NHK大河ドラマ/2010年代前半

< NHK大河ドラマ
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NHKNHKの番組大河ドラマ

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出演希望キャストの単純羅列(特に未放送作品)はおやめ下さい。

大河ドラマの噂

  1. 後半になると登場人物の多くが退場してクレジットが淋しいことに。
  2. 基本的にクレジットは縦書きだが、2006年の『功名が辻』以降横書きが多くなってる。
  3. 津川雅彦と西田敏行は一緒に出る事が多い。
  4. 脇役では石田太郎や寺田農、森田順平などが常連。
  5. メインキャストに選ばれる有名俳優との抱き合わせ、バーター出演も多い。
    • 脚本家との抱き合わせも多い。
  6. 各々の有力事務所や梨園の枠がある。
    • ここ数年歌舞伎役者が出ていない。歌舞伎座改築中のせい?
  7. 他の人物の逸話が主人公の手柄に「吸収」されることが多い。
    • 最近は主人公が歴史の「ナビゲーター」的な役割をしているのか、「そんなところにはおらんかっただろ」と思うことが多い。
  8. 歴史の「結果」を知っている後世の人間が脚本を手がけている為、主人公が歴史の推移を知悉している慧眼な人物として書かれることが多い。
    • 但し歴史の結果を知っているかのような未来人言動が目立つとげんなりさせられるものがある。
  9. 物語、ドラマという性質上、程度の差はあれど主役となる人物はそれなりに美化される。
  10. 「史実と違う!」と文句を付けてくるクレーマーが毎年いる。
    • だが、戦国時代の武将やその妻が(泰平の世を求めるのは分かるにしても)徹底して反戦主義なのはどうかとは思うが。自分の職業を否定してどうすんだよ。
      • 側室=愛人のような決め付けに関しても同様だろう。あの時代は家を後世に残していく事が重要だったので。
      • この「泰平の世」という言葉も2010年代に入ってからいささか濫発気味のようにも感じられる。戦国ものでは必ず入れなければならない暗黙のルールみたいなものでもあるのか。
  11. 『花の乱』や『北条時宗』の不振もあってか、題材となるのは殆ど戦国と幕末。
    • その幕末モノも、『篤姫』までは数字が取れない題材とされていたし、逆に数字が取りやすいと見た「平清盛」は散々な結果に終わった。
    • 結局は戦国が一番安定した数字が取れるからである。
  12. 大人の事情により朝鮮出兵で活躍した人物(島津義弘、鍋島直茂)が題材に選ばれるのは絶望的。
    • 実際島津義弘を2014年の大河ドラマに取り上げようとしたら竹島のごたごたで見送られたという話がある。
  13. NHKは「大地の子」を大河ドラマにしなかったのは大失敗だったと思っているに違いない。
  14. 姫様身分の女性は「妾(わらわ)」の一人称を使わない傾向にある。
  15. あちこちで「オラが街の英雄を大河ドラマに!」という運動がある。大河ドラマをプロモーションビデオかなにかと勘違いしているらしい。
    • まあ朝ドラ以上に町おこししやすいからね。知られることのなかった史跡がこれでクローズアップされるいい機会だし。
  16. 毎年、年始め~中頃にかけて週刊誌メディアにおいて新作に関しての叩き記事が恒例となっている。その内容は、脚本や演出から主演俳優の演技や共演者の人間関係(俳優の何某と何某が仲が悪くて現場の雰囲気を悪くしている等々)、歴史考証に視聴率といったものが取り上げられている。
    • モノによっては、「ちゃんと視た上で批判しているのか」と言いたくなるようなものもあるが。
    • 視聴率が伸び悩んでいる作品の場合は、サプライズゲスト投入やイケメン俳優や若手女優の入浴シーンを入れるといった事でテコ入れするといったような記事が載ったりもする。
      • サプライズゲスト投入はともかくも入浴シーンを求めるような大河ドラマファンはいるようには思えないが。
  17. 1年で約50話は長すぎで、途中で見飽きる。春・秋に約25話に分けてできないのか?
    • 1990年代のところにあるが、実は短く設定したことがある。しかし、結果は・・・お察し下さい。
    • 最近では2010年代に入ってからの視聴率が伸び悩んでいる理由として、1年通して毎週決まった時間にテレビで続き物のドラマを見る事が現代人のライフスタイルとは合わなくなっているといった事が挙げられていたりもする。
    • と言うかそもそも今の時代に1年丸ごと使って起承転結を描くドラマって、大河以外だとそれこそスーパー戦隊シリーズ仮面ライダーだけなんじゃなかろうか。
  18. 時代劇によくある『正義が悪者を倒す』タイプ以外の時代劇は大体、これを指す。
  19. 実は戦後史(昭和)も取り上げられた事がある。
  20. 実は『大和』以外の国も取り上げられた事がある。
  21. 年に一度は選挙番組によって7時台に時間が繰り上がる。
    • そうでない場合でもテロップがしばしば出る。毎回の事なんだからそろそろ日曜8時から移動すればいいのに。

