イスラム教

イスラム教の噂編集

  1. 将来世界最大宗教になるはず。
    • それでも東アジアに広まることはまずない。
      • 一応、支那の中原の果てまでは広まっている。明の時代に漢民族と同化してるし、中共の宗教弾圧政策で、棄教者が多いが、一応回族という民族集団を組んでいる。
    • どうやら達成したらしい。
  2. イスラームと発音することもある。
    • 昔は「回教」とも呼んでいた。
      • 古い地図を見ると、「イスラム共和国」が「回教共和国」と書かれていたりする。
      • 「回教」表記は中国でも使われていたのでおそらくそちらが起源。
  3. 唯一神アッラーで預言者はマホメット。
    • 最近は「ムハンマド」っていうらしい。
    • アッラーと神はイコール。唯一神the Godとか言ってるようなもの
    • アッラー(アラー)も昨今はアッラーフとか言う。因みにユダヤ教・キリスト教の唯一神であるヤハウェ(アドナイ)とも同一である。
      • ユダヤ教・キリスト教もそうだが、一神教の概念を日本人に説明するには意外と困難が伴うらしい。「神」の概念が神道やヒンドゥー教のような多神教とは全く別なので。
        • 一神教の神は日本における天皇のような存在だろ。
    • 「マホメット」はおそらくトルコ語発音ではないかと。オスマン帝国はバカでかい領土を持っていたので。
      • 現在もトルコにはメフメット(Mehmet)、という預言者ムハンマドにちなんだ名前を持つ男性が多い。
      • アフメット(Ahmet)というトルコ男子名もポピュラーだが、これは「ムハンマド」ではなくアフマッド(Ahmad)というアラブ男性名のトルコ語訛り。
    • アッラーは基本的に慈悲深い神様とされている。
  4. 世界有数の厳しい宗教。
    • キリスト教よりはマシかもしれない。
      • いや、キリスト教より厳しいと思う。なぜなら、イスラム教法「シャリア」でムスリムが他宗教への改宗を禁じている国があるくらいだから。中には改宗者を死刑に処する場合も。
    • 本来は「寛容の宗教」を標榜している。
      • もともと仏教圏だった東南アジア中央アジアがことごとくイスラム化したのは、仏教よりとっつきやすかったからでしょうね。
        • 仏教を理解するにはけっこう小むずかしい形而上的思弁が必要なのに対して、イスラムの教えはより即物的でわかりやすいのでした。
        • とっつきやすい・わかりやすいで済むのなら、とっくにタイなどで続く宗教対立は終わってる。アジア圏でのイスラム台頭も裏では「経済」・「軍事」・「政治」争いによるもの。
        • 東南アジアでは仏教徒と勢力争いが有ったよ。仏教は不殺だけどイスラム教は多神教は殺すか改宗、仏像ぶち壊しまくれ、改宗後仏教に戻ると死刑な!で増えた
          • インド仏教の消滅もイスラム侵攻な、非暴力主義の仏教寺院を襲って強制的な改宗を行った。一度国教になったら他宗教には税金上げて信者優遇するシステムもある。暴力と税金で信者を増やすシステムはよく出来てると思う。
        • 東南アジアのイスラム化は、とっつきやすいって話ではなく有力者がイスラム商人の家族と結婚して利権を得るのに改宗が必要だったからじゃないの?
      • 不寛容にさせたのは一体誰かと言う話も有る。
        • 実際、コーランそのものを読むと、一見厳しそうな戒律にも、けっこう許容要件があるので驚く。むしろ、その辺の許容要件を悪用して戒律を破りまくっていた初期教徒が多かったので、のちの教主たちがだんだん厳しくしていったのかも。
    • 酒も飲めないし、肉も食べられない。これが理由で改宗を断念する人はかなりいると思う。
      • 前者の理由で改宗しなかった典型例がロシア人。
      • 実は「やむを得ない場合」「強要された場合」は禁じられたものを食べても構わない、とコーランには書いてある。だから逃げ道がないではない。
        • ↑の理由で、(主に)イラン人は国外で酒飲んだり豚食ったりしてる。
        • セブンイレブンのレトルトカレーはセーフらしい。
        • 豚肉を禁止した理由に基づいて合理的に「解釈」し、今の豚肉なら大丈夫と食う人もいるとか(豚は寄生虫があり生食が厳禁だから)。
          • ただし豚肉厳禁の理由には諸説ある。
            • 飼育に大量の水が必要、人間と食べ物が競合する、どこでも交わるから下品…。
    • よく考えてみると、極地で白夜の季節にラマダンを迎えたら恐ろしいことになるはず。
      • ジハードに従事しているなどやむを得ない場合は、あとで必ず実行することを条件に、延期して良いことにはなっている。生存に関わる上記のような場合にも適用されるはず。
        • フィンランドの場合は聖地メッカか最も近いイスラム教国(トルコ)の時間に合わせていた記憶がある。
      • ちなみに、イスラム教徒宇宙飛行士の為のファトワ(勧告)が出ている。メッカの方向は自主判断で、断食も延期OK。
