- 頑なにユーロに加わらないイギリスの通貨。
- 20世紀後半まで十進法を使っていなかった。
- 12進法とやらでやたらに数えにくかった。
- 1ポンド=20シリング=240ペンス
- ついでにクラウン(1クラウン=5シリング=1/4ポンド)もあった。どうしてこんなに単位が必要だったのだろう。
- まだまだ、フローリン、グロート、ギニーもあった。最後の何かなんで奇数単位(1ギニーは21ペンス)なのか・・・・・・
- 1シリング=12ペンス、1ペニー=4ファージング、1ギニー=21シリング、1ソヴリン(金貨)=20シリング、1フローリン=2シリング、1グロート=4ペニー…何がなんだか。
- 日本の江戸時代における発想が、イギリスではオイルショック時まで残っていたことになる。
- 長谷川町子もヨーロッパ旅行の際に悩まされたと書いている。
- 米ドル以上に第二次大戦後の凋落は凄まじかった。
- 昨今もユーロに対して弱くなり続けており、1UKポンド:1ユーロを下回ったら統一されるのではと噂されている。
- 2008年の金融危機により価値が暴落、ついにユーロ入りの検討しなきゃいけない状況に追い込まれた。
- 今まで甘い汁吸ってたのは自分たちだから自業自得の部分があるよね
- ついに120円代になっちゃった。(2009 1/22)
- そもそも円ベースで言ったらほとんどの通貨が絶賛大暴落中だが。固定相場制の人民元除けば比較的強いのは資源で持ってるルーブルぐらいだろ。
- 英連邦諸国、現在の英国海外領地域でも、ほとんどが$を使用している。
- 殺人通貨である。素人は手を出すな
- 2007年は非常に強かった
- EUROに統合しないのは意地か。
- ポンドは言語でいえば英語みたいなものだから。イギリスがユーロに加わるのは公用語を英語からエスペラントに変えるとき。
- 2007年7月は250円台だった。 2008年1月は210円代になった。あほかと。馬鹿かと。
- ちなみに同時期のユーロは150~160円台を行ったり来たり。
- 1ポンド硬貨は分厚く嵩張り、そして重い。
- 厚さは1円玉の倍で手に乗せた際の重量感は明らかに500円玉以上。
- 1ポンド100ペンス。しかし昔はやたら分かりにくい通貨補助単位を使っていた。
- やたら分かりにくいヤードポンド法はまだ使っている。
- poundなのになぜか£。
- 植民地はdollarなのになぜか$。
- ラテン語ではlibraという名前になるから。
- 通貨記号「£」はポンドのほか、リラにも使われている。
- 略称はSTG。旧称のsterling(スターリング)が由来、らしい。
- 通貨コードはGreat BritainからとってGBPである。UKPの方が分かりやすいのに。
- 女王陛下の肖像がない通貨は嫌ってのはマジなんだろうか
- それは違うと思う。ユーロ硬貨は、裏面に国それぞれで好きな図柄を入れられるから。イタリアのユーロはダンテの肖像画とか入れてるしな。紙幣には独自デザインは出来ないけど。
- 一部の保守層から「英国の女王陛下肖像の1ユーロ硬貨がフラ○スやド○ツデザインの1ユーロ硬貨と価値が全く同じ、しかもそれらが英国内にバラけて均一に出回るのは許容できん」つう声もある。
- プロレスファンや、ボクシングファンの方には、別の意味でなじみ深い。
- ちなみにそっちの「ポンド」は重量単位。
- 食パンの「斤」という単位もも明治時代にイギリスの影響を受けた名残とか。1ポンド=1英斤。
- ユーロに加わらないのは、かつてドイツマルクと固定相場にして投機筋で大損害を被ったのが一要因らしい。
- 第二次大戦前は基軸通貨だった。 米ドルに一位の座を奪われ、ついでドイツマルクと日本円に、今度はユーロ……
- EU大統領を決める際にイギリス前首相のブレアが乗り気で決定かと思われたが、フランス政府が「ユーロじゃないから認めない」と反対。結局ベルギーのファンロンパイがEU大統領になった。
- IMFにおけるSDR(特別引出権)の一角を占めている。それゆえドル、ユーロ、円と共に世界の四大通貨として扱われることが多い。
- でもヨーロッパはユーロが趨勢のため、日本円ほど存在感が示せない悲しい側面もある。
- 表彰台に上がれない「ベスト4」か。
- 人民元が加わった現在では5位に転落した。
- それでも米ドルやユーロに比べれば価値は存分にあるのは確かである。
- 米ドル→アメリカデフォルト問題、ユーロ→欧州連合崩壊問題等。
- 2008年に硬貨をフルモデルチェンジしたが、その新硬貨はかなり凝ったデザイン。そしてかっこいい。
- 各硬貨を1つずつ並べるとイギリスの国章が出来上がる。
- 第2次大戦時にはナチスドイツによって大量に偽造された。
- イギリス人スパイへの報酬や闇物資の買い付けなどで使われたという。
- 政治犯や本物の偽札犯などが労働力として動員された。
- 出回った量があまりに大量すぎて本物は偽造対策としてデザイン変更を強いられたらしい。
- 硬貨は8種類あるが、デザインに全てエリザベス女王が入っている上に、数字が書いていないので分かりづらい。さらに言えば硬貨の大きさが金額順ではないので、余計に混乱する。
- 補助通貨は「ペンス」だが、これは複数形の呼び名なので1pは「ペニー」となる。