作品年代別

2010年代の作品

龍馬伝(2010)

  1. また幕末…。
  2. 龍馬=福山雅治氏に決定らしい。
    • それでも死亡時の竜馬よりも年上。
    • チイ兄ちゃんが龍馬を演じる。あんちゃんも「新選組!」で龍馬役で出演している。
    • アクセントが土佐弁ではなく長崎弁であることが高知では逆に評判になったらしい。
  3. 三菱の祖・岩崎弥太郎の視点から龍馬を描くらしい。
    • とすると本宮ひろ志の「猛き黄金の国」みたいになりそうですな。
    • 実際やってみると「一年分」のエピソードを記者の「少し話を聞く」レベルで抑えれるのだろうか。
    • 岩崎弥太郎に香川照之氏…、って玉木宏現象か?
    • 汚い容姿のせいで、三菱からクレームが来た。
    • 色々と気の毒だ。
    • 汚すぎて香川照之が竹中直人に見える…
  4. 篤姫ではスルーされた乃至はあっさりとしか描かれなかった幕末の事件や事象はきちんとフォローされるのだろうか。
  5. この人たちが気にしていた武田鉄矢氏の配役は勝海舟に決まったようだ。
    • 博多なまりの勝海舟っすか……
    • これまでの役に比べて当人はすんなり受諾したのでは、氏曰く「あこがれの龍馬に先生と呼んでもらえる」とかなんとか。
  6. 大泉洋・・・。
    • 第7話だったかの初登場回、かなり長めの出演シーンがバッサリ切られたらしい。
  7. 第一話で初めてOPを見たときドラゴンボールかと思った。
  8. 暗殺シーンで当選確実の速報テロップが出て感動ぶち壊しに・・・。
    • しかも、その候補者は元三菱商事社員という何たる因縁・・・。
  9. 「煮込み豆」が何であるかが分かる。

江~姫たちの戦国~(2011)

