけ伝え聞いた人が豪快に勘違いしまくったことを唄った歌が鹿児島で古くから歌い継がれている。
- カップラーメンの残り汁に溶き卵を入れて混ぜると簡単に作ることが出来る。
オムレツ
- 玉子焼き同様、プレーンオムレツを作るのは結構難しい。
- フライパンであの半月型を作るのには割と技術がいる。
- 通りから作ってるのが見える(見せている)キッチンのお店もある。
- モン・サン・ミッシェルの名物料理。
- スフレのようにフワフワしているらしい。
目玉焼き
- 食べ方に対する論争が滅茶苦茶多い。
- ソースか醤油か塩か、半熟か固焼きか、目玉を先に潰すか最後まで取っとくかetc…
- 英語だと片面焼きと両面焼きで呼称が違うのだが、日本での知名度は前者の方が圧倒的に高い。
- ベーコンやハムと一緒に焼く人も多い。
- 特に後者は手塚治虫の漫画の悪役の名前としても有名。
ゆで卵
- 板東英二の好物。
- もしくはキン肉マンの作者のペンネーム。
- 訛りが強いと「うでたまご」と聞こえる…と言うか本当にそう呼んでいる地域・世代もあるらしい。
- 目玉焼きほどではないが半熟派VS固ゆで派の対立がある。但し調味料に関しては塩一択。
- 探偵小説でお馴染みのハードボイルドの語源もここだったりする。
- 温度を上手い事調節すると温泉卵を簡単に作ることが出来る。
- 箱根町で作られているものは殻が黒い事で有名。
- 但しピータンのように中身も黒いと思っていると肩透かしを食らう。
鍋料理
すき焼き
- 文明開化の象徴。
- 名前の由来には「剥き身にした肉を使うから」と「鋤の上に鍋を置いて食べたから」の二説がある。
- 坂本九の名曲「上を向いて歩こう」の海外版タイトル。
- すき焼きと歌詞に何の関係があるんだと深く考えてはいけない。
- 他のナベと比べて高級なイメージがあるのは、やはり牛肉を使わないと様にならないからだろうか。
- 豚肉(豚すき)もなかなかいける。
しゃぶしゃぶ
- 誕生したのは昭和時代と結構歴史の浅い料理である。
- 元々は蒙古か満州の方で食べられていた料理らしい。
- 吉田璋也が北京の鍋物「涮羊肉」の羊肉を牛肉にかえて出し始めた。
- 真ん中に煙突が付いた感じの独特な形の鍋が使われる。
- とりあえず、ごまだれとポン酢は欠かせない。
- ノーパンしゃぶしゃぶを連想する野郎どももいる。
- しゃぶしゃぶ用の肉は、普通のスライス肉より薄めにスライスしてある。
- ゆでて冷やした豚肉をサラダと一緒に食べる「冷しゃぶ」もある。
- 料理名は「しゃぶ×2」だけど、「しゃぶ、しゃぶ、しゃぶ」で食べてもいいよね?
