もしオリンピックが○○だったら
廃止されたら
”現在のオリンピックは結果絶対主義、商業主義の横行で、クーベルタン男爵が提唱した基本理念から完全に逸脱している。いっそのことやめてしまえ!”ということになったら・・・・・・?
- 当然IOCは消滅する。
- 今以上に戦争の危険が高まる。オリンピックに”国家間の戦争の代償行為”という側面があるのは紛れも無い事実ですから・・・・・・
- 代わりにガンダムファイトが開催される。
- 陸上、水泳などのプロ化が大きく進行する。そうしないと生き残れないから。
- 競技別の世界選手権が盛り上がることは確実だと思いますが。
- フランス語が国際語としての威信を示す機会がまた一つ減る。
- 世界陸上の存在感が増す。
- アジア大会や国体なども廃止か?
- オリンピック関係に費用を割くことがない分、そのほかのスポーツに予算がいきわたる。
- 現実以上にFIFAワールドカップが盛り上がる。
- 近代五種辺りは競技としての存在感自体が無くなりそうだ。
- 古代オリンピックの概念に立ち返った「第2次近代オリンピック」の創設を目指す団体ができる。
- 廃止の理由は…開催費用が膨大になりすぎて手を挙げる国がなくなったからだろうか?
- もしオリンピックに使ってる金を全部世界の貧困対策に使ったらアフリカで餓死してる子供は12年以内に消える…のにやってないのは、アフリカの子供たちの命よりも先進国の人間の娯楽のほうが大事だから
毎年開催だったら
オリンピックは古代ギリシアの伝統にのっとり4年に1度開催されているが、もし、毎年開催されるようになったらどうか考えてみる。
- もちろん、今のような熾烈な招致争いはなくなり、無駄な宣伝費用はいらなくなる。
- まだ開催したことのない国でやるチャンスが広がる。
- それでも全国家で1回でもやる場合200年近くかかるんだよなぁ・・・スケールがデカい。
- 熱帯や、砂漠の国でも行われる。選手は調整が大変だ。
- そういう過酷な国の選手に勝利のチャンスが広がる。
- 五輪経済効果が毎年生まれるので、史実より世界が好況になる。
- 先進国だとどうしても横ばいになりそう。
- 頻度の増加により「オリンピック」というブランドの価値は落ちるはずなので好影響はそこまで大きくないのでは。
- どの選手も選手生命のピークに出場できるので、世代間の不公平がなくなる。
- そうでなくてもメダルを取るチャンスが4倍になる。
- 競技によっては毎年予選を行わなければならず、選手の負担が増える。
- このため、隔年とか何年かおきに開催する競技があらわれる。
- 逆に毎年全競技をやる必要がなければ、競技数を減らす必要はなくなり、レスリングも野球も復活する。
- 夏季冬季の隔年開催で毎年開催とごまかしそう。
- 春夏秋冬の4つを開催すればok。
- このため、隔年とか何年かおきに開催する競技があらわれる。
- あれっ、いいことばっかりじゃん!やろうよ♪
- ドラマはオリンピックがある夏クールは毎年視聴率低下・放送休止を危惧して穴埋めに使われる。
- おそらく民放放送の深夜アニメも。
- そのため夏クールに放送するアニメは独立UFHの枠を取りたがる。
- おそらく民放放送の深夜アニメも。
- おそらく「オリンピック」という名称は使えなくなる。
- 古代ギリシャの大会との重要な共通点である「4年に1度開催」という点が消滅するため。
- 夏季オリンピックの年から始まる4年間を指す「オリンピアード」という期間の単位が使えなくなりオリンピック・ムーブメントにかなりの影響が出る。
- 例えるなら「東京箱根間往復大学駅伝競走」の開催地が九州に変更されるようなもの。
- パリ・ダカールラリーは南米開催になってもこの名前のままだし、知名度云々を考えるとIOC(とスポンサー)がそう簡単にオリンピックの名を手放すことはないと思う。
- 例えるなら「東京箱根間往復大学駅伝競走」の開催地が九州に変更されるようなもの。
- 夏季オリンピックの年から始まる4年間を指す「オリンピアード」という期間の単位が使えなくなりオリンピック・ムーブメントにかなりの影響が出る。
- 聖火の使用も中止される。
- 女子選手の参加も冬季五輪の開催も、古代ギリシャ五輪の伝統にはなかったが認知された。毎年開催くらいではオリンピックの名称は無くさないと思われ。
