盛岡市
- 「日本の北京」と呼ばれるぐらい自転車が優先的。朝方になると、駅前の開運橋から自転車の車列が物凄い。
- マイカー族は、多少遠回りになろうとも朝の盛岡駅周辺には近づかない。
- 岩手大学は、自転車通学率が全国の大学で一番らしい。
- 盛岡体育館前も一高生、三高生、盛女生、岩大生がクロスするのでチャリの通過台数が多い。
- とある高校で毎年5月12日、生徒が裸踊りで市街を練り歩く。怖くて誰も止めたがらないらしい。
- 風物詩なので怖くは無い。「あぁ、こんな時期か」が正しい。
- その姿は「怖い」というより「異様」「寒そう」。
- 男子は裸踊りだが、女子は幼児コスプレ。
- そのゴールは、ある女子高らしい。授業を中断してキャーキャー見学するのがマナーらしい。
- 以前郵便局のあった位置にある女子高があり、そこも周回コースに入っていた。
- リアカーで野菜を売りに来るおばあさんがいる。
- 彼女の往来を止めてはならない。
- クラクションを鳴らしてはならない。
- 追い越しは危険。
- なぜか、映画館が多い。
- 「映画館通り」という映画館が並んでいる通りがある。
- トランシーバーおじさんがいる(盛岡では有名な人物。スキンヘッドで体格のいいおじさんで、よく大通や中央通、本町通で見かけるのだが、自転車に乗ってトランシーバー片手に怒鳴り散らしているのだ)
- トランシーバーおじさんのトランシーバーはラジコンのコントローラーらしい。
- 貧乏な都市のため、夜は街路灯少なく道が暗い。唯一明るいのは☆彡
- 意外に青森県より寒い。
- 札幌より寒いこともざら。
- 真冬になると市内全域がアイスリンクのようになる。
- 従って、盛岡のドライバーがダカールラリーで活躍する日もそう遠くない。
- なのに、屋内スケート場がある。しかも利用可能期間は冬季限定。夏はコンサート会場に変貌。
- 全面滑走可能のため、おしゃれなブーツより「スノトレ(スノートレッキングシューズ)」が売れている。
- バイクで走る際は、両足を路面について滑らせながらバランスを取る技術が必須。
- 車は4WDがベスト。それでも、滑るときは滑る。
- 本州一の寒さを記録した場所がある。
- 真冬日はザラ。
- 寒すぎて、一般的な「真冬日」の定義が通用しない。
- 1945年1月26日、旧玉山村藪川の記録。氷点下35.0度。冬の間は直射日光が差さない場所があるらしい。
- 観測地点が日陰っていうのもどうかと。
- 本州最北の地・藪川が合併で盛岡市玉山区になり戦々恐々。
- その上、田舎なのに政令指定都市みたいな「玉山区」って一体。
- 冬季間の凍結防止のためトイレは汲み取り式、という誤解が過去にあった。
- 真冬日はザラ。
- ありそうだが、「岩手川」という川はない。
- 岩手川は川の名前でなく盛岡の清酒の名前。そのCMは岩手県内のみで結構有名。
- 「岩手県民歌」とさえ言われる名歌。歌唱はダークダックス。
- 「八戸には負けていない!」と思っているが、新幹線の延長でいよいよ危機が迫っている。
- いわゆる「東京資本」は阻止し続けるが、急速に拡大を続ける「八戸資本」の流入には無頓着。
- 「県都盛岡」。謎のコトバだが、いちいち付けないと不安。
- 玉山村と合併した瞬間、「新県都」とか言い始めた。
- キャッチフレーズ「杜と水の都・盛岡」は過去によく使われたが、「杜の都」仙台の知名度が高いため、お蔵入りとなった感あり。
- あるアンケート調査で「東北の行って見たい祭りランキング」でTOP10に「さんさ踊り」が入らなかったため、主催者はアピール方法に危機感を感じている。
- 一般県民は、さんさ踊りは見て楽しむものではなく、参加してこそ楽しいという事を知っているので、当然だと思っている。
- 有名どころの「青森ねぶた」「秋田竿灯」「仙台七夕」。どさくさに紛れて「山形花笠」とともに無理矢理東北五大祭りにしてしまった。
- 日清UFOの東北夏祭りシリーズでカップ麺のふたに描かれている。
