ベタなヤンデレキャラの法則

2010年12月28日 (火) 20:46時点における>Constanceによる版
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法則

  1. 惚れている。それはもう、この上ないくらいに。
    • もともとはツンデレの派生亜種として誕生したと思われるが、「精神的に病んでいる」という狂気の要素が加わっている点が大きな特徴。
      • ツンデレ自体の定義があいまいなので、ヤンデレも曖昧と言えば曖昧。
        • ツンデレからの派生物でありながら、やはり独立するだけの価値のある属性。
          • 実は元から独立した属性としてあったのかも。近年ツンデレの派生物と位置付けられてしまったただけで。
        • 元々ツンデレと相反する概念だと思っていたんだが…
          • 相反はしないな。極端に行き過ぎた愛情が、相手や周りの思惑を振り切って突き進むわけで。
          • 進行性の病気みたいな面もあるけど、愛情表現の一種という意味では、ツンデレと同類項と見なせるはず。
            • 例えば嫉妬の感情は誰にでもあり、不機嫌になったりちょっと八つ当たりする程度はよくあること。
            • で、ツンデレラならある程度ですぐに発散する。ヤンデレラは内面に溜め込んで一気に爆発させるか、メラメラと燃やし続けるか二極化する、みたいな傾向があるとかね。
      • 対象となる相手への愛情の深さも病的。
        • DVを受けてる平気(?)な女性キャラもある意味当てはまってるかも、あくまでフィクションの世界では。(受け属性のヤンデレ?)
          • だってあんなに暴力を受けてるのに、その男の所に戻るんだから…異常すぎる。
            • 逃げる場所がない、逃げられない弱みがある、などのケースがあるでしょ。
          • DVを行う男性キャラは全員ヤンデレ?
            • それは違う。DVとは暴力によって優位に立つことだから。純粋に惚れてるかどうかが要点なので、ただ不純な理由で暴力的だったら、単に粗暴なだけ。
            • 自分の好意を相手に理解されなかったり、周囲に阻害された(と思い込む)ことによって攻撃性が引き出されることもある、ということ。そしてそれは必ずしも懸想相手とは限らない。
              • しかしラストフレンズの宗佑の行動は…(まあ、無理心中ではないから、まだマシなほう?)
  2. 一見したところ、おとなしくて健気。
    • 割と優等生なのに、目立たなくて「自分はモテない」と思い込んでるケースが多い。
    • 家事は一通りできるが、どこかしら尋常ではない奇行・蛮行が見え隠れする。
      • 家に招かれると、奇妙なモノや行動に遭遇する。しかも本人はまったく変に思っていない。違和感を覚える第一歩である。
    • 虐待を受けたり、十分な愛情を注がれないで育ったケースがある。
      • 愛情の注ぎ方がわからず、相手の気持ちを考えない一方的な行動を取るようになる。
      • この「悲劇性」と「一途(純真)さ」が大きな萌え要素・・・か?
        • その(ある意味)汚れの無い姿に何とも言えない「憐れみ」と「萌え」を覚える。
        • 要するに人間としての(心の)不完全さが健気に、或いは滑稽に映る。
    • 他人との距離の取りかたがわからず、極端から極端に走る傾向がある(例:私なんて誰からも必要とされない→私だけを見て!)。
  3. 恋に恋する夢見る少女。
    • と言えば聞こえはいいが、妄想と現実の区別がつかず、相手に自分の理想を押し付けようとする。
      • 相手が理想と違う行動を取ると、「○○君はそんなことしない!」と豹変する。
        • 「投影型依存」と言います。
  4. 「わたしが付いてないとダメなのね」
    • 生活の全てを管理しようとする。
    • 携帯メールのチェックは序の口。朝から晩まであらゆる行動を監視する。
    • 「揺り籠から墓場まで」
      • 甘いな。「前世から来世まで」
        • おしい、「前世でも来世でも
  5. 「私だけを見ててね」
    • 独占欲が強烈で、同級生や同僚の女と少し会話しただけでも怒り出す。
      • 攻撃はその女か、時に惚れてる相手にまで及ぶ。
        • ex)熱湯コーヒーをかける、怪我の手当てに見せかけて消毒液を大量にかけるなど。
        • ex)「そのハンカチ、汚らわしいから返さなくていいわ」
      • 黒化、ブラック化と呼ばれる。
    • 二人だけの世界こそ理想であり、例え母親や姉妹でも、他に女の存在はあってはならないらしい。
    • 生まれる前から結ばれる運命だったらしい。
    • 自分の中では絶対の真理なので、脳内で『邪魔するものはすべて悪』の公式が成り立つ。
  6. 男が逃げ出そうとすると監禁する。
    • 人の来ない山奥やシーズンオフのリゾート別荘地など。