もつ鍋
- 福岡の郷土料理。
- 在日朝鮮人由来の内臓食文化の影響と言われている。
- 景気が悪くなると流行るらしい。
- バブル崩壊とともにブームに。
- それ以前はほとんど「モツ料理→モツ煮込み」としかイメージされていなかったとか。
- ホルモンは「放るもん」というわりには値段が高い。
- 「放るもん」語源説は後世の勘違いというのが現在有力らしい。
- バブル崩壊とともにブームに。
- スープは醤油ベースや味噌ベースが基本。
- 塩ベースやカレー味もあるらしい。
- 締めはちゃんぽん麺。
- 鍋物にありがちな白菜ではなく、キャベツが使われる。
キムチ鍋
- キムチに含まれる香辛料の効果で、他の鍋物よりは身体が温まる(と思う)。
- 痔には堪えるらしい。
- 韓国で言うところのキムチチゲ。
- 「チゲ鍋」の名前でも通っているが、あれは「鍋々」と言うのと同じである。
- 酸っぱくなったキムチの処分方法の一つ。
- 特売とかで初めて購入するキムチが口に合わなかった時はキムチ鍋にします。
- 「好きな鍋料理は?」の全年代で1位になり、捏造ではないかとバッシングの対象に。
- 実はチーズを入れると味がまろやかになり、具がチーズに絡まって食べやすくなる。
- 肉は豚肉が合うとされることが多い。
ジンギスカン
- ジンギスカン鍋という名前ではあるが、鍋料理なのか焼き肉なのか微妙。
- もちろん、モンゴル料理が起源というわけではなく、日本人の発明。
- 北海道名物のはずだったが、いつの間にか全国区になった。
- ヤギの呪いを解いた。
その他
納豆
- 関西や四国など、糸を引く納豆の消費量が少ない地域では「甘納豆」のことになる。
- よって、関東や東北の人の話を聞いて「納豆をご飯にかけるなんて気持ち悪いことするな」と思う人が多い。
- 関東人だが、茶碗を洗うときにヌルヌルになるので、ご飯にはかけるなと親に言ってたクチ。
- しかし、納豆を食べない地域では普通に「糸を引く納豆をごはんにかける行為」も気持ち悪がられる可能性大。
- 名古屋を中心とする中京圏もしばらく前まで「納豆=甘納豆」だったらしい。そこで育った自分は普通に納豆を食っているが。
- よって、関東や東北の人の話を聞いて「納豆をご飯にかけるなんて気持ち悪いことするな」と思う人が多い。
- 東北から北では、ところどころに醤油といっしょに砂糖まで入れる文化圏が点在する。
- 基本的に納豆餅の隠し味なのだが(みたらし団子風の味になる)、秋田県の一部、北海道の一部ではご飯にもかける。
- 北海道では赤飯には甘納豆。糸は引かない。ご飯なのに甘いので、苦手な人も。
- スーパー(中部地方) に「関西人は骨折が多い→納豆を食べない→納豆は骨を強くする」と書かれた納豆メーカーの広告があった。
- 基本的に納豆餅の隠し味なのだが(みたらし団子風の味になる)、秋田県の一部、北海道の一部ではご飯にもかける。
- 九州の納豆パックにはからしが入ってないものが多い。
- 関西人は本当に納豆嫌い。というか親が食べないので食べたことすらない人が多かった。なので納豆カレーを食わせました。これならいけると、だんだん納豆にはまり始めました。今では毎朝食べるぐらいになりました。納豆カレーは初心者に本当にお勧め。
- 実際は「嫌いな人の割合は多いけど、食べる人も多い」んだけどねぇ。ただ、コッチに来て「納豆が嫌い」つっても、好きな人に「ウマいやんアレ」と言われる事はあっても「お前日本人ちゃうやろ!」的な事は言われなくなった(親にそう言われる東日本出身者)
- 今やもう納豆を食べる人の割合は半分くらいになったかなあ。(大阪生まれ)
- 関西でも2000年生まれ以降の世代は納豆アレルギーがほとんどない(今は学校給食で普通に納豆が出るから)。
- 納豆をめぐる論争(笑)は大阪の食文化参照。文化的な全面対決の様相も。
- 納豆消費量の1位は福島。上位は東北や関東が占めている。
- 納豆消費量の最下位は和歌山。下位は関西や四国が占めている。
- 和歌山では茨城出身の人が「納豆不毛の地に納豆を広めたい」と納豆製造会社作って奮闘中。俺そこの納豆よく食べる
- パンに納豆とスライスチーズを載せてトースターで焼いて食うとまじで旨い、超お勧め。
- 納豆を用いたカレーやスパなど料理に関しては、賛否が真っ二つ。納豆好きの人でも「これは無理」っていうのがいくらかある。