- 太鼓を叩きながら踊ることが奨励され「太鼓屋陰謀説」が囁かれたが、実際にやってみると楽しい事が分かり、真相の究明はなされないまま現在に至る。
- 過剰に豪華な厄年行事にも「ホテル陰謀説」がある。これも謎。
- 実はさんさ踊りは、以前はパレードなどせず、ひっそりと盆踊りとしておこなわれていたものだった。正直、昭和40年代は廃れていたし、春秋のお八幡様のお祭りのほうが大きかったのだ。
- だが、盛岡市まで東北新幹線が開通した際、(昭和58年ごろ)盛岡にも名物の祭りを作ろうとして、阿波踊りなどを模して行われたものである。
- もともとが、田んぼなどで輪踊りとして行われていたのをむりやり直進させてパレード化させたものである。だから随所に、踊りとして不整合な部分が存在する。正面からしかみない「ダンス化」されたものなので、もともとの盛岡人には違和感あると思う。
- 体験型観光施設「盛岡手づくり村」へ向う道はラブホが乱立。
- この名を「子作り街道」、一帯は「盛岡子づくり村」と囁かれる。
- 「子作り街道」は盛岡市と滝沢村の境界の盛岡側にあり、滝沢村は迷惑がっているらしい。
- 有名な幽霊屋敷がある。しかも複数。
- 安いので何度か売れているが、定住できた人はまだいない。
- 最近できたイオンが大ブーム。駅から遠いので、自転車で行けたら、クラスの人気者。
- 近くにある高校は除く。と言うか近くてうらやましいぞ!
- ついにイオン行きバスの運行が開始。
- 割れた大きな石の隙間から芽を出し、その隙間を押し広げつつ成長した銘木「石割桜」が有名。
- 同名のお菓子も結構有名。
- CMソングが流れると「メロン・バニラ・チョコ3つの味」というフレーズが脳裏に浮かぶ。
- 岩手県外に持っていくと予想以上に好評を得て、驚く。
- 同名のお菓子も結構有名。
- 盛岡人以外は、盛岡の旧名「不来方」が読めない。
- 正しく読むためには漢文で言うところの「返り点(レ点)」が必要。
- 高校の名前にもなっている。
- そんな名前の橋まで建造中。
- その意味するところはなんと「二度と来ない」。
- おそらく「岩手」の名の由来である「鬼が」悪さをしに来ないから来ているためかと…。
- 新・盛岡競馬場「OROパーク」が街から遠い。
- しかも滅多にレースはない。
- CMでは、風水で今年ラッキーなカラーを無理やりスーツにして宣伝しているコパが痛々しい。
- 最近は主なイベントがフリマになりつつある。
- 昔は「地方競馬の優等生」と呼ばれていた盛岡競馬だが、今ではこの競馬場を造ったときの借金で倒産寸前。交流GIが2つもあるのが余計に苦しいらしい。
- 市内南部の高校生(盛南、盛工、盛四、盛商、各女子高)は不来方高校生の電車占拠率に不満を持つ。
- 乗れないことがあるくらいひどい。
- それはまるで、終戦直後の買い出し列車状態。
- しかし殆どの電車が2両編成だから、JRやIGRもせめて4両以上で全ての電車を運行したほうがいいと思う。
- 大抵の小学校で、岩手山が校歌に織り込まれている。
- しかもほぼ全ての校庭にスキー練習のための山がある。
- 「さわや書店」は盛岡の知性。
- 店員お勧めの本をコメントつきで紹介している。
- 真向かいの「第一書店」も今や見る影なし。
- というか「第一書店」もう無くなってしまった。
- 「この町にもかつてロッテリアが存在したもんだ」という昔話が存在。
- 大通に「外資系ファッションビル」が存在した事実は風化。
- 歯医者選び放題。
- 市内の道路状況は袋小路と一方通行のオンパレード。中途半端な拡幅工事の爪あとが次々。
- 行きと帰りの道が一致しないことが多いらしい。バス停もそのとおり。
- 冬場、雪の降り始めは、①まだ冬タイヤに交換していないせっこぎ(怠け者)②実はアイスバーン運転が初体験のためスピン続出③寒くて普段なら自転車だが、車にするなどの理由で、信じられないぐらいの渋滞伝説が。この冬、上の橋から川久保まで3時間半という驚異的な記録が生まれている。