      • オリンピックなどの大会に参加しているスポーツ選手も断食延期の対象となるらしいがやっている人も少なくない。
        • 現役時代の大砂嵐(エジプト出身)も本場所中でも昼間の断食を行っていた。
  5. ユダヤ教・キリスト教との整合性をかなり図っている。
    • かつて神は、イザヤ、エレミヤ、エゼキエルなどからイエスに到る大預言者たちに言葉を託して人民に語りかけたが、人民がちっとも言うことを聞かないので、ついに神自身の言語でみずから語ることにした。それがアラビア語であった、という設定
      • だからコーランは他の言語に訳すと御利益がなくなる。
      • また、ユダヤ教・キリスト教のエホバとイスラム教のアッラーは当然同一人物(同一神)ということになる。
    • イエスはムハンマド以前の最大最高の預言者という位置づけで、それなりに尊重している。ただし、神の子とは認めていないので、キリスト教徒から見ると許し難いわけ。
    • 「キリストはすべてを捨てて神に祈ったが、ムハンマドは女房の愚痴を聞きながら神に近づこうとした。どちらがより困難で尊いか考えるまでもない」などと説教するらしい。
      • この基準だと、妻を放り出して修行した挙句、その妻も帰依させた釈迦はどうなるのやら。
    • コーランには聖母マリアも登場し、ムスリムも敬意をはらっている。
      • ムスリムの母親は女の子を躾けるとき、「そんなことをしてはいけません。マリア様だったらそんなことなさらないでしょう」と叱るのだとか。
        • そうか?それはカトリック信者では?ムスリマの母は「預言者様のように~しなさい、~してはだめ」って言うぞ。
          • コーラン(アラビア語)では、イエス・キリストは「イーサー」、聖母マリアは「マルヤム」と呼ぶ。
            • コーランには「マルヤム」章がある。もちろん聖書にもある処女懐胎から昇天の話。
            • イスラム教圏での伝道活動をするキリスト教宣教師は、新約聖書を建前上は「イーサーの預言書」として配布することがある。
  6. 結局最強なのは、アッラーも簡単にカウントしかねない八百万神信仰
    • 似たように多神教だったローマ帝国は結局キリスト教に飲み込まれてしまったので微妙。
      • 神>人のローマと神≒人の日本は結構違うと思うが
      • この国のカレンダーが全てを物語っていると思う。
        • なんでも認めて、なんでも吸収。祭り事Come on!
  7. 葬式は、土葬でないとNG。
    • 日本では、山梨甲州市(旧・塩山市)に、日本人を含めた日本におけるイスラム教信徒専用の土葬墓地である、イスラーム霊園がある。
    • 「お前の父ちゃん火葬されてやんの~」というのは最悪の罵倒語。
    • 戒律では「死亡してから24時間以内に埋葬しなければならない」のだが、日本の墓地埋葬法は逆に「24時間以内に火葬してはならない」と完全に競合してしまう。
  8. 男も女もみなパイパン。
    • 戒律により、男女問わずムダ毛は全て完璧に処理しておかないといけないんだそうな。
    • 女はともかく、男にはきつそうだ…。
  9. 元々、他宗教(キリスト教ないしユダヤ教)には寛容であった。現在はサウジアラビアを除く。
    • キリスト教国では原則イスラム教徒などは強制改宗させた(不可能な場合は処刑)が、イスラム教国はユダヤ教、キリスト教のみに限り同じ聖典を信じる「啓典の民」として(高い税金を払わされたが)認められていた。ちなみにレコンキスタ後のスペインではキリスト教の強制改宗が行われ、隠れキリシタンならぬ隠れムスリムもでる始末だった。
      • 巡礼のふりをしてあちこち流浪してスペインにとどまり続けた者もいたそうな。
    • 世界史を学べばほぼ必ずジズヤとハラージュが出てくる。宗教税と土地税みたいなもんで、最初はそれなりに平等だったけど後々アラブ人以外のイスラムにもやっちゃうっていう
  10. イスラム教徒の男性は割礼をやるらしい。しかし、いつ割礼をやるかに関しては国や時代などによって異なり、「生後○日目」などはっきりとは決まってはいない。
    • ユダヤ教徒男児は生後8日後に割礼をせよ、と決められている。
    • イラク戦争前にイラクを旅したある日本人ジャーナリスト(当時29歳?)は目付役として同行していた現地の役人に「今から病院に行って割礼をやろう」と冗談交じりに言われたらしい。
  11. イスラム教徒御用達のコーラとして「メッカ・コーラ」というものがある。通称メック。メッコールではない。
    • チュニジア系フランス人の実業家が「コーラは飲みたいけど、米帝資本のはイヤダ」というムスリムが多い事に目をつけて商品化。中東圏では結構メジャーな飲み物。
    • ちなみに缶/ビンに「決してアルコールには混ぜないで下さい」との注意書きが印刷されている。
      • 「ザムザムコーラ」ってのもある。ちなみに1979年イラン革命後のイラン製。
        • 名称は聖地メッカにある聖なる泉にちなむ。
  12. イスラム教徒は来日すると戒律を破る者もいる。
    • 偶像崇拝か何かか?
