海外の河川
2013年5月7日 (火) 04:57時点における>LiosBotによる版 (リンク変更)
<川
アジア
ヤールー川(鴨緑江)
- 北朝鮮と中国の国境河川。
- 薬物の商人がよくわたる。
- 国境付近に出没する北朝鮮兵は餌付けできるらしい
- 漢字で「鴨緑江」、中国語名「ヤールーチアン」、朝鮮語名「アムロッカン」。
- ここの人たちがこの川の名前を聞くとヤモリがいる川なのかと思うはず。
- ヤモリ=ヤールー
アムール川
- 中国とロシアの国境河川で領土問題があった。
- 珍宝島。
- ロシア語名が、シリアの首都名とこんがらがる。
- 中国名「黒竜江」。省名にもなっている:黒竜江省
- アムールは、ロシア側の州名。
- 虎。
- 日本では合唱曲の定番。
- 別に愛(Amour)が溢れている訳じゃない。
チャオプラヤー川
- タイの稲作を支えている川。
- 国境河川でもある。
- 最近になって謎の魚介類全滅事件発生。
- すでに古い話になってるけど、北部から糖液の原液を大量輸送中の船が転覆したため。
- 良くメコンと間違えられる。ちなみにメコンのコンはワニ、メは元来メーナム(メ=母、ナム=水)は川の意味で、日本訳ではワニ川となる。正確に表現するならメコン川と呼ぶのは間違い。
- たんにメーナムと言うと非タイ人の間ではチャオプラヤを表す事が多いからさらにややこしくなる。これはメーナムチャオプラヤをメナムと略してしまったため。
- 実際はドブ川と大差なく、大阪の淀川の方がよっぽど水質がいい。
インダス川
- 流域は古代文明発祥地
- 流域の文明はその発祥時点と変わっていない。
- 「これはインダス川でしょうか。」「はい、それでイインダス。」
- 「ダス」って、デカパンオヤジかい。
- たまに逆流する。アマゾン川のポロロッカみたいなもの。
- インドの国名の由来だが、現在その流域はパキスタン領になっている。
- その結果、インドを代表する川はガンジス川になった。
エーヤワディー川
- ミャンマーの中央を貫く大河。
- ある程度以上の年齢の人は社会科の授業で「イラワジ川」と習っているはず。
中東・アフリカ
ザンベジ川
- 3C政策でドイツのアフリカ東西結節戦略とぶつかったイギリスが、この川を国際河川とすることを引き換えに、ザンビアやジンバブエのイギリス領化を認めさせた。
- ちなみにナミビアのやたらと細長いでっぱりは、この時ナミビア領土をザンベジ川岸につなげるために無理やり引いたものである。
- ナイアガラの滝がある。
- これのおかげで、ドイツのザンベジ川を利用しての東西結節作戦は失敗に終わった。
ヨーロッパ
テムズ川
- ロンドンの隅田川。
- 川底はロンドン橋の残骸でいっぱい。
- Wikipediaには「世界の都市を流れる河川の中で最もきれいな川の1つ」とあるが、全くそんなことはない。
- クジラがここに迷い込んで力尽きてしまった事があったが、「死因はテムズ川の水を飲んだからだ」とイギリス人は皆思ったそうな。
ルビコン川
- 今見るとそこらへんにある小川としか思えないのだが、古代ローマにとっては本国と属州の境となる重要な河川だった。
- ギャンブルやゲームで、ここで生まれたとされる名言を叫び、最後の一線を越え帰らぬ人数多。
- 匙は投げられた!!
ロワール川
- 全長約1000km。フランスで一番長い川である。
- フランス南部の中央高地を源流とし、オルレアンへ向け北上する。そこから西へ向きを変えトゥール・ナントを通り、大西洋へ流れる。
- 噂?
- 流域には多数の城郭が建っている。
- 船の動力がなかった時代でも、大西洋から吹き付ける風の力ですいすい川を上って行けたことが、ナントみたいに川の途中に港町ができる要因になった。
ナイセ川
- ポーランドとドイツの国境。
- ポーランド名は「ヌィサ」
- 厳密にはオーデル川の支流としてのナイセ川は2本ある。国境になったのは「西ナイセ川」。現ポーランド領シロンスク(旧ドイツ領シュレージェン)には「東ナイセ川」もある。
- ドイツの戦後処理にあたって、ポーランドへの割譲対象を一時期「東ナイセ川以東」と思い込んでいた西側関係者はソ連・ポーランドの強欲さに唖然としたらしい。
- 尤も建国当初のポーランドはたしかにあのあたりも治めていたのだが。
- 国境で分断されて誕生した双子都市が両岸にいくつもある。例えばゲルリッツ(ドイツ)/ズゴジェレツ(ポーランド)など。
北米・南米
セントローレンス川
- 五大湖から流れ出る川。
- カナダにとっては、経済的に非常に重要な川。
- この川があったからこそ、モントリオールのような都市が発展した。
- 更に言えば、オタワに首都を置けるのもモントリオールで本流から分岐するオタワ川の存在があったからだ。
- このオタワ川の流域面積だけで軽く北海道を凌駕するらしい。
- そんな川なので、先住民も積極的に交易目的で利用していたらしい。
デラウェア川
- ワシントンらが小舟で渡ってクリスマスを祝ってたドイツ人傭兵を奇襲した。
- その時の様子を描いた絵はかなり有名。