      • 二人だけの世界に近付く者は実力で排除。
    • 足に重傷を負わせて逃げられなくする。
      • 動けなくなった男の世話をするのは幸福らしい。
    • まれにストックホルム症候群が起きる。ヤンデレに萌える人々は、これの一種なのだろうか。
  7. 極限まで高められた愛情表現は、無理心中である。
    • 単に自己中心的な暴力の結果ではなく、思い詰めた末に本当の二人だけの世界へ旅立つ儀式である。
    • 結果だけ見れば自己中心的な凶業なのだが、DQNなビッチとは過程が違う。
      • 頭が悪いわけではないので、きちんとした論理的な筋道がある。ただそれに他人の迷惑とか、社会的な倫理観という視点がないだけ。
        • なぜなら二人だけの世界に他者は存在しないため。
      • すなわち当の本人は、愛ゆえの拘束・傷害・殺人などの行為を悪いことだとは思っていない
  8. 大抵は物語の後半に『崩壊』を起こし、その後(精神的に)回復の方向へ。
    • ヤンデレラに真摯に向かい合って、理解し合うことができれば救われる。
    • 『初めは世話焼きの良い彼女→やきもち焼き→異常な嫉妬心→ヤンデレ発覚→崩壊→救済→介抱→めでたしめでたし』と、物語が谷状になっている。
    • その後は一見甘く幸せな日々を送ることになるが、本性を知った後なのでいつまたぶり返すかと気が気でなくなる。
  9. 他の女の所に逃げたりウソをついたりすると、悲劇的結末へまっしぐら。
    • 「嘘だッ!!」
    • 「だってあなたがいけないんじゃない(薄笑)」
      • 助けてくれようとした、または乗り換えようとした女の返り血で血まみれになりながら、光無く焦点の合わない目でユラリと近付いてくる。
      • 「大丈夫、悪い泥棒猫はもういないよ(猫なで声)」
      • 「でも許せないなぁ。なんですぐ悪い女に騙されちゃうのかなぁ・・・(頬が引きつる)」
      • 「・・・だから、これ以上悪い虫が着かないように・・・・・・してあげるね♪(にっこり)」
    • ミスリードによるバッドエンドで無い場合はヤンデレラが犠牲になる。
      • 火の海などが跡の残らないベタな最期の一例。
      • 「どうして・・・どうしてよぉ・・・何で私がこんな・・・きゃぁぁぁぁぁぁぁー!」
    • 逆に、本当のことを言ったり褒めたりするのも危険。
    • 勘が鋭い上に頭も良く、誘導尋問を仕掛けてくる。
      • 「今日外食してきたの?一人?」「・・・ああ、たまには一人でラーメンとか」「ウソね。財布の中身が減ってないわ」「ッ!?」
      • 序盤ではヤンデレの片鱗を見せながらも「あなたの事が心配だからっ(涙)!」「ゴメン、僕が悪かったよ・・・」。
      • 中盤「本当はあの女の手料理なんでしょう? 怒らないから言ってよ(にっこり)」「・・・あ、ああ、メシ作ってもらった」「へぇ、じゃあ吐き出しなさいよ。あの女の料理は毒なんだから。ほら、今ここで。洗面器持ってくるから(氷の目)」
      • 終盤「そっか、やっぱりあの女のところに行ったんだ・・・」「こ、断ったんだけど、どうしてもって言うから・・・」「いいの、ちゃんと満足するように食べさせてあげなかったわたしが悪いんだよね(にっこり)。でもこれからはわたしがちゃんと食べさせてあげるから、一生この家から出ないで」・・・キラリ(背中で何かが光る)
    • 五感、とりわけ嗅覚が異常なほど発達していて、他の女の匂いを敏感に嗅ぎ付ける。
  10. 凶器は刃物。
    • 包丁、ノコギリ。しかもピカピカに研いである。
    • 鈍器はあまり使われない。
      • たぶん顔や肉体が醜く潰れるのを忌避していると思われる。
        • 五寸釘とセットならかなづちとか。
      • その割には猟奇的になることもある。内臓をひきずりだしたり血しぶき噴き出しまくり。
        • 「生首にキス」と言う究極の(?)ハイライトを迎える有名な戯曲もある。
        • ライバルの女の○宮を開いて「中に誰もいませんよ。」
  11. あたり前だけれど、現実世界では患者さんかストーカーにしかならないので注意。
    • 境界性人格障害+妄想性人格障害ってとこかなぁ。
  12. 他の属性と比べて(ある種)最も芸術性の高い耽美的な世界。
    • 文学的な奥深さがある。
    • 人間のメンタルな部分にえぐりこんだ領域ですからねぇ。危険なんだけど引き込まれる、という部分は確かにある。
  13. キャラクターとしては、ほとんどが女性。
    • 男だと暴力に訴えるから面白くない。ゾクゾクするような怖さが感じられない。
      • 男でヤンデレ属性を付ける場合、大抵は線の細い温和な男子や純粋無垢なショタっ子などが選ばれる。
        • 大抵はホモ属性も一緒についてくる。正直怖さは女ヤンデレと大差ない。
  14. 中には実の妹なんてケースも。
    • この場合「結ばれてめでたし」という解決手段が使えないのでなおさらたちが悪い。