    • ビール飲んだり、とんかつやトンコツラーメン食べたり・・イラン人に多い気がする。「神様は寛大だから後でちゃんと謝れば許してくれる」のだそうだ。
      • イラン人って一般人はかなり世俗的な所があるから
      • つーか、イラン人はどこかアラブ人を下に見ているところがあって、イスラム教もどこか便宜的に考えているふしがあるね。かつてゾロアスター教という自前の宗教を持ったことがあるせいだろうか。
    • 異教の地では一応見逃して貰える
      • アメリカでは「ここは自由の国だから」って豚肉食いまくったりするらしい。他教徒が言うのもなんだが、もうちょっとさあ…。
    • 豚肉加工品メーカー傘下のプロ野球球団で生計を立てているイラン系日本人選手もいる。
      • ダレだ?
      • もう日本国籍取っちゃったけど。
        • あの人最初からムスリムではなかったような気が・・・・・・
      • 2012年シーズンよりメジャーに移籍。
      • それは「ダルビッシュ有」のことだ。
  13. ポケットモンスターはタブー。
    • 理由1:ポケモンの醍醐味である進化だが、イスラムでは進化論が承認されていない。
      • 日本語だと色々と語弊があるだけで、本来は「変態」だって言えばいいのにね。
    • 理由2:ポケモンカードの交換は賭博扱い。
      • サウジアラビアだけね。
    • トルコでは大人気だったんじゃなかったっけ。
    • 理由3:ポケモンだけでなく、コンピュータゲームそのものが禁止されている。
      • イランには「25歳未満禁止」のレーティングまであるらしい。
  14. アラーの神や戒律のためなら、他宗教の信者の殺害や迫害も許される。
    • そのせいで、ムスリム全員がテロであるように扱われることもざら。
    • ただし「罪なき者を殺すのは人類全てを殺すことに等しい」という格言(?)もあるらしい。
    • そもそも過激派はイスラムの教えを全力で悪用し捻じ曲げている。
      • シリアへの渡航前に慌てて「バカでも分かるイスラム」などという入門書を読んだIS戦闘員もいたという記録がある。
  15. 禁酒で有名だが、イスラム国家でも酒を製造、販売している国がある。
    • トルコのように政教分離と世俗化が進んだ国では「ラク」という有名な蒸留酒もある。
      • オスマン帝国の一部スルタンやトルコ共和国の父アタチュルクも酒好きだった。
    • イスラム圏の詩では普通に酒や酔いが描写される。
      • イランでは「信仰に深く浸ることの比喩」として解釈されているらしい。
  16. 伝来が遅かったせいか日本ではあまり正確に理解されていない気がする。
    • 戦時中には米英との戦争にムスリムの力を使うため「イスラムを知ろう」という動きがそれなりにあった。
      • 当時の婦人雑誌に「大東亜共栄圏の建設に大きな役割を示す回教を理解しなければならない」という趣旨の記事が出ていたほど。
    • それでも最近は日本でもだんだんイスラム教徒やモスクが増えている。
      • 日本のモスクではインド風の神戸モスクとトルコ風の東京ジャーミイが双璧だと思う。
  17. この宗教を信じている人が食べていい食品には「ハラール」の表示がある。
    • 中東などムスリムが多い地域に食品を輸出する際にはこの認証を取っておくのが極めて有効。
    • 基準が世界一厳しいのは聖地があるサウジで2番目がなぜかマレーシア。
  18. シーア派とスンナ派に分かれる事が多い。
    • シーア派は戒律が緩くて、主にアリーの血筋を目指す宗派。
      • 主にイランがシーア派の国である。
    • スンナ派は、戒律が厳しく慣行を中心とする宗派。シーア派と異なり偶像崇拝は完全に禁止されている。
      • 主にペルシア湾岸諸国やサウジアラビア、トルコなどがこちらである。
        • 因みにダーイッシュ(ISIS)の戦闘員は、スンナ派が多い
    • スンナ派は日本ではなぜか「スンニ派」と表記されることが多い。
  19. イメージカラーは天国の庭園を想像させる緑。
  20. 古代ローマ以来の清潔好きを受け継いだ宗教といっても過言ではない。
    • 「体を清潔にしていることは信仰の半分を達成したに等しい」という言葉がある。
    • 礼拝前には手足を洗う必要がある。
  21. 天国の描写がキリスト教やユダヤ教と比べてやたら具体的。
  22. 現在のヨーロッパではもはや迫害対象。
    • 女性のスカーフ着用やミナレット(モスクの尖塔)建設を禁じている国もある。
  23. 聖地はサウジアラビアのメッカ、メディナ。それに継ぐ第三の聖地はエルサレム。第四は分かれているが、ハラール(エチオピア)か、ケロアン(チュニジア)となる。
  24. 日本でムスリム教の国で良いイメージが持たれやすいのはイランかトルコが多い。
    • イランはPARSTODAY。トルコはトルコの声があり、両放送ともフランスやドイツあたりのメディアより日本では人気が高い。

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