- 無かったものを付け加えるのと元からあったものを変えるのでは意味合いが大きく違うはず。
- 古代ギリシャの大会との重要な共通点である「4年に1度開催」という点が消滅するため。
ドーピングが全面解禁されたら
- 向こう2大会ぐらいは旧東側諸国が各種目を席巻する。
- マラソンランナーの心配機能を向上させるために心臓をもう一個移植するなど、外科手術による肉体改造が問題視されるようになる。
- 大会中・大会直後に何人も亡くなる。
- このため、オリンピックに対す世間の目が冷たくなる。
- ベン・ジョンソンとマリオン・ジョーンズにメダルが返還される。
- 一方で室伏広治のアテネでの金メダルが取り消される。
- メジャーリーガーもオリンピックに参加している。
- 製薬会社にとっては新薬開発のための一大イベントに。
- 日本や韓国など実業団スポーツのある国では、選手団の大半が製薬会社所属の選手で占められる。
- デザイナーベイビーや強化人間が現れる。
- 先進国と後進国の差が出始め、戦争になる。
- ただし途上国同士でのどこか憂さ晴らしや八つ当たりにも似たような性質のもの。
- 女性アスリートはホルモン剤の投与によって男性としか思えないガッチリした体型になってしまい、人気がガタ落ちになる。
- ドーピング選手と非ドーピング選手にクラス分け。
- 世界記録もドーピングの有無に従って2種類存在するようになる。
- 冬季オリンピックでの日本選手団の不振脱却のため、選手に対して大量摂取が勧められる。
日本の地上波テレビで中継されなくなったら
オリンピックの放送権は大会を重ねるごとに景気の低迷にも反して高騰が続いており、放送局は頭を抱えています。現在、日本ではジャパンコンソーシアム方式で長きに渡って対応してきましたが、万が一それでも対応しきれずドロップアウトし、地上波放送ができなくなったら…
- スカパー!でほとんどの競技をカバー。
- サッカーやマラソンなどの注目競技のみ無料。それ以外はPPVに。
- 「スカパー!オリンピックライブ」の名で割引システムも登場。
- サッカーやマラソンなどの注目競技のみ無料。それ以外はPPVに。
- インターネット放送にも活路を求める。
- 当然低スペックPCではまともに見れない状態に・・・。
- 家電業界はスマートテレビをこれまで以上に売り込む。
- 有料放送も引けず、ネット環境もない人はニュースで結果を知るしかない。
- 出場する選手の士気も若干下がる。
- 全国各地でパブリックビューイングが開かれ、大盛況。
- 現地まで行こうとする人が増える。
- 地上波で中継されなくなっても衛星放送NHK-BSで見る。
- FIFAワールドカップやその他各競技の世界選手権の中継にも影響しそう。
- かえって日本国内におけるオリンピック招致熱が増していたと思われるだろう。
- 他の国でも似たような現象が起きた場合はIOCの財政状態が一気に悪化する。
- 現在のIOCの主な資金源は放映権料とスポンサー料。
金メダルが廃止されたら
- 優勝者に銀メダル、準優勝者に銅メダルが贈られる。
- 第1回オリンピックではそんな感じ。
- 金メダルが取れないので選手の競技意欲が減退する。
- ドーピングや不正が減る。
- 原因は金価格の高騰。
- 金メダルってオリンピックで授与されるものでさえもただのメッキだからもっと別の理由になると思う。
出場できるチャンスが一回だけだったら
- 一回出場したらメダルを取れなくてももう二度出られなくなる。
- 選手たちは必死になってメダル獲得にがんばるだろう。
- とうぜん○大会連続金メダルみたいなことはなくなる。
- オリンピックに出たことがない選手の出場チャンスが増える。
- 4年後に自国開催を控えている国の選手たちは、その前の大会に誰も出たがらなくなる。
- その国の選手団は長年機会に恵まれないまま選手寿命が近くなってしまった大ベテランばかりになる。
メダルが○位までだったら
1位のみ
- みんな優勝しか目指さなくなる。
- 2位も最下位も同じという考えが強くなる。
- 1人・1チームの実力が突出してる種目(ウサインボルト、吉田沙保里、2012年ロンドン五輪の内村航平など)はすごくつまらなくなる。
- 選手のモチベーションも低い。
- そういう競技でジャイアントキリングが起こったら盛り上がりがとんでもない事になる。
- メダル未獲得の国はかなり増える。