ファイル:ogou.jpg
デフォルメしすぎ
  1. 主役は秀忠正室。
    • その名前について物議を醸し出しそうな予感。
      • 「お江」とするか「お江与」とするか、という意味?
        • 「お江」は「近江出身の姫」という意味(美濃生まれだった信長正室の「お濃」と同様)らしいので、本名かどうかわからない。「お江与」の出典はなんだっけ?
      • やはり公式HPで「よくある質問」になっていた。
  2. どうやら、主演は上野樹里に決定したようだ。
    • 上野はどちらかというと千姫っぽい。
  3. 秀忠は結局、ゲゲゲの向井理らしい。
    • こう言っては申し訳ないが、大河初出演であり時代劇経験がない向井に準主役をいきなり任せるというのはどうなんかと・・・。任せるとしてもこういうのは脇がいいところなのでは。勿論向井がドラマの役作りが上手いのは分かるが、現代物と時代物は別物であって。
    • しかしながら大名家の跡取り息子でありながら、家臣の前でゴロ寝して戦や武士は下らないと戯れ言を並べたり、父家康に対する不満を垂れてばかりいるそれこそ「中二病」めいたキャラを見ると、誰が演じてもダメだとしか思えなかった。
  4. 脚本家は篤姫と同じ人でしかもオリジナルストーリー。
    • 2匹目のドジョウ狙いとしか思えない。
    • 篤姫を思うと合戦シーンや政治的な動向が相当あっさりしたものかスルーされるものが出てくるように思われる。
    • 早くも「ファンタジー大河」「スイーツ(笑)大河」認定…。
      • いざ蓋を開けてみると、そう揶揄されても仕方ない出来のファンタジー大河が飛び出してしまった。お陰で評判は散々、視聴率はダダ下がり…。
        • あまりの酷さに戦国BASARA銀魂と比べられてしまう始末。そっちを実写化したほうがマシと言う声も
          • 今度は「コント大河」の声も。まさか北大路氏までコメディ要員にするとは…。
            • 脚本家が四半世紀前のバブル時代の価値観を引きずっているなんていう声も。女性キャラの上から目線的な態度だったり、男を戦好きの頭の悪い存在のように描いているような所を見ると。
            • 朝ドラ「てるてる家族」の、秋子姉ちゃんが江に、父ちゃんが秀吉にそのまま化けてしまったからねえ……。
      • 一昨年から一年おきでトンデモ戦国ドラマを見る事になろうとは・・・・・。
      • 「お花畑大河」とも揶揄されている。現代の反戦平和思想やら男女平等(それも女性優先)、恋愛至上主義をこれでもかと言わんばかりに盛り込んでしまっただけに。
        • 関ヶ原の戦いの前に家康から総大将を命じられた秀忠が「総大将なんて務まらない」なんて弱音を吐いた際に、奥方である江も「私も戦は嫌いなので一緒に徳川を出て百姓でもやりましょう」と言ったシーンには唖然とさせられるものしかなかった。
          • あの時代の百姓は戦になればそれに駆り出された筈なのだが・・・・・。但し上野・向井両氏は武家スタイルよりも百姓スタイルが似合っていたのには何とも・・・・・。
    • ただ、光秀が切腹によって最期を遂げたとか、信長が長政の髑髏を杯にしたのは「あれは噂」と一蹴したとか、意外と近年の史実研究を反映している面もあり、一概に「史実無視」とは言えないところ。さすがに清洲会議盗み聞きはやりすぎと思ったが。
    • 放送中に前作のゴーストライター疑惑が浮上するというシャレにならない事態が発生した。
  5. 激しい性格の人だったという見方が多いが、順応性が高く穏やかな性格(ただし姉を見殺しにするなど冷淡な一面も)だったという永井路子説も捨てがたい。どっちで来るだろう?
  6. 保科正之大河化運動をした人にとっては色んな意味でがっかり。
    • 浮気がばれそうになって子供の居なかった保科正光(正之の義父)に押し付けてるから。
    • お江与の没する年齢から酒井忠清が出てくるのは絶望的…おそらく知恵伊豆もモブだろう。
  7. 大河ドラマ・ストーリーのあらすじによると清洲城は三河にあるらしい。解説のページの地図では尾張に位置しているのだが…、清須市からクレームが来ないか心配。
    • 放送ではちゃんと「尾張」になっていた。
  8. 輿入れ直前の市に向かって秀吉が「お市の方様」と呼ぶシーンがあったが、婚儀前の主君の妹を「お方様」と呼ぶのだろうか、と違和感を覚えた。
    • 秀吉の調子の良さを強調したのかも知れないが…、
  9. 安土城天守完成時の江は7歳、本能寺の変の時の江は10歳、10に満たないうちから上野樹里が演じてしまった。
    • だが、年齢に応じて段階的に子役を起用すると、宮沢・水川・上野の3人の登場が相当遅くなる。反対にそれに対する批判(「上野樹里はいつになったら出てくるんだ?」)が出たらどうするんだろう?
  10. やたらと近江に家臣団の一員としている家康。そんなに国を留守にして武田対策は大丈夫?
  11. 本能寺の変のシーンは一昨年とはまた違う意味でトンデモ過ぎた。
    • 信長の今際の際に生霊となって信長の目前に現われるヒロインとか、そのヒロインが何故か家康の伊賀越えに同行してピンチに陥った際に信長が背後霊となってヒロインを助けるとは…。
  12. 秀吉が悪役。単に敵側だからというだけでなく、織田家乗っ取りの史実をちゃんと踏まえ、マンセー記述の太閤記を鵜呑みにはしていない。(その過程があんまし詳しく描かれなさそうではあるが…)
    • あの秀吉では魅力的な悪役というよりも、欲の皮が突っ張っている下種キャラにしか見えないのが何とも。あんなのが天下を統一する事になる事を思うと、どれだけ戦国時代を矮小化しているのか…。
  13. 東日本大震災で1週延期になった。この分はこれと「坂の上の雲」のどっちかが1話削られるのだろうか。それとも?
    • こっちが1話短縮でした。
  14. AKIRAふんする豊臣秀勝が、秀吉・秀長・秀次よりエラそうで、貫録十分に見えるのなぜなんだろう!?
    • しかしながら秀勝の最期の描き方はあまりにも酷すぎた。
      • 文禄の役に一軍の大将として朝鮮に出陣しながらも、自軍の兵士との諍いで斬られそうになった現地人を庇って斬られ、その傷が元で死亡するという展開に(史実では風土病に罹って死亡した筈なのだが)。
  15. 何だか江が徳川家に嫁いだ後は、「江 秀忠の女房」になりそうな気がする今日この頃である。
    • 普通にそうだろ。
  16. 宣伝ポスターが少女漫画チック
    • 少女マンガとしてコミカライズされてもいる
  17. 「戦は嫌」と口にするキャラは歴代の大河にも存在するが(当然本作のヒロインもそれを口にしている)、作品自体が「戦は嫌」オーラを相当濃厚に漂わせていたのは本作ぐらいだろうか。
    • 戦国時代を舞台にしながら、合戦シーンのカットはもとよりその時代の価値観を悪しきものと見なしているような節があった。
      • やはり朝鮮出兵は激しく省略。