- 青山方面から行く前九年の坂道も、たった数百メートルの道だというのに一時間ほどかかってしまう日が多々ある。ちなみに歩けば10分程度である。
盛岡の市民性
- シャイなのかクールなのか、あいまい。
- あけすけに物を言う東京人は下品だと思っている。
- しかし同時に、それは「憧れの対象」でもある。
- むやみに試供品をもらう大阪人の感性が解せない。
- 本当は「言わなくても頂戴よ」と高い場所から思っている。
- しかも笑いのセンスは毒を含み、限りなく大阪に近い。
- 人との接し方は、京都テイスト。
- 「武士道」を匂わせる恥の意識が生きている。
- むやみにクラクションを鳴らすのは、非礼なことだと思っている。
- 慎ましき盛岡婦人は、人とすれ違うときに自転車を降りる。
- 横断歩道を渡る時、止まってくれた車の運転手に一礼するのは当然。
- 狭い道を渡る時、避けてくれた人に運転手が一礼するのは当然。
- 見知らぬ土地ならともかく、汚い格好で近所は歩けない。
- あけすけに物を言う東京人は下品だと思っている。
- 新しいもの好きだが、熱しにくく、冷めやすい。
- 新しい店には行列を作ってまで買い物に行くが、二ヶ月もして飽きれば閑古鳥が啼く。
- スタバが4店オープンしたが、結果的に残れたのは1店舗。
- それでも個人経営の喫茶店はなかなか潰れない。
- 絶えず店や内装の入替が出来れば、莫大な売上を達成することが可能な都市。
- プレゼントが頻繁に変わる「ミスド」の評価は非常に高く、盛岡ではもはや老舗の部類。4店舗が健在。
- 若い娘はフェザンやイオンに新しい店舗が入らないか、常に監視・待機している。
- ユニクロが盛岡に進出した折には、一時市内の交通機能が麻痺するほどの活況を呈した。
- 無印良品が盛岡に開店した折には、売れすぎて陳列棚がカラとなった。
- ささやかな三越盛岡店は、実はいつも盛況。
- 「やっぱり東京のデパートは違うわね」と思っている。
- 一万円の交通費をかけても、仙台に買い物に行くことを厭わない。
- さりげなく存在する「藤崎(仙台の老舗百貨店)」盛岡外商部の存在が気になっている。
- スーパーに行っても、あくまで野菜は農家直営「産直」で新鮮なものを安く買う。
- 生活にはシビアな市民の消費動向。
- 「米はおばぁちゃんから送られる」という向きも多い。
- 新しい店には行列を作ってまで買い物に行くが、二ヶ月もして飽きれば閑古鳥が啼く。
- 食通が多い。
- いくら安くても、米のまずい店には二度と行かない。
- 盛岡人にとって、佃煮をお歳暮にするということ自体想定の範囲外。
- 焼肉店の質が高いので、外来の焼肉店は苦戦を強いられる。
- 週末、ペットボトルを持って山村に湧水を汲みに行くことが立派な嗜みとして成立。
- セレブも認める非常に高水準な回転寿司が存在する。
- クチコミがマスコミ以上の力を発揮。
- BSやCS、ケーブルテレビへの依存度が高いので、もとより地上デジタル放送に対応するつもりは無い。
- ニュースで放送されない(できない)コア情報が、人づてに市内を駆け巡る。
- 未だに都南村最強伝説を唱える人がいる。
- 合併してなお、「都である盛岡」に都南と言う名が生きていることは驚異。
- 合併してなお、「都南地区」のみが盛岡市で唯一、紫波警察署管内である。
- 合併してなお、「都南地区」のみが旧盛岡市とはゴミの収集先が違う。
- 合併してなお、「都南地区」住民は住所を聞かれて「都南です」と答える。
- 旧来の盛岡市民にとって、都南とは「サティのあった町」という対外評価の対象。
- 矢巾町も紫波町も、旧来の盛岡市民にとっては「都南のほう」。
- 盛岡市教育委員会は、なぜか都南にある。
- やたら、語尾に「さ」「っけ」をつける。
- これまた、盛岡人は自覚していていない。
- 「さ」の用例は沖縄方言に近い。
- 盛岡弁には、過去完了や現在完了が確実に存在する。
- 「行かなきゃない」が方言だと知らない。
- 「居た?」は現在完了進行形の代表例。
