トルコと日本

  1. 親日であるが、日本の事を知らない人が多い。
    • トルコの学校では日本の事を「乏しい資源しかないが、高い技術力と教育水準で経済大国になった優秀な国」と教える。
      • それルーマニアじゃないの?
        • えっ、トルコではルーマニアの事をそのように教えてるのか。
          • ルーマニアで日本についてだろう。
      • 案外、間違いではないかもしれない。
        • 何はともあれ、トルコが超のつくほどの親日国であることは事実。関口知宏がNHK-BSの鉄道の旅で訪問した時も、現地のおっちゃん達に大歓迎されていた。
  2. 2002年のワールドカップ、トルコが日本を破ったがその後トルコを応援する日本人が多かったので、ますます親日的なトルコ人が増えた。
    • 江頭2:50は日本戦でもトルコを応援していた。
      • が、日本が負けると悲しそうな顔をしていた。
    • 結果韓国をぶちのめして3位になってくれたのでトルコ万々歳!(イタリー、スペイン、ポルトガル、ドイツも同意らしい。)
    • 2002年の日土試合後、イルハン・マンスズ選手が日本選手のツンツン赤毛をナデナデ(潰しているようにも見えたが)。
      • イルハン・マンスズは神戸Jリーグチームに一時移籍。しかし足の怪我を理由にすぐ退散。ドイツへ行く・・・。がっかり
      • 同じ時期にアルパイ・オザランも浦和に移籍したが、給水ボトルを蹴って退場など散々な面を見せて契約解除。
  3. 元々、トルコ人と日本人の祖先は同じで、東へ渡った民族が日本人になったと言う都市伝説的な話がある。
    • まぁ、モンゴロイド同士なんだからどこかで合流するのは確かなんだが。
      • モンゴロイドなの?
        • たぶんコーカソイドだと思う。
        • 小アジアの住民は元来コーカソイド。本来のトルコ民族はカザフスタンに見られるようにモンゴロイドだが、西に移住する過程で混血を繰り返した上に、コーカソイドが殆どの小アジアに進出したため今のトルコ人は大方コーカソイド。(さらにイスタンブールではバルカン諸民族の血が混じっているのでほぼ白人。)
  4. 1890年に和歌山沖で難破したトルコ船エルトゥールル号の乗員を地元民が救ったことが今に続く親日感情をもたらした。
    • エルトゥールル号事件は学校の自国の歴史の授業で必ず習う。で「以来、わが国と日本は歴史的な友好関係である」と綴っている。
      • 実はその後、腐敗しきっていたオスマン・トルコ帝国を当時の日本政府は信用せず、不平等条約を押し付けようとしたことがある。
      • しかも第一次世界大戦ではオスマン・トルコ帝国と日本とは敵国だった。
      • しかし、1924年に近代国家としてのトルコ共和国が成立すると、ロザンヌ条約を締結して国交樹立。
        • トルコ人曰く、日本とトルコは一度も戦争をしたことがないとのこと。まぁ直接武力衝突したことはないけど。
    • まあ、ノルマントンの直後だし、しかも同じ和歌山県沖だし。
    • 最近では日本の教科書にも載るらしい。
    • そのエルトゥールル号の逸話をもとに、エジプト出身の映画監督によるパンゲア・デイという企画で『日本がトルコを歌う』という映像が作られ、YouTubeに公開された。コメントではトルコ人達による賞賛の声が吹き荒れた。(参照:Imagine! Japan sings for Turkey)
  5. エルトゥールル号のお礼にイラン・イラク戦争前夜のイランに自国の航空機を派遣。在留日本人の脱出に協力した。
    • この事件について日本の某新聞は、「(派遣の理由は)近年の対トルコ経済援助の強化が影響しているのではないか」というピント外れと調査不足を自白する報道をした。
      • プロジェクトXでも取り上げられたが、エルトゥールル号のことは完全スルーだった。
        • さすがNHK。
        • NHKのスタッフ曰く、現場のトルコ人はエルトゥールル号のことを知らなかったので、わざと触れなかったらしい。
        • エルトゥールル号の件をスルーすると危険を顧みずに航空機を派遣した事の説明がつかないんだが、そんな理由でスルーするあたりはやっぱりNHK。
      • 一方でフジテレビのアンビリではきちんと取り上げた。腐ってもサンケイグループである。
    • イランが24時間以内に国外に出ないと外国人の安全を保障しないと宣告した事に対し、在イランの日本人は国外脱出を図るも、例によってドン臭い日本政府のせいでそれがままならない時に、「昔(沈没救助)のお礼だ」と言ってトルコから救助用の飛行機が飛んできた。
      • 遭難地に慰霊碑があり、5年ごとに慰霊祭が行われている。
    • 2011年の台風12号による紀伊半島水害でも、トルコ大使館が支援申し出。[1]
  6. 近代トルコ建国の父ケマル・アタチュルクは明治天皇を尊敬し(寝室に肖像画を飾っていた)日本を手本に産業の近代化を推し進めた。
    • そのおかげである程度の近代化には成功したが、軍や地主の勢力が強いといった、明治日本が抱えてた問題点も引き写してしまった。
      • 地主や軍部は、革命戦争当初からもっとも忠実なケマルの支持基盤だったため。近代化が進んで中産階級が育ち、相対的にそれらの影響力が減少してから解体しようとしたようだが、それまでアタチュルクの寿命がもたなかった、・・・残念。
    • 天皇という日本を体現、象徴した存在を知って、自らもそうなろうとした。彼の名言「私がトルコ(そのもの)だ!」というセリフもそこから生まれたのだろう。
  7. 一部のトルコ人学者によるとトルコの国旗と日本の国旗は「兄弟国の証」らしい。日本は白地に赤の太陽、トルコは赤地に白の月と星で、各々逆の配置だから。
    • でも「月と星」の方はイスラム教のシンボルじゃなかったけ?