平清盛(2012)

『KOBE de 清盛 2012』PR電車
ファイル:阪神9204.jpg
こちらは阪神の清盛PR電車
  1. 舞台が平安時代にまで遡るのは平将門が主人公だった「風と雲と虹と」以来だろうか。
    • 義経があるではないか。そこより少し前になるが。
  2. 今まで散々「アンチヒーロー」として描かれてきた平氏側にスポットを当てた作品との事。
    • 近年、平氏政権を「福原幕府」と呼んで、鎌倉幕府の先駆として積極的に評価する研究が出てきているので、それを反映したものになるのだろう。
  3. これもまたキャスティングで成否が分かれそうなところ。
    • 再度、渡清盛を見てみたい、と思うのは私だけか?
    • 松山ケンイチとのこと。
    • 「麿キャラ」目当てで見ている層もあったりして。
      • ステレオタイプ過ぎる公家は見ていてとても楽しかった。「あづまえびす」「へいしが倒れた」等
      • 「悪左府」こと藤原頼長を演じた山本耕史、その甥にあたる藤原基房を演じた細川茂樹の両氏は俳優のイメージとは似ても似つかない腹黒い公家キャラを演じていてそのギャップの大きさにはインパクトがあった。
        • この両氏に関しては、ヒーロー役やいい人キャラのイメージが強いため。
      • 公家の男色文化についても逃げずに描写していたりギリギリの冒険をしていた。
  4. 「画面が汚い」と兵庫県知事が文句を言ってきた。
    • ちなみに、画像がああいう風なのは『龍馬伝』も同じ(『江』は見ていないので知らない)。つまりこの知事さまは龍馬伝をまったく見ていないことを堂々と言っているようなもの。
    • さらにこの知事は「海が青くない!」とか言ったが、広島県知事かだれかに「瀬戸内海は青くないわ!」と言われてしまっている。
    • 画面が暗くて見づらいならともかく、汚いというだけで内容まで評価外にしようとする輩がやたら多かった。
  5. 天皇家を「王家」と呼ぶのはおかしい、と文句を言っている輩もいる。
    • 時代考証上は問題ないらしい。
  6. 内容はそれほど悪くないのに、昨今の低視聴率ドラマブームの流れに乗って視聴率大苦戦中。大河史上最低視聴率は必至の情勢。
    • やはり「時代が戦国時代じゃない」「主人公がマイナー」のダブルハンデは想像以上にきつかったか?
      • 清盛って知名度は抜群だけど、源氏と違って意外と「平家の偉い人」「源氏より先に偉くなった」「東大寺燃やした」「死ぬときの熱病がものすごかった」ぐらいの認知度しかなかったりするんじゃないかしら(私もそうだけど)。
      • 少年~青年期の清盛が野人のような小汚いビジュアルにただワーワー騒いでるだけの五月蠅すぎるキャラだった事で魅力が感じられなかったのが痛かったのではないだろうか。保元の乱以降は武家の棟梁らしくなっていって落ち着いて見られるようになっているのだが。
    • 6月の時点で、花の乱の持っていた平均視聴率最低記録(平均14.1%)を更新。もはや一桁を出す回が出てくるのは時間の問題である。
      • そして五輪期間中に大きく割り込み7%台…。
    • 低視聴率なのは前年の大河がアレだった事も影響してるはず。
    • その低視聴率のせいで、2013年のNHKの芸能部の人事は大きく荒れたらしい。かなりの人が地方局へ行くのだとか……
    • この低視聴率には、一説では、キャスト陣のギスギスした対立という楽屋裏事情が絡んでいるのだとか。
      • しかも、それ自体が、平家に滅ぼされた武将の呪いだとかなんとか。
    • 近年とみに美化される傾向の強い主人公キャラの暗部もきちんと描いた所は評価出来る点だと思えるが。
      • 放送終了から数年経った後でも再評価の声が出てくるあたり、10年後くらいには不遇な名作扱いされているかもしれない。
      • 同じく視聴率が振るわなかったがその内容を再評価された花の乱という前例もある。
  7. 義経役の神木隆之介は『義経』でも牛若丸をやってる。別の作品で同じ役しかも幼少期と青年期、こんなこと無いかと思ったが実は2例目だとか。
    • もう一例は『秀吉』で幼少期、『天地人』で青年期の石田三成を演じた小栗旬。
  8. 平氏=悪というイメージが日本に根強いのもマイナスだったか。何故か源氏=良い人というイメージが強いのも敗因
    • 終盤は平家物語まんまの展開になってしまったのが残念。もうちょいやりようがあったはず。