- 「美味しいっけ」は、過去詠嘆・過去完了疑問形というアクロバチックな用法。
- 「おでってくなんせ」レベルの盛岡弁が使えると、もはや人間国宝。
- 65歳以上の盛岡市民(特に女性)には人間国宝がゴロゴロいる。
- 意外と市内の若年層は標準語を話すが「~行ったっけ」等ツメが甘い。
- プライドが高い。
- 謙遜はしてみるが、バカにされることが何より大嫌い。
- 東京など、主に都会の人間に評価されることが何より嬉しい。またそれは絶対基準になりうる。
- 同一県ながら県北部・沿岸部は「未知の国」という認識。
- 同一県ながら県南部は「宮城県のもの」という認識。
- 隣接自治体ながら「雫石町の半分は秋田県で出来ている」という確信。
- 「盛岡一極集中」、大変結構なことだと思います。
- 盛岡市民ではあるが、岩手県民だという意識は薄い。
- 「川徳」は、一つのステイタスである。
- 銀座にしかない「資生堂パーラー」が盛岡にあったのは、他でもなく川徳の功績である。
- この小都市に「フェラガモ」の店舗があるのは、川徳の偉業である。
- 店舗が無いのに「鶴屋吉信」の和菓子を置く川徳は、やはり気品が漂う。
- 岩手の最高学府は「盛岡第一高校」だと思っているふしがある。
- この高校を出ていれば、大学がどこだろうが問われない。
- そのため一高生以外の高校生は「頭がいいだけで生意気」とやっかみ半分の冷たい目で見る向きがある。
- 辞書の分厚い「白亜名簿」をOBの家には必ずある。盛岡で「一高」といえば盛岡一高。
- 転売防止のため、高校側から記名されている事もある。
- 野球応援となると在校生は相手へのヤジ、OBは勝手に応援と相手チームいらつくことこの上ない。
- この高校を出ていれば、大学がどこだろうが問われない。
- 共学校なのに女子しか居ない「盛岡第二高校」に疑問を呈さない。
- 県内で唯一、事実上の公立女子高である謎は「白梅だから」という一言でたちまち解決。
- 仙台以外の東北全般を「田舎」と一括して見下している。
- 熊もカモシカもオオタカも出るが、それでも盛岡は都会だと思っている。
- 環境先進県を標榜する岩手としては、野生動物との共存は当然だと考えている。いわんや盛岡をや。
- 最近ではついに「環境首都」とまで表明している岩手県の、首都気分。
- 偉大なる盛岡の先人なくして、今日の日本はないと感じている。
- しかし、それを深く学んだ記憶は全く無い。
- 盛岡の文化水準の高さを自負している。
- 盛岡は文学者揺籃の地である。
- ジャズ、クラシックバレエ、演劇、琴、男子体操は、盛岡のお家芸ぐらいに思っている。
- 盛岡競馬はギャンブルではなく、あくまでも「馬事文化」です。
- 豆腐消費量全国一の実績で、「県産大豆の地産地消」を家庭レベルで推進。
- 八幡宮祭礼で伝統の「音頭上げ」が出来る市長は一目置かれる。
- 「さんさ踊り」がパラパラやサンバの起源のような気がしてならない。
- 盛岡400年の歴史が、志波城から数えると1200年に及ぶことを最近知り、ますます有頂天。
- がしかし、志波城の歴史を語れる人間はほとんど居ない。
- 「前九年の役」が盛岡であった事実など想像だにしない。
- 町の名前、バス停留所の名前にもなってるのにね・・・。
- ごく一部の知識階層だけが、平泉文化の源流が盛岡にあることを語れる。
- 謙遜はしてみるが、バカにされることが何より大嫌い。
- 盛岡は常に「岩手県で一番」で然るべき、と信じている。
- 雫石町は、アルペンスキー世界選手権を共に成し遂げた「盟友」であり、心の宿だ。
- 一方「雫石には美人が多いけど豪雪地帯で大変ね」という同情。
- よって「盟友」とはいえ雫石に対する劣等感は微塵もない。
- 一方「雫石には美人が多いけど豪雪地帯で大変ね」という同情。
- 矢巾町は、今後盛岡広域圏のドル箱を抱える重要地域である。
- しかし「某大学」の矢巾移転計画はいかがなものか。→ああ、かかりつけじゃなくてよかった!