恐怖のヤンデレラ達

  • 明石薫(絶対可憐チルドレン)
  • アデル・ユーゴー(アデルの恋の物語)※実在の人物
  • 弥海砂(DEATH NOTE)
  • 綾小路咲夜(ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCDぎゃーーーっ!)
  • 岩下明美(学校であった怖い話)
  • 薄皮太夫(侍戦隊シンケンジャー)
  • エメロード(魔法騎士レイアース)
  • エリス(舞姫)
  • エルザ・デ・シーカ(GUNSLINGER GIRL)
  • 大倉都子(ときめきメモリアル4)
  • カチュア・パウエル (タクティクスオウガ)
  • 桂言葉(School Days)
    • ネット上で有名なフレーズ「Nice boat.」はこの人に由来する。
  • 加藤ジュリ(デジモンテイマーズ)
  • 神泉やす菜(かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜)
  • カミーユ・クローデル(カミーユ・クローデル)※実在の人物
  • カルヴィナ・クーランジュ(スーパーロボット大戦J)
    • 恋人が宿敵で傷心→ヤン→デレという経緯を辿る。仲間の協力もあったとはいえ、病んでる自分に自らけじめを付ける。
      • 冷静になって恋人と和解するというヤンデレらしからぬ行動をとるが、EDで恋人と心中しようとする。まぁ、正確には恋人が自らを犠牲にすると言うので「あなたが死ぬなら私も一緒に死ぬ!」と主張したのだが。
  • 木津千里(さよなら絶望先生)
  • 木之坂霧乃(Gift)
  • キャサリン・アーンショー(嵐が丘)
  • 清姫(道成寺、安珍と清姫)
  • 霧島翔子(バカとテストと召喚獣)
  • クインティ(クインティ)
    • 大好きなお兄ちゃん(主人公)が彼女のジェニーとばかり仲良くしていることに嫉妬し、主人公の兄3人を唆してジェニーを攫わせ、おまけに自身はラスボスとして登場。かのゲームフリークが世に送り出した、恐らくゲーム業界最古のヤンデレの1人。
  • 佐々井夕奈(銀色)
  • 佐藤良美(つよきす)
  • 水銀燈(ローゼンメイデン
  • 杉田鈴(略奪愛・アブない女)
  • 須永時子(芋虫)
  • 戦場ヶ原ひたぎ(化物語)
    • 作中で「ツンデレちゃん」と呼ばれるが、実際は十分ヤンデレラ。
  • 曽根瑠璃(吸血姫美夕 TV版)
  • 園崎詩音(ひぐらしのなく頃に
  • ダニー・ダンヴァース (レベッカ)
  • 椿(天地無用! in LOVE2 遙かなる想い)
  • 遠野秋葉(月姫)
    • ルートによるけど、特に翡翠ルートのヤンデレっぷりは半端じゃない。
  • ドライ=キャル・ディヴェンス(Phantomシリーズ)
  • ナオミ(弟切草)
  • 中川かのん(神のみぞ知るセカイ)
  • 中嶋敦子(マカロニほうれん荘)
  • 名取羽美(かってに改蔵)
  • 野々原渚(ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD)
  • 雛森桃(BLEACH)
  • ファイナ・S・篠崎(無限のリヴァイアス)
  • 芙蓉楓(SHUFFLE!)※アニメ版のみ
  • フリアエ (ドラッグオンドラグーン)
  • プリシラ(CLAYMORE)
  • プリシラ(ファイアーエムブレム 烈火の剣)
  • ヘラ(ギリシャ神話)
  • ベラルーシ(ヘタリア)
  • 槇村香(シティ・ハンター)
    • 一見するとツンデレだけど。
  • 宮村みやこ(ef-a fairy tale of the two)
  • メディア (ギリシャ神話)
  • メレ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
  • 山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)
    • ヤンデレのパイオニアと言われる。
      • 一途キャラへの回復の兆候がある。
  • 山本つぐみ(TUGUMI)
  • 六条御息所(源氏物語)