八重の桜(2013)

  1. また幕末…と思いきや、明治~大正~昭和にもかかわりそうな予感。
    • というより数え25歳で明治維新でその後に上洛してるから、メインどころはほぼ近代。
    • 実際には日露戦争前夜あたりの所で物語は終わっていた(ギリギリ20世紀に入った所か?)。
      • 八重は歴代大河の実在人物の主人公の中では最も長生きした人(享年86歳)となるのだが(準大河的な作品の「真田太平記」や「坂の上の雲」を除いて)、晩年までは描かれなかった。
  2. 同志社関係者にとっては朗報か?
  3. ジャンプスクエアでまさかのコミカライズ。
  4. 綾瀬はるかの会津弁に萌え。
    • 兄様(あんつぁま)の脱ぎっぷりに萌え。
  5. しかし視聴率や人気は「とんび」に負け気味らしい。まあ主演が勘助だし仕方ないとも言える。
  6. 福島弁が聞き取りづらすぎて、台詞が分からない箇所がいくつも存在する。
    • 地元会津の人からも言われる始末。でも字幕表示が出来ることを知らない人が意外と多いらしい。
    • 明治編からは西に加えて英語まで出てきた。
  7. 後半は戦争もないので、どうストーリーを水増しするかに期待が高まる。
    • どうやら会津戦争で後半開始を引き延ばす作戦の模様です。大河史上稀に見る鬱展開確実のストーリーに視聴者がついていけるかが問題…だと思う。
      • 会津戦争のシーンはトラウマになりそうな描写のオンパレードの気配がする。
  8. 新島八重でいいなら、津田梅子でもよかったんじゃね?
  9. まさかまさかの、坂本龍馬=「土佐の脱藩浪士」。まあ下手なキャスト置いてブーイング食らうよりかはよっぽど賢明な判断だと思う。出さないと話が成り立たないかと言われたら微妙だし。
  10. 女性主人公大河でここまで展開がシビアすぎるドラマというのも珍しいだろう。
    • 21世紀における女性主人公大河はある程度ライトタッチで殺伐感が薄められている傾向があったため。
      • しかしながら明治編に入ってからはライトタッチなエピソードも増えてきている。
    • むしろ、鶴ヶ城の戦いが始まるまでは実質男性主人公(覚馬あるいは容保)だった。
  11. 西島秀俊演じる山本覚馬はベストキャスティング。
    • 綾野剛演じる松平容保は写真に瓜二つ。
  12. 役名と演者の名前がうまい具合に被っているのは偶然だろうか。
  13. OPがどう見ても綾瀬はるかのプロモーションビデオ。
    • 明治編になってから一層ひどくなったような。
  14. 当初は「?」という声が大きかった吉川西郷どんがまさかの当たり役に。「天地人」の信長役に続いていい意味で期待を裏切ってくれた。
    • 小泉Jr.演じる徳川慶喜も当てはまると思う。何かと容保を翻弄させる姿は見ていて面白く感じられるものがあった。
  15. 終盤目立ちまくった徳富蘇峰。この人がこれだけ目立つドラマも珍しい。
    • 実際、なかなかすごい破天荒な人生の割に長生きした著名人だから、彼主体のドラマが作られてもおかしくないほど。
  16. 当初は「東日本大震災支援」を兼ねて福島をメインに据えて八重を取り扱ったというが、結果的に「同志社の・・・」になってしまっているような。
    • 逆に被災地域は会津に味方しなかった無情な藩として描かれ、イメージダウンさせられた。