- 紫波町は、何となく暖かくていいところという蒙昧な意識で想像。
- 町民の視線が微妙に花巻市を向いているのが気になる。
- 合併に慎重な滝沢村にだけは、大きな壁を感じている。
- 今や盛岡の行事とされつつある滝沢発祥「チャグチャグ馬コ」の位置づけがきわどい。
- 盛岡の名を掲げる高校が二つも滝沢村内にある事実には、違和感。
- 盛岡市立の学校が二つも滝沢村内にある事実には、あまり触れたくない。
- 県立大学、やっぱり盛岡市にしておいたほうがいいんじゃないの?→はい、そう思います(元県職員)
- 盛岡大学、あれ盛岡市じゃ無かったの?→滝沢村です。
- 2店舗あったダイエーのうち大通店が閉鎖され、「ほぼ滝沢村」にある青山店に行くのが少し癪だ。
- 除雪技術だけは滝沢村にかなわないと思っている。
- 水沢、一関など「旧伊達藩由来の市」には一切関心が無い。
- 花巻空港がもっと盛岡寄りにあればいいのに、と思っている。
- 実は盛岡駅付近の土地に建設する予定があったが「土地が狭い」という理由で花巻に決定した。しかし最近「狭い」と言われた土地が大規模な開発で変わり始め、近々「イオン盛岡」の2つ目が建つ予定が。
- 敢えて言うなら、花巻空港とやらが「盛岡空港」でないのはおかしい。
- 北上などの新興都市に対し、冷ややかな薄ら笑いを浮かべる。
- しかし、飛ぶ鳥を落とす北上市の勢いにやっと危機感を感じ始めた。
- 自動車景気に沸く北上が、正直うらやましい。
- さくら野百貨店が髙島屋グループになったと知り、いよいよ焦燥感。
- 国見山廃寺の登場で、歴史まで語り始めた北上に、動揺が隠せない。
- 「北上なんて黒沢尻でしょ」という意味不明な侮蔑。
- 雫石町は、アルペンスキー世界選手権を共に成し遂げた「盟友」であり、心の宿だ。
- 東北新幹線は盛岡の生命線だと思っている。
- 県庁所在地以外に止まる価値を見出さない。
- 各駅停車の「やまびこ」など、もはや新幹線ではありません。
- 全席指定ノンストップ「はやて」こそが、真実の東北新幹線です。
- 「八戸に新幹線は要らない」というのが本音。
- 八戸開通後、八戸に行ったという知人を知らない。
- 東北新幹線は、やはり盛岡終着でないと寝過ごしたとき困る。
- 「秋田新幹線」? あれはあくまでも「在来線」ですけど何か?
- なお「秋田新幹線(盛岡~大曲間)」と「田沢湖線」は「単線」で共有してるため、田沢湖線のダイヤ編成は終わってる。都会の方には使用をお勧めしません。
- 県庁所在地以外に止まる価値を見出さない。
- 内心、宮城県仙台市には到底かなわないと感じている
- ただ、それを表立って表明することはタブー。
- なぜなら仙台に美人を供給しているのは盛岡、という自負がある。
- 仙台出身の女性には、つい余計な気をつかってしまう。
- しかも仙台に頭脳を提供しているのは盛岡、という自信がある。
- そもそも仙台弁より盛岡弁は綺麗、というのが統一見解。
- 東北地方でもっともきれいな方言は盛岡弁ですが、なにか?
- 盛岡弁を、尊敬表現の無い南東北の方言とは一緒にしてもらいたくない。
- 盛岡弁を、判読不能な青森や秋田の方言とは一緒にしてもらいたくない。
- なぜなら仙台に美人を供給しているのは盛岡、という自負がある。
- 子どもの頃、祖父母から「仙台人に対する手厳しい伝承」を一度は聞かされたことがある。
- それは「仙台衆の足跡にはペンペン草も生えない」というもの。
- 「ありゃ仙台衆(せんだいしゅ)のようだ」というのは、決してほめ言葉ではない。
- そのため、仙台に対して言葉にならない複雑な感情を抱いている。
- 営業先で、「おめはん南部だえんか伊達だえんか?」(あなたは南部藩地域の出身か、伊達藩地域の出身か?)と聞かれたら、大体、南部の出身だと言っておけば間違いは無い。「んだば買うじゃ、南部の人から」と、ニッコリされる。
- 「東北初、仙台市に先駆けて」というフレーズに弱い。
- 仙台に先駆けて「ヴァージン・メガ・ストア」が進出した事実は誇らしい。
- ヨドバシカメラの次の進出先は、やはり盛岡であるべき。
- 本当のところ、北東北三県という括りはありがたくない。
- あくまで東北全般から見て、仙台に次ぐ都市であるはず。
- 東北第二の都市は盛岡、と信じて疑わない。
- 人口が少なかろうがなんだろうが、盛岡が「北東北の中心」であることに異論を差し挟む余地は無い。
- もとより、それをデータで比較されることを望まない。
- 数で比較なんて田舎者の考えること。盛岡人は中身で勝負。
- 東北で人口6位の盛岡、そんなデータなど信じない。
- 子会社の本社を仙台ではなく盛岡に置いたイオンに、「よくやった」ぐらいに思っている。
- ただ、その場所についてはなんとなく複雑な心境。→ってどこだよ?