      • それは誤解。今のトルコ国旗はトルコ共和国(政教分離)の国旗だから。ただ「国旗が兄弟国の証」というのは根拠ないんだけど。
      • トルコ国旗はオスマン帝国の国旗と大して変わらない
  8. かつて、ここから日本にやってきた青年が特殊浴場の名称を変更させた。
    • もし外国で風俗店が「ニッポン」とか呼ばれてたら腹たつよな。
      • でも日本人の場合そういう場面に遭遇すると絶対一度は行くよな。興味本位で。
    • この時に特殊浴場の名称を変更させた学生は、後に日本トルコ友好協会会長となり、協力した日本の議員は小池百合子だった。さらに業界でも「大使館」と言う店があったり、間違い電話が多かったりと困ってもいた。
    • 半島のあの国ではいまだにその名で呼んでいる。
    • 特殊浴場の組合が即座に名称変更した事も親日感情を強めた。
      • 逆に半島のあの国ではトルコ外務省が正式に「半島のあの国政府」に抗議したのにもかかわらず何もしなかったので、外交問題に発展。トルコでは一時期「韓国風呂」と呼ぼうという世論があったとか。個人的にはそういう名称にしてほしかった。
    • トルコを紹介した旅行ガイド「地球の歩き方」はなぜかタイトルが「トルコ」ではなく「イスタンブールとトルコの大地」となっているが、その辺が理由に違いない。
  9. 本音と建前、八方美人、断る時あいまいな返事をよしとする等、結構日本人と気質が似ている部分がある。
  10. 江頭2:50が劇場で全裸になり逮捕された。
    • そのことが原因でトルコ人が知っている日本人としてオノ・ヨーコに続いて第2位の認知度がある。
  11. 中国人?日本人?と聞かれ、中国人と答えると邪険にされる。日本人と答えるとたちまちフレンドリーになる。
    • なので朝鮮人は日本人を装う・・・・・・って世界中でそれやってるんか!
    • 装わなくてもトルコ人は朝鮮人にはフレンドリー。日本人と同じく同民族だと思っている。
    • 朝鮮戦争の際トルコは韓国に味方した。なので韓国にとっては兄弟国だからということで2002年W杯の準決勝は普通に観戦した。
      • トルコにとっちゃ共産党が大ッ嫌いだったからっていうだけの話だったんだけどね
      • 準決勝ではなく3位決定戦。敗退したチーム同士の戦いはどうしてもエキシビジョンムードが漂う。
    • もっとも中国人でもお金を落としてくれるお客様には変わりないので、表立っては邪険にはしないけど。
  12. トルコ風アイスが日本で有名だが、風味と味と原材料は日本風にアレンジ。
  13. ビーチサンダルが流行っており、「トーキョー」と現地では呼ばれている。
    • 半島人が「豚のひずめのようだ」と嘲笑した日本の草履が、現代ではビーチサンダルとして生まれ変わり世界中で愛される・・・本当に哀れな人たちです。
      • 「豚のひづめ」とか言われたのは足袋じゃなかったっけ?
