戦国武将/ま~わ行

< 戦国武将
2009年8月27日 (木) 02:11時点における>Ryoによる版 (→‎毛利輝元)
ナビゲーションに移動 検索に移動

戦国武将

前田慶次郎

  1. 天下無双の傾奇者
  2. あまり資料が残っていないため大抵の創作物は『花の慶治』の影響を受けている。
    • 『慶治』じゃなくて『慶二』な。
      • 誰か突っ込んでよ。
    • 『花の慶次』の影響を排除したらしい大河ドラマ『利家とまつ』の慶次郎はヘタレすぎてすこぶる評判が悪い。
  3. 『花の慶次』では利家と反目したように描かれているが、実際には利長と仲が悪かったとか。
  4. 隆慶一郎氏の小説『一夢庵風流記』では、小田原攻めの後、秀吉の朝鮮半島出兵により、朝鮮半島で活躍する姿が描かれているが、『一夢庵風流記』の劇画版である『花の慶次』では、琉球に渡って活躍するというストーリーに改変されている。
    • いろいろ大人の配慮ってもんがあったんだろうなぁ。もともとの小説でさえ破天荒な話なのに漫画的にいろいろエスカレーションさせちゃってるし。
      • 集○社が余計な波風を怖れたとしか。
        • そこまで配慮していた○英社も、のち「ヒカルの碁」で波風に巻き込まれてしまうのでした。

前田利家

  1. いつもお腹をすかせている。
  2. いいかげん服を着ろ。
  3. 妻のまつには頭が上がらない。
  4. 加賀百万石の礎築いたのに…。
  5. 徳川と豊臣の間に入って緩衝役を務めてたが、没後に関ヶ原の合戦が起こった。

松永久秀

  1. 知名度の割には大河ドラマに主役として出たことはないが・・・まあしょうがないか。
    • 第一話の冒頭、三好長慶の下で地味な事務方を勤める冴えない中年男がふと漏らしたとんでもない野望「天下をこの手に…」、巻き込まれ人生を狂わせる群像、魔王との出会い、そして衝撃の結末へ…。確かに大河向きではないがなんか面白そうだな。
    • 井上靖が短編小説の主人公にはしている。いつでも利を求めて冷静だが、信長だけは心底嫌いだったために感情で動いてしまい、そのために亡びたということになっていた。
    • ドラマにするなら果心居士の登場も欠かせないかな。
  2. 性のHow to 本を書いた。
    • 要約すると、「大切なのは大きさじゃない、テクニックだ!」とのこと。
  3. あの信長相手に謀反(それも複数回)を起こしても許された。
    • 信長は久秀のことをとても買っていたらしい。
  4. 125才まで生きると公言していた。
    • 普通は1年で死ぬ鈴虫を複数年飼って観察し、普段の生活しだいで長寿を保てると考えていたらしい。なら謀反すんなよ。
  5. 日本で初めてクリスマスを理由に休戦を命じた、という珍エピソードがある。
  6. 後世の創作物などではものすごい悪人面なことが多いが、実際はかなりの美男子だったようだ。

水野勝成

  1. 「鬼日向」の異名を持つ徳川譜代の猛将。
    • 小牧・長久手の戦い、関ヶ原の戦い、大坂の役、島原の乱等では勇猛果敢ぶりを発揮して徳川に多大な戦果をもたらした。
      • その一方では命令無視して先陣を切る逸脱行為もあって、論功行賞では知行はほんの僅かの加増しかされなかった事も。
  2. 家康の従弟でもある。
  3. 若い頃には父親の怒りを買って勘当され、中国・九州地方を放浪し、現地の大名に仕えていた事もある。
  4. 大坂の役では剣豪宮本武蔵が客将として配下にいた。
    • 武蔵との間には親交があった。
  5. 相当破天荒な生き方をしながらも、88歳まで長生きした。

三好長慶

  1. 管領細川家の家臣から下克上で阿波・上方を治める大名にまで成り上がった。
  2. 一時は室町幕府を傀儡とする政権を作り上げたが、彼の死後、すぐに崩壊。
    • 松永久秀と三好三人衆が主導権を争って共倒れしてしまった。

三好義賢

  1. 通称「実休さん」
  2. 武将としての器量もさることながら、茶の湯や歌の道にも精通した一流の文化人。
  3. 合戦で戦死する直前、自らの死を予見するかのような歌を残している。