- 秋田にすらあるHMVが無いことを憂う。
- 青森にすらあるミニストップが無いことを憂う。
- 一関にセブンイレブンがあるのを知り、正直へこんだ。
- ただ、それを表立って表明することはタブー。
- 公の場では言わないが、シネコンは絶対必要だと思っている。
- その根拠は、「北上にあるものが盛岡にないのはおかしい」
- シネコンがどこにあればいいか、勝手にシミュレーションしてしまう。
- 「壬生義士伝」放映以来、会津の人々には共鳴するものがある。
- 秋田藩が幕末に盛岡藩を裏切ったことは忘れない。永遠に。
- 津軽が豊臣政権下で南部家を裏切ったことは子々孫々語り継ぐ。永遠に。
- 盛岡で「朝敵」「賊軍」はNGワード。
- 盛岡から見える岩手山こそ、最高の景観だと思っている。
- だからこそ、この景観を「表岩手」と呼び、安比高原辺りからみる景観を「裏岩手」と呼ばせて憚らない。
- 全国的に「盛岡」の知名度が低いことを知らない。
- 「さんさ踊り」は全国的にメジャーと思い込んでいる。
- 冬季、赤信号の交差点で滑り、止まれないことなど日常茶飯事。それを気に掛けない寛容さが市民性を形成している。
- 雪に嵌った他人の車を救うのは、人として当然だ。
- 車がないと生活そのものが出来ない、と考えている。
- 一家に車が3台あっても、無駄とは思わない。
- 環境・景観・水質。その保全が盛岡人のDNAに組み込まれている。
- が、その割に木は簡単に伐ってしまう傾向にある。
- 盛岡には森が多いから、木を伐ることに抵抗感が無いのか?
- 盛岡には海が無い為、北上川の草の無い川原部分でバーベキューをする。
- 緑豊かな中津川河畔でバーベキューをするということは、盛岡市民の良識に照らして絶対に認められない。
- 盛岡の小学生は、近年盛んな郷土教育で八戸や遠野との交流・学習を深めている。
- 八戸は盛岡の分家だという意識は、そう簡単には覆らない。
- 盛岡市民がシンパシーを感じるのは、京都と金沢。
- 江戸時代、関西や加賀から大挙移住があったという。そうした遺伝子レベルの作用か。
- 災害経験がほとんど無く、危機意識が低い。
- 「台風は盛岡へ来るまでにルート変更する」という経験の蓄積がある。
- 川が枯れたことが無いので「水不足」という言葉を実感できない。
- 火山が目の前にあるので、今さら何を、という感。
- 地震は震度4くらいまではあまり気にしない。
- 真冬の道路は、毎日が災害みたいなもの。
- 「鏡面仕上げ」の路面を見ても動じない。
- 「サハラ砂漠」と化した裏通りはオフロード車でGO。
- 冬に良く使う言葉は「てろてろ」。
- 「てろてろ」を越えると「でろでろ」と呼ぶ。
- 籾殻、稲藁が滑り止めに効くのは先祖伝来の知恵。
- あの悪路にして交通事故皆無のバス運転手はリスペクトされる。
- 意識していないが、実は山を崇拝している。
- 岩手山は存在そのものが「神」。
- 姫神山は間違いなく「ピラミッド」。
- 南昌山で天気を占うのは毎日の日課。
- 兜明神岳には宝物が埋められていると強く信じている。
- 登山はかなり命懸け。はっきり言っていつ死人が出てもおかしくないレベル。
- 岩山から見る夜景は、実態以上に盛岡が都会に見えるから好き。
- 北山と言う山の存在は知らないが、ここで連想する言葉は「祈り」だ。
- 関東平野などに行くと、山が無くて不安になる。(方角がつかめなくなるから)
- そして早池峰山は忘れ去られている。
- とりあえず、行くか行かないかは別として、HANJIRO本店が盛岡にあることを県外(主に首都圏)の人に自慢する。
- 「びっくりドンキー」発祥地が「大通ベル」だと知っている。