物言いが付いて、混じり気なしの純粋な(ベタな)ヤンデレラとは言えない疑いがある人。

  • 藍田美知留(ラスト・フレンズ)※受けヤンデレ
    • 流されてとか抵抗できなくてとかは違うから。相手が自殺したら自分もそいつに殉じるほどの覚悟や執着があるのかと。
  • 紺野珠美(ときめきメモリアルGS)
    • ターゲットはライバルである主人公。
  • 惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)
    • 日本代表のヤンデレラ。
    • アスカは精神を病んだけど恋愛は関係ないんじゃない?
    • て言うか誰に惚れて病んでんの? 加持? シンジだけはあり得んべ。
    • 加持は憧れで、シンジに惚れてるは公式設定(公式雑誌、声優発言、DVD22話追加シーンなど。女キャラで対シンジに唯一明確)。シンジへの激しい愛憎が病的な域なのも確か(強烈な独占欲、首絞めに頬撫でて殺されてもOK)。実はアプローチしてたが、シンジの曖昧な態度との温度差に傷ついたのも、精神病んだうちの一因でもあるので無縁でもない。
  • 竜宮レナ(ひぐらしのなく頃に)
    • レナはヤンデレでは無いのでは、罪滅ぼし編で暴走したのは、症候群と、鷹野三四の仕業である部分が多いです。
  • ロボ子(ドラえもん)
    • 行動だけ見ればそう思うかも知れんが、愛情ではなくプログラムで動いてるので、ヤンデレとは言えないだろ。

恐怖の偏愛サイコ野郎達

  • 及川宗佑(ラスト・フレンズ)
  • 玖渚友(戯言シリーズ)
    • いーちゃんと一緒なら宇宙も壊せるらしいし、いーちゃんの代用品である《仲間》へのあの扱いは異常。
      • いーちゃんがどんなことしても僕様ちゃんのものであれば大丈夫。《仲間》に関しては捨てたものも私のものなんだよね。
  • クリード=ディスケンス(BLACK CAT)
  • ケイスケ(咎狗の血)
  • 坂本ジュリエッタ(エアマスター)
  • 桜塚清史郎(TOKYO BABYLON,X)
  • セラヴィー(赤ずきんチャチャ)
    • 懸想相手の少女時代を模した人形を常に所持し、腹話術でしゃべらせて会話する(一人芝居)。
      • 犬男いわくセラヴィーは変態だそうな。
  • 勅使川原優(GTO)
  • デスサイズ(SDガンダムフォース)
  • トーマ(創聖のアクエリオン)
  • 白金=フェイスレス(からくりサーカス)
  • ハンニバル・レクター (ハンニバル)
  • ヒースクリフ(嵐が丘)
  • ヴィンセント=ナイトレイ(Pandora Hearts)
  • フレデリック・クレッグ (コレクター)
  • マオ(コードギアス 反逆のルルーシュ)
  • ユベル(遊戯王デュエルモンスターズGX)
  • レザード・ヴァレス (ヴァルキリープロファイル)
  • ロシア(ヘタリア)
    • ヤンデレの妹を恐れてるくせに、自分もヤンデレという珍しいパターン。
  • ロロ・ランペルージ(コードギアス 反逆のルルーシュ R2)

関連項目

トークに、ベタなヤンデレキャラの法則に関連する動画があります。