毛利隆元

  1. 元就の長男。謹厳実直、朴訥な人柄だった。
    • ほとんど自己主張しなかったそうだ。が、大内義隆が陶隆房に討たれた報を聞いた時は、「今こそ陶と戦うべき!」と強く主張。
    • 残された手紙を見ると、自己評価が低い、自分を卑下するような性格だったようだ。
  2. 大河ドラマでは暗殺されたことになっている。赤川殿…
  3. 幼少期、人質として大内義隆の下で育つ。その為義隆や陶隆房(晴賢)と男色関係にあったのではないか、と言われたりしている。
  4. 嫁さんは大内家重鎮内藤興盛の娘。大河ドラマでは慎ましく奥ゆかしい女性として描かれていた。
  5. 隆元が(ひっそりと)死去した後、毛利家の兵や物資の調達が急激に滞った。
    • 兵を出す国人衆や商人が口を揃えて言うことは、「隆元様が生きていたなら何とかするんですけどねえ」
    • 目立たないが、その存在がプラチナカード並みの信用を得ていた隆元さん。なくして分かるそのありがたみ。
    • 父・元就も「隆元が生きていた頃は心強かった…」と慨嘆。
      • 内政・財務能力に長けてた逸話の一つに…(例として領内の治水工事)始める前に、今で言う見積書を書かせ、実際にかかった費用との差額を出させている。それで残金が出ると「バカモノ!普通は『実際は見積もりよりいくら多くかかってしまいました』と報告するものだ!そして赤字を埋めるものだ!余りが出るという事はどこかで手抜きをしておるに相違ない!やり直して来い!」と怒ったそうだ。
        • それって隆景の逸話じゃなかったっけ?

毛利輝元

  1. 凡庸、無能と扱き下ろされているが、防長二国に押し込まれた後払底の財政を何とか持ち直した功績はもう少し評価してやっても良いんじゃないだろうか…。
  2. 領土を減らされた後は人事の大量刷新を行い、熊谷元直、吉見広長など反抗的な態度を取る家臣を粛清した。
  3. 大坂の陣の時豊臣方に密に援軍を送っていた。
  4. 息子の秀就は淫蕩、享楽に耽っていた駄目息子で、その躾に輝元は大変苦悩したようだ。
  5. 法名は宗瑞。
  6. この人が太田川の三角州の一番広い島に広島城を建てた。
    • 「広島」の名は毛利氏の先祖の大江広元になぞらえてつけられたらしい。
  7. 元就の遺訓や小早川隆景の助言に逆らって天下を争ったことで批判されているが、批判されるべきは「中途半端に争った」ことだろう。毛利が本気で戦うつもりがあれば、関ヶ原の結末はまったく違ったものになったはず。
    • 毛利の本軍4万が関ヶ原に参戦していれば、いや「毛利本軍がこちらへ向かっている」という情報が届いているだけでも、小早川秀秋は裏切れなかったと思われる。
      • …IFの話はいいよ…。そんなこと言ったら秀忠がまっすぐ関が原に向かってたらとか景勝が関東に攻め込んでたらとか佐竹がはっきり態度を決めてたらとか維新が伏見城に入城してたらとか際限なくなる。

毛利元就

  1. 本人よりも三本の矢が有名。
  2. 広島東洋カープ設立前の広島のヒーロー。
  3. 結構愚痴っぽい性格だったようだ。
  4. 息子は3人。それぞれ吉川家(きっかわけと読む)・小早川家(水軍の将)の養子に出し、長男に毛利本家を継がせて広い領土を安泰させた。
    • 正室との間には、な。側室との間には穂井田元清や毛利(小早川)秀包なんかもいて子だくさん。ちなみに長子隆元と(おそらく)末子の秀包との年齢差は40歳以上。秀包が生まれた時にはすでに隆元は鬼籍に。その時元就は御歳70。孫に当たる輝元がすでに元服・家督相続済み。すげぇよ元就…
  5. 彼にとっては四男元清以下の子息達は「虫けらの如き」存在だったらしい。
    • 四男以下は側妾の子なので、正妻の子であった元春や隆景を立て、なおかつ自分の死後四男以下の子を敵視せず保護してくれるように頼むため、こんな表現になった。
  6. 先祖は源頼朝の側近として有名な大江広元。

最上義光

  1. 意外といい人だったらしい。
  2. 後半生は可哀想だ。
  3. が大好物だった。
  4. 某週刊誌で善光と表記されてたが山形県民は不買運動を起こしてもいいのではなかろうか。
    • 読み方も「よしあき」だか「よしみつ」だか混乱するしなあ……。
      • 妹の義姫(伊達政宗の母)宛の手紙に、「よしあき」と平仮名で署名してあったので判明したとか。
    • 伊達政宗にとっては伯父。でも、伊達領を虎視眈々と狙う。
  5. 娘は豊臣秀次に嫁いでいたという理由だけでラリった太閤に処刑され、すれ違いから愛息を殺してしまい、死後10年も経たぬ内に藩は取り潰しの憂き目に会ったり、色々と気の毒な人。
    • 孫の義俊(よしとし)が家政紊乱を理由に、今でいう秋田へ転封食らったからなぁ。祖父としては「何て使えねぇ奴だ!」と嘆いただろう。

森蘭丸

  1. 正式の信長の秘書だが、何故か×××××な噂しか耳にしない。
  2. 本能寺の変で織田信長と同じく死んだが、あまり知られていない。
  3. 一般的には大河ドラマや創作物の影響で「信長の側近を務めた、中性的な顔立ちの美少年」というイメージがある。実際には父や兄同様ガタイの良い武将だったという。
  4. 本名不明。「長定」「長康」「成利」など諸説あり。
    • まだ元服前だったんじゃないか?との説もあり。
  5. 蘭姉ちゃんは彼の生まれ変わり。