  14. トルコのバスメーカー、テムザ社は三菱の合弁により設立。
    • 最近は自社開発車もラインアップ。
  15. ここ最近じゃ反日に移りつつあるとか。理由は柏崎市でトルコの建国者の像を横倒しのまんま放置してるから。本当に申し訳ない事と思うが、自分たちにできる事はないだろうか。
    • 署名活動なんかはあるよ
    • それ実は産経の飛ばし記事+トルコメディアの飛ばし記事の2段オチ。対日感情にほとんど影響してないそうで。[2][3][4] だからって銅像を放置プレイしていいわけじゃないんで、何とか移転実現して欲しいとは思うけど。
      • 2009年末に和歌山県串本町への移転決定。良かった良かった。
      • ケマル・アタテュルクはトルコの英雄で、トルコ国内では悪口を言っただけでも不敬罪で刑罰の対象になるくらい愛されてるからな。その英雄の像を倒れたまま放っておくんじゃ恨みを買うのも仕方ない・・・。
  16. 概して親日家が多い。やけになれなれしい。警戒してたら本当にただの「親切な人」だったりするのであなどれないうえに申し訳ない。もちろんツーリスト目当ての悪い人もいるから、警戒するに越したことはないけど。
  17. 実はトルコは長年ロシアからいじめられていたのだが、日露戦争で日本がロシアをやっつけてトルコをロシアの脅威から解放してあげたから、未だにトルコでは日本の評価が高いんだと。
    • 若い世代にとっては昔の事なので、特に親日的では無いらしい。
      • それでも一応気には留めてくれているそうだ。
    • 東郷平八郎にちなんだビールを売っている。
    • それだけじゃなくてエルトゥールル号事件の影響もあるんじゃない?
    • もっとも日露戦争で日本と戦ったロシア軍部隊の主力はトルコ系民族だったりするんだが・・・
    • 山本五十六、東郷平八郎も小学校の教科書に載っている。
    • 「トーゴー」という名前は当時そこらじゅうで流行したが先駆け的存在、らしい。
    • 実は、明治初頭の土露戦争の時、ロシア軍側に加勢してトルコと闘いロシアとルーマニアから表彰された日本人もいる。ブルガリアなどでは感謝されているらしい。[5]
  18. 日本人の彼女を持つ現地人が多数
    • トルコ放浪中に福岡・新座・伊勢崎在住の彼女を持つ現地人に遭遇した
    • 自国の女性と結婚するのはお金がかかる(結納金)、厳格な家庭で育った女性も多く婚前交渉など持っての他…で日本女性がモテるらしい
  19. 婚期を逃した日本人女性救済の地、国内ではモテナイ女性の遊び場としての地位をバブル期より堅持。その為日本人女性は尻軽と思われている。
    • 観光旅行の最中、旅行代理店のお兄ちゃんに口説かれそのまま同棲⇒結婚してしまった女性漫画家もいる。
      • 高橋由佳里さんね。作品「トルコで私も考えた」シリーズは面白い。
  20. ユセフ・トルコ。
  21. 物凄く根気強くて馴れ馴れしい物売りなのか善意100%のただの物凄く親切な人なのか、別れるその瞬間までわからない。判別法無し。
  22. ケバブ売りとしてアキバにトルコ人が多い。
    • 買おうとしたら中の人が居なくなってることもしばしば。
    • そういえば日本橋にもいたなぁ。
  23. 兼高かおるさんが「世界を旅なさって、いちばんいい国だと思われたのはどこですか」と訊かれ、「そりゃもうトルコ」と答えたのは有名。
    • 海外旅行が趣味の俺の母親も兼高さんと同じ答えだった。東洋・西洋・中東・エキゾチック・郷愁・古いもの・新しいもの・・・全てがトルコにはあるんだってさ。
  24. 1999年に起きたトルコ大地震復興に日本のこの地で使われた仮設住宅が一役買った。
    • いや、むしろ大ブーイングだった。日本の住宅は窓枠やら電気設備やら何から何までガラパゴス規格で、トルコでは使い物にならなかったらしい。
      • と、NHKが特集組んで日本のトルコ支援を批判した。しかしNHKの報道は一方的であり偏っているという反論もある。
  25. 日本では親日国として有名だが、現在では金払いの良い(時には法外なくらい)観光客だからという一面の方が強い。あと一部の引っ掛けやすい日本人の女の子のおかげも。ただ実際にはチキキとか言って目を吊り上げるまねしてバカにしてたりとかはよくある。しかも本人はそれが人種差別とか侮辱だとか気づいてない(言っても気にもしない)からタチが悪い。
    • そう?スルタンアフメットやグランバザールで日本語喋ってくる詐欺師連中以外は親切だと思うよ。カドゥキョイみたいな日本人が行かない地区に行ったら分かると思う。日本人相手とか関係なく、かもしれないけど。
  26. 実のところ中国に次ぐ反日国ではないかという世論調査のデータもある。まあどの程度実情が反映されているのか分からないけど。
  27. 国民感情はともかく、実は日系企業が弱い国の一つ。車もトヨタやホンダはほぼ皆無。下手したらドイツの方がよっぽど走ってる。
    • 十日ほどかけてトルコを回ったけど、そんなでもなかったぞ?見かける頻度で言えばフォルクスワーゲンが一番多くて、次にルノー、そして日本と欧州メーカー(トヨタ、ホンダ、日産、フィアット、ジープ、プジョーetc)が同じくらいって感じだった。地元EUのメーカー(主にドイツ、フランス)が強く、日本車を全くと言っていい程見ないヨーロッパにしてはむしろ多い方。