- 「ちゃぐちゃぐ馬っこ」の日は雨が降らないと信じている。
- 霧雨が降っていても大雨にはならないと信じているので、なにげに決行する。
- 終了後はルート上に馬糞が散乱。2~3日臭う。
- 霧雨が降っていても大雨にはならないと信じているので、なにげに決行する。
- 誰にも言わないが、川を愛している。
盛岡の食文化
- 麺類がやたら豊富である。
- 地元の人以外じゃじゃ麺とジャージャー麺を判別できない。
- じゃじゃ麺のチータンを知らない人は非国民
- チータンを飲まないということはあり得ない。
- じゃじゃ麺と鶏卵湯(チータンタン)の食し方は、盛岡市民として最低限知っておくべき作法とされている。
- 盛岡じゃじゃ麺とジャージャー麺を一緒にしてほしくない。
- 盛岡市民が県外でなにげに「じゃじゃ麺」を注文すると、予想もしない中華料理が出てきて我が目を疑う。
- 仙台でマヨネーズを入れて食べるじゃじゃ麺を出している店があるらしい。
- 盛岡発祥「盛岡冷麺」は、他県から人がどんどん押し寄せるくらい美味しいらしい。
- 「盛岡冷麺」に飽きたら「次は、じゃじゃ麺」という二段構えの作戦らしい。
- 「最期は、南部はっと鍋」の三段構えは失敗したらしい。
- わんこそばはあえて観光客に薦めるつもりは無い。
- 町のパン屋「福田パン」が全高校、スーパーに納品されている。
- 福田パンは見た目と名前と味の評判が一致しないらしい。
- 工場のそばに直売所があり、その場で好きなコッペパンサンドを作ってもらえる。
- 30近くのペースト、ジャムから選べる。勇気があれば「ピクルス・あん・バターパン・からし多め」なども作れる。
- 一番人気のあんバターのカロリーは1200キロカロリーほどあるらしい。
- もりおかの焼肉くまさんは大盛の店で有名。(ぜひ大盛の注文を)
- 厨川にできたお好み焼屋「道とん堀」が学生の間で大ブーム。道とん堀に行った次の日は自慢する。
- ファミレスの少ない盛岡。特に若者の外食市場を独占しているのはびっくりドンキー
- あのハンバーグは一応牛肉100パーセントと宣伝しているが、全体に占める肉含有率。実は40パーセントだ。
- 県内にはない「ドン・キホーテ」と混同する場合がある。関東以西の人が「ドンキで買ったもの」と聞くと、ハンバーグ屋にもいろいろ売っているんだなと感心する。
- びっくりドンキー発祥の地は盛岡。いつの間にか本社が札幌に移転。
- 親子三代で落ち着くファミレスと言えば、「南部家敷」だ。
- チェーン店の新規出店は盛岡が先であって欲しい(「すかいらーく」は県の端から出店してきたため「ガスト」が盛岡に来たのはつい最近)
- 「キッチンあべ」の理不尽な量の多さをこよなく愛する。
- 大カツカレーを一杯すべて食べきることは男の証。
- 藪川そばがおいしい。
- そばクッキーもある。
- 盛岡食堂は2店舗あるが、高松の池近くの店舗こそが本物。
- から揚げ定食を食べる時に口の中を切る恐れあり。
- 高島屋と言えば、デパートではなく「おしるこ」。
- 「機械仕掛けで動いてるんじゃないか?」とうわさされた名物お爺さん(オーナー)がいた。
- 団子屋が多い。
- ケーキコーナーに並んで団子コーナーが存在するスーパーも多数あり。
- 東京に行き、「しょうゆだんごください」といって、「みたらしだんご」が出てきて仰天した人は数多いはずだ。みたらしのあの甘いタレが許せない盛岡人は多い。
- 同じく、お茶もちがないのも悲しく思ったはずである。ちなみに、「おぢゃもぢ」と多少濁るのがマナーである。
- 「ごへいもち」とも言うらしいが、違う、絶対「お茶もち」だ。