- 食わず嫌いも多いけどね。いざ食ってみたらカレーもスパゲティも、思ってたほどひどくはない、と思いました。
- 納豆は日本独特の特異な食べ物のように思われがちだが、似たようなものは東、東南アジア全般にあるし、日本の納豆そのまんまの物も、中国の雲南省あたりに存在する。
- 貴州省ですな。トウモロコシと大豆で生きてる地域なのでありとあらゆる大豆料理がある。
- インドネシアの納豆みたいなヤツ(テンペだっけ?)は時々スーパーで見かける。
- パック納豆でも地方によって味に差があるようだ。茨城在住で新潟に行った友人いわく「(新潟の市販の納豆は)食えたものじゃない」そうで、着いた初日以外口にしなかったとか。
- 現在の全国の納豆の消費量は30年前の約3倍にも及ぶらしい。
- 私はあの納豆バカ売れ騒動のことを忘れない。
- 大体タレとからしが付いてくる。
- 実はからしの代わりにわさびやしょうがを入れてもおいしい。
- 製品としてわさびやしょうがが付いているものもある。
- 2つ上の文を書いた人は製品としてわさびやしょうがが添付されていた納豆を食べて見事にハマってしまった。
- 製品としてわさびやしょうがが付いているものもある。
- 実はからしの代わりにわさびやしょうがを入れてもおいしい。
- 最近は高度数千メートルくらいに生息する納豆菌を使った納豆も売られている。
- 江戸時代には汁に入れるのが最もポピュラーな食べ方だったらしい。
- かつては豆腐と名称が逆転していた…ということはなかった模様。
こしょう
- 九州の一部では「唐辛子」の事。
- 薬味の「ゆずこしょう」は柚子と青唐辛子でできている。
- そういや、柚子胡椒の発祥は日田なんだっけ?実際、名店が多いけど。
- リンガーハット(長崎発祥)に柚子胡椒があるよね。
- 赤唐辛子の、物も有ります。
- 薬味の「ゆずこしょう」は柚子と青唐辛子でできている。
- 機械に点してはいけない。こしょうするから。
- これを手に入れるために中世のヨーロッパ人は大海原を飛び出していった。
- くしゃみを発生させる原因の一つ。
- ポルトガの王様はこれを食べ過ぎて眠くなってしまった。
サラダ
- 記念日が存在する。
- ちなみに7月6日。
- 「この味がいいね」と君が言ったから。
- とりあえずビール。とりあえずシーザーサラダ。
- ごぼうサラダはともかく、ポテトサラダで野菜補えるのだろうか。
- あれは副菜より主食に近いものだと思う。
- 人面石語ではたしか「もちろんOK」という意味。
- 阪神バスの高速バス。
- 料理を盛る器の一種、な~んだ?
- ラマーズ法のような名前のものがある。
- サラダバーのある外食チェーンは意外と儲かりやすいらしい。
- 食い放題に釣られて食おうとしても、案外大量には食えないし。
宇宙食
- ペースト状の食べ物しかない時代はとっくに終わったが、まだまだ規制は厳しい。
- 納豆菌は地球が滅びても生き残るらしいが、宇宙へ連れて行くのはまだダメらしい。
- 長期滞在では食事の改善が最優先課題であった。
- 過度の宇宙開発競争で疲弊した米ソは「アポロ・ソユーズ計画」で平和的な宇宙開発を行うことなった。そのときのプロジェクトの一つがが「宇宙ステーションへの長期滞在の確立」で、最大の課題がおいしい食べ物を作ることであった。
- そのとき造られた長期滞在型宇宙ステーションがソ連語で「平和」、英語で「食事」を意味するミールである。
- アメリカの初期の宇宙飛行でこっそりサンドイッチを持ち込み問題になってしまった宇宙飛行士がいる。
- 過度の宇宙開発競争で疲弊した米ソは「アポロ・ソユーズ計画」で平和的な宇宙開発を行うことなった。そのときのプロジェクトの一つがが「宇宙ステーションへの長期滞在の確立」で、最大の課題がおいしい食べ物を作ることであった。
- 宇宙技術を応用した市販宇宙食がいっぱい出ているが、ただフリーズドライしただけに思えてならない。
- 将来長期間の有人飛行を考えた場合一番やっかいな問題なのはこれなんじゃなかろうか?
- 宇宙食のアイスクリームは柔らかめの飴っぽい食感。
- カップヌードルに始まり、今やたこ焼きやちゃんぽんもこれになる時代なんだっけ?
- 旧ソ連は宇宙ステーション用のウォッカも開発した。