キュゥべえに契約を迫られたら

  1. 日本人はなんとなくで契約した。
    • その後、何も知らないまま魔法少女ライフを全うした。
      • PTA・人権保護団体・消費者庁・ワイドショー等が魔法少女契約に無理やり悲惨なイメージをつけて社会問題にしたが、当の本人達の認識とは大きなズレがあった。
        • 社会問題化したことで、かわいい見た目と巧妙な話術をあわせ持つキュゥべえはOTAKUにもYouTuberにもインスタグラマーにも大人気のキャラクターとなったが、数年のうちにブームは終わり忘れ去られた。
  2. ドイツ人は、契約する前に条件を細かく確認した。
    • 「聞かれなかったからさ」とは言わせない。
      • デメリットを回避して最大限の利益を引き出す方法や魔法少女契約の倫理について大論争となり、魔法少女やキュゥべえ達をそっちのけで議論に熱中した。
        • 面白がった人達がちゃっかりボードゲーム化して、エッセンシュピールに出品した。
  3. アメリカ人は、アメリカンドリームを夢見て契約した。
    • その後真実を知らされ、「話が違う」と訴訟を起こした。
  4. 北朝鮮人は、その日の食料を求めて契約した。
    • きっちりその日の分しか手に入らず、絶望した。
      • しかし、哀れな国民に情け深い将軍様が食料を一日分分け与えて下さったので、再度希望を取り戻した。
  5. 韓国芸能人は、美貌を得るためにこぞって契約した。
    • 真実を知った時、キュゥべえに謝罪と賠償を要求した。
    • 名前の時点でチョッパリの差し金だと理解して、とりあえず抗議し謝罪と賠償を請求。
      • しかし、既に得た利益は返還しないと主張した。
        • 芸能界のみならず街中に同じ顔と体型の人間が量産され、大変見分けがつきにくくなった。
          • 子供が生まれてきた際に彼女の夫は絶望した。
  6. 中国人は、とって食った。
    • いくらとってもまた出現するので、不思議がった。
      • 無限の食料が手に入ったと喜んだ。
        • こっそり牛や豚の肉と混ぜた加工食品を輸出したり未知の伝染病が発生したりして他国人に非難されたが、「わけがわからないよ」の一点張りであった。
  7. ヨハネスブルグでは、口を開く前に蜂の巣にされた。
  8. ロシア人は、大量のウォッカを要求した。
    • 酔っ払った末の凍死者が続出したので、暗い時勢を紛らわすためにさらに多くのウォッカを要求した。
  9. イギリス人は、未知の異星人であっても女王様と同じ時間にティータイムをとるよう繰り返し教育した。
    • 一部の上流階級は野蛮と批判されてきた動物の狩猟を完全にやめ、キュゥべえの狩猟を楽しみはじめた。
  10. フランス人は、契約する気はさらさらないのに議論のためにキュゥべえを呼び出して長時間拘束するので、キュゥべえに迷惑がられた。
    • まれに契約が成立しても、少女が少女でいるメリットがない国なので少女達は愛人がたくさんいる魔法熟女になることを望んだ。
  11. ギリシャ人は、国家財政をどうにかしてくれと頼んだ。
  12. イタリア人は、魔法少女になった女の子をとりあえずナンパした。
    • ナンパに抵抗した魔法少女からどれだけ大きな魔法をぶつけられたかが男の勲章になった。
  13. イスラム圏では、異星人であるとはいえ未婚の女性男を部屋に入れて会話をしたとして、契約の既遂未遂に関わらず少女達を糾弾したり処刑したりした。
    • その結果、この地区の担当インキュベーターは女性に変更せざるを得なくなった。
  14. モンゴル人はまだ馬に乗れない子供をキュゥべえの背中に乗せて草原を駆け回らせた。
  15. インド人は契約の前にキュゥべぇと踊り始めた。
  16. 喪黒福造とは契約の応酬になった。