軍師官兵衛(2014)

  1. また軍師ものかよ、と思ったが勘助からもう8年も経ってんだな。
  2. 2013年の大河が始まる前の段階で既に、関係自治体でサミットが開かれたらしい。
  3. 黒キャラなのか?本能寺の変は?朝鮮出兵は?キリシタンは?関ヶ原は?気になる点がありすぎる。
  4. 現在(11話終了時点)のところ実質的に「大河ドラマ 秀吉2~feauturing 黒田官兵衛~」だ。
    • 織田パートが無駄に丁寧すぎるような気がする。官兵衛主役だからもうちょっと播磨情勢主体でよかったと思う。
  5. 母里太兵衛(速水もこみち)の相撲のシーンでは「オリーブオイル体に塗ってるだろw」とネタにされた。
  6. 1クール経過した時点で官兵衛から軍師らしい思慮深さが見えず直情型のキャラに見えて他ならない。
    • しかも黒田家の当主で年齢も30代になっているにもかかわらず、腰が据わっているようにも見えなかったりする。
      • 戦国時代の武家の男子の30代となれば現代人以上に腰が据わっている印象があるのだが・・・・・。
        • どちらかと言えば吉川英治の官兵衛に近い熱血型ではある。
          • 幽閉事件を乗り超えて腹黒い風貌になった官兵衛、長政との対比でより光る
  7. 秀吉はともかく、竹中半兵衛(彼の場合はドラマの中盤あたりまでは副主人公キャラだが)、宇喜多直家、荒木村重、山中鹿介、安国寺恵瓊といった脇の人達の印象が強すぎて、主人公である官兵衛の影が薄く感じてしまう事がある。
  8. 国盗り物語で家康を演じた寺尾聰が41年ぶりに家康を演じた、竹中直人の秀吉といい、今回は懐かしいメンバーを揃える方向か?
  9. 戦国ものでは毎度のことだが、秀吉の落ちっぷりが激しい。
  10. 同時期にBSにて独眼竜政宗の再放送があった為、何かと比べられることが多かった
    • 特に両作品に登場している人物についてはよく比較された、秀吉に至っては雰囲気が違いすぎである。
  11. 官兵衛紀行では半兵衛の息子・重門について触れられたのに、本編では遂に登場はしなかった
    • 小六の息子である家政も登場しない、長政にとっては義理の兄であるのに不自然では…
      • 黒田八虎も黒田利則と黒田直之の二人は登場せず、何故兄弟の中で利高だけ出れたのか?

花燃ゆ(2015)