- 毎回メダルを取れる国も減る。
- 冬季オリンピックでは日本もメダル0の大会が出てくる。
- トリノ五輪の盛り上がりは史実以上で「メダルは1つだけ」と叩かれることはなく、一方バンクーバー五輪は盛り上がらず落胆の結果だった。
- 今以上に強豪国へのメダル数の偏りは大きくなる。
- 日本ではマイナー競技は銀・銅メダルでも注目度が上がるが、それがなくなるためマイナー競技の知名度が上がりにくくなる。
- ソルトレークシティ五輪の男子ショートトラックのスティーブン・ブラッドバリーは今以上に騒がれていた。
- 一方で他国の選手・メディアの落胆は史実以上に。
2位まで
- トーナメントで行われる競技は、3位決定戦は行われなくなる。
- FIFAワールドカップなどの3位決定戦もなく、「3位決定戦」という用語自体が存在しない。
- 2人・2チームの実力が突出してる種目はその2者による優勝争いしか注目度がなくなりつまらなくなる。
- ベルリンオリンピックの「友情のメダル」の逸話は無かった。
- 柔道は敗者復活戦がなくなるか、完全ダブルイリミネーション方式になる。
- 金メダル1人、銀メダル2人という現在とまた違った変則方式になっていた。
4位まで
- トーナメントで行われる競技は、準決勝(ベスト4)に進出すればその時点でメダル確定。
- 3位決定戦は行われてもモチベーションは今より低い。
- 結果的にトーナメント競技はメダルのハードルがかなり下がる。
5位まで
- トーナメントで行われる競技は、準々決勝敗退4者による5位決定戦が行われる。
- 陸上競技は決勝進出・入賞のラインが10位までに拡大されるかもしれない。
- メダルを獲得する国が少し増える。
- 実際はメダルを獲れない国は入賞も少ないのであまり変わらないかもしれない。
- 柔道は5位が2人になってメダリストは6人になる。
- ボクシングは準々決勝敗退4人が同時5位となってメダリストは8人になるか?
- たぶん、金メダリストに負けた方が上位って具合に規定されるのでは?
- ボクシングは準々決勝敗退4人が同時5位となってメダリストは8人になるか?
全員
- とりあえず参加者全員に渡すとなると、上位にはメダル以外の賞与も付加されているに違いない。
- メダルのサイズがコイン並みになる。
- それでもドーピングによる剥奪は存在する。
- 事実上剥奪枚数=ドーピング人数の指標になる。競技の重複があるから少し数値はズレるだろうけど。
メダルはどうする?
- 4位:ニッケルメダル
- 5位:鉄メダル
- もちろん、腐食防止のためステンレス加工
- 6位:セラミックメダル
- 7位:スズメダル
- 8位:アルミニウムメダル
- 9位:鉛メダル
- 10位:紙メダル
- 紙といっても、超豪華和紙加工
- あと、1位でも世界新記録だったら、金の代わりにプラチナメダルを授与する。
出場資格が原則U-23だったら
男子サッカーの出場資格は原則23歳以下であり、バスケットボールでも検討されています。
- 各競技ごとにオーバーエイジ枠を設ける。
- ユニバーシアードの存在価値が薄れる。
- オリンピックより各世界選手権の方が権威が大きくなる。
- 多くの選手にとっては「一生に一度の晴れ舞台」になりそう。
- 野球はメジャーリーガーが参加しやすくなるかもしれない。
- ワールドマスターズゲームズに一線級が流れる。
パラリンピックと統合されたら
- 当然ながらIOCとIPCの統合が大前提。
- パラリンピックの正式競技は全て「障害者部門」として統合される。
- 逆にゴールボールやボッチャのようにパラリンピックでしかやっていない競技にも一般部門が設けられる。
- マラソン辺りは一般・障害者共に同日開催でいけるかもしれない。
- 史実のパラリンピックでもあった健常者による詐称がドーピング並みの問題として扱われる。
- 日本では障害者部門の中継や報道が後回しにされることも一部で問題になりそう。
- オリンピックの期間が若干延びる。
賞金付き大会になったら
- おそらくIOCから入賞者に差を付けて授与される。
- さらに商業主義化が進む。
- ゴルフなどのプロ選手の出場意欲が高まる。
- メダルは無理でも入賞なら望めるであろう選手たちのモチベーションも高まる。特に普段の稼ぎが少なく貧困に喘ぐ選手ならなおさら。
- 各競技連盟の奨励制度にも影響が出る。