スバールバル諸島
- 北極海にある絶海の孤島。
- 富士重工の車が走っているわけでも、谷村新司が熱唱しているわけでもない。
- もちろんライバルはダイハツのフェローという訳でもない。
- 英語ではスバールバード諸島。富士重工の車と日産の車のハイブリッドではない。
- 主島の名前から、スピッツベルゲン諸島とも呼ばれている。でも某ロックバンドがコンサートを開いたことはない。
- なおそのロックバンドのファンクラブの名前は「スピッツベルゲン」。
- スピッツベルゲンとは「尖った山々」という意味。
- 主島の名前から、スピッツベルゲン諸島とも呼ばれている。でも某ロックバンドがコンサートを開いたことはない。
- 北緯80度付近。極北の孤島だが無人島ではない。
- 人が定住する国と地域の中では、最も北にある(軍隊や研究者だけが駐留するところは除く)。
- なので勿論、世界最北の教会はここにある。
- 人が定住する国と地域の中では、最も北にある(軍隊や研究者だけが駐留するところは除く)。
- 古くから炭坑があることが知られており、昔から多くの国の係争地だった。
- 各国が採掘権争いなどでもめた結果今のような扱いに落ち着いた。
- あと1962年に事故が起きたのも関係あるかと。
- 各国が採掘権争いなどでもめた結果今のような扱いに落ち着いた。
- 一応はノルウェー領。実体は南極と同様にお出入り自由、治外法権である。
- スバールバル条約で規定されている。ちなみに日本も加盟しているので、だれでも行ける。
- ちなみに「経済活動も自由」なので、炭鉱を掘ろうが魚を捕ろうが自由である。
- ノルウェー本土からこの島に入る際には出入境審査が必要。
- やはりここも非武装地域だった。
- 町では「熊に注意」の看板があるが、ここでいう熊は北極熊である。
- ホッキョクグマがクルーズ船の船員を襲い射殺されたケースもあるので、無闇に近づいて刺激しないように。
- 近くの海底に旧ソ連の原潜が沈んでいて、放射能汚染が心配されている。
- そうでなくても、高緯度なので宇宙線が降り注ぎ、被曝量は多い。
- 気流に乗って環境汚染物質も流れ込んでくるらしい。地球の吹きだまり。
- この地の北極熊から高濃度のPCBが検出されたことがある。
- しかもそれらが影響してホッキョクグマの抗体を作るのを邪魔して、体が普通のより弱まったりしているらしい。
- この地の北極熊から高濃度のPCBが検出されたことがある。
- 現在、定住しているのはノルウェー人とロシア人。
- あとウクライナ人も多い。
- 「CAPCOMvs.SNK」のステージとして登場したことがある。
- 戦前は独自の通貨、切手を発行していたが、戦後は居留区ごとにノルウェー、ロシアのものが流通している。
- 双方の居留区の交流はあまりないらしい。
- ロシア人居留区バレンツブルクは、国際法上ノルウェー領なのに建物などの雰囲気はロシア(というかソ連)丸出し。
- レーニン像もあるらしい。
- 今はそれを売りにして観光地化しているとか。
- アクセスはノルウェー側からの定期便が一般的。
- 夏場にはモスクワからの便も飛ぶ。
- 第二次大戦ではドイツ軍がこっそり気象観測隊員を送り込んでいた。
- その隊員が大戦で最後(1945.9.4)に降伏したドイツ兵となったらしい。
- 気候変動や全面核戦争などから農作物の種子を守るための地下保管庫がある。
- 永久凍土を掘って作ったため停電しても種子は冷やされ保存が効く・・・とされている。
- しかも海面上昇してもある程度は大丈夫…らしい。
- 現代版ノアの方舟とも。
- 永久凍土を掘って作ったため停電しても種子は冷やされ保存が効く・・・とされている。
- 1872年に古い小屋で建物の鉛が溶け、17人のアザラシ猟師が中毒で亡くなるという出来事があった。
- 死因は最初壊血病とされ、死後も長らく無知だの不注意だのレッテルを貼られていたが、140年後に払拭された。
- しかも140年経っても普通に凍ったままの遺体があったりしたらしい。