  1. また幕末→明治の女性もの…。
    • 八重の桜で散々仇敵扱いされた山口への配慮?と勘ぐってしまう。
      • 企画意図からして「大人の事情」が濃厚に思えてならない。
    • 『八重の桜』の逆バージョンという所だろうか。
      • ただ、とどのつまりにヒロインが群馬に行くところだけは、両作品とも共通している。
  2. タイトルだけを見ると、『花神』(この作品とはほとんど同じ時代だが)、『花の乱』、『山河燃ゆ』、『草燃える』といったものをミックスさせたように見えてしまう。
    • 『花神』で寺島忠三郎を演じた池田秀一が語り(ナレーション)で出演するようだ。
  3. 「吉田松陰の妹」と聞いて、「誰それ?」と思った人は少なからずいるのではないだろうか。
    • これだと「誰某の妹」、「誰某の姉」、「誰某の娘」といった偉人の近親者を主人公に、という感じで如何様にでも描けてしまうようにも思えてならなかったりする。
      • だとしたら何故松陰自身を主人公にしなかった?
        • 松陰「俺の妹がこんなに主役なわけがない」
        • 司馬遼太郎作品にも『世に棲む日日』という松陰を主人公にした作品があり、原作には困らないはずだが・・・・・。
    • そもそもドラマが始まるまでwikiさえ作られていなかった
      • 歴史的にはあまりにも残した功績が少ないため、同時期の朝ドラの「マッサン」の方が大河ドラマだと揶揄されることに
      • 「あさが来た」も。
      • 挙句の果てには他局の「天皇の料理番」も。
  4. 主役が井上真央だからか、幕末長州版F4が結成されることになった模様。
  5. 大河ドラマ史上初のゆるキャラ登場…どこへ進むつもりか?
  6. 久坂玄瑞に嫁いだ人なので当然玄瑞押しになるんでしょうなぁ。
    • 志半ばで死んだ秀才志士なのでどこまでも持ち上げられる。もし生きていれば今頃の日本はとかなんとか。
      • 「その志を継いで」あらゆる大立者にアドバイス。陰で日本を動かすという展開。
  7. キャッチコピーが「幕末男子の育て方」との事だが、乙女ゲームのように思えてならない。
    • しかもその系統のハーレムものの幕末版といった感じで・・・・・。
      • プロデューサーの「イケメン揃えました」発言など、よく悪くも女性狙いに徹している
      • ヒロインのやっている事といえばイケメン達のハートをつかむためのおにぎり・お菓子作りの印象しかない・・・・・。
        • 「不特定多数の男におにぎり握っている文よりも、夫の為に銃を握る八重の方がいい」という意見も…
  8. 今年は色んなキャスティングがある中で伊藤博文が劇団ひとりに…一体どうなる事やら。
  9. 平清盛を下回る視聴率を叩き出し、今後どこまで持ち直すか試される
  10. 女性主人公だけに恋愛描写が多く、前半の舞台が塾だけありホームドラマ臭が強い
    • 早くも来年の真田丸に期待する声も…
  11. 松下村塾が世界文化遺産に登録されたら、絶好のタイミング?での放送になるのかもしれない(2015年6月時点の記述です)
    • 富岡製糸場もあわせて世界遺産2つの力を借りているのに…。
  12. 「乃木坂46の主要メンバー10名が出演」という謎の作戦に出た。
    • 過去に「平清盛にAKB48総出演」という記事を掲載した虚構新聞は「誤報による謝罪」を回避したが、「かなり近い」という判断だった模様。
  13. 明治編に入るあたりから、大河ドラマファンにとっては悪夢としか言いようがない『天地人』の脚本家を投入させてしまった・・・・・。
    • 大奥編で鍛えられた視聴者にとってはなんてことはなかったかもしれない
  14. 幕末の大事件、桜田門外の変はテロップだけでバッサリカットされた。
    • なお井伊直弼役は高橋英樹が演じていた、この最後でいいのだろうか…
      • バァン
  15. 平清盛以下の平均視聴率を叩き出すという偉業を成し遂げた。
  16. 年末の紅白では一切触れられなかった、何もそこまで徹底せんでも…

真田丸(2016)

  1. 意外にも今回が大河ドラマ初主人公となる真田幸村
  2. 真田昌幸が真田幸村
  3. 早速BASARAが便乗するらしい。
  4. 「武田は滅びませぬ!」→「武田は滅びるぞ」
    • 「富士や浅間山が噴火せぬ限り武田は安泰です。」→48年ぶりに噴火
  5. 堺雅人(48歳)による10代の信繁の演技
    • 43歳な。
  6. まさかの声優出演。

おんな城主 直虎(2017)

  1. また女性もの…と思ったら、なるほど、そういう変化球があったか。
    • これ以前に井伊直虎=女性と知っていた人は歴史好き以外だったら無双かBASARAやってた人くらいだろうしなぁ。
      • 歴史秘話ヒストリでしばらく前にやってたよ。歴史物少女漫画主人公にありそうな人だなぁと思ったら、大河になるとは・・・
  2. 2年連続で戦国時代を舞台とした大河は何気に久しぶりである

関連項目

NHK大河ドラマ
~1980年代 1990年代 2000年代 2010年代前半 2010年代後半 2020年代
ファンの噂 偽モノの特徴 ベタの法則
もしあの人物が主